2014年09月04日

LED照明でスマホの盗撮を防止する技術

立命館大学は9月3日、理工学部電子情報工学科の熊木武志・講師の研究グループが、LED照明とスマートフォンのカメラの連携による盗撮防止システムのプロトタイプを開発したと発表した。

盗撮行為を制限するための手法としては、
「撮影時にシャッター音を鳴らす」
「端末の角度を検知して撮影を不可能にする」
「撮影禁止区域では撮影防止シールをレンズに貼る」
などがあるが、いずれも携帯端末単体での制御となり、直接的な対策には至っていない。

こうした背景の下、プライバシーを保護したい空間内で送信機(LED照明)と受信機(スマートフォン)の信号のやり取りを行い、カメラ撮影を制御する同システムが開発された。

具体的には、LED照明から発する光の照度の強弱を人に感知できない程度に変化させ、信号(照度)パターンを生成・送信する。
スマートフォンのカメラが可視光を受信した際に信号(照度)パターンを、スマートフォン内のアプリを用いて画素値を基に自動処理することで瞬時にパターンを識別してカメラ機能を停止させる。

同システムのLED照明を駅などの公共空間に導入し、専用アプリをスマートフォンなどの携帯端末に内蔵することにより、一定の空間内に人が入ると、携帯端末のカメラ機能を使えないようにすることが可能となる。

同技術を応用することでカメラ撮影に加え、その他の電源や音といったさまざま処理を制限も行えるという。

9月19日に、科学技術振興機構(JST)が主催する新技術説明会で、同システムの研究発表が行われる予定。

マイナビニュースより

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2014年05月17日

ゴーヤ先生と踊りも

京都府大山崎町の大山崎小で、室温を下げる効果のある「緑のカーテン」の出前授業があった。

4年生約100人が、プランターにゴーヤーの苗を植えたり、ゆるキャラ「ゴーヤ先生」とダンスを踊るなどして、地球温暖化問題を楽しく学んだ。

15日の授業では、カーテン作りを推進する福知山環境会議の加盟企業「エスペック」の土田真奈見さん(38)が、緑のカーテンの仕組みやゴーヤーの育て方を説明。
児童たちは校庭に移動し、「大きくなーれ」と声を掛けながら40苗を丁寧に植えた。

この後、振付師ラッキィ池田さん考案のダンスを「ゴーヤ先生」と一緒に踊った。
ゴーヤーの成長する様子や日光を浴びる姿を、元気いっぱいに表現していた

京都新聞より

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2014年03月12日

白メダカで被災地支援

熱帯魚や淡水魚を飼育している滋賀県大津市の伊香立中アクアリウム部が、繁殖させた白メダカを販売するなどして集めた募金を東日本大震災の遺児を支える団体に贈り続けている。

親を亡くした同世代の被災者を応援したいと「メダカ募金」を始めて3年。

同部は「小さな命が東北の子どもたちを勇気づける力に変わる」と信じている。


全国的にも珍しいアクアリウム部は2011年4月に発足。
エンゼルフィッシュやグッピー、クマノミなど20種約200匹を飼育している。
卵のふ化から稚魚の管理など魚の成長を通じて命の尊さを再確認し、水質や成育環境を研究している。

「メダカ募金」は自分たちにしかできない支援を、と発足直後から部員が企画した。
繁殖させた観賞用の白メダカを伊香立学区の地域文化祭など地域の催しで販売。
募金も合わせて3年間で寄せられた約13万円は震災遺児のケア施設「東北レインボーハウス」の建設を進めるあしなが育英会に届けた。

部長の2年大前晴仁君(14)と部員の2年和田知也君(14)は「自分たちの活動が被災地で役に立っているならうれしい」と話す。

同部の取り組みは12、13年と2年連続で青少年のボランティア活動を支援する「ボランティア・スピリット賞」(プルデンシャル生命など主催)にも選ばれた。

顧問の澤村幸夫教諭(49)は「震災を忘れないためにも活動を続け、『メダカ募金』に賛同してくれた人たちの思いも被災地に届けたい」と話す。

京都新聞より

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2014年02月18日

栽培学習のキット

サカタのタネは、教材メーカーの山崎教育システム(東京都東村山市)と共同で、培養土やビニール鉢、肥料などがセットになった栽培学習キットを開発した。

文部科学省が定める新学習指導要領で、植物の栽培が必修化されている中学校向けに販売する。

キットには一般的な植木鉢ではなく、利用後は可燃ごみに出せるというビニール鉢を使用。

ヤシの殻を原料とした水をかけると膨らむ圧縮タイプの培養土を採用するなど、環境面への配慮や軽量化にもつなげた。
希望小売価格は980円。
種は別売りだが、ミニトマトやハツカダイコンなど4種類の植物を選んで育てることができる。

山崎教育システムが受注と販売を担当。
20日から受注を始め、3月中旬から発送する。
初年度の売り上げ目標は約1千万円を計画。
今後も協業してよりコンパクトな栽培キットや電照機能付きのものなど、教材向けのラインアップを拡充する方針で、2017年度には売上高を5千万円まで拡大することを目指している。

神奈川新聞より

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2013年04月05日

「サッカーボールを磨く」イベント

大宮ロータリークラブと大宮アルディージャが3月31日、貧困の中で生活するブラジルの子どもたちにクラブで使ったボールを送る「エコ・ボールプロジェクト」として、ボールを磨くイベントを開いた。

開催は今年で5回目。
2008年に大宮アルディージャのスタッフがブラジル・サンパウロ郊外の貧困地区を訪れたことがきっかけ。

「同地区では、ボールを買 うことができない子どもたちが30人で一つのボールを使っていた。
それでもプロサッカー選手を目指して、真剣に、楽しんでボールを追いかけていた」

帰国後、大宮アルディージャの担当者と大宮ロータリークラブで何か支援ができないかと検討した結果、2009年から始まったのが「エコ・ボールプロジェクト」。
大宮アルディージャでその年に使ったボールを、子どもたちときれいに磨き、ブラジルの子どもたちに送っている。

今年のボール磨きには、震災の復興支援で交流のある釜石市の子どもたちも招待し、総勢80人と前日の試合にも出場した高橋、今井、富山の3選手と塚本アンバサダーが参加した。

大宮アルディージャの新クラブハウス「オレンジキューブ」に集まった子どもたちは、説明のスライドを見た後、早速ボールを磨いた。
この日は寒さのため室内での作業となったが、シーズンを通して使われたボール40個を、選手と一緒に一生懸命に磨いた。

参加した子どもの一人は「ブラジルの子どもたちに、ピカピカにしたボールで、たくさんサッカーをしてもらいたい」と話していた。

磨かれたボール40個は、ビブスとマーカーコーンと共に、サンパウロのロータリークラブを通して子どもたちに送られる予定。

大宮経済新聞より

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2012年10月04日

先進的科学技術体験合宿

科学技術振興機構と日本科学技術振興財団は、高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム「ウインター・サイエンスキャンプ」の参加者を募集している。

サイエンスキャンプは、夏期休業・冬期休業・春期休業の期間中、高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒が、最先端の科学技術を直接体験して学び合う科学技術体験合宿プログラム。

次代を担う青少年が、先進的な研究施設や実験装置がある研究現場で実体験し、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習指導を受けることにより、科学技術に対する興味・関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探究心、理数の才能等を育てることを目的としている。

山形大学有機エレクトロニクス研究センターによる「有機の光で照らしてみよう・有機ELを作る」、東北大学大学院工学研究科創造工学センターによる「レアメタルのリサイクル・携帯電話から金をとりだしてみよう」など、9会場でのサイエンスキャンプが予定されている。

また、より深く学びたいという意欲の高い人を対象とした、3泊4日の深化型プログラム「サイエンスキャンプDX」も実施しており、今冬は2大学が、それぞれ20名、24名の規模で工夫を凝らしたプログラムを提供する。

応募は、サイエンスキャンプ本部事務局のホームページからダウンロードした参加申込書に必要事項を記入して郵送。
サイエンスキャンプDXについては、参加申込書に加えて追加資料の提出が必要な場合がある。

RBB TODAYより

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2012年06月15日

「近江兄弟社小」に顕彰委員長賞

近江八幡市市井町の近江兄弟社小(武藤敬助校長、児童数174人)が11年前から手掛けてきた「兄弟社村ビオトープ」での活動が、11年度の日本ビオトープ協会顕彰の「顕彰委員長賞」に選ばれ、同小5年の岡田創暉君(11)がジュニアリーダー賞を受賞。

岩手県盛岡市で8日に開かれた総会で表彰され、「ダブル受賞」に輝いた。

「兄弟社村ビオトープ」は、琵琶湖の内湖・西の湖と北ノ庄沢の間にあり、近江兄弟社学園が運動場用地に取得した土地の一角に2001年から整備してきた。

広さ約1,000平方メートルで、取得時は荒れ放題の土地だったが、同校の児童や保護者らが池や森や畑を作り、多様な生態系空間に育てた。

秋にはドングリの実が採れ、カブトムシやクワガタも育つ「宝の森」や、水中生物の観察ができる池、夜には街の明かりが遮断され夜空の星も観察できるお椀型の集会場「星の観測所」なども設けられ、環境学習に最適の場所となっている。

昨年10年目を迎え、創設当初からアドバイスを受けていた日本ビオトープ協会のメンバーの勧めもあり、顕彰に応募したところ、長年の実績や取り組みの成果などが評価された。
岡田君は1年生の頃から積極的に参加、ビオトープ池のミジンコなどの研究などが評価されダブル受賞となった。

14日には受賞後初のビオトープでの活動を行った。
30度近い陽気の下、約2時間、全校児童が魚取りや生物の観察を行った。
長年指導に当たる田中文雄教諭は「ここはもともとホタルの名所でもあったので、いつかホタルも飛び交うような場所にしたい」と夢を語っている。

武藤校長は「11年間の取り組みが評価され大変ありがたい。今後はどう継続し守ってゆくかが課題だ」と語り、岡田君は「いろいろな微生物がいて楽しいところ。すばらしい生態系なので後輩たちにも引き継いでゆきたい」と語っていた。

同協会は2008年から全国で優れたビオトープ活動をしている企業や学校などを表彰している。
【斎藤和夫】

毎日新聞より

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2012年04月02日

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール

ブリヂストン、ブリヂストンサイクル、ブリヂストンスポーツは4月2日、「第9回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の入賞作品を決定し、ブリヂストン美術館(東京都中央区)で表彰式を行った。

日本に在住する小学6年生以下の子どもであれば、誰でも参加できるコンクール。

この取り組みの背景には、子どもたちが描く絵から自然への思いを感じ取り、今ある自然環境を未来の子どもたちに残していこうという環境保護の目的があり、2003年から毎年行われている。
しかし昨年は審査日の翌日に東日本大震災が発生したため、表彰式は行われなかった。

今回の絵画テーマは「いきものとわたしたち」で、2011年12月1日~1月31日の応募期間に3万3251点の作品が寄せられた。
その中から審査員特別賞を5点選出するとともに、受賞者を招いての表彰式を実施した。

また、ブリヂストンサイクル賞(10点)、ブリヂストンスポーツ賞(10点)、ブリヂストン賞(76点)の入賞作品も選出され、合計101点の入賞作品は同コンクール向けに提供された日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」にデザインされた。
このリーフは、4月3日から7月初旬まで本社ビル1階にあるショーウィンドー「コミュニケーションスペース」に展示され、その後、企業博物館「ブリヂストンTODAY」(東京都小平市)での展示も予定している。

今回の表彰式には、同社の取締役会長の荒川詔四氏をはじめ、漫画家のヒサ クニヒコ氏、ブリヂストン美術館館長の島田紀夫氏、日産自動車 グローバルコミュニケーション・CSR本部 CSR部 主担の菰田雄士氏らが参加。

荒川氏は表彰式の冒頭、「ブリヂストンは地球の環境問題に早くから目を向けて、環境を守るため一生懸命頑張ってきた。エコ絵画コンクールはこうした取り組みの1つとして9年前から始まり、皆さんが描いた生き物や自然を私たち大人がしっかり守っていきたいという思いを持って毎年開いている」と、コンクールの開催意義を受賞者に説明。

また、「毎年コンクールを楽しみにしており、今年も生き物や自然が活き活きと描かれている。皆さんのとても素晴らしい作品に感動した」「私たちブリヂストンは、皆さん1人1人が絵に描いたメッセージをしっかりと受け止め、美しい自然を守っていきたい。皆さんも絵に描いた思いをこれからもずっと大切にしていただきたい」と、企業として今後も積極的に自然環境の保護に務めることを誓うとともに、受賞者への願いを述べた。

 一方、ヒサ氏は「自然の中で暮らすというのは、実は優しいだけではない。自然とはある意味“怖いもの”“戦うもの”で、人間はそれを克服するために文明、家族、村、国、社会を作ってきた」とし、自然はときに人間の脅威になることを、昨年の東日本大震災で改めて思い知らされたと述べるとともに、「今回のような生き物をテーマとして絵を描くことで、身近な環境のことを考えるきっかけになったと思う」「(応募してくれたすべての人が)家族や友達についてなど、色々なことを考えたと思う。それが将来の日本の財産になるのではないか」と、同コンクールの意義について話していた。
【小林隆】

Impress Watchより

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2012年02月22日

大雪対策で中小の資金繰り支援

政府は21日開いた「第2回・大雪に関する関係閣僚会議」で、大雪の影響により経営が悪化した中小・零細企業に対する資金繰り支援などに取り組むことを決めた。

日本政策金融公庫が災害特別相談窓口を設け、大雪の被害の状況に応じた金融支援策を講じる。

資金供給を円滑にするため、信用保証協会による債務保証を通常とは別枠で受けられるようにする。

今回、自然災害で売上高などが減った中小企業を対象とする「セーフティネット保証4号」を適用。

前年同時期に比べ売上高が20%減った企業を同保証の対象にする。
さらに比較的低い金利で融資を受けられる災害復旧貸し付けを実施する。
また、中小企業関係団体や政府系金融機関に対し、中小企業者からの経営・金融相談に丁寧に対応して、融資制度の紹介などを行うように要請。
併せて、被害状況をきめ細かく把握できるようにしていく。

