2012年01月31日

「テクニカルショウ ヨコハマ2012」

パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月1日より3日間、神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウ ヨコハマ2012」が開催される。

同展は、最先端の工業技術・製品を一堂に集め、各業界の枠を超えた情報の発信や交流を通して、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図ることが狙い。

3日間で約3万人の動員を見込む。

33回目の開催となる今年は413の企業・団体が出展し、「未来につながる新たな技術」をテーマに、
「ビジネスソリューション」
「生産(加工技術)」
「生産(機器・装置・製品)」
「環境・エネルギー/福祉」
「産学公・企業間ネットワーク」
の5つの分野を設け、独創性、先進性に富んだ最新の技術・製品や研究成果を公開する。

横浜市は、テクニカルショウ内最大規模の集合展示ブース「横浜市ブース」を出展。
中小企業研究開発促進事業(SBIR)など、横浜市が提供するさまざまな支援事業を活用し、積極的に研究開発に取り組む企業・グループの最新のR&D成果を展示する。
また、ブース内に横浜市が提供する中小企業支援施策の紹介コーナー、企業間連携についての相談コーナーを設け、次年度に向け市内企業が研究開発や設備投資を計画するにあたり関心の高い施策を中心に紹介する。

3日には、神奈川大学経営学部 国際経営学科の田中則仁教授が「円高下での海外事業展開の課題」をテーマに基調講演「アジア地域のものづくりとTPPの動向」を実施。ほかにも、専門家による講演会・セミナーや産学連携ワークショップ、出展者によるPRセミナーなど、多彩な併催イベントが企画されている。

同時開催イベントとして、企業間取引の広域展開の促進や新たなビジネスチャンスの創出を目的とする「九都県市合同商談会inパシフィコ横浜」(1日)、新ビジネスに取り組む挑戦者たちのプレゼン「かながわビジネスオーディション2012」(2日)も行われる。

テクニカルショウヨコハマ2012事務局は「今年は去年を上回る出展数で、特に出展の多い生産分野を『加工技術』と『機器・装置・製品』の2つに分けています。新技術・新製品発見の場、新規取引先開拓の場、さらには、技術交流や情報収集・交換の場としてご活用頂ければ」と話す。

会場はパシフィコ横浜 展示ホールC・D。
開催時間は10時~17時。
入場無料(登録制)。
詳細はホームページで。

ヨコハマ経済新聞より

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2012年01月27日

エコ活動を表す漢字は「節」

かんぽ生命保険は、地球および地域の環境を守る活動の一環として「環境保護活動(エコ活動)の意識と行動」について全国調査を実施した。

全国の20代~60代の男女2,000人の調査結果を分析し、現在のエコ活動についての一般の意識は、漢字一文字で表すと「節」のイメージが最も強く、「節電」「節約」が行動の中心になっていることを明らかにした。

かんぽ生命では、調査結果について「昨年の東日本大震災による『節電』『節約』志向の生活を送ることにより、今まで環境保護活動に関心のなかった人々も意識を向けるようになった。また、家族ぐるみでエコ活動に取り組む人ほど、家族の絆が強くなる傾向にあることがわかった」としている。

今回の調査は、2011年11月21日~22日に実施。
全国の20~69歳の男女を対象にインターネット調査を行った。
20代~60代まで男女・既婚未婚を各年代ごとに100人ずつ、5つの年代で各400人、総計2,000人のサンプルを抽出して傾向を分析した。

エコ活動でイメージする漢字一文字では、「節」(208人)がトップ。
次いで、「清」(152人)、「緑」(90人)、「省」(78人)の順だった。
東日本大震災に伴う原発の停止によって、昨年夏以来、計画停電などによって関東地方を中心に「節電」が強く意識され、「節約」する生活を送った印象が色濃く反映した結果になった。

また、エコ活動を意識したきっかけについても「もったいないと思うから」(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計で76.9%)、「節約できるから」(同68.2%)が上位の回答を占め、「節電」「節約」の生活が、エコ活動を意識させる結果になった。
その回答に次ぐのが「地球環境を守りたいから」(同64.1%)、「次の世代のためになるから」(同62.8%)、「社会のためになるから」(同61.2%)となっている。地球環境保護という大きな使命感よりも、日常の生活から発想してエコ活動が広がっている様子がうかがえた。

「エコ活動で誰と取り組むことが多いか」という質問には、子どもと同居している人は、男女ともに約7割が「家族」と回答し、エコ活動に熱心な家庭では、「家族の絆の強さ」について高く自己評価する傾向もあった。
一方、一人暮らしは男女とも「自分ひとり」で行なうことがトップ。
会社の同僚や学校の友人などと取り組むのは少数派。
中でも一人暮らし女性は、86.9%がひとりでもエコ活動に取り組んでいて、男性(67.6%)と比較して意識が高いことがわかった。
【風間浩】

サーチナより

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2012年01月23日

「十万馬力新宿サイダー」

新宿区商店街連合会が1月13日、「鉄腕アトム」をラベルにデザインした「十万馬力新宿サイダー」を発売している。

同区内の酒販店やレストランなどで販売し、空き瓶を販売店に返却した際、区内の地域通貨「アトム通貨」がもらえるようにした。

瓶には手塚プロダクション(新宿区高田馬場4)が制作した「空を飛ぶアトム」が描かれている。
1本220ミリリットルで、価格は150円。
空き瓶を返却した人には1本当たりアトム通貨50馬力(50円相当)を進呈する。

アトム通貨は、漫画「鉄腕アトム」の中でアトムが2003年4月に高田馬場で誕生したことにちなみ、その1年後の2004年4月に早稲田・高田馬場で生まれた地域通貨。
加盟店で1馬力1円として使える。
2009年以降は流通エリアを広げ、札幌や仙台、沖縄・八重山地方など12の支部に展開している。