日刊工業新聞より

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2011年08月09日

科学の魅力知って

夏休み中の子どもたちに科学の魅力を知ってもらおうと、川崎市内の企業ミュージアムなどでさまざまなイベントが行われている。

夏休みの自由研究の課題として利用する親子連れも多いようだ。

幸区小向東芝町の東芝科学館では、今月27日まで工作教室や実験ショーなどのイベントをほぼ連日開催している。

8日はエコをテーマにしたマジックショーが行われた。

ペットボトルなどの廃棄物を瞬時にトイレットペーパーに変えるマジックや、節電にまつわるクイズなどが行われ、子どもたちは笑いや驚きとともに“エコ”に親しんでいた。

同館の担当者は「“理科離れ”が進む中で科学に少しでも興味を持ってもらえれば。
LED(発光ダイオード)など東芝製品と関連する技術などの質問にも応じているので、気軽に来館してほしい」と呼び掛けている。
10、11日には大学などと連携して気象実験やものづくりなどさまざまな体験を楽しめる「サイエンスフェスタ」が開かれる。

高津区坂戸のかながわサイエンスパーク(KSP)では20、21日、科学やものづくりの総合イベント「かわさきサイエンスチャレンジ」が開かれる。
エタノールで船を走らせたり、身近な材料を使って電池を作ったりするワークショップのほか、科学マジックショーなども行われる。

川崎区浮島町に今月オープンしたばかりの「かわさきエコ暮らし未来館」では、地球温暖化や再生可能エネルギーについて学べる施設。
同市地球環境推進室は「関心が高まっている分野でもあるので自由研究の題材としても見学してほしい」と呼び掛けている。


カナロコより

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2011年03月15日

日本昔話を朗読

石原さとみ、藤原竜也、船越英一郎などホリプロ所属タレントによる日本昔話の朗読動画がYouTubeのオフィシャルチャンネルにて公開されている。

東北地方太平洋沖地震の影響でテレビでは連日臨時ニュースが放映され、子ども番組が放映されなくなっているために立ち上がった被災者支援だ。

現在配信されているのは、同社所属タレントによる「よみきかせ日本昔ばなし」20数本。

堀義貴社長はツイッターで「被災地でYouTube視聴可能な方は、お子様に是非どうぞ」と動画URLを公開しており、リツイート、シェアなどによる拡散を希望している。

地震の影響でテレビの子ども番組などの編成に影 響が見られているための処置だ。


石原さとみ「そら豆とわらと炭」、市村正親「どろぼうのどろぼう」、藤原竜也「宝くらべ」、優香「海の水はなぜ塩からい」など数分~10数分のものがオフィシャルチャンネルにはアップされており、インターネットの接続環境があれば、誰でも楽しめるようになっている。

さらに堀社長は「今日の時点で、いくつかの復興支援策と、被災地への精神的応援策のプランが上がってきました」と今後も同種の企画を継続していく予定だ。

シネマトゥデイより

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2010年11月28日

即席ラーメンから環境問題学ぶ

京都府福知山市水内、大正小学校(新井敏之校長、380人)の5年生71人が26日、即席ラーメン作りから環境問題を学んだ。

市ガス水道部が企画し、地球温暖化など難しい問題が実際は自分たちの日常の生活に深くかかわっていること、身近なところから改善する努力ができることを知る環境セミナーとなった。

大阪ガスの社員3人が講師となり、初めに環境破壊が進む現状について説明。
そのあと各班に分かれてインスタントラーメンを作って、気づいたことを話しあった。

ラーメンの種類や鍋はどれがいいか、火力はどうかなど、より自然環境に負担がかからない方法を考えて選択。
各班で「カップ麺袋麺のどちらが環境にいいか」などを話しながら調理を進めた。

完成したラーメンをみんなで食べてからは、ゴミがどれくらい出たかを調査。
気づいたことなどを、1班ずつ用紙にまとめて発表した。

「調味料をしっかり残さず入れて、少しでもゴミを減らした」
「お湯を沸かすとき、鍋にふたをして早く沸騰するようにした」
など、さまざまな工夫が出された。


講師を務めた橋本純子さんは「環境の問題になると難しい話になるので、楽しみながら学べるように工夫しています。みんな喜んでやってくれたので良かったです」と話した。


両丹日日新聞より

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2010年10月21日

函館どんぐり銀行

子供たちに集めてもらったドングリで緑化を目指す「函館どんぐり銀行」を、函館市女性センター(同市東川町)が20日開設した。

たまったドングリの量に応じて缶バッジなどと交換できる趣向。

同センターでは、子供たちの遊び心とともにドングリが芽吹き、広葉樹の森が広がることを期待している。


どんぐり銀行は1993年に香川県で始まり、全国に広がった。
道内でも斜里町などで行われている。
広場や雑木林で集めたミズナラなどのドングリをセンターに持ち込むと、200㍉㍑のカップ1杯ごとに「10ドングリ(d)」として通帳に記帳される。

10dでオリジナルキャラクターの「ちーちゃん」がプリントされた缶バッジ、40dでキーホルダーなどがもらえる。
来年以降はドングリから育てた苗と交換することも計画している。

集まったドングリは職員が苗に育て、植樹に取り組む環境保護団体などに寄贈する。
広葉樹林が増えれば、ドングリを餌とするクマが町に下りて来なくなるとの期待もある。

「子どもたちが緑をはぐくむ心を持ち、それが森づくりにつながれば」と原田恵理子館長。
問い合わせは同センター(0138・23・4188)。
【近藤卓資】


毎日新聞より

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2010年10月18日

すごろく使いエコ学習

11月に日吉合同庁舎(川崎市幸区)に風力発電機が設置されるのを前に、地球温暖化などについて学ぼうと、同区の市立日吉小学校で環境学習教室が開かれた。

参加した4年生約125人は、エコをテーマにしたすごろくを楽しみながら理解を深めた。

幸区役所は、区内で環境に配慮した活動を行っており、学習教室はその一環。
この日は、市公害研究所とNPO法人環境サプリメント研究会が作成したすごろくを使って授業を行った。

すごろくの升には
「お風呂の残り湯は洗濯などに再利用しよう」
「お湯は電気ポットで保温せずに必要な時に沸かそう」
といったメッセージが書かれており、こまを進めると、エコについて学べる仕組みになっている。


子供たちは、さいころを振る度にメッセージを読み上げ、温暖化防止策を探った。
参加した女児(10)は「これまで無駄遣いをしていたけれど、ちょっとしたことで温暖化を防げると分かったので、これからは気を付けたい」と笑顔で話していた。


神奈川新聞より

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2010年09月05日

チーム沖縄、出前授業

太陽電池の秘める力と地球環境に果たす役割を伝えようと、県立南部工業高校と豊見城市立長嶺中学校の生徒らでつくるソーラーカーレースの「チーム沖縄」による出前授業が8月30日、西原町の琉球大学教育学部付属小学校体育館で行われた。

同小4年の児童112人が参加。
メンバーはソーラーカーについて「エネルギー使用量をいかに減らすかの取り組み」などと説明し、化石燃料に依存する社会からの転換を訴えた。

授業は児童らが理科の授業で習った「光電池」が、実際の社会でどう生かされているかを学ぶのが目的。

メンバーはソーラーバイクでの沖縄本島縦断や三重県の鈴鹿サーキットであったレースの成績、来年オーストラリアで開かれる世界大会に向けた取り組みを紹介した。

少ない馬力でも快適に走れるよう、軽量化や空気抵抗の削減に向けた地道な努力を説明すると、児童からは驚きの声が上がった。

南部工業技術部の金城孝作部長(2年)は「いつか自分たちが培った技術が将来を変えると信じている」と活動の可能性を語った。

児童を代表して平良瞭典君(10)は「生活を変えていくということと、夢に向かってチャレンジすることを忘れないことを学んだ」と感想を話した。

同チーム監督で、琉大教育学部の清水洋一教授は「これを契機に技術に興味を持ち、物作りに進む児童がいたらうれしい」と期待した。


琉球新報より

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2010年08月16日

科学施設で涼しさアップ


残暑が続くこの時期、涼しさを感じながら地球環境などをテーマに学べる、無料で予約なしの科学施設がオススメだ。

市民生活の生命線である水、常に氷に覆われた北極と南極などを“体験”すれば、うだるような暑さも吹き飛ぶはず。

まだ夏休みの自由研究のテーマを決めていない子供たちはもちろん、大人たちにとっても魅力あふれるスポットだ。


東京都水の科学館

東京・お台場にある東京都水の科学館は、普段何げなく接している水について学ぶことができる都水道局のPR施設。

6月1日に公設民営方式でリニューアルしたばかりで、子供たちの好奇心を刺激する展示や体験が人気を呼び、開館から2カ月間で3万人が来館。
夏休み中とあって連日多くの親子連れでにぎわう。

施設の目玉は、正面と左右、天井の4面のスクリーンに迫力ある映像が映し出される「アクア・トリップ~水のたびシアター」。
水源の森から各家庭に届くまでの水の旅を描いた約15分の番組は、映像に引き込まれていつの間にか自分が水滴となって旅をしているような感覚が新鮮だ。

最近おいしくなったといわれる水道水。
その高度浄水処理の仕組みをゲームで学ぶ展示や、真空実験で水の性質を学ぶコーナーなども充実している。
地下の本物の水道施設「有明給水所」を見学するガイドツアーもあり、楽しみながら水の大切さを体験できる。

南極・北極科学館

東京・立川の国立極地研究所には7月24日、南極・北極科学館がオープンした。
南極や北極で行っている観測や研究を広く知ってもらおうと、実際に極地で使われた観測機器や雪上車などを展示。
南極の氷や隕石(いんせき)に触れるコーナーもある。
南極・昭和基地で観測されているオーロラの映像中継や、貴重な観測映像を編集して直径4㍍の全天ドームスクリーンに投影するオーロラシアターは涼感も抜群だ。


8月は夏休みの特別企画として南極の氷を使った実験を1日2回実施。
水をかけて氷の中に閉じこめられた数万年前の空気が溶け出す音を聞いた昭島市の小学2年、伊東輝(あきら)君(7)は「空気が氷の中にぎゅっと詰まっているのがよく分かった。
まるで本当の南極にいるみたい」と目を輝かせていた。


小惑星探査機「はやぶさ」の帰還で宇宙への関心が高まっている中、宇宙を間近に感じることができる科学館も人気だ。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センターでは、平成15年度に開始した施設案内ツアーに全国から多くの見学者が訪れ、7月には累計8万人を突破。
併設の宇宙科学技術館はロケット打ち上げシアターが迫力満点で、大画面と大音響でロケット打ち上げの臨場感を味わえる。
宇宙開発におけるさまざまな研究分野について、実物大モデルやゲームなどで学ぶこともできる。

八ケ岳の麓で最新の研究を行う国立天文台野辺山では21日、年に1度の特別公開を実施。
普段の見学コースでは見ることができない宇宙や太陽の電波観測の様子、直径45㍍の巨大な電波望遠鏡に直接触れられる。

この日は最新の観測成果の発表・展示、特別講演会、ライブコンサート、電気工作教室などさまざまな催しが盛りだくさんだ。
【太田浩信】


【東京都水の科学館】
東京都江東区有明3の1の8。
(電)03・3528・2366。
午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。
月曜休館(月曜が休日の場合は翌日)。


【南極・北極科学館】
東京都立川市緑町10の3。
(電)042・512・0910。
午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。
日・月曜日、祝日は休館。


【種子島宇宙センター】
鹿児島県南種子町茎永(くきなが)。
(電)0997・26・2111。
宇宙科学技術館は
午前9時半~午後5時(8月は午後5時 半まで)
月曜休館(月曜が休日の場合は翌日、8月は原則無休)。
センターの施設案内ツアーは事前予約制((電)0997・26・9244)。


【国立天文台野辺山】
長野県南牧村野辺山462の2。
(電)0267・98・4300。
午前8時半~午後5時。
21日の特別公開は午前9時半~午後4時(入場は午後3時半まで)。
当日はJR野辺山駅や臨時駐車場から無料シャトルバスを運行。

産経新聞より

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2010年03月26日

循環型 さらなる挑戦へ

岩手県葛巻町のエコスクール「森と風のがっこう」が、今月下旬から一足早く新年度のプログラムをスタートさせる。

子どもたちを中心に、自然の力を生かした循環型の生活を体験してもらう活動は10年目。

運営するNPO法人は10年先を見据え、木工品の製造販売など新規事業の検討も進めている。

新年度最初のプログラムは小学4年~中学3年が対象。
27日から4月2日まで6泊7日で地球温暖化問題をテーマに、太陽光発電などを利用した生活スタイルを紹介する。

子どもたちが集団の中で自分の役割や居場所を見つけ、楽しみながら学ぶことが前提。
今回は2月に募集を始め、10日ほどで定員のⅡ0人に達した。
多くがリピーターで関東からも参加する。

「がっこう」は標高700㍍の山あいの小さな集落にあり、廃校の小中学校を活用している
新年度はスクール以外に6月まで各月1回、森の暮らしを学ぶワークショップを開催する。

運営する法人は「岩手子ども環境研究所」。
代表で、今月で県立児童館「いわて子どもの森」(一戸町)の館長を退任する吉成信夫さん(53)が2001年夏に開いた。
敷地内にはカフェも併設され、親子連れや地域の人が気軽に立ち寄れるようになっている。

年間の訪問者数は延べ約5,000人。
校舎隣に整備中の「エコキャビン」は、自然エネルギーで電力を自給する滞在研修施設。
新年度に完成する予定で、かわいらしい外観が人目を引いている。

現場責任者の黍原(きびはら)豊さん(32)は愛知県出身。
大学進学で訪れた岩手で吉成さんと出会い、開校にかかわった。
「エコといっても肩ひじ張らずに、楽しむことが大事。僕自身、パソコンや電気がないと生活できない」と笑う顔に気負いはない。

法人が抱える課題は自主財源の基盤整備だ。
受講費やカフェ売り上げに頼っているのが実情で、年間約1,000万円の運営費の3分の2ほどは各財団の助成などで賄っている。
新たな収入源として集落が高齢化する中、山仕事を引退した人たちの力を借りて木工品の製造販売を検討している。

吉成さんはこれまでの歩みを「マンネリ化せずに挑戦と自己評価を重ねて事業を継続できた」と総括する。
今後の活動については「集落の人たちとともに小さな経済を生み出せるよう、今年1年をかけて10年先の構想を考えたい」と話す。


河北新報より

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2009年12月20日

東京湾にアマモ増やそう

元気に育って海をきれいに―。

横浜市立金沢小学校の子どもたちが20日、同市神奈川区橋本町の人工干潟でアマモの種まきを体験した。

「アマモメッセン ジャー」と称した児童が地元の海で採取した種をダイバーに託し、海底に”移植”。
児童たちは作業を見守りながら、東京湾の環境再生に期待を寄せた。

種をまいた場所は、国土交通省関東地方整備局横浜港湾空港技術調査事務所の実験施設「潮彩の渚」。
同小の児童が「海の公園」(同市金沢区)で採取した種を、2007年のクリスマスプレゼントとして贈ったのを機に毎年行っている。

この日は、同小3~5年生の児童6人が同事務所を訪れ、約5,000粒の種を提供。
栄養分が含まれた紙粘土を魚や貝などにかたどり、今夏に採取した種を一粒づつ丁寧に張り付けた。

ダイバーによる植え付け作業は水中カメラで映し出され、児童らは「元気に育って」などと歓声を上げながら見守った。

同小5年の女子児童(11)は「アマモを増やすにはきれいな海が必要。友達にも『海を汚さないで』と伝えていきたい」と話していた。

アマモは沿岸の砂泥海底に育つ海草で、海水の浄化作用がある。群生地は「海のゆりかご」と呼ばれ、稚魚の生息場所としての役割を果たし、良質な海辺環境の指標とされている。


神奈川新聞より

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2009年12月16日

科学に触れて疑問を感じよう

現代っ子の理科離れが深刻化し、創刊から半世紀続いた雑誌「科学」が休刊する。

一方で、子供たちがサイエンスに触れる機会を増やそうと、企業や博物館などが主催する実験教室や講座が盛んだ。

「理科離れは学校以外の場に『科学する心』を支える仕組みを作ることで解消できる」と指摘する専門家もいる。


東芝の地域貢献のための施設「東芝科学館」(川崎市幸区)。
人気を集めているのが平成11年にスタートした「ガリレオ工房科学実験教室」だ。
小中学生を対象に月1回、実験教室を開いている。

工房の代表で東大特認教授の滝川洋二さんは、映画「容疑者Xの献身」の実験部分を監修。
映画での実験ショーを再現するなど、身近なトピックで子供の好奇心を刺激してきた。

「実験は経験からの予測と異なる意外性の大きいもの。実験は『どうして?』と考える契機になる。表面的な面白さでなく、本質が見えてくる面白さを追求したい」と滝川さん。
今月26日に開く予定の「3D作りに挑戦」は、手作りの3Dメガネで絵が立体的に見える不思議を探る。


国立科学博物館(東京都台東区)では年間を通して、「見る」「触れる」「作る」をキーワードにした実験や教室を随時開催。
どれも「サイエンスの入り口」ともいうべき内容だ。

ユニークなのは、教員向けの体験プログラム。
今月26日を「教員のための博物館の日」とし、先生なら参加無料にした。
「文系出身の先生が理科の授業をすると、理科の面白さが子供に十分に伝わらないことがある。教える側の底上げも狙いの一つ」(同博物館)


宇宙や天体に興味を持つ子供におすすめなのが「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」(福島県郡山市)だ。
NASAさながらの宇宙飛行士の疑似体験、宇宙船の操縦シミュレーション、月面でのジャンプ体験など、不思議な宇宙体験がテーマパーク感覚で楽しめる。


小学校から高校生までを対象に「出前授業」でサイエンスの醍醐(だいご)味を伝えているのが、リバネス(東京都新宿区)。
バイオや環境、物理、宇宙などの分野が専門の大学院生が主な講師。
最先端のサイエンスと向き合えるのが特徴だ。

丸幸弘社長は「若い研究者の話はライブ感があり、子供たちも興味を持ってくれる。疑問に思うことがサイエンスの本質。世の中が発見の積み重ねでできていることを知ってほしい」と期待する。


理科離れは家庭での取り組みも問われている。冬休みに親子でサイエンスというのも知的なアクセントになりそうだ。


東芝科学館の「ガリレオ工房」代表、東大特認教授の滝川洋二さんによると、子供の科学の能力は10年前に比べて落ちているのではなく、自然に触れたり道具を使いこなしたりする能力が低くなっているに過ぎない。
「現代っ子に足りない経験を学校だけで克服するのは困難。その原因を先生に押しつけるのではなく、子供の成長を支える仕組みを社会全体で作ることが必要」

また、国立科学博物館の原田光一郎さんは「博物館で実験をして終わりではなく、そのときの発見や驚きを家に持ち帰って考察することが大切」と話す。【日出間和貴】


産経新聞より

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2009年11月23日

小学生がエコライフ挑戦

家庭から排出する二酸化炭素(CO2)を減らそうと、京都市は市内の小学校で児童にエコ生活を実践してもらう教育を進めている。

子ども版の「環境家計簿」を長期休暇に付ける一連の事業を通して、幼いうちから環境にやさしい生活習慣を身につけてもらうのが狙い。

来年度からは市内全小で実施することも決めた。

「自動車、バス、飛行機、電車のうち、一人あたりのCO2排出量が一番多い乗り物は」。
児童たちが頭をひねりながら、正解だと思うグループに分かれた。
なぜそう答えたかも発表してもらった。
答えは「自動車」だが、正解は一人だけ。
説明を聞くと「へー」と驚きの声が出た。

今月9日、大塚小(山科区)での「こどもエコライフチャレンジ推進事業」の学習会の一場面だ。
4年生が映像などで地球温暖化の現状を学んだ後、クイズに答えた。
野菜の旬を問い、季節外の生産にはエネルギーがかかることなど身近な問題が中心だ。

同事業は2005年度に1校で試行し、今年度は101校に増やした。
主な対象は5年生で、来年は179校の全市立小で行う。

事業のメーンになるのは子ども版環境家計簿の実践だ。
「だれもいない部屋の電気は消す」などの項目を休暇前と後でチェックしたり、家で冷暖房をつけている時間を記入する。
また、電気とガスの使用量を記した検針票を見て、今月と前年の同月を記入する。
提出すると、個別の診断書が返る。

冬休み明けの1月に、環境家計簿で実践した内容をグループごとに発表してもらう。
学習会はNPO法人(特定非営利活動法人)の気候ネットワークが運営している。
大塚小を担当した職員の川瀬真知さん(38)は「家で子どもから、無駄をやめようと言われれば、親もエコライフを実践します」と子どもの影響力の大きさを強調する。
クイズで活躍した中村香琳さん(9)も「冬休みに環境家計簿をつけて、これまで家でしていなかったこともやってみたい」と意欲的だ。

全校実施へ向け、課題はきめ細かい学習会の運営ができるかどうか。のためには手伝ってもらう市民ボランティアが必要で、市では今月いっぱいまで各所で説明会を開いている。

市地球温暖化対策室によると、環境家計簿(子ども版を含む)を実践したのは24,819世帯(10月末現在)。
全世帯の3.7%にとどまる。
2011年度までに5万世帯を目指しており、小学生家庭での実践は大きい。

市地球温暖化対策室は「子どもの視点からライフスタイルを見直してもらい、家庭から地域社会へと実践の輪を広げたい」(沖由憲担当課長補佐)と話す。
波及効果に期待したい。


京都新聞より

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2009年07月26日

水と緑の環境週間

「親子で環境問題を考えてもらおう」と声優の卵らによる「メダカのコタロー劇団」が25日、港区立エコプラザ(浜松町1)で開催中の夏休みイベント「水と緑の環境週間」(毎日新聞社共催)に登場した。

アニメに生の声を加えるオリジナル作品で、田んぼの自然を守るメダカたちの物語。
兵庫県など関西を中心に活動し、東京での初の本格的な公演となった。

同劇団は声優養成学校「東京声優プロデュース」(中央区)の企画で昨春、結成された。


「アニメの吹き替えなど子どもの世界に接する仕事。メダカや田んぼの生き物など身近なものから環境問題に関心を持ってもらえればと子ども向けの作品を上演することにした」と同劇団代表の木澤慶三さん(55)は話す。


ステージでは、主人公の「メダカのコタロー」らが奮闘する映像を上映しながら劇団員たちが台本をリーディング。
上演後はクイズなども行い、参加した子どもたちが元気よく答えていた。

「水と緑の環境週間」の最終日の26日は午後1時から講座「みずのがっこう」が開かれ、ジャーナリストの橋本淳司さんらをゲストにワークショップなどが行われる。


毎日新聞より

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2009年06月29日

環境学習ガイド改訂


京都府乙訓地域の企業や教育関係者などでつくる「京都環きょうみらい会議」がこのほど、モデル教材の「環境学習ガイド」を全面改訂。

新たに「乙訓の環境」実践集も作成した。
乙訓地域の小中学校に配ったほか、希望者にも配布する。

同会議は、発足した2005年度に小学校向けの環境学習ガイド、翌年度には中学校向けのガイドを作成した。
環境学習は総合学習などで取り組みが増えているが、具体的に学習を進める指針がなかったためという。

全面改訂した今回の環境学習ガイドでは、環境問題を
▽自然
▽エネルギー
▽ごみ・リサイクル
―の3つの観点に大別。

教科書から関連する内容を抽出し、
▽特 性・性質を学ぶ
▽関係を学ぶ
▽活動を学ぶ
―のサブタイトルで整理した。

どの学年のどの教科で学ぶか、小中学校の9年間を横断的に見通せるように紹介している。

実践集では、食べ物や紙作りから考えるエコロジー、竹の間伐材を活用した校舎の屋上断熱など、乙訓地域の小中学校に実践20例を掲載。
環境教具と社会人講師による出前授業も項目に載せた。

環境学習ガイドはA3判の観音開き折り。
実践集はA4判14㌻。
各500部作成。

残っている100部を無料提供するほか、乙訓教育局のホームページからダウンロードできる。


京都新聞より

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2009年05月19日

「小さなエコ農村」

滋賀県甲賀市の甲南第三小の校庭で、ビオトープ池を再生し、小さな農村をイメージする「スクールエコビレッジ」整備が進んでいる。

これまでに池や水路が完成。田んぼを造成中で、29日の竣工(しゅんこう)式では児童が田植えや植栽を行い、一帯を里山にする。

スクールエコビレッジは教室棟東側の約50平方㍍。
「農」をコンセプトにし、雨水などが池(約4平方㍍)と田んぼ(8平方㍍)を循環する水路を設け、せせらぎを創出。
池では藻やハス、魚などを飼い、そばの平地にはドングリやナンテンなど実のなる木やタンポポを植え、小鳥が訪れるようにする。

整備地の横ではすでに既存の菜園で児童がキャベツ、トマト、ナスなどを栽培しており、西村忠三教頭は「食物や生き物、自然環境が学べる総合学習空間になる」と期待している。


同小では2008年度に創立100周年記念事業実行委が、数10年前から校庭に2つあった池の水を循環させる太陽電池式のポンプを寄贈、これを機に同ビレッジを整えてきた。


京都新聞より

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2009年04月17日

手作り水車で水力発電

先月、通水が再開した京都市上京区の堀川で、地元の住民が水車を使った水力発電に取り組んでいる。

子どもたちが環境を学ぶ場として手作りの水車を設置し、勢いよく回る姿が散歩する人たちを引きつけている。

「堀川と堀川通りを美しくする会」の部会「堀川手づくり水車の会」などが、地球にやさしい水力発電を通じて環境の大切さを学んだり、夜間の照明灯の電力を確保することなどを狙って設置した。


完成した水車は、直径約1.8㍍。
手作りの水車造りに取り組む、京都府宇治市槙島町の電気工事業、谷口悟朗さん(65)が製作した。
水車を回す水路に北山杉を使うほかは、発電機に古くなった自動車の部品を使うなど廃棄される物を中心に使っている。

最大で約100ボルト、110㍗を発電できる。
現在は水量が少ないため、8㍗の電球型蛍光灯や、20㍗の街灯2基を設置して耐久性などを実験している。

「堀川手づくり水車の会」の吉川哲雄会長(71)は「夢は堀川沿いの全線で足元灯をともすこと。難しいかもしれないが、子どもたちと一緒に発電機作りなどをしながら、地域で環境を考えるきっかけにしていきたい」と話していた。


京都新聞より

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2009年02月15日

「日本にも オバマ旋風巻き起これ―」

「平然と使われ続けた汚染米、汚れているのは米か心か」―。

東洋大学(東京都文京区)が全国の小中学生と高校生から募集した「第22回現代学生百人一首」を発表した。

家族や友情といった身近な内容から、環境問題や政治、食品偽装まで、若者らしい視点で世相を切り取っている。

同大学では昭和62年から毎年、短歌を募集し、「現代学生百人一首」を編(へん)纂(さん)している。
今回も昨年9~11月に全国から寄せられた約6万3,000首から100首を選んだ

「高熱で体温上がると辛いだろ? 地球の今はそんな状況」。
東京都の高3男子は温暖化する地球を人に例えた。

青森県の高2男子は、家庭の中で見つけたささやかなエコを歌にしている。

「母作る 料理はいつも使い回し、ぼくの家では小さなエコだ」

事故米の不正転売やギョーザ中毒事件、ウナギの産地偽装などで揺らいだ「食の安全」では、
「食品に農薬混じるニュース見て 一瞬とまる家族の箸が」(千葉県の高3女子)。

また、冒頭の「平然と―」の歌では、北海道の高3男子が食品偽装問題への怒りを31文字に込めた。

毎年のように首相が代わり不安定な日本の政治に、埼玉県の高1女子が皮肉を漏らす。
「日本にも オバマ旋風巻き起これ みんな待ってる頼れる総理」

若者らしい熱い友情を伝える歌も少なくない。
「悔し泣き 肩を叩いた親友が そっとつぶやく 一人で背負うな」(東京都・高2男子)。

そして、沖縄県の高1男子が詠んだ作品は、まるでいじめなどに苦しむ仲間たちに呼びかけているようだ。
「神様は 誰も隅っこに行かせないように 地球を丸くしたんだ」


産経新聞より

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2009年01月10日

「この先、海です。」プロジェクト

いしがきブランディングプロジェクトの一環で、「この先、海です。」プロジェクトが1月9日、石垣市立石垣小学校4年生を対象に実施された。

「この先、海です。」プロジェクトは雨水溝と海をテーマにしたもので、NPO法人海の自然史研究所が考案したオリジナル学習プログラム

雨水溝の役目や働きを理解しながら、自分たちの暮らしや行動によって海を汚してしまっていることに気付き、海や川の汚れを未然に防ぐことを目的としている。

児童たちは事前に地球の水環境と海、雨水溝についてなどを学習。
今回は石垣小から新川川河口まで、生活する地域の雨水溝・排水溝を探すフィールドワークを行った。
講師は石垣島自然観察会会長の谷崎樹生さんが務め、児童たちと一緒に歩きながら、「雨水溝は雨天時に道路に流れ出る雨水を集めて流す溝で、そこから雨水とともに道路にあるゴミも流れ込んでしまう」など雨水溝や排水溝について説明した。