サイダーは支部の一つ、徳島県産のスダチ果汁2%を使ったさわやかな風味が特徴。
区内の約100店舗で3月ごろまで約1万3000本の販売を予定しているが、全国各地からの問い合わせも多く通信販売なども検討している。

空き瓶は洗浄して再利用するが、販売から1週間で50%を想定していた瓶の返却率は10%程度にとどまっているという。
同連合会事務局の佐藤雅英さんは「アトムの限定瓶は人気が高い。まずは行き渡らないと戻ってこないかもしれないが、ラベルを楽しんで、味わって、新宿の店を元気にしてくれたら」と話す。

新宿経済新聞より

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2012年01月16日

ダカールラリー2012

トヨタ車体は、ダカールラリー2012アルゼンチン~チリ~ペルー(通称パリダカ)にトヨタの『ランドクルーザー200』のディーゼル車2台で参戦したチーム・ランドクルーザー・トヨタ・オート・ボディの1号車がクラス準優勝したと発表した。

今大会は4輪車部門の完走率が50%を切る厳しいレースとなったが、三橋淳(ドライバー)/アラン・ゲネック(ナビゲーター)組の1号車が市販車部門ディーゼルクラス2位、市販車部門2位、総合25位となった。
2号車は第4ステージでリタイアした。

チームはラリー車2台の燃料に廃食油から精製したBDF(バイオディーゼル燃料)を使用し、BDF100%で参戦した。

同社では、市販車部門での上位完走を果たしたことでランドクルーザー200の安全性・信頼性・走破性の高さを証明することができたとしている。
ラリー参戦で得たノウハウやデータを今後の車両開発に活用、より高性能なクルマづくりを目指す。

レスポンスより

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2012年01月14日

針葉樹の樹皮の有効利用

和歌山県森林組合連合会はスギやヒノキの製材過程で排出され、処理方法に困っていた樹皮の新たな活用方法として、農業用の土壌改良への利用を検討している。

13日には御坊市塩屋町の連合会御坊事業所で炭化の実験をした。

連合会の谷関俊男専務(62)は「困りものだった樹皮の有効な利用方法を見つけたい」と話している。

樹皮の処理は、法律による規制で自家焼却ができなくなっているため、各製材所などで困っているという。
木材乾燥用のボイラーの燃料に利用しているところもあるが、設備に多額の費用がかかるため中小の製材所では導入は難しく、廃棄物として処理料を払い、業者に依頼するしかないという。
公共工事が盛んだったころは道路のり面の緑化の土壌づくりなどに利用されていたが、工事件数の減少とともに需要も減少。
農業用堆肥への利用法もあるが、鶏ふんや牛ふんを混ぜて発酵させるため、近隣からにおいの苦情が来たり、樹皮に腐りにくい成分が含まれているため、完成までに長期間かかったりという問題がある。

1週間で4トントラック1杯分ほどたまるという御坊事業所では現在、機械を使って樹皮をすりつぶし、無償で農家に提供している。
農家は堆肥にしたり、牛舎の敷わらにしたりしているが、より有効に活用できないか考えていた。

谷関専務は樹皮に土壌改良効果があるケイ酸が豊富に含まれていることに注目、有効な微生物がすみやすくなるように炭化させられれば、土壌改良材として有効ではないかとして、実験を企画した。

この日は、煙がほとんど出ない炭化炉を開発し、日本や海外で特許を取得している長野県千曲市のモキ製作所の茂木国豊社長(67)らを招き、同社の製炭炉で樹皮の炭化実験をした。
製材業者や森林組合関係者らが興味深く見守った。
実験結果を基に今後、実用可能かを検討するという。

谷関専務は「木材価格が安いのに、樹皮の処理料を払っていては林業はやっていけない。土壌改良材にできれば、県内の林業と農業の発展につなげられるのでは」と話した。

紀伊民報より

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2012年01月08日

自給自足からビジネスへ

生活苦から始めた自給自足生活が、今やビジネスの種に―。

2男2女を抱える茅ケ崎に住む女性が同市芹沢の畑で無農薬、有機農業に挑戦、野菜の宅配を手掛けた。

野菜の評判は口コミで広がり、今では生産が追いつかないほど販路を拡大している。

直井景子さん(42)は25歳でアクセサリーショップを経営。
しかし、35歳の時に過労で倒れ、対人恐怖症や失語症になった。
夫とも別れ、子ども4人を連れて家を出た。

「とにかく食べ物をつくらなきゃ」。
生活費を稼ぐ必要があるのに、外に出られない。
子ども2人の不登校も重なった。人目を避けるようにして、養鶏や家庭菜園で自給自足の生活を続けた。

本格的に農業に取り組み始めたのは、2010年から。
県の「かながわ農業サポーター制度」を活用し、2,500平方メートルの農地を借りた。
現在はスタッフ2人を雇って週に約30~50種類を収穫、宅配先は約50件に上る。

こだわりは畑の土だ。
鶏の餌として生ごみでミミズを飼育していたこともあり、ミミズが畑の土の状態を教えてくれる。
「自己流だから九十九パーセントが失敗。だからこそ、いいものがつくれるようになった」

農薬を使わないため、野菜の成長は遅い。
スーパーの野菜のように実も大きくならないが、「甘くて、マヨネーズなどの油と絡めなくても子どもが食べられる」と評判という。

最初は近所の人への宅配から始め、現在は都内のレストランにも卸している。
無農薬で安全な野菜への需要は高く、ショップ経営時の人脈も販路拡大に役立っている。

人に会えなかった時期を乗り越え、ビジネス感覚も取り戻した。
直井さんは「農業者が一技術者として見直される時期に来ている。
責任あるつくり方をし、ブランド化する時代だと思う」と話す。

農業にたどり着いたのも「縁」だと振り返る。
「今できることが農業なので、環境や人のせいにせず、できるところまで精いっぱいやりたい」と、目の前にあることに向き合っている。