新川川河口では、排水溝からの水がそのまま海へ流れている様子を見学。
谷崎さんは「流れている水に泡があるのは汚れているから。下水道だからといって汚していいわけではない。汚れをふき取ったり、食べ物や飲み物などを残さないでほしい」と訴えた。

また河口に捨てられているゴミについても触れ、「溜まっているゴミは川や海から流れ着いていたものもあるが、人が捨てたものもある。君たちにはそういう大人になってほしくない」と話した。
谷崎さんは「ゴミはゴミ 箱に捨てる」「落ちているゴミは拾う」「ポイ捨てなどゴミを捨てている人には注意をする」「ゴミになるような物は買わない」などの項目を挙げ、児童たちで もできることを教えた。

プロジェクトに参加した石垣小の児童たちは「海にそのまま流れていることは知らなかった。泡がたっていて汚かった」「ゴミを捨てないようにと思った。残さず食べれば、生ゴミも減らせることが分かった」「海を汚さないためにゴミを捨てないようにしようと思った」など、それぞれ感想を話した。

いしがきブランディングプロジェクトに取り組む石垣市商工会の平田睦さんは「今回の『この先、海です。』プロジェクトは、読谷村や宮古島でも行われたもの。子どもたちに安易にゴミを捨ててはいけないということを知ってもらいたい。これを機会に各学校に広まっていけば」と期待を寄せる。

2月8日には、多くの人へ周知するため、道路にある雨水溝にペイントで表示サインを付ける予定だという。


石垣経済新聞より

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2009年01月06日

カードゲームで環境教育

子供たちに環境問題へ取り組むきっかけを作ってもらおうと、環境の保全と破壊を題材にしたトレーディングカードを使った対戦型ゲームを学生らが開発した。

教育の一環に導入した小学校では、関心の薄かった児童が自分の身の回りの出来事として考えるようになるなど効果が表れている。

「そっちが15点、こっちが8点だから、マイナス7点かー。あー、負けちゃったー」。
昨年12月22日、横浜市立つつじが丘小学校(児童577人、小正(こまさ)和彦校長)の5年生110人ほどが一つの部屋に集まり、対戦型カードゲームを使った授業に初めて取り組んだ。

このゲームは「地球環境カードゲーム マイアース」。
学校側はかつて、子供たちが持ち込むいろいろなカードゲームを勉強の妨げやけんかの原因になるとして取り上げていたが、学年主任の山本慶子教諭は子供たちの熱中ぶりを見て、「偉い人の話を聞くだけの授業より、好きなカードを使うほうが理解が早い感じがする」と目を細めた。

ゲームを発案したのは慶応大大学院の岡崎雄太さん(24)。
同大入学直後から環境問題に取り組みたいと考えていたが、「『地球が泣いている』といったようなスローガンはどこかセンセーショナルにあおっているような気がした」。
そんな中、中学時代に夢中になったカードゲームの活用を思いついたという。

構想をもとに、同期生とともにデザイン化。
昨年7月、大日本印刷と共同出資の合同会社「マイアース・プロジェクト」を設立、製品化を実現させた。

ルールは、子供に人気の「ポケモン」「遊戯王」といった対戦型カードゲームに似ている。
二手に分かれ、手札からカードを選び、書かれた点数を比較して対決。
負けた方の持ち点から点差分を引いていく。
どちらかの持ち点が無くなるまで対決を繰り返す。

特徴は、一方が地球の自然環境を守る「地球守護」の立場なのに対し、もう一方は地球温暖化による「環境破壊」の立場を取る点だ。
人間の活動が環境の保全と破壊の両方に作用するという現実を踏まえ、カードには社会活動などに関する内容も盛り込まれている。

例えば、環境を守る側なら「風呂の残り湯で洗たく」、破壊側なら「冷暖房を強くする」。
カードにはその行動による効果や影響と、その理由が解説されており、日常生活と環境問題のつながりを身近に考えられるよう工夫されている。

昨年度の5年生の授業に取り入れた、つつじが丘小の小正校長は「以前は、ごみの分別が何を目的にしているか分からず、環境問題への興味、関心が薄れる子供がいたが、カードゲームという全く違うアプローチで関心を示し、自分で考え始めている」と話す。

カードゲームは1式(40枚入り)1,785円。
書店やインターネットで市販もされており、親子で楽しむこともできる。

限定販売も含め、カードの種類は全71。
岡崎さんらは、神奈川県内の小中学校や都内の環境イベントなどで体験会を実施中で、「カードに書いた解説文が子供たちに間違った認識を与えないよう気を配り、カードの種類を増やしていきたい」と話している。


産経新聞より

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2009年01月05日

市谷小学校、「新聞」教育

創立100年を超える歴史を持つ区立市谷小学校(東京都新宿区市谷山伏町)は現在、授業の一環として「新聞教育」に取り組んでいる。

同校は「生きる力を培う環境教育」を教育テーマのひとつに掲げ、昨年度から本格的に取り組みを始めた新聞づくりや新聞を活用した教育を通じて情報の「収集力」「分析力」「表現力」を培い、環境教育へのプロセスとして役立たせている。

昨年11月、東京都小学校新聞教育研究大会の開催校となった同校は、「情報を集め、選び、伝える力を育む新聞教育―環境教育を通じて―」というテーマのもと公開授業を実施。

「環境」をメーンテーマに、各学年に応じた内容の新聞作りを行い教育関係者の注目を集めた。


1年生のクラスでは、新聞の中から動物の写真を見つけ切り抜き、動物の名前を書いて紙に貼り付ける授業を、5年生のクラスでは、これまで取り組んできた環境教育をもとにした新聞の見出しやレイアウトなどを話し合う編集会議を行うなどレベルの高い授業が展開された。

同校の小瀬副校長は「今は環境について知ること・調べることの段階だが、知ったことを通して『新宿区では、自分たちの地域ではどうなんだろう』『家庭や自分は何ができるんだろう』という次のステップに進めていきたい」と今後の課題について意欲を見せる。

新聞教育によって、「新聞を意識して読むようになったという生徒や、新聞で知ったことをきっかけに何かを始めるなどの効果が表れ、教員たちの新聞に対する意識も高まった」(小瀬副校長)と話し、「学校全体として新聞教育に取り組んでいるのは数少ないのでは」とも。

経済協力開発機構(OECD)の「生徒の学習到達度調査(PISA)2000年」によると、子どもたちの総合読解力と新聞の閲読頻度に相関関係があり、「読解力向上に新聞は有効」との傾向は日本だけではなく世界的にも表れている。

子どもや若年層の活字離れや総合的なコミュニケーション能力の低下が叫ばれて久しいが、文部科学省の新学習指導要領では「言語力の育成」が大きな課題となっており、新聞から情報を見つけ、分析し、自分の考えを持って発表することによって「語彙(ごい)力」「読む力」「考える力」「まとめる力」「伝える力」を高めるなど言語力の育成を図ることに役立つとされている「新聞教育」の果たす役割は大きいと考えられる。


市ケ谷経済新聞より

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2008年10月28日

「ものづくり教育」

シャープは、27日、小学生を対象にした「ものづくり教育」を始めると発表した。

携帯電話機の分解や組み立てなどを通じ、技術開発や製品リサイクルについての理解を深めてもらう狙い。

2008年度は10校、2009年度は100校で実施する。


小学校4~6年生を対象に合計90分のプログラムを用意した。
シャープの若手エンジニアが技術開発の経緯などを語るほか、小学生が数人のグループごとに携帯電話を解体・組み立てする実験に取り組む。
一度に70人程度を対象にできる。

11月1~30日にホームページを通じて募集し、申し込みが多い場合は抽選で10校を選ぶ。

シャープは2006年から小学生を対象に地球温暖化やリサイクルをテーマにした環境教育を実施している。
ものづくり教育を新たに加え、企業イメージの向上を狙う。


日経産業新聞より

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2008年05月01日

ゾウのふん堆肥化で野菜栽培(八木山動物公園)

仙台市八木山動物公園は、園のアフリカゾウ3頭のふんを堆肥(たいひ)にし、餌の野菜を栽培する取り組みを始める。

ふんの処理費を抑え、飼料代も浮かす試みで、動物園型の循環モデルを目指す。

2日には、市八木山小の5年生約90人と一緒に堆肥化の作業をする。
約30㌔のふんを処理機で肥料にして園内の花壇に入れ、児童が約100本のニンジンの種をまく。
7月に収穫し、ゾウの餌にするほか、児童がカレーにして食べる。

園では動物のふんが1日約1㌧出る。
そのうちゾウのふんは3頭のアフリカゾウを含めて計約500㌔あり、全体の半分を占める。
ふんはごみとして焼却処分され、処理費は1㌧1万円に上る。

ゾウは草食で、ふんが牛と似ていて、堆肥に向いている。
園は処理費の抑制と餌代の節約を兼ねる取り組みとして2007年度に堆肥化の検討を始め、実現にこぎつけた。

園は「ふんを有効活用する動物園ならではの循環モデルを築きたい。
活動に子どもたちの参加を促し、動物の生態や環境を考えてもらう機会にしたい」と話している。

河北新報より

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2008年04月25日

絵本で省エネ啓発(コジマ)

コジマは、省エネ意識を啓発するための子供向けの絵本を製作した。

10万部刷り、今月末から順次、全国230店舗の近隣にある小学校や幼稚園で配布する。
学校や家庭での環境教育に役立ててもらう。
絵本の題名は「ウチのかぞくはエコレンジャー」

冷蔵庫にものを入れすぎない、夜の照明を節約するために早寝の習慣を付けるなど、家庭でのエネルギーの無駄遣いを防ぐ方法をイラストとひらがな中心の文章で説明する。

子供だけでなく保護者にも読んでもらえるよう、地球温暖化の解説や、家庭での省エネの取り組みで年間いくら電気代を節約できるか記載した。
コジマの主要顧客であるファミリー層を啓蒙して、省エネ製品の販促につなげる狙いもある。

日経流通新聞より

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2008年03月24日

学校で環境教育 年500校に(京セラ)

京セラは、社員が小学校に出向いて環境問題や太陽電池に関する授業をする「環境出前授業」の開催数を増やす。

関西が中心だった対象地域を来年度から工場やグループ会社がある北海道や東京都、鹿児島県など全国11都道府県に拡大。

2008年度に120校、2010年度には500校での開催を目指す。
2002年度からこれまで60の小学校で授業を開いてきた。
2010年度までにグループで150人の講師を新たに育成する。

日経産業新聞より

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2008年03月03日

三次元映像で「環境」考えて(三菱重工業)

三菱重工業は同社の技術や製品を展示する「三菱みなとみらい技術館」を大幅改装した。
最大の特徴は従来のような技術的な説明よりも、子どもをターゲットにテレビゲームで遊ぶように三次元映像システムを通じて環境問題や原子力発電所の仕組みなどを学ぶことができるようにしたこと。

2月23日の際オープンでは通常の週末の2倍の1,100人強の来場者を集めた。
同技術館の福原由香館長は「(現在より1~2割多い)年14万人程度の来場者数を狙いたい」と語る。

三菱の技術館の改装で最大の目玉は「地球環境問題体感エリア」。
IDカードを渡された来場者は三次元映像システム装置で白クマなどの動物キャラクターから地球温暖化問題を説明してもらってポイントを為、最後は木を植えたりできる。

日経産業新聞より

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2007年12月27日

泥に触れて自然学習 ビオトープを整備(牧港幼稚園・小学校)

沖縄県浦添市立牧港幼稚園・小学校(大山了己園長・校長)で、自然環境を学ぶビオトープづくりが進められている。

25日に幼稚園のビオトープが完成、小学校の流水田では26日、4年生が自分たちで植えた稲の刈り取りに挑戦した。
来年には、田んぼと田イモ畑などが広がるビオトープをつくる計画だ。
幼・小が連動したビオトープの整備は県内で初めて。
子どもたちの身近な自然体験学習の場になりそうだ。

幼稚園のビオトープづくりは、園児たちが遠足で琉球大学資料館(風樹館)のビオトープを見学したのがきっかけ。
同館博物館学芸員の佐々木健志さんと学生らが全面的に協力。
父母や地域の建設業者も支援し、3カ月前からビオトープづくりに取り組んだ。

25日の完成式では、自然に近い形に仕上がった池と田イモ畑に、沖縄在来のリュウキュウメダカやドジョウなどを放流。
園児たちは、歓声を上げながら肌で自然を感じていた。

同小では26日、4年3組(担任・真栄里順子教諭)の児童たちが9月に植え付けた稲の刈り取りをした。
学校近隣で農業を営む善平朝輝さん、渡名喜庸功さんが、植え付けから刈り取りまでを指導。
男子がはだしで田の中に入ってかまで稲を刈り取り、女子が束ねて干す作業に取り組んだ。刈り取った稲は年明けに精米し、おにぎりにして食べる予定。

刈り取りを体験した奥浜勇也君は「農家の苦労や米1粒のありがたさが分かった」と喜んでいた。
小学校の流水田は今後、佐々木さんらの協力を得ながらビオトープとして整備する。
大山校長は「幼稚園から小学校まで一体的に自然を学べる素晴らしい場所になる」と話した。

琉球新報より

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2007年12月07日

ちゅうでん小学生エコセッション(中部電力)

中部地方の小学生が環境学習の成果を発表する「ちゅうでん小学生エコセッション2007」が6日、名古屋市東区の県女性総合センター「ウィルあいち」で開かれ、小学生や保護者ら約300人が参加した。

中部電力が昨年から実施。
東海3県や静岡、長野の5県から選ばれた6小学校の3~6年生が出場。
愛知からは瀬戸市立深川小学校と田原市立神戸小学校の2校が出場した。

各校が環境学習に加え、中電社員の出前教室や発電所見学などを通して学んだことを発表。
深川小学校は「環境にやさしいまちづくり」と題して、市民の努力によってきれいになった瀬戸市を紹介したり、「川の水をよごさない」「ごみを進んで拾う」など自分たちでできるエコ活動を訴えた。
最後に「古里を愛することが、地球を守る第一歩」と力強く呼び掛けた。
トークセッションでは、小学生の各代表と、中電の三田敏雄社長、俳優で気象予報士の石原良純さんが環境について語り合った。

毎日新聞より

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2007年12月02日

すごいな!蛍光灯が“変身”(こども環境キャラバン隊)

地球温暖化防止対策について学習、啓発している金沢市内の有志児童でつくる「こども環境キャラバン隊」のメンバー30人が1日、同市示野町の電気工事会社「サワヤ」の工場を訪れ、使用済みの蛍光灯をガラス製品にリサイクルする過程を見学した。

市地球温暖化対策推進協議会と市の主催。
使用済み蛍光灯をガラス製品にリサイクル、販売している同社の取り組みを見学することで、環境保全に対する理解を深めてもらおうと企画した。

子どもたちは、蛍光灯を専用の機械で砕いて水銀を除くなどし、ガラス製品の原料「カレット」を製造する過程を見学。
近くの工房では、カレットを約1,300度の熱で溶かし、コップや水差しなどに生まれ変わらせる様子も間近にした。
節電を呼び掛ける張り紙や、使用済みの紙を破砕処理して梱包(こんぽう)材にするなどの省エネ対策も確認した。
長坂台小二年の山田知佳さん(8つ)は「蛍光灯がきれいなガラスになるなんてすごい。良いことをしている」と話した。 

中日新聞より

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2007年11月14日

五感使いエコ体験 親子教室開催(仙台市立岩切小学校)

PTAと地球温暖化問題に詳しい環境団体などが協力し、自然保護の大切さを訴える「親子かんきょうエコチャレンジ教室」が17日、仙台市宮城野区の岩切小で開かれる。

屋台村のようにブースを並べて子どもたちにさまざまな体験をさせる。
同小PTAは「親子で一緒に楽しみながら、環境問題を五感でとらえてもらいたい」と参加を呼び掛けている。

「つながる命を考えよう」と題して仙台市内のNPO法人などが「空」や「水」、「いきもの」など7つのテーマで体育館にブースを設ける。
パネルや紙芝居、実験道具を使い、環境破壊が続く地球の現状を分かりやすく紹介する。

「空」を担当するNPO法人「みやぎ環境カウンセラー協会」(泉区)は、二酸化炭素を充満させた容器に光を当てて空気の暖まりやすさを示してみせ、排出削減を訴える。

「いきもの」担当の市八木山動物公園(太白区)はホッキョクグマのはく製を置き、北極の氷の溶解と生物の生活圏とのかかわりについて考えてもらう。
このほか、地域を流れる七北田川の水生動物を紹介するコーナーや、再生紙リサイクルの仕組みを教える一角も設ける。

同小PTAは、牛乳パックを使ったはがきの作り方を教えたり、豚汁をふるまったりしてイベントを盛り上げる。
企画は、同小PTAが「屋台村のように環境団体が一堂に会したエコ教室を開けないか」と、みやぎ環境カウンセラー協会に打診したのがきっかけ。
同協会が親交のある複数の環境団体と交渉して実現の運びとなった。

同小PTAの長田めぐみ会長(43)は「地球環境問題が騒がれる一方で、実感できる機会はあまりない。身近に感じてもらいたい」と語る。
みやぎ環境カウンセラー協会の菅谷匡理事長(73)は「PTAとNPOが連携する企画は画期的だ。今後は仙台市全体の学校にも広げていきたい」と話している。

河北新報社より

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2007年10月09日

地球温暖化、東大で小学生に特別授業

地球温暖化に関する国連の最新報告の内容を、大手進学塾の名物講師が小学4、5年生約230人にかみ砕いて教える特別授業が8日、東京大安田講堂(東京都文京区)で行われた。

温暖化の影響を被る子供たちこそ正確な地球の将来像を知る必要があると環境省が主催した。
授業はDVDに収めて全国の小学校などに配布する予定だ。

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が今年公表した第4次報告書は、人間活動により、温暖化は疑いなく起きていることを明らかにした。

授業はその内容に沿い、▽温暖化ってどうなってるの▽温暖化になるとどうなるの▽止めるにはどうしたらいいの--の3テーマで日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーの3講師が40分ずつ教えた。

東大キャンパスのイチョウの葉を見せて、温暖化が四季の変化に影響していることから説き起こしたり、南太平洋の島国ツバルなどで自ら撮影したビデオを紹介し、「温暖化による海水面上昇に備えて移住計画が進んでいる」と語るなど、三者三様の工夫を凝らした。

また、「このアスパラガス1本を海外から空輸すると二酸化炭素が数百㌘出るが長野産なら1㌘で済む。温室効果ガスの削減方法はいくらでもある。
一人一人の行動次第だ」などと訴えた。
参加した東京都新宿区立落合第二小5年、森岡隼也君(11)は「自分の国が沈んでいくと思えばとても悲しい。できることを工夫して僕たちの行動で地球を助けたい」と話した。

毎日新聞より

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2007年09月26日

相模原市名誉観光親善大使、片山右京さん冒険学校開設へ

元F1レーサーで相模原市の名誉観光親善大使を務める片山右京さん(43)が、子供たちの山登りや自然体験をサポートする「冒険学校」の開設を企画している。

障害児らを連れて丹沢山系や陣馬高原のハイキングを続けてきたボランティア経験から、自然や地球環境の大切さを学び、チャレンジ精神を培ってもらおうという狙いだ。

片山さんは、F1レースに6年連続して参戦し日本人最多出場を記録。
1999年のル・マン24時間耐久レースでは日本人初の総合2位に輝いた。
アルピニストとしても活躍し、ヒマラヤのマナスル(8,163㍍)など世界の高峰に挑んできた。

環境問題にも熱心で、2007年1月のユーロミルホー・ダカールラリーに出場して、世界で初めて天ぷら油のバイオディーゼル車で完走。
排ガスによる大気汚染問題など地球環境の大切さを訴えてきた。

同市に住んでいた小学3年から丹沢山系などの山登りをした体験から、毎年ボランティアで子供たちを連れて丹沢山系のハイキングをしてきた。
今年8月19日には同市藤野町の有志の協力も得て、3~16歳の親のない子や障害児と一緒に陣馬山へトレッキング。
2時間半をかけて山頂に到達し、達成感に喜ぶ子供たちを祝福した。

冒険学校はこれまでのトレッキングや環境問題への取り組みを生かして開設する。
都会の子供たちが森や川で遊びながら自然環境の大切さを学び、トレッキングを通じて自らの力で生き、難関に挑む気持ちを持ってもらう。
早ければ、来年夏に開設予定。

毎日新聞より

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2007年08月12日

夏休み環境教室(キリンビール福岡工場)

朝倉市馬田のキリンビール福岡工場で11日、小学生高学年を対象にした「夏休み環境教室」が開かれ、県内と佐賀県から計14組の親子などが参加した。

キリンビールは2年前から、小学生に同社の環境への取り組みを知ってもらい、身近な環境問題について考えてもらおうと、全国の11工場でこうした教室を開催している。

この日、参加者はペットボトルを使った温室効果の実験のほか、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を約30%削減することに成功した同工場内を見学するなどした。

父親と一緒に参加した男児(12)は「小学校でやったことのない実験ができた。これからは家電製品の電源を切るなど、環境のことを少しずつ考えてみたい」と話した。

西日本新聞より

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夏休み環境教室(キリンビール福岡工場)

朝倉市馬田のキリンビール福岡工場で11日、小学生高学年を対象にした「夏休み環境教室」が開かれ、県内と佐賀県から計14組の親子などが参加した。

キリンビールは2年前から、小学生に同社の環境への取り組みを知ってもらい、身近な環境問題について考えてもらおうと、全国の11工場でこうした教室を開催している。

この日、参加者はペットボトルを使った温室効果の実験のほか、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を約30%削減することに成功した同工場内を見学するなどした。

父親と一緒に参加した男児(12)は「小学校でやったことのない実験ができた。これからは家電製品の電源を切るなど、環境のことを少しずつ考えてみたい」と話した。

西日本新聞より

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2007年08月06日

世界の高校生が環境語る

京都市と姉妹都市の9都市の高校生が環境問題について話し合う「国際青少年みらい環境会議」が5日、京都市左京区の国際交流会館で開かれ、ごみの分別や、リサイクル製品の利用など、学校や家庭での取り組みについて、意見を交換した。

地球温暖化防止京都会議(COP3)の開催10周年と、京都市の姉妹都市との交流事業が来年で50周年を迎えるのを記念し、市と京都洛中ロータリークラブが開いた。

会議には、パリ、ボストン、ケルン、フィレンツェ、キエフ、西安、グアダラハラ、ザグレブ、プラハの各市から高校生2人ずつと、京都市立高校に通う生徒約60人が参加した。

環境問題への取り組みについての発表では、「米国は世界一の汚染源であり、この会議の米国代表としてわびたい。環境改善のためには何でもしたい」(ボストン)、「高校では、ごみの分別や、クーラーの設定温度の高めの調整、印刷物の両面使用に取り組んでいる」(京都市)などの報告があった。

会議の運営委員長を務めた堀川高2年の増田晴香さん(17)は「各国の高校生は、環境問題を技術面からとらえたり、意識の問題として考えていたりした。視点の違いが分かりよかった」と話していた。

京都新聞より

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2007年07月30日

【半田市】セントレアの環境配慮施設見学

「はんだエコ探検隊」の親子が常滑市の中部国際空港(セントレア)を訪れ、環境に配慮したさまざまな施設を見学した。

地球温暖化など環境問題が注目される中、親子で親しみやすい体験的な環境学習を通して、家庭や地域でのエコライフの推進を図ろうと半田市環境センターが主催。31人の親子が参加した。

セントレアでは、空港会社職員が「海上空港にしたのは、騒音対策から」「太陽光発電や光触媒ガラスを使用」「バスは水素で動く燃料電池車」――など、環境に配慮していることを説明した。
参加した半田市立さくら小4年、山本祐生映(ゆきえ)さん(9)は、「水素で動くバスや、飛行機のエンジンを止め電気を送ることなど、環境を考えていると思った」と驚いた様子だった。
同探検隊は8月9日にも、別の親子が参加して行われる。

毎日新聞より

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2007年07月21日

環境の自由研究にアドバイス(京エコロジーセンター)

環境をテーマにした自由研究の進め方をアドバイスする「夏休み子ども環境相談会」が21日、京都市伏見区の京エコロジーセンターで開かれ、相談に来た小中学生たちが職員と一緒にテーマや調査方法など考えた。

環境への関心を広げてもらおうと、昨年から開いている。
子どもたちは、家の近くの川の水質や酸性雨、リサイクル、植物と地球温暖化など、それぞれが関心のあるテーマで職員に相談。
野菜を使ったpH指示薬の作り方やレポートのまとめ方などを教えてもらったり、お父さんと一緒に環境図書コーナーで本を探した。

「電気について調べたい」と相談に訪れた子どもは、職員と一緒に屋上に上がって太陽光発電パネルや風車を見学、自然エネルギーの本を読みながら、調べる項目をノートにまとめた。
同センターは8月25日に自由研究の「まとめ方相談会」を開催する。
また、夏休み期間中は随時、環境をテーマにした自由研究の質問に応じる。

京都新聞より

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環境の自由研究にアドバイス(京エコロジーセンター)

環境をテーマにした自由研究の進め方をアドバイスする「夏休み子ども環境相談会」が21日、京都市伏見区の京エコロジーセンターで開かれ、相談に来た小中学生たちが職員と一緒にテーマや調査方法など考えた。

環境への関心を広げてもらおうと、昨年から開いている。
子どもたちは、家の近くの川の水質や酸性雨、リサイクル、植物と地球温暖化など、それぞれが関心のあるテーマで職員に相談。
野菜を使ったpH指示薬の作り方やレポートのまとめ方などを教えてもらったり、お父さんと一緒に環境図書コーナーで本を探した。

「電気について調べたい」と相談に訪れた子どもは、職員と一緒に屋上に上がって太陽光発電パネルや風車を見学、自然エネルギーの本を読みながら、調べる項目をノートにまとめた。
同センターは8月25日に自由研究の「まとめ方相談会」を開催する。
また、夏休み期間中は随時、環境をテーマにした自由研究の質問に応じる。

京都新聞より

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2007年06月21日

地球環境考える、テーマに(小学生アート・コンテスト)

今年のアースデイ(4月22日)をきっかけに、米大使館と都が初めて企画した「小学生アート・コンテスト」の表彰式が20日、都庁で開かれた。

「僕たち・私たちの住んでみたい地球~未来の地球環境を考える」をテーマに、都心6区の小学校に絵画作品を募集。集まった計779点から優秀賞6点と特別賞4点を選んだ。

表彰式で、米大使館のジョセフ・ドノバン首席公使は「コンテストの参加をきっかけに環境を守ることを心がけてほしい」とあいさつ。
入賞の10人に賞状と記念品を贈った。

地球からソーラーパネル付きの巨大なひまわりが伸びるユニークな水彩画で優秀賞を受賞した原田はづきさん(11)(目黒区立中目黒小6年)は「絵のような地球になってほしい」と話した。
入選作品と合わせ約180点を、24日まで都庁第1本庁舎45階の南展望室に展示する。

毎日新聞より

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2007年06月15日

小学校で出前授業(三洋電機)

三洋電機は14日、東京都江戸川区立東葛西小学校で「電池から地球環境を考えよう!」と題する出前授業を開講した。

講師役の社員が充電池を教材に「電池を繰り返し使うこと」で資源を節約することの大切さなどを説明した。

クイズ形式で地球温暖化や廃棄物などの問題を解説した。
充電池で電車の模型を動かす実験も行った。
活動を継続してもらうために財団法人グリーンクロスジャパン(さいたま市)が発光する「みどりの小道環境日記」を配布。
児童らは「資源を大切にしたい」「エコバックを持ったり、ごみを分別する」などと感想を書き込んでいた。

三洋電機は2007年度に約40の小学校で授業をする計画。
授業をしない小学校にも希望があれば無償で教材を提供する。

日経産業新聞より

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2007年06月08日

裸足にひんやり、土の感触 生態園対象校(嵐山東小)

小中学校に動植物を呼び込む環境を作る「生態園」(毎日新聞社、国際花と緑の博覧会記念協会主催)の対象校に指定された京都市西京区の市立嵐山東小(深見良一校長、370人)でこのほど、古代米「赤米」の田植えがあった。

5年生約70人が、校内のビオトープの一画に作った“田んぼ”に裸足で入り、土の感触を楽しんだ。

同小は2004年度、校内に池や花壇を作ってそこに集まる生き物と親しもうと、約130平方㍍のビオトープを設置。
そこに防水シートを設置したり、水路を整備して、田んぼの環境を作り上げた。
そこで、米について勉強している5年生が、日本の米のルーツとも言われる赤米の栽培にチャレンジすることになった。

1畳ほどの“田んぼ”に入った児童は「気持ちいい」「足が動かない」などと大騒ぎ。
長さ約10㌢の苗を5~6株ずつ植えていった。
村林真衣さん(10)は「田んぼに入った時のふにゃふにゃした感触が面白かった。赤米を早く食べたい」と秋の収穫を楽しみにしていた。