自ら歩んできた道を「女農業道」と称する。
その理由を「今まで歩んできた『道』があるから。ショップ経営、農業、母親業に没頭して、それがすべて自分自身の道っていうこと」と力強く話した。

カナロコより

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2011年12月18日

「奇跡の一本松」

空高く伸びた一本の松を山の稜線(りょうせん)から姿を見せた朝日が照らす。

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」で、津波に耐えた「奇跡の一本松」。

7万本の中で唯一、生き残った松は、復興のシンボルとして被災地だけでなく、全国にも希望と勇気を与えてきた。

同市内では一本松のTシャツやキーホルダー、お菓子なども販売され、経済活動再開にも一役買った。
しかし、津波で海水をかぶり漂流物で傷つき“満身創痍(そうい)”の一本松を待っていたのは、地盤沈下による冠水と、仲間を失ったため直射日光を過剰に浴びる過酷な環境だった。

復興の象徴を守ろうと、地元の「高田松原を守る会」や財団法人の「日本緑化センター」などが保護活動を展開。
高潮時に海水が根元に入らないよう周囲に堤防を施したり、直射日光や潮風を防ぐネットを巻くなどしてきた。

7月には新芽や緑葉が伸びたことを確認。
しかし、猛暑が過ぎた9月には新芽が変色するなどして衰弱、10月には樹木にとっては命取りの根腐れが判明した。
日本緑化センターは今月13日、「蘇生は絶望的な状況」と発表。守る会の鈴木善久会長(66)は「市民に希望と勇気をくれたのに…。悲しく残念」と肩を落とした。

しかし一方で、技術を駆使して一本松の“子供たち”を育てる活動も動き出した。
14日には東京都内で関係者が会見。
一本松の接ぎ木から3本のクローン苗を、枝に残った松ぼっくりから採取した種子から18本の苗を、それぞれ育てることに成功したと発表。
「希望の光をつなぐことができた」と胸を張った。

後継となる木の育成に一定のめどが立ち、関係者の表情も明るい。
鈴木会長は「『ありがとう』と一本松をねぎらいたい。
育った苗から高田松原の再生を目指すことが一番の恩返しになる」と力を込めた。
【松本健吾】

産経新聞より

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2011年12月15日

「一橋祭」で廃食油312キロ回収

今年11月に一橋大学(国立市中2)で開催された「一橋祭」の実行委員会は、同祭期間中に312キログラムの廃食油を回収したと発表した。

同委員会は、学園祭運営委員会や環境サークルが集まる「eco学園祭ネットワーク」とユーズ(墨田区)が共同で行う「キャンパス油田」に参加。

同祭会場内の模擬店から出た廃食油(使用済み天ぷら油)のほか、地域住民や来場者からも廃食油を回収・リサイクルする取り組みを行った。

「活気ある模擬店や華々しいステージの裏で毎年多くのゴミや廃食油が生じてしまう。学園祭を運営する立場から環境問題について考え、環境負荷の低いトレーや割り箸の導入を進めるという例年の活動をさらに拡大した。一橋大学がある国立市の地域住民の方々にも協力を呼び掛けることでより効果的な環境対策を行おうと考えた」と話すのは、同実行委員会環境対策担当で一橋大学社会学部2年の池田さん。

この取り組みで、312キログラムの廃食油を回収し、約908キログラムの二酸化炭素の削減に成功したという。
「この二酸化炭素の量は約770本の木が1カ月に吸収する分と同量。今後もこの取り組みをより多くの地域住民の方に発信していくことで、さらに効果の高い取り組みにし、これをきっかけに大学生と地域のつながりを強固なものにしてきたい」と池田さん。
「より多くの大学とも協力して環境活動の和を広げていきたい」とも。

立川経済新聞より

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2011年12月08日

冬場のピークは2回!


節電の呼びかけが幅広く行われた今夏は、電力に関しては大きなパニックもなく乗り切れた。

しかし、気がつけば季節は冬に。
暖房などで大きく電力を消費しがちなこの時期、我々はどのような心構えをしておくべきなのだろうか?

「夏の場合は、気温が最も高くなる午後の時間帯に、電力消費もピークを迎えましたが、冬は9~11時前後、夕方近くと、ピークの時間帯が2つあります。まずはその2つの時間帯に、電力を極力使わないことを心がけましょう」(節約アドバイザー・矢野きくの氏)

「冬は一日を通して気温が低く、日没も早いため、ピークの時間帯以外でも、照明や暖房などを中心に、電気使用量が多くなりがちです。その意味では、夏以上に節電の努力が必要とも言えます」(環境経営戦略総研・村井哲之氏)

また金銭的な面から考えても、我々は今冬以降、さらなる節電を迫られることになりそうだ。

「東京電力などでは、燃料価格の変動に応じて、毎月の電気料金を調整する『燃料費調整制度』を導入しています。その燃料費が、震災後以降、上がり続けていました。円高により燃料調達費が下落し、来年1月の標準家庭の電気料金は今年12月から値下げすると発表もありましたが、それでも、今冬の一般家庭の電気料金は、昨年比で10%ほど値上がりしそうなんです。つまり、今夏の目標だった15%の節電を継続しても、電気料金は以前とほとんど変わらないんです。すべての電気利用者が、太陽光発電の余剰電力の買い取り費用を負担する『太陽光発電促進付加金』の制度も本格始動しており、今後も電気料金の値上がりは続くでしょうから、家計のためにも節電が必要なんです」(村井氏)

1kWhあたりの電気料金が上がっていることは、意外と知られていないが、それが10%近くとなれば、節電はお得になるどころか、損をしないための対策になってしまうかもしれない。

■矢野きくの氏
家事アドバイザー・節約アドバイザー。
All About「節約」ガイド。暮らしの効率化、家庭の省エネなどを専門に各種メディアで活動。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』など

■村井哲之氏
環境経営戦略総研代表取締役社長。
環境プランナー。
環境経営・コスト削減の専門知識を生かし、講演や各種メディアへの出演等でエネルギーコスト対策、節電アドバイスなどを行う。
著書に『エコ節電の教科書』

週刊SPA!より

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冬場のピークは2回!