毎日新聞より

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2007年05月29日

小学生らに出前授業(神奈川県環境科学センター)

神奈川県環境科学センターは小学生を対象にした環境問題の出前授業や、企業や非営利組織を対象にした出前技術支援を始める。

自然観察や水質浄化実験などを通じ、環境や科学への理解を深める狙い。

対象は県内に在住、在勤、在学する人を含む10人以上のグループ。
費用は原則無料とする。

出前授業のテーマは「地球温暖化」「大気汚染」などで、各校の希望に沿ってセンターが実験メニューを提案。
講師を派遣する。
田んぼで生き物の観察をしたり、プラスチックを燃やして炎の色から種類を判別するなどの実験を想定している。

技術者が直接企業などへ出向き、河川の水質や酸性雨などの現地調査の方法を伝授する「出前技術支援」も実施する。
センターで水質を分析することも可能で、同センターでは「気軽に利用して環境保護に役立ててほしい」と話している。

日本経済新聞より

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2007年05月28日

中高生向け競技会「CO2バスターズコンテスト」

中学・高校生が二酸化炭素削減を競う「CO2バスターズコンテスト」が25日から始まった。

グループをつくって家庭での二酸化炭素排出量を来年3月まで毎月提出してもらい、最も削減度合いの大きいグループを表彰する。
日本の温暖化対策で課題となっている家庭部門の排出削減に向け、学生の関心を高める狙いだ。

東京学芸大学付属高校で同日開いた「キックオフ宣言」には2年生ほぼ全員の約350人が参加した。
環境セミナーなど手掛ける環境コミュニケーションセンターなどが主催。
当面、1,000人規模の参加を見込む。

同社ホームページ上の測定表に家庭での電力やガスの使用量を記入し、送信してもらう。
月ごとに削減率の一番大きいグループには月間賞として有名スポーツ選手から励ましのメッセージが送られる。
年間を通じ最も減らしたグループには大賞として環境大臣賞を授与、有名スポーツ選手と懇談し記念撮影をする機械を設ける。

日経産業新聞より

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2007年05月21日

見本で学ぶリサイクル(プラスチック処理促進協会)

化学メーカーなどでつくるプラスチック処理促進協会は全国の小中学校でプラスチックのリサイクルについて学習する際の補助教材を作成した。

ペットボトルなどをリサイクルしてつくった再生樹脂原料などの見本を集めた「サンプルボックス」で、教育現場では入手しにくい素材をそろえた。
子どもの体験的な学習に役立てる。
学校に無料で貸し出すほか、協会の出前授業に活用する。

ペットボトルの原料については、石油から直接つくったペット樹脂に加え、使用済みボトルをリサイクルする過程でできる「フレーク(破砕・洗浄したもの)」や「ペレット(フレークを溶かして粒状にしたもの)」などをそろえた。
食品トレーの再生原料もある。
これらのサンプルと協会の学習副読本を参考にしながら、全体のリサイクルの流れを理解するのに役立てる。

これらの原料は製造現場では珍しくないが、消費者や教育機関が入手して実際に触れてみる機会は限られる。

日経産業新聞より

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2007年05月10日

地球温暖化やリサイクル学ぶ(京都府長岡第七小)

地球温暖化が起こる理由や家電リサイクルについて、気象予報士らから習う授業が10日、京都府長岡京市の長岡第七小であった。

5年生51人が参加し、地球の気温上昇が与える影響や、企業のリサイクルの取り組みなどを学んだ。
シャープと、NPO法人(特定非営利活動法人)「気象キャスターネットワーク」が、社会貢献活動の一環として全国の小学校で実施している。

子どもたちは、地球の平均気温が100年後に最大で5.8度上昇する可能性があることや、ヒマラヤ山脈の雪が減少している様子などを気象予報士から習うたびに「えー」と驚き、高濃度の二酸化炭素を入れた箱を使った温室効果の実験を見て温暖化の怖さを学んでいた。
また、企業のさまざまなリサイクル技術の一端も実験を通して体験し、銅やアルミを自動的に分別する仕組みなどを学んだ。

京都新聞より

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2007年05月08日

「グリーンカーテン」で夏対策(愛光保育園)

つる性植物で窓辺を覆い、夏の日差しを和らげる「グリーンカーテン」用のゴーヤー苗が8日、京都府木津川市木津の愛光保育園に寄贈された。

園児たちはプランターに苗を植え、成長を楽しみにしている。
環境問題などに取り組む市内の小中学生でつくる同市こどもエコクラブが、昨年からグリーンカーテンの普及活動を始めた。

今年は市内の保育園や学校、市役所など計6カ所に協力を求めており、用いる苗の一部は木津高の草花クラブが育てた。

この日は、沖縄県などでつくる県農水産物販売促進協議会が提唱する「ゴーヤーの日」(5月8日)で、エコクラブを支える大人で構成する「サポーターの会」のメンバー5人と草花クラブの杉谷彩花部長(17)ら3年生部員3人が同保育園を訪問。
5歳児クラスの園児23人の代表に苗4株を贈り、西側にある窓の下のプランターで一緒に苗を植えた。
順調にいけば、8月ごろには窓一面を覆うほど大きくなるという。

京都新聞より

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2007年04月01日

上野動物園で児童ら100人、植樹体験(MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト実行委員会)

「動物との触れ合いの森づくり」をテーマにしたMOTTAINAIキッズ植林プロジェクト実行委員会の植樹体験会が31日、上野動物園(台東区)で開かれた。

同委員会は全国子ども会連合会、国土緑化推進機構、毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局で構成され、昨年2月、ノーベル平和賞受賞者でキャンペーン名誉会長でもあるケニアの環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんを迎えて大阪で植樹を始め、札幌、広島など全国で展開している。

9カ所目の植樹となった同園では、小学生と父母ら約100人が参加。
開会式で同園の小宮輝之園長、東京都子ども会連合会の小野清子会長が、動物にとって重要な森の環境のこと、またマータイさんが提唱する「もったいない精神」について触れた。

クマやレッサーパンダのオリの5カ所で植樹し、エサとなる実や日陰作りのためヤマモモ、イロハモミジ、ナワシログミ、ヤマブドウなど計50本を植えた。

運営にあたったNPO法人樹木・環境ネットワーク協会の澁澤寿一理事長は「木が土の中から育つことを体感させることが大切。30分もすると子どもたちは真剣になりました」と話していた。
2007年度は秋田県でスタートする。

毎日新聞より

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2007年03月14日

アルピニストの野口さん、清掃登山の活動訴え

清掃登山で知られるアルピニスト、野口健さんが13日、福井市の県生活学習館で「富士山から日本を変える!」と題して講演。

約700人が環境問題への実践的取り組みに耳を傾けた。
講演は電力会社と県商工会議所連合会で作る県環境・エネルギー懇話会の主催。

野口さんは1993年にエベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰の世界最年少登頂記録を25歳で樹立。その後、エベレストや富士山などのごみ問題に取り組んでいる。

野口さんは、清掃登山を始めたきっかけや、人の輪が広がったこれまでの活動経緯を巧みな話術で紹介。
「山が汚いと街もきたない。山は社会の縮図」「環境問題の相手は自然ではなく、人間社会」と、聴講する人たちに訴えた。

毎日新聞より

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2007年02月17日

ミミズの力で生ごみを土に(高浜小学校)

愛知県高浜市の高浜小学校で、4年生93人がシマミミズを飼っている。

生ごみを食べてふんをし、栄養たっぷりの土をつくることを調べるためだ。
17日に市いきいき広場で開かれる環境学習発表会で、この1年間の成果を報告する。

購入した約500匹のシマミミズが学校にやってきたのは、昨年5月。
4年生は数人ずつの班に分かれ、それぞれの班が発泡スチロールの箱に花壇の土を詰めた即席のコンポストを作製。
ミミズを放して教室脇の廊下に置いた。

きっかけは社会科で学んだごみ問題。
給食の残飯を調べたところ、1日約35㌔も出ることを知った。
そこでミミズを使った生ごみリサイクルを総合学習の時間に試すことにした。

えさは給食の野菜くずや家庭から持ってきたコーヒー豆のかすなど。
夏休み中も当番を決めて世話を続けた。
初めは気持ち悪がった児童も、今では「全然臭くないよ」と、素手で飼育箱の中をかき回してミミズを探すまでに。
卵もかえり、ミミズの数は5倍以上になった。

ミミズが作り出した土でラディッシュも栽培。
花壇の土と比べて苗の成長が早く、実も大きくなることを明らかにした。

学年主任の細川節子教諭は「1年の活動では残飯を減らすまでは至らなかったが、小さな命をはぐくむ大切さ、ミミズが土を変える働きを学んでくれた」と話す。
できた土は花の栽培に使うよう校内や地域に配ったクラスも。
児童たちは自宅に持ち帰り、ミミズコンポストを続けるという。

環境学習発表会は17日午後1時30分から。
高浜市の5つの小学校の代表児童たちが、身近なリサイクルや稗田川浄化など総合学習で調べた環境問題を報告する。一般聴講も可。

中日新聞より

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2007年01月18日

【北海道】資源の大切さを絵本で

就学前の子供たちに資源の大切さとリサイクルの考え方を知ってもらおうと、北海道は環境教育絵本「きっと また あえる」(A4判、32㌻)を発行した。

道内の全市町村と幼稚園、児童館、児童養護施設に計1,200冊を配布。
道環境政策課は「北海道の豊かな環境を守るには、幼いときから、ものを大切にする意識をはぐくむことが重要。積極的に使ってほしい」と話している。

札幌市在住のイラストレーター、阿部夕希子さんが絵、コピーライターの若原尚美さんが文を担当した。
幼稚園児の主人公「ななちゃん」が、読み飽きた「いるかの絵本」をゴミ箱に捨て、その夜の夢にイルカが登場。
イルカはななちゃんを森に案内し、絵本の紙の原料となる木が育つまで何十年も何百年もかかることを教えるというストーリー。

道は今後2年間で「地球環境」などをテーマに環境にかかわる絵本をさらに2種類作成し、全3部作とする考えだ。
市販はしないが、道内の全公立図書館に置くほか、必要に応じて道から貸し出しも行う。
道環境政策課のホームページで全文の入手も可能。

毎日新聞より

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2006年11月18日

青森で環境演劇コンテスト

子供たちに環境について考えてもらおうと、青森県が初めて企画した「第一回あおもり環境演劇コンテスト」が17日、青森市の市民文化ホールで開かれ、県内六校の児童生徒が熱演を披露し、地球温暖化防止やリサイクルの推進を訴えた。

参加したのは小中高校各2校の6チーム。
各校とも、砂漠化した500年後の世界にタイムスリップしたり、リサイクル星人に再利用を教わるなど夢のあるストーリーが多く、背景や小道具にも工夫を凝らして観客を楽しませた。

このうち「リサイクル星人―エコリン―が教えてくれたこと」で、環境に無関心だった保井捨子(ポイすてこ)と、彼女にリサイクルを教えるリサイクル星人を演じた、北辰中3年の川村ちひろさん(15)、同1年の高杉莉乃さん(12)の2人は「みんなで構想を練ったので環境について考えるようになった」「未来の環境を守っていかなければと思った」と話した。

審査結果は次の通り。(カッコ内はチーム名)
▽最優秀賞=青南高「SEINAN★美化★ドラマクラブ」▽審査員特別賞=馬門小「環境戦隊馬門っ子レンジャー」、北辰中「エイリアン組織」▽優秀賞=竹館小「TAKEDATE ECO CLUB」、佃中「4MCHAKS」、柴田女子高「チーム毬藻(まりも)」

陸奥新報より

投稿者 Melody : 10:29

2006年09月30日

2006年9月28日(木)新城小学校(4年生)・白川小学校(4年生)の工場見学がありました。

9月28日(木)9:00~10:00新城小学校の4年生(8名)工場見学がありました。

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新城小学校の皆さん!株式会社トリムの工場見学へようこそ!!



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みんな真剣に説明を聞いてメモを取っています。ガラスのリサイクルの事、勉強になったかなぁ?スーパーソルの事、理解出来たのかな?

最後はスーパーソルの山の前で記念撮影をしました。トリムの事忘れないでね!スーパーソルの事も忘れないでね!また遊びに来てくださいね。

本当にありがとう御座いました。

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9月28日(木)11:00~12:00新城小学校4年生(103名)の工場見学がありました。

白川小学校4年1組・2組・3組の皆さん、真剣に聞いてくれてありがとうございました。色んな質問も出てとても良かったと思います。

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たくさんの人数でしたので、3つのグループに分かれて工場見学を行いました。1班の説明はトリムの福元さんが担当しました。分かりやすかったかな!?

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2班の説明担当は女性の玉城さんです。説明、分かりやすかったでしょ!

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3班は玉那覇さんが担当しました。

みんなスーパーソルの事、よーく分かったかな?リサイクル・リデュース・リユース(3R)をみんなで実行して、環境を大事にしましょうね!



また是非工場見学に来てくださいね!お待ちしてます!

トリム社員一同

投稿者 Melody : 21:01

2006年9月28日(木)新城小学校(4年生)・白川小学校(4年生)の工場見学がありました。

9月28日(木)9:00~10:00新城小学校の4年生(8名)工場見学がありました。

投稿者 Melody : 10:20 | トラックバック

2006年09月25日

全国50小学校に環境の出張授業(シャープ)

シャープは22日、10月から来年3月にかけて、全国の50の小学校を対象に環境教育の出張授業を開始すると発表した。

特定非営利活動法人(NPO法人)の気象キャスターネットワークと提携、「地球温暖化と新エネルギー」など2科目の授業を実施する。


シャープは社内公募により、環境に関する教育を推進する「ECO・ナビゲーター」と呼ばれる指導員約50人をすでに養成している。
ホームページなどで授業を希望する小学校を募った。

来年度以降は年間100校以上の小学校で実施する考えで、シャープでは指導員を各都道府県に1人ずつ置いて、「地域に合ったきめ細やかな授業をしていきたい」としている。
学校での環境問題への関心の高まりに伴い、企業からの出張授業の需要も高まりそうだ。

日経産業新聞より

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2006年08月03日

【鹿児島県】こども大臣9人 環境保全を訴え

環境保全活動に取り組む子どもたちのリーダー「かごしまこども環境大臣」の任命式が2日、県庁であり、県内の小中学生9人に伊藤祐一郎知事が任命証を手渡した。
「大臣」たちは伊藤知事と意見交換後、サミットを開き、環境保全の大切さを訴えた。

子どもたちが環境問題に関心を持つとともに、保護者ら周囲の大人にも環境意識を高めてもらおうとはじめて実施。
環境保全をテーマにした作文を募集し、425人の応募の中から優秀だった小学4年~中学3年の9人が選ばれた。
来年3月まで、県や地域の環境イベントに参加する。


伊藤知事との意見交換で大臣たちは県内の1日のごみの量や処理費用、環境保護に対する取り組みなどを質問。「ポイ捨て禁止条例を制定して」などの要望も出された。
サミットでは「海、川、山に空き缶やタバコの吸いがらなどのごみが多くて残念。大人の皆さん、ごみを絶対に捨てないで」「鹿児島は自然がきれいで素敵なところです。私たちはこの大好きな自然を保つために頑張ります」などとする「かごしまこども環境宣言2006」を発表した。

西日本新聞より

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2006年07月28日

幼児期の環境教育で3短大が連携

幼児期からの環境教育を推進するため、佐賀女子短大、佐賀短大、九州龍谷短大の県内3つの短大が連携し、人材育成の共同事業を始める。

共通科目を新設して各短大の講師陣を共有するほか、有明海や吉野ケ里遺跡で体験授業を行い、佐賀の特色を生かした環境教育を実践する保育士、幼稚園教諭を育てる。
27日、文科省の支援事業に採択された。


3短大は昨年度、幼児向けの環境教育プログラムを共同で開発。
この取り組みをさらに進めるため、優れた教育改革に予算を重点配分する文科省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に申請、採択された。
短大の共同事業は初めてで、期間は3年を予定。初年度は機材購入などで約1,800万円の助成を受ける見込み。

計画では、共通科目として「こどもと環境」「こどもと自然」の2科目を新設。
3短大の講師陣が、各短大を回り、それぞれの特徴である「くらしと環境」「いのち」「食農」の講義を実施する。体験型授業では3短大の学生が一堂に集まり、吉野ケ里遺跡での宿泊体験、水俣病患者への訪問などを行う。
また、学生主体のワークショップを定期的に開催。地域住民や環境団体と連携し、環境学習ネットワークの創出も目指す。本年度後期から試行し、来年度から本格化する。

少子化が進み、大学・短大間の競争が激しさを増す中、今回の共同事業は生き残り策の1つ。
県庁で記者会見した福元裕二佐賀短大学長、高島忠平佐賀女子短大学長らは「競争するだけの時代ではなくなった。各短大の良さを開放し、互いに学び合っていきたい」と話した

佐賀新聞より

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2006年07月19日

石炭灰で脱臭も水浄化も 小学生向け実験キット(中部電力)

中部電力は18日、脱臭や水質浄化の効果がある石炭灰リサイクル製品「シーキュラス」を教材として利用しようと、小学生向け環境学習実験キットを商品化したと発表した。

実験キットは「冷蔵庫のにおいをとる不思議な石像」「疲れた靴のリフレッシャー」「にごった水をとうめいにする実験」など5種類。


1個840円で20日から名古屋市内の東急ハンズ2店舗で販売する。
いずれもシーキュラスを配合した粉末を主な材料に、脱臭・除湿剤として使うことができる造形物をつくったり、濁った水を透明化する実験に取り組んだりする内容。

シーキュラスは、中電の碧南火力発電所(愛知県碧南市)で生じる石炭の焼却灰にカセイソーダを加えて化学処理した粉末。
表面が多孔質で重金属や悪臭ガスを吸着する能力が高く、中電が2年前からリサイクル製品として販売している。
碧南火力発電所内のPR施設では、以前からシーキュラスを教材にした環境学習セミナーを開いている。より多くの子どもたちに親しんでもらおうと、製造委託先の子会社などとキットの商品化に取り組んだ。
学校などでの教材採用を目指し、初年度の販売目標は1万個。

中日新聞より

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2006年07月15日

【神戸市】「キッズISO」に挑戦 5校の児童取り組み

子どものときから環境に配慮した生活習慣を身につけようと、神戸市東灘区の渦が森小と六甲アイランド小で14日、環境教育プログラム「キッズISO(入門編)」が始まった。
市環境局が呼びかけ、本年度は試験的に5小学校で実施。子どもたちは夏休みを利用し、「省エネ作戦」を立てて家庭の電気やガス、水道、ごみの削減に挑戦する。

キッズISOは、地球環境を守るための国際規格「ISO14000」を反映した教育プログラム。
入門-上級編の4段階に分かれ、取り組みに応じて国際認定を受けることができる。


同市の一人一日あたりのごみ処理量は1,466㌘(2003年度)で、政令市でも上位という。
市は2015年までに一般廃棄物処理量を25%削減する目標を設定。
“エコ市民”の養成は欠かせないといい、県内初のキッズISOを導入した。

入門編では電気や水道などの使用量を8日間調べた後、家族と相談して「作戦」を立て、次の8日間で実施。前後の差を調べる。
児童は削減結果を記録したワークブックを休み明けに提出し、専門家に評価してもらう。

渦が森小では5年生128人が参加。環境局職員から地球温暖化による水や食料不足の危機を学んだ小松愛実さん(10)は、「温暖化で困るのも、地球を壊しているのも自分たちなんだと分かった」。辻尚也君(10)は「ごみの分別や、こまめに電気を消すなど、やれることをちゃんとやりたい」と張り切っていた。
市は来年度以降、実施校を増やしていくという。

神戸新聞より

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2006年07月12日

ラーメン作り環境問題実感(大阪ガス)

京都市伏見区の小栗栖宮山小で12日、「地球にやさしいラーメンづくりセミナー」が開かれた。
児童たちは身近なインスタントラーメン作りを通して、その種類や作り方で、ごみの排出量やエネルギー使用量が違うことを実感。環境問題への意識を高めていた。

大阪ガスが取り組む次世代に向けた環境学習事業。
同社京滋リビング営業部(下京区)の社員2人を講師に、5年生約50人が授業を受けた。


班に分かれた子どもたちは、ラーメンの種類(袋入りかカップめん)、使う水の量、ガスの出力の強弱などを自由に選んで調理。最終的にどれだけの量のごみが出されたかを調べた。
排出量が2㌘で最少だった班の代表児童は、「カップめんの容器はペン立てなどに使えるからごみにしなかった」と工夫を発表していた。

京都新聞より

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2006年06月13日

工場敷地で自然教室(デンソー)

デンソーは、国内主力拠点の大安製作所(三重県いなべ市)に、近隣の子供が環境学習などのために活用する「エコパーク」を開設した。
製作所に残る自然林に加えて、一部の敷地は新たに植樹して利用。
野鳥の観察に使う小屋やカブトムシの養育場、環境負荷が少ないトイレなどを設置した。
新施設「大安エコパーク〝水・遊・森(すい・ゆう・しん)〟」は面積が約4,000㎡で既存の自然林や貯水池などを活用。
約3,000万円を投じて整備した。


微生物の動きで排泄物を分解するトイレは、風力や太陽光で発電した電力を利用する。
同社がこうした施設を国内で設置するのは初めて。
エコパークは子供の学習のほか、社員や近隣の住民の憩いの場としての利用を想定。
当面は工場の一般公開や子供を対象にした自然教室で活用するが、2007年度には終日一般開放する体制に切り替える。

日経産業新聞より

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2006年06月09日

風呂敷の使い方 小学生に伝授(高島屋)

高島屋は小学生に風呂敷の利用法を教える「風呂敷包み方実習」を新宿店で開いた。
繰り返し利用できて携帯にも便利な風呂敷の使い方を覚えてもらい、容器包装削減に対する意識を高める。
渋谷区立代々木小学校の4年生が実習に参加した。
環境省の地球温暖化対策の専門家を講師に、風呂敷をバッグとして利用する方法や丸い物の包み方を学んだ。
同店では綿やポリエステルなど手軽な素材の風呂敷が人気。
20~30代にも売れており、小学生から使い方になじんでもらい、安定して売れる商品に育てる狙いもある。


一定量以上の容器や包装を利用する事業者に削減状態の報告を義務付ける容器包装リサイクル法の改正案が、今国会で成立する見込み。
日本百貨店協会は買い物客に、包装の簡素化への協力を呼びかけており、百貨店各社は風呂敷の販売などに力を入れている。

日経流通新聞より

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2006年06月06日

小中学生に環境教育(住友林業)

住友林業は静岡県富士宮市の小中学生への環境教育を支援するプロジェクトを始めた。
富士宮市教育委員会の協力を得て、同社が資金や施設などを提供し、民間のホールアース自然学校(広瀬敏通代表)に企画を委託して実施する。
生徒が富士山周辺の自然を体感しながら学べるような教育内容にしている。

スタートさせたのは「富士山『まなびの森』環境学習支援プロジェクト」。
林野庁と組んで台風被害を受けた富士山南麓の国有林約90㌶の復元活動をしている「まなびの森」の散策を通じて野生動植物の観察、太陽光や風力発電設備のある活動施設「フォレストアーク」で環境に配慮した生活を体験してもらう。


このほど富士宮市立富士根北中学校の生徒34人が参加して第1回目を開催。
2006年度は市内の小中学校約5校、約550人の生徒を対象に実施する計画だ。
自然を理解させ、その保全への意識を育てたいとしている。

日経産業新聞より

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2006年05月28日

島サミット子どもたちも活躍

第四回太平洋・島サミットの一環で、参加国の首脳夫妻と県内の児童が親睦を深める県民交流プログラムが27日、那覇市内で開かれた。
サミットを終えた首脳らは終始、リラックスした表情で児童たちの奏でる音楽を満喫した。
那覇市内で開かれた太平洋・島こども環境サミット(主催・環境省、内閣府)は27日午後も島の環境保全策などを議論。
県内と太平洋の島々16カ国・地域の子どもたち計44人は、小泉純一郎首相ら各国首脳の前で「地球と社会の環境をよりよくするために自らが率先して行動を起こすことを誓います」と共同宣言を発表、若い世代の活動への支援を訴えた。


子どもたちは4テーマに分かれ、各自が住む島の環境問題を取り上げ、自分たちができる活動を検討した。
「漂着ごみと廃棄物」の班では、ごみを減らす方法を検討。買い物に袋を持参する「マイバッグ運動」や、入れ物を持参しないと袋代を徴収される仕組みなどを紹介し合った。小池百合子環境相は「島々の環境問題を解決するのは皆さんです。(問題を)認識し、学び、行動に移してほしい」と激励した。
ナウル共和国から参加したヴィッキーローズ・スコッティさん(14)は「各島が抱える問題だけでなく、文化の違いも学べた。島に帰ったら、さらに友達と考えたい」と話した。久高中三年の糸数陽一君(15)は「久高島は、観光客とともに、ごみも増えたが、どの島も同じ悩みを抱えていることを知った。友達や地域の人に声を掛けてごみを少なくしたい」と決意を語った。

沖縄タイムスより

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2006年05月20日

子どもと一緒に緑化を学ぶ(積水ハウス)

身近な自然の大切さを学んでもらおうと、住宅メーカーの積水ハウスでは、小学生向けに緑化をテーマにした環境学習教材を制作、そのプログラムをインターネットで無償提供している。
子どもが興味を持つよう、内容はゲーム形式で構成。
子どもたちは自然環境を守るための研究員という設定だ。
その上司である「Dr.フォレストからの手紙」で「2050年までに地球の動植物が4分の1、絶滅するかもしれない」という内容が伝えられ、いくつかの指令が下される。この指令を順番に実行していく趣向だ。
取り上げるテーマは生態系の仕組みや、自然と共存する里山の成り立ちなど。


例えば校庭にある樹木が在来種か外来種か、子どもたちが実際に学校の緑を調べたり、教材に含まれる豊富なスライドや図鑑などの資料を使ったりするのが特徴だ。
身近な例に触れながら学ぶので、ポイントを無理なく理解できるという。
学校向けではあるが、一般の利用者も教材や指導マニュアルをダウンロードできる。
我が家でも直下の大切さを学び、子どもと一緒に自宅の庭の「植栽計画」などを考えることができそうだ。

日本経済新聞より

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2006年03月11日

アルミ缶回収で車いす1台寄贈(大垣市安井小)

大垣市立安井小学校の児童が、大垣市民病院に車いす1台を寄贈した。
同小は約10年前からリサイクル委員会が中心となり、全校児童で月2回アルミ缶を回収し、その収益金で補助歩行器などを市民病院に贈っている。
今回は4年間で46,600円分を回収し、購入代金にあてた。

リサイクル委員長の6年生、清水美彩貴さん(12)らが市民病院を訪れ、「全校で集めました。みんなの心がこもっています。患者の方に役立て下さい」と、車いすを渡した。
また、青年団体「大垣竹の子会」(金森久会長)も、創立50周年を記念して市民病院に車いす10台を贈った。

読売新聞より

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2006年01月17日

【名古屋市】人気エコソングCD配布 「みんなでへらそうCO2」

ゴミの分別化やエコマネーなど、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めている名古屋市は16日、エコソング「みんなでへらそうCO(2)」のCDを、市内すべての幼稚園や保育園、小中学校などに配布を始めた。


エコソングは、市環境局の職員が3年前に作詞、作曲した。昨年9月のイベント「環境デーなごや」で披露したのをきっかけに、市内の幼稚園や保育園で活用され、親しみやすい曲が人気を呼んで各園からCD化を求める声があがっていた。
このため、市幼児教育研究協議会と国際ソロプチミスト名古屋がエコソングを初めてCD化し、市に1,500枚寄贈した。これを受けて市は、市内の小中学校などへの配布を決めた。
CDには、「みんなでへらそうCO(2)」の英語や韓国語などの外国語版をはじめ、オルゴール版や行進曲版、アップテンポ版などのほか、「おいしくのんでリサイクル」など3曲のエコソングも収録されている。
小中学校などでは、配布されたCDを環境教育教材として活用していく。

読売新聞より

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2006年01月14日

【札幌市】クリック募金で環境教育

クリック募金で集めた資金を小学生向けの環境教育に役立てようというユニークな試みが札幌市で始まっている。
同市が運営する「環境プラザ」は昨年5月、ホームページ上に「環境教育へのクリック募金」を開設した。
サイトの「募金ページ」には協賛企業10社のバナーが並ぶ。
企業名をクリックすると、各社の環境への取り組みを紹介するページにジャンプするとともに、5円がこの企業から札幌市に寄付される仕組みだ。
寄付金は市内の小学校で環境教育に使う教材購入にあてられる。


ひとりが募金に参加できるのは各社とも1日1回までで、各企業の負担は月2万円を上限としている。
クリック数は開始から今月10日までの累計で約195,000回、約100万円分に上っており、なかなか好調だ。
年度末で募金額を集計し、年度明けに企業側が寄付をすることになっている。
クリック募金に参加した市民は自宅にいながらにして企業の取り組みを知るだけでなく、未来の環境を担う子どもたちの育成に参加することもできる。企業側には自社の活動をより多くの人にPRできるメリットがある。