節電の呼びかけが幅広く行われた今夏は、電力に関しては大きなパニックもなく乗り切れた。

しかし、気がつけば季節は冬に。
暖房などで大きく電力を消費しがちなこの時期、我々はどのような心構えをしておくべきなのだろうか?

「夏の場合は、気温が最も高くなる午後の時間帯に、電力消費もピークを迎えましたが、冬は9~11時前後、夕方近くと、ピークの時間帯が2つあります。まずはその2つの時間帯に、電力を極力使わないことを心がけましょう」(節約アドバイザー・矢野きくの氏)

「冬は一日を通して気温が低く、日没も早いため、ピークの時間帯以外でも、照明や暖房などを中心に、電気使用量が多くなりがちです。その意味では、夏以上に節電の努力が必要とも言えます」(環境経営戦略総研・村井哲之氏)

また金銭的な面から考えても、我々は今冬以降、さらなる節電を迫られることになりそうだ。

「東京電力などでは、燃料価格の変動に応じて、毎月の電気料金を調整する『燃料費調整制度』を導入しています。その燃料費が、震災後以降、上がり続けていました。円高により燃料調達費が下落し、来年1月の標準家庭の電気料金は今年12月から値下げすると発表もありましたが、それでも、今冬の一般家庭の電気料金は、昨年比で10%ほど値上がりしそうなんです。つまり、今夏の目標だった15%の節電を継続しても、電気料金は以前とほとんど変わらないんです。すべての電気利用者が、太陽光発電の余剰電力の買い取り費用を負担する『太陽光発電促進付加金』の制度も本格始動しており、今後も電気料金の値上がりは続くでしょうから、家計のためにも節電が必要なんです」(村井氏)

1kWhあたりの電気料金が上がっていることは、意外と知られていないが、それが10%近くとなれば、節電はお得になるどころか、損をしないための対策になってしまうかもしれない。

■矢野きくの氏
家事アドバイザー・節約アドバイザー。
All About「節約」ガイド。暮らしの効率化、家庭の省エネなどを専門に各種メディアで活動。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』など

■村井哲之氏
環境経営戦略総研代表取締役社長。
環境プランナー。
環境経営・コスト削減の専門知識を生かし、講演や各種メディアへの出演等でエネルギーコスト対策、節電アドバイスなどを行う。
著書に『エコ節電の教科書』

週刊SPA!より

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2011年11月18日

ホテルに「寺子屋」

南三陸町のホテルで、小中高校生を対象にした「自習教室」が連日、開かれている。

仮設住宅の不便な生活で、学校での学習が遅れたり、進路選択に不安を抱える子供たちもいる。

この試みは、子供たちが勉強に励めるように静かな環境を提供しようというものだ。
被災地にうっすら灯る明かりは、夜遅くまで消えることはない。


南三陸町の「南三陸ホテル観洋」8階の和室に設けられた自習教室。
寺子屋にちなんで「TERACO」と名付けられた教室には、学校を終えた子供たちが次々と集まる。
宿題やドリルなどを抱え、段ボールで作った仕切りの机に座る。

「この式はどうやって解くの」「ここの漢字はなんて読むの?」。
子供たちの疑問に答えるのは、東京都などからボランティアで集まった学生たちだ。

自習教室は、町内の学校再開もままならない4月20日、避難所となっていた志津川小学校の体育館から始まった。
泊まり込みでボランティアをしていた小楠あゆみさん(46)が、避難所の子供たちに「勉強する気持ちを忘れないでほしい」と、先生役の学生ボランティアを募り、手書きのテキストでスタートした。

6月19日には、2次避難所となっていたホテル観洋の協力を得て、ホテルでの“寺子屋”を開設。
現在、仮設住宅に暮らす子供ら105人が登録している。
高校・大学受験や定期テストの勉強のため、平日は小学生が午後5~6時、中高生が午後7~11時の時間に教室に通っている。
土日祝日も開かれている。

小楠さんは「避難所の子供たちを見て、目標を失っているように見えた。未来を担う子供たちに、勉強に集中できる場所や健やかなコミュニティーを用意することが長期的な復興に欠かせない」と考えている。
被災で学業が損なわれ、進路を制限される子供たちや家庭のために、親たちから進路相談も受けている。

仮設住宅から自習教室に通う小学5年の三浦紡(つむみ)さん(10)は「自習教室は机に座って集中できる。先生たちも楽しい」と声を弾ませる。
今はデザイナーの夢に向かってほぼ毎日、自習教室に通っている。

志津川湾をはさんで見える壊滅的な被害を受けた町の景色は、ノートを埋めるごとに夜闇に溶けていく。
小楠さんは「今だけを切り取るのではなく、進学などの夢は持ち続けられることを伝えたい。そして、夢を叶えた子供たちに町の復興に当たってほしい」と、望んでいる。
【是永桂一】

産経新聞より

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2011年11月08日

鉄道技術展

鉄道の安全・安心、快適、環境、省エネを追求した「第2回鉄道技術展」(フジサンケイビジネスアイ主催)が9日から3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催される。

車両技術から軌道構造、乗客利用部のユニバーサルデザインにいたるまで、鉄道技術を支える国内外の236社・団体が一堂に会す。

海外からもオーストリア、ドイツ、フランスなどヨーロッパ企業を中心に出展、環境に配慮した先端的な鉄道技術を紹介する。

併催事業では、東日本旅客鉄道副会長で国際鉄道連合会長を務める石田義雄氏が基調講演を行う。
また、インド大使館のアルン・ゴヤール氏によるインドの鉄道の将来展望に関する講演のほか、産業、マーケット、技術などあらゆる角度から最新の話題を提供するセミナーを会期中開催し、最新の機器情報を発信する。

国内外の鉄道関連事業者をはじめ、自治体や新たに鉄道ビジネスへの参入を目指す関連業界など幅広い層の来場を見込む。

フジサンケイ ビジネスアイより

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2011年11月03日

沿岸にあすから施肥

男鹿の海に海藻を育てて「海の森」をつくり、自然環境の改善と漁業振興につなげるプロジェクトを、男鹿市やNPO海の森づくり推進協会(代表理事=松田恵明・鹿児島大名誉教授)などで作る「男鹿の海 森づくり推進協議会」が始める。

4日から海藻用の肥料を男鹿市沿岸6カ所に施して生育ぶりを調査したり、コンブを養殖して商品化を目指す。

協議会には同市とNPOのほか、男鹿海洋高校▽漁業関係者による「綺麗(きれい)な海と資源を育む会」▽男鹿森林組合▽佐藤建設工業▽オガグリーンテック▽イーアキタネット▽北都銀行男鹿支店▽フィデア総合研究所--なども参加。
産官学協働で事業を進める。


海洋施肥は、硫酸鉄などを含むペレット状のものを計5トン、袋に入れて沈める。
一度施肥すると5年間持つという。
12月には地元の漁師と協力し、コンブの種を付けた糸300メートル分を使って養殖を始める。

松田さんは「今の男鹿の海は磯焼けが多くハタハタの漁獲高が下がるなど、魚が寄りつかなくなっている。施肥すれば来春にも藻場が回復するなどの効果がみられるだろう」と話し、「漁業が生産(1次産業)だけではなく、加工(2次産業)や流通(3次産業)とも結びつく『6次産業化』を目指し、雇用創出や経済活性化につなげていきたい」と意気込みを語る。

プロジェクトは県の「新しい公共の場づくり」モデル事業の一環。
事業費は来年度までの2年間で計約999万円。
【小林洋子】


毎日新聞より

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2011年09月25日

森づくりで就労支援

苗木の栽培、販売によって、森づくりと知的障害者の福祉的就労の底上げを図ろうという神奈川県平塚の障害者施設の取り組みが着実な成果を挙げている。

社会福祉法人「進和学園」(同市万田、出縄雅之理事長)が2006年10月、ドングリ拾いから始めた「いのちの森づくり」プロジェクトは、丸5年となる来月を目前に、苗木の出荷数が4万5千本を超えた。

苗木は県内外で植樹され、森林再生や緑化に活用されている。

障害者の貴重な就労の場になり、施設の収益の柱の一つになる期待も高まっている。

プロジェクトは、学園の前理事長、故・出縄明さんが、国際生態学センター長で横浜国大名誉教授の宮脇昭さんが進める「潜在自然植生」に基づく森づくりに共鳴したのがきっかけ。

学園周辺を見渡せば、神社や雑木林などに「潜在自然植生」である常緑広葉樹のシイ、タブ、カシ類の木が多くあり、ドングリがいくらでも拾える。
栽培した苗木で森がつくられ地球環境に貢献できれば、学園の知的障害者にも「生きがい」「働きがい」につながる。福祉、環境、労働、教育の連携となると考えた。

理念先行のスタートだったが幸運が重なった。
市内の農家がビニールハウス2棟を格安で貸してくれた。
そこから井戸水も出た。
経費は大幅に圧縮できた。

栽培にあたったのは知的障害者11人の「どんぐりグループ」。
宮脇さんの指導の下、ドングリ拾い、水やり、肥料やり、発芽した苗のポッドへの移し替えなどに励んだ。
1年半後の2008年3月、アラカシ、タブノキなど8種類200本(1本400円)のポッド苗を初めて出荷した。

一般業者では、付加価値の低い常緑広葉樹の苗木を大量に栽培している例は少ない。
2010年に県内で行われた全国植樹祭では県が2千本を発注。
全国各地の自治体、企業、学校、市民団体などからも発注が来た。

苗木が育ち出荷が本格化した2009年度は約1万2千本、2010年度は約2万4千本。
2011年9月中旬までの累計は4万5,600本に上る。

2008年には植樹のための寄付の受け皿となる「いのちの森づくり基金」も設置。
これを活用して「どんぐりグループ」が各地に出掛け、植樹も行っている。

グループのメンバーは「命そのものを育てる喜びがあります。ドングリ拾い、植樹ではいろんな人と交流できて多くを学べます」と笑顔を見せた。

2010年度のプロジェクトの収入は約1,150万円。
経費を差し引くと、雇用契約を結べないタイプの就労継続支援B型のメンバーに、1人月額3万円以上の工賃を出せる計算。
県内平均1万2,453円(同年度)の倍以上だ。

現在、ハウスで36種類約5万5千本の苗を栽培している。
学園の就業支援を担っている「研進」社長の出縄貴史さんは「年間2万本の出荷を続けたい。
自然の森が広がると同時に、学園の事業の柱の一つになってほしい」と期待を込めている。

カナロコより

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2011年09月14日

最先端エコ・スポット

2012年5月22日、東京の新しいシンボル・東京スカイツリーが開業する。

自立式電波塔の高さ634m、大空に向かってスッと伸びる東京スカイツリーのお楽しみは、もちろん展望台からの眺望だ。

だが、見るべきものはそれだけではない。
東京スカイツリーのある「東京スカイツリータウン」は、業平橋駅から押上駅までの東西400m、広さ約3.69haのエリアで、商業施設「東京ソラマチ」や水族館、ドームシアター、広場や公園、オフィスビル「東京スカイツリーイートスタワーズ」などが設けられる。

実はこの「東京スカイツリータウン」全体が、最先端省エネ技術を導入したエコ・スポットになるという。

「東京スカイツリータウン」の環境に対する取り組みは、多岐にわたる。

まず第一に、スカイツリーの照明はオールLED。
6種類、合計1995台のLED照明が、美しいライティングを演出する。
従来の消費電力と比較して、パターンによって約43%、約38%の省エネを実現するという。

また、「東京スカイツリータウン」や周辺の建物に導入する地域冷暖房(DHC)に、地中熱利用システムを導入している。
これは、地中に水を循環させることによって、夏は冷たい水、冬は温かい水を、機器の冷却に利用し、さらなる省エネ効果をあげるというもの。
保有水量7,000トンという大容量水蓄熱槽を設け、夜間に作った冷暖房用の冷水・温水を貯めて、昼間に利用することにより、電力のピークシフトに貢献する。

さらに、「雨水貯水槽」に降雨を溜め、トイレの流水や屋上緑化、太陽光発電の冷却などに使う。
ゲリラ豪雨などの時に、水を一時的に溜める「抑制槽」も設ける。

屋上庭園やルーバー部には太陽光発電を設置、館内照明に活用する。
館内各所にはそうした省エネ効果がわかるモニターも設置されるという。

東武タウンソラマチ 施設管理本部の塚原啓司部長によると、「こうした取り組み全体で、同規模の既存施設と比較すると、二酸化炭素の排出を30%削減できます」とのこと。
まだ開業前なので、控えめに計算しているというが、この数字は驚きだ。

なかでも興味深いのは、さまざまな仕組みを効率よく組み合わせている点。
あげられた方法以外にも、高効率の機器を導入したり、約310店舗もの全テナントに地域冷暖房のための熱量計を設置して、省エネへの理解を高めるなど、運営面からの省エネも積極的に推進するという。

地域冷暖房などの設備は、目にすることができないが、こうした取り組みが良くわかるのが「東京ソラマチ」の屋上庭園だ。
「東京ソラマチ」は、飲食店や雑貨店、活気溢れる「新・下町商店街」や、電波塔に相応しい民放テレビ5局のショップが入る一大商業施設で、屋上緑化された庭園で、太陽光パネルを間近に見ることができる。

「東京ソラマチ」で採用されているのは、CIS薄膜太陽電池。
9階ルーバー部と、8階屋上庭園2カ所の合計3カ所に、222枚のパネルが設置され、20kW発電するという。

CIS薄膜太陽電池を採用した理由は、「東京ソラマチ」の立地と、周囲の建物との兼ね合い。
「タウンは東西に幅広く、建物の高低があり、設置できる場所が限られ、太陽光パネルを設置できる面積は約200平方メートルしかありませんでした。そのうえ、スカイツリーと東京スカイツリーイーストタワーの間に位置しているため、どうしても日陰の時間ができてしまいます。CIS薄膜太陽電池は、年間あたりの発電量にすると、単結晶型より多いのではないかと判断して採用しました」と塚原氏。
「導入してみてわかったのですが、色も黒一色でカッコ良く、デザイン的にも良かったですね」という利点も。

太陽光発電の設置を担当した東武エナジーサポート 環境事業部 岩切幸己氏によると「日照角度や、風の影響を考え、屋上ルーバー部は15度、その他の部分は5度に設置しています。屋上庭園で、太陽光発電のパネルの実物とその発電量を間近に見ることで、エコや節電に対する意識を持っていただけると思います」とのこと。

屋上緑化に流す前の雨水を、太陽光パネルの全面に流し、冷却することで、発電効率を高める試みについては、「ほかではまだない、屋上緑化と太陽光発電の連動です。暑い時期には、緑の中のパネル表面に流れる水流で、絵的にも涼やかに感じていただけるのではないでしょうか」。
黒いパネルの表面を、水が流れる様子は、たしかに風流かも。

「東京スカイツリータウンは、東武グループが一丸となって開発していますが、省エネについても東武グループ一丸となって取り組んでいるのです」と胸を張る塚原氏。
「東京スカイツリータウン」全体で、3万1000平方メートルある屋上の約4,500平方メートルが屋上緑化され、その地下には、地域冷暖房や雨水を利用する最先端プラントがあることを知ると、ぜひ、足もとも見下ろしてみたい。
スカイツリーがオープンしたら、展望台からの眺望を楽しんだあと、最先端エコ技術に満ちた緑豊かな新しい街を、しっかりと見てみよう。
【波多野絵理】

nikkei TRENDYnetより

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最先端エコ・スポット

2012年5月22日、東京の新しいシンボル・東京スカイツリーが開業する。

自立式電波塔の高さ634m、大空に向かってスッと伸びる東京スカイツリーのお楽しみは、もちろん展望台からの眺望だ。

だが、見るべきものはそれだけではない。
東京スカイツリーのある「東京スカイツリータウン」は、業平橋駅から押上駅までの東西400m、広さ約3.69haのエリアで、商業施設「東京ソラマチ」や水族館、ドームシアター、広場や公園、オフィスビル「東京スカイツリーイートスタワーズ」などが設けられる。

実はこの「東京スカイツリータウン」全体が、最先端省エネ技術を導入したエコ・スポットになるという。

「東京スカイツリータウン」の環境に対する取り組みは、多岐にわたる。

まず第一に、スカイツリーの照明はオールLED。
6種類、合計1995台のLED照明が、美しいライティングを演出する。
従来の消費電力と比較して、パターンによって約43%、約38%の省エネを実現するという。

また、「東京スカイツリータウン」や周辺の建物に導入する地域冷暖房(DHC)に、地中熱利用システムを導入している。
これは、地中に水を循環させることによって、夏は冷たい水、冬は温かい水を、機器の冷却に利用し、さらなる省エネ効果をあげるというもの。
保有水量7,000トンという大容量水蓄熱槽を設け、夜間に作った冷暖房用の冷水・温水を貯めて、昼間に利用することにより、電力のピークシフトに貢献する。

さらに、「雨水貯水槽」に降雨を溜め、トイレの流水や屋上緑化、太陽光発電の冷却などに使う。
ゲリラ豪雨などの時に、水を一時的に溜める「抑制槽」も設ける。

屋上庭園やルーバー部には太陽光発電を設置、館内照明に活用する。
館内各所にはそうした省エネ効果がわかるモニターも設置されるという。

東武タウンソラマチ 施設管理本部の塚原啓司部長によると、「こうした取り組み全体で、同規模の既存施設と比較すると、二酸化炭素の排出を30%削減できます」とのこと。
まだ開業前なので、控えめに計算しているというが、この数字は驚きだ。

なかでも興味深いのは、さまざまな仕組みを効率よく組み合わせている点。
あげられた方法以外にも、高効率の機器を導入したり、約310店舗もの全テナントに地域冷暖房のための熱量計を設置して、省エネへの理解を高めるなど、運営面からの省エネも積極的に推進するという。

地域冷暖房などの設備は、目にすることができないが、こうした取り組みが良くわかるのが「東京ソラマチ」の屋上庭園だ。
「東京ソラマチ」は、飲食店や雑貨店、活気溢れる「新・下町商店街」や、電波塔に相応しい民放テレビ5局のショップが入る一大商業施設で、屋上緑化された庭園で、太陽光パネルを間近に見ることができる。

「東京ソラマチ」で採用されているのは、CIS薄膜太陽電池。
9階ルーバー部と、8階屋上庭園2カ所の合計3カ所に、222枚のパネルが設置され、20kW発電するという。

CIS薄膜太陽電池を採用した理由は、「東京ソラマチ」の立地と、周囲の建物との兼ね合い。
「タウンは東西に幅広く、建物の高低があり、設置できる場所が限られ、太陽光パネルを設置できる面積は約200平方メートルしかありませんでした。そのうえ、スカイツリーと東京スカイツリーイーストタワーの間に位置しているため、どうしても日陰の時間ができてしまいます。CIS薄膜太陽電池は、年間あたりの発電量にすると、単結晶型より多いのではないかと判断して採用しました」と塚原氏。
「導入してみてわかったのですが、色も黒一色でカッコ良く、デザイン的にも良かったですね」という利点も。

太陽光発電の設置を担当した東武エナジーサポート 環境事業部 岩切幸己氏によると「日照角度や、風の影響を考え、屋上ルーバー部は15度、その他の部分は5度に設置しています。屋上庭園で、太陽光発電のパネルの実物とその発電量を間近に見ることで、エコや節電に対する意識を持っていただけると思います」とのこと。

屋上緑化に流す前の雨水を、太陽光パネルの全面に流し、冷却することで、発電効率を高める試みについては、「ほかではまだない、屋上緑化と太陽光発電の連動です。暑い時期には、緑の中のパネル表面に流れる水流で、絵的にも涼やかに感じていただけるのではないでしょうか」。
黒いパネルの表面を、水が流れる様子は、たしかに風流かも。

「東京スカイツリータウンは、東武グループが一丸となって開発していますが、省エネについても東武グループ一丸となって取り組んでいるのです」と胸を張る塚原氏。
「東京スカイツリータウン」全体で、3万1000平方メートルある屋上の約4,500平方メートルが屋上緑化され、その地下には、地域冷暖房や雨水を利用する最先端プラントがあることを知ると、ぜひ、足もとも見下ろしてみたい。
スカイツリーがオープンしたら、展望台からの眺望を楽しんだあと、最先端エコ技術に満ちた緑豊かな新しい街を、しっかりと見てみよう。
【波多野絵理】

nikkei TRENDYnetより

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2011年09月13日

塩害畑に復興キャベツ

東日本大震災の津波で浸水した農地の早期再生を通じて被災農家を支援しようと、仙台市太白区四郎丸の畑で、「復興キャベツプロジェクト」が始まった。

岩沼市の塩害農地で「復興トマト」を栽培した東京都のNPO法人などによる農地再生プロジェクトの第2弾。

11日には、ボランティア約30人が参加し、キャベツの苗を植え付けた。

プロジェクトに取り組むのは、NPO法人「農商工連携サポートセンター」(東京都)と、野菜の宅配サービスなどを行う「ふるさとファーム」(仙台市太白区)。

作付けしたのは、名取川河川敷にある地元農家伊深勝行さん(67)の畑8アール。
岩沼市で復興トマトを栽培したときと同様に、土に特殊なバクテリアを交ぜて塩分濃度を下げ、栽培環境を整えた。

11日は、東京などから訪れたボランティアが約3,500株の苗を丁寧に植えていった。
伊深さんは「みなさんの協力はありがたい。表土も流されてしまったが、何とか成功させたい」と栽培に意欲を見せた。

農地には、温度や塩分濃度がリアルタイムで計測できるモニターも設置。
得られたデータは、ほかの農家などにも提供していくという。

キャベツの収穫は12月で、一般販売も予定している。
ふるさとファームの田崎文行社長(59)は「農業分野の復興の遅れに苦しんでいる農家もいる。被災農地の再生を広げていきたい」と話している。

河北新報より

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2011年09月01日

大山崎・聴竹居

昭和初期の名建築で「エコ住宅の先駆け」とされる京都府大山崎町大山崎の聴竹居(ちょうちくきょ)で、外からの風を屋内に取り入れる導風管「クールチューブ」がこのほど改修された。

天王山に吹く風が居間に導かれ、残暑が続く中、ひとときの涼を感じさせている。

管理団体は「節電が求められる折、自然の力を生かした冷房設備の先進性を多くの人に知ってほしい」としている。

聴竹居は京都帝国大教授を務めた建築家の藤井厚二(1888~1938)が、1928年に天王山のふもとに建てた和洋折衷の実験住宅。

クールチューブは長さ十数メートルで、地中部分は土管、屋内部分は木製となっている。
庭先の谷に面した取り込み口から風が入り、地中を通る間に冷やされ、居間の床下近くから噴き出す仕組みだ。

建築から80年余りたち、チューブの側面や底面に張られた板が老朽化で外れたため、取り換えた。
取り込み口に詰まった土や落ち葉も取り除いた。
改修後は風通しが良くなり、見学に訪れた人が室内外の温度差を体感している。
地元住民でつくる管理団体「聴竹居?楽部(くらぶ)」は、自然エネルギーで部屋を涼しくするクールチューブの意義をあらためて考えようと、今秋、聴竹居で環境工学の専門家を招いた講演会を計画している。

聴竹居ではさらに、縁側に長いひさしがあり、戸にはすりガラスがはめられている。
縁側のそばに落葉樹も植えられ、それぞれ日差しを和らげる。
聴竹居?楽部の荻野和雄事務局長(67)は「節電の夏に多くの人に訪れ、エコに涼しく過ごすためのさまざまな工夫を見てもらいたい」と話す。

見学は事前予約制で「聴竹居」と題したホームページから申し込む。

京都新聞より

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2011年08月23日

工芸品と昆虫を比較展示

虫をモチーフとした工芸品と昆虫の標本を比較展示する夏休みイベントが、9月30日まで箱根ラリック美術館(箱根町仙石原)で開かれている。

ガラス工芸家ルネ・ラリックの観察眼が光る作品は昆虫マニアも脱帽するといわれるほどで、来館者は作品に見入っている。

常設展示している約200点の花瓶、香水瓶、アクセサリーなどのうち、70~80点は虫をモチーフとした作品。

同館では、県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田)や環境省箱根ビジターセンター(箱根町元箱根)の協力で昆虫の種類を突き止め、うち約20点については標本を並べて展示している。

「胴体、羽、脚などのバランスも正確に表現されていて、昆虫の専門家に褒められた」とラリック美術館の学芸員。

子どもたちにも楽しんでもらえるように解説を工夫し、作品に描かれたスカラベ(フンコロガシ)を同館の庭園で観察するミュージアム・ツアー、昆虫グッズを制作するワークショップなども開いている。

北海道から来た小学2年生の男の子は「書いてあること(解説)が面白いので、ずっと読んでいた」と満足げ。母親もラリックの観察眼の鋭さに感心していた。

カナロコより

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2011年08月17日

緑の「エコドアラ」登場!

17日の巨人戦(ナゴヤドーム)で中日の人気マスコットが「エコドアラ」として登場した。

緑色になり、涼し気な葉をあしらったドアラは「こういう時代なのでエコにも気を使っていきたい。これを機会に、皆さんのエコ意識も何かしら高まってくれるといいと思います」とエコをPRしている。

いつもとちょっと違ったドアラの応援で、このところ湿りがちの中日打線にも変化を期待され、それに応えるかのように、6回に谷繁のタイムリーで待望1点を挙げた中日。

エコドアラも、7回終了後のバック宙は成功させたいところだったが、着地に失敗してしまった。

直後の8回、1死までパーフェクト投球だったチェンは、小笠原に安打を許してしまったが、崩れず。
96球で完封勝利。
見事に“エコ投球”を披露。
チームも1-0で勝つ“エコ勝利”で連敗を止めた。

スポニチアネックスより

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2011年08月15日

巨大ダンボールハウス

花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区)で現在、夏休み特別イベント「みんなの生活を支える植物グッズ大集合!」が開かれている。

会場にはゴーヤで作られた「緑のカーテン」や蚊取り線香の原料となる除虫菊などが並び、電気を使わないおもちゃで遊んだり、蚊帳体験ができるようになっている。

「震災の影響などで節電などが注目を集める中、電気を使わずに植物をうまく利用して過ごす方法を見たり体験したりすることで、環境に配慮した生活に目を向けるきっかけになれば」と話すのは同館の担当者・松本直樹さん(30)。

松本さんは今回のイベントにあたり、自ら「緑のカーテン」を育てて作った。

7月上旬にゴーヤの苗から育て、約1ケ月かかって完成させた。

「全くの初心者の私でもできたので誰でも大丈夫(笑)」。
2メートルほど育ったら上に伸ばさず切っていくと横に広がりカーテン状になるという。

会場で最も目を引くのはダンボールで作られた2階建ての「ダンボールハウス」。
頑丈な作りになっていて中に入ることもできる。
何度もリサイクルでき環境にも優しいダンボール。
「紙幣」などと共に、昔から現在に至るまで植物由来の素材が変わらずに使い続けられていているダンボールを、「植物の魅力や秘密が詰まっている」と語る松本さん。
「プラスチックに変わる梱包材として将来の期待が寄せられていることを感じてもらえたら」(同)とも。


ほかにも、人気アニメ「ダンボール戦機」とのコラボレーションにより、国内初となるダンボールで作った高さ6メートルの巨大アキレス像などが展示されており人気を集めている。

イベントは今月21日まで毎日開催。
10時から17時まで(最終入館16時30分)。
入場料500円。


京橋経済新聞より

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2011年08月08日

日本の森が再生する割り箸

日本の森を再生するため、「日本の箸を『和RE 箸(ワリバシ)』に」というスローガンを掲げるワリバシカンパニー(岐阜県高山市)が、8月4日「ハシの日」に、国産割り箸のEC(電子商取引)販売を開始した。

輸入割り箸や、洗浄と定期的な交換が必要な樹脂箸よりも環境負荷の低い箸として、ワリバシカンパニーは、国産間伐材の無垢の割り箸の普及を図っている。

さらに環境負荷を減らす工夫として、使用後に家畜の寝床、野菜の肥料として段階的に活用し、最後は土に返すことを目指している。

間伐材は、利用されず山に捨てられることも多い。
この未利用資源を商品化する試みは、日本の森林の再生につながる。
同社の割り箸は、一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ、東京都渋谷区)によって適正に整備された森林のスギやヒノキの間伐材でできている。
手ごろな価格に抑えることを優先し、当初1膳