日本経済新聞(夕刊)より

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2005年11月15日

小学校向けに環境教育提供(三洋電機)

三洋電機は14日、小学校向けに環境関連の授業を提供するプロジェクトを始めたと発表した。
名称は「ENERGY EVOLUTION PROJECT」。
導入校には充電池を寄贈し、社員やOBらが環境問題や関連技術について教える。
小学生にも環境問題に興味を持ってもらい、あわせて充電池への関心も高めるのが狙い。


毎月先着50校に充電池の新商品「enelop」と充電器を寄贈する。
太陽電池と充電池を組み合わせるなど、循環型社会を身近に学べる教材を用意。
1校当たり1時間の授業を提供する。
同日付で募集を開始した。募集期間は2006年3月末までで、専用サイトで受け付ける。

日経産業新聞より

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2005年10月29日

【川崎市】お宝ざっくざっく 園児ごみを学ぶ

子どもたちにごみの減量化やリサイクルの大切さなどを学んでもらおうと、川崎市は28日、多摩区中野島四の私立カリタス幼稚園で、年長園児を対象に「出前ごみスクール」を開催した。
出前ごみスクールは、「環境について子どものころから教えていくことが重要」と、市がモデル事業として取り組んでいる「幼児環境教育」の一環。本年度に入ってからこれまでにも、小中学校などで行ってきたが、幼稚園児を対象にした授業は今回が初めて。


この日は園児約80人のほか、保護者約60人も参加。園児らはゲーム形式で瓶、缶、ペットボトル、トレーなどをかごに“分別”。先生役の市環境局職員から分別されたごみが何にリサイクルされるか説明を受けた。
ごみ収集車の仕組みが分かるよう改造された「スケルトン車」を前に、園児らは「すごい」などと歓声を上げながら、中をのぞきこんでいた。
市の担当者は「幼稚園児を対象にした授業だったので、実物をそろえビジュアルを重視した。要望があれば、ほかの幼稚園でもやっていきたい」と話していた。

東京新聞より

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2005年10月18日

【伊那市】エコの現状この目で

伊那市が初めて企画した子どもエコツアーが17日あり、伊那小学校文組の約30人が環境問題に取り組む企業やごみ処理現場を見学した。


ごみのリサイクル率が99%の電子部品製造会社KOA(箕輪町)では、職員から「会社では一カ月でクラス全員の体重分に当たる1,575㌔の廃棄物が出るが、うち弁当箱ぐらいの1.6㌔だけがリサイクルできない」と説明を受け、アルミ缶など細かく分類されたごみ置き場を見学した。
柴田祐美子さんは「家ではポイポイごみを捨てているので、会社が99%もリサイクルしているのには驚いた」と話した。
エコツアーは、環境行政の推進団体・市環境協議会が昨年、市内の学校に対して行った環境教育に関するアンケートで要望が強かったため初めて企画。文組は総合学習で水質調査など環境学習をしており、最初に応募した。

中日新聞より

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2005年10月16日

【境港市】リサイクルアイデア作品展表彰式

「夏休みリサイクルアイデア作品展」(新日本海新聞社主催)で受賞した境港市内の児童を対象にした表彰式が14日、境港市役所で開かれた。境港市長賞を受賞した角優輝君=中浜小6年=をはじめ、斬新なアイデアで入賞した児童11人に賞状などが贈られた。

同展は、家庭の不用品を使って工作することで、子どもたちの物を大切にする心やリサイクルに対する意識をはぐくむねらい。米子、境港両市内の小学校25校から240点の応募があり、うち、境港市からは79点が寄せられた。
表彰式で、新日本海新聞社西部本社の佐伯健二代表と同市の中村勝治市長は「いらなくなった物が皆さんの知恵と工夫で立派によみがえり、資源や環境の大切さを訴えているようです」とたたえた。
応募作品は19日から31日まで米子信用金庫各店で展示され、入賞作品は12月1日から同23日の間、とっとり花回廊でも披露される。

日本海新聞より

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2005年10月12日

【岐阜市】ごみ減量・リサイクルポスター、入賞作品決まる

岐阜市が市内の小中学生を対象に募集した今年度の「ごみ減量・資源リサイクルポスター」の入賞作品が決まった。最高賞の市長賞には、岐北中3年、山田彩香さんと芥見東小6年、山下将宏君の作品が選ばれた。
「混ぜればごみ、分ければ資源」「ごみになるものは買わない、使わない、もらわない」「不法投棄禁止」「環境にやさしい製品を利用しよう」の四つのテーマで、夏休みに募集した。各学校を通じて、小学生352点、中学生15点の応募があった。


市長賞に輝いた山田さんの作品は、飲み終えた清涼飲料のアルミ缶を、きちんとごみ箱に入れるところを描き、「あなたの手でリサイクル」との標語を添えた。山下君の作品は、長良川鵜飼(うか)いの鵜が、ペットボトルをくわえ、悲しそうな表情を見せる絵柄だ。入選以上の43点は今月29、30日に長良川国際会議場で開かれる「岐阜まるごと環境フェア」の会場に展示される。

読売新聞より

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2005年09月16日

環境配慮の設計 小学生向け紹介(ソニー)

ソニーは17日から2日間、科学技術体験施設「ソニー・エクスプローラサイエンス」(東京・港区)で自社製品の環境配慮を紹介するワークショップを開く。


製品の分解や組み立てを通し、いかにリサイクルしやすいよう設計されているかを参加者に体験してもらう。
対象は小学生。
植物原料樹脂を使った「ウォークマン」を分解するなどして環境配慮の設計を体験学習してもらう。
家電リサイクルなどについての講演も予定している。

日経産業新聞より

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2005年08月23日

リサイクル通し環境学ぶ、廃油でせっけん作り(徳島県上板町)

家庭の使用済みてんぷら油などを持ち寄ってせっけんを作る子供教室が、徳島県上板町役場で開かれ、町内の小学生と母親ら約70人がリサイクルを通して環境を守ることの大切さについて学んだ。


参加者は町職員の指導で、水酸化ナトリウムと水、家庭廃油をペットボトルに入れて混合。クリーム色になった油を10分間かけて振り、牛乳パックの型枠に流し込んだ。
油は3日間で固まりせっけんができる。

徳島新聞より

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2005年08月11日

ドイツでエコツアー(イオン)

イオンは15日から8日間、小中学生を対象に環境先進国のドイツでエコツアーを実施する。
太陽光や風力発電施設、ごみの分別施設を訪問する。


鉱山の露天掘りも見学し、化石燃料の環境への影響などについても学習する。
参加者は小中学生51人。
イオンが環境学習のために立ち上げた「イオンチアーズクラブ」などから選考した。

日経産業新聞より

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2005年08月08日

デパート食品売り場の生ゴミリサイクルを小学生が見学

子どもたちに環境問題に関心を持ってもらおうと、デパートの食品売り場から出る生ごみなどをリサイクルする様子を見学する催しが開かれた。この催しは、東京・渋谷区にあるデパートが開いたもので、20人の小学生が参加した。


子どもたちは、まずデパートの地下にあるリサイクル専用のフロアで、食料品売り場などから出る野菜やパンといった生ごみを肥料会社に引き取ってもらうため乾燥処理している機械を見学した。この機械は1カ月におよそ8㌧の野菜などを処理しているということで、子どもたちは担当者の説明を熱心にメモに取っていた。
このデパートには発砲スチロールを溶かしてプラスチック製品の原料に再生する機械も備えられていて、子どもたちは実際に発砲スチロールを機械に入れたり、再生された原料を触ったりしていた。
参加した女の子は「きようは生ごみなどをリサイクルする様子を見学しましたが、ほかにも色々なものをリサイクルできればいいと思いました」と話していた。

エコロジーシンフォニーより

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2005年08月03日

親子で学ぶリサイクル体験エコツアー(室蘭地域再生工場)

環境産業の現場を訪れ、リサイクルについて学ぶ「親子で体験エコツアー」が2日、室蘭市内で開かれた。民間非営利団体(NPO)の室蘭地域再生工場と室蘭工業大学が主催。室蘭や伊達、登別から九家族二十七人が参加し、日鉄セメントや蘭東下水処理場などを見学した。


日鉄セメント(市内仲町)では、参加者がヘルメットをかぶり工場内を見学。1,500℃の高温に達する直径4.2㍍、全長61㍍のキルン(回転窯)で廃タイヤや下水汚泥の産業廃棄物を燃やし、その灰などがセメント原料や燃料の代替品として活用されていることを学んだ。
セメントを均一の粉末状にするために、鉄球を入れて回転させる直径6㍍、幅15㍍の粉砕機の見学では、回転とともに鉄の球が転がる大きな音に驚いた様子。担当者が「この機械を24時間回転させると、一般家庭の60年分の電力がかかります」と話すと、驚きの声があがった。
母親と一緒に参加した高砂小四年の古川裕太郎君(10)は「廃棄物の処理にたくさんの手間がかかるのに驚きました」と話していた。

北海道新聞より

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2005年07月30日

こども環境サミット閉幕

こども環境サミット2005の4日目(最終日)は29日、豊橋市草間町、豊橋勤労福祉会館で行われた。会議(活動報告、基調講演)、グループ討議、ワークショップ、総括会議と重ね、全員で「サミット宣言」について議論し、採択。①エネルギー②森林と生物多様性③水④リサイクル―の4項目について「私たちの約束」と「世界のリーダーへの要望」にそれぞれまとめ、「持続可能な社会に向けて行動を起こそう」(統一テーマ)と高らかに歌い上げ、4日間にわたる全日程を終了し、閉幕した。


8カ国11人のジュニアボードメンバー(運営委員)が3日間の活動を踏まえてまとめた宣言文の素案について、グループ討議。
使用済みアルミ缶を利用したアートや老朽スポーツ用品によるウミガメづくり、竹と自然のもので作るオリジナルアートなど8つ(会場)のワークショップを開き、名誉総裁の秋篠宮殿下、妃殿下がご視察され、眞子さま、佳子さまが実際に参加された。
総括会議は、宣言文の素案を提案したジュニアボードメンバーと会場の参加者が1時間にわたり討議した末、4項目について約束と要望をまとめた。再生可能なエネルギーの利用▽毎月10本の木を植える▽水の再利用▽ごみの分別・リサイクル推進―の約束。同趣旨の要望。
閉会式で、川口実行委員会会長は「サミットで学んだことをさらに大きく広めてほしい」とあいさつ。秋篠宮殿下が「日本発の宣言を世界で役立てて下さい」と述べられ、閉幕した。
次回のこども環境サミットは来年8月にマレーシアで開かれる。

東海日日新聞より

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2005年07月15日

リサイクル粘土でMyマグカップ(グリーンライフ21プロジェクト)

不用になった陶磁器製の食器をリサイクルした粘土で新たに食器を作る体験イベントが30日、滋賀県草津市の中部近鉄百貨店草津店で開かれ、市内の小学生らがマグカップを作った。


不用な陶磁器を細かく破砕し、土などと混ぜて再び食器を作る技術は、岐阜県多治見市の県セラミックス技術研究所や企業、研究機関などでつくる「グリーンライフ21プロジェクト」が開発した。地球環境問題の解決に貢献する100件の技術を選ぶ「愛・地球賞」も受賞している。
今回は、リサイクルについて深く知ってもらおうと、同プロジェクトに参加している草津市の清掃会社「大五産業」と、同百貨店が企画した。
会場では、子どもたちが、リサイクル粘土を成形し、自分の名前を入れたり、模様を描いたりして、オリジナルのマグカップを作った。メーカーが売り物にならないと判断し、通常なら廃棄する食器に絵付けをするコーナーもあり、参加者は陶磁器のリサイクルについて理解を深めていた

京都新聞より

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2005年07月12日

子供服の「おさがり」リサイクルサービス(サイバーエージェント)

サイバーエージェント(道玄坂1)は7月11日、子育て応援サービス「こそだてママ・マーケット」を開設した。
同サービスでは、子供の成長により着ることのできなくなった子供服を「おさがり」として出品することで、サイトに掲載されているすべてのリサイクル子供服の中から好きなものと自由に交換することができるコミュニティ型リサイクルサービス。


不要になった子供服の出品1点ごとに「おさがりポイント」1ポイントを獲得し、2ポイント毎に、サイトに掲載されている全商品の中から好きな商品を1点選んで手に入れることができる仕組み。取扱商品は、アイテム、サイズ、ブランドを限定し、商品管理センターで1点ごとに検品を行う。
「こそだてママ・マーケット」は、同社の社内新規事業プランコンテスト「ジギョつく」の第2回優勝プランで、現在子育て中の起案者自身のニーズとして生まれた。優勝から約半年の準備期間を経て、新規事業としてサービス開始にこぎつけた。

シブヤ経済新聞より

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2005年07月08日

ビール工場で環境教室(キリンビール)

キリンビールは7/21の横浜工場を皮切りに、2ヵ月にわたり、全国のビール工場で小学生と保護者らを対象にした「夏休み環境教室」を開催する。


環境の視点からビールや発泡酒などの製造工程を見学する「エコブルワリーツアー」や、クイズ、工作、ゲームを実施する。
身の回りの環境について考えるきっかけにしてもらう。
全11工場で約1,200人の参加を見込んでいる。
問い合わせはお客様センター(0120-111-560)

日経産業新聞より

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2005年01月17日

【名古屋市】人気エコソングCD配布 「みんなでへらそうCO2」

ゴミの分別化やエコマネーなど、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めている名古屋市は16日、エコソング「みんなでへらそうCO(2)」のCDを、市内すべての幼稚園や保育園、小中学校などに配布を始めた。


エコソングは、市環境局の職員が3年前に作詞、作曲した。昨年9月のイベント「環境デーなごや」で披露したのをきっかけに、市内の幼稚園や保育園で活用され、親しみやすい曲が人気を呼んで各園からCD化を求める声があがっていた。
このため、市幼児教育研究協議会と国際ソロプチミスト名古屋がエコソングを初めてCD化し、市に1,500枚寄贈した。これを受けて市は、市内の小中学校などへの配布を決めた。
CDには、「みんなでへらそうCO(2)」の英語や韓国語などの外国語版をはじめ、オルゴール版や行進曲版、アップテンポ版などのほか、「おいしくのんでリサイクル」など3曲のエコソングも収録されている。
小中学校などでは、配布されたCDを環境教育教材として活用していく。

読売新聞より

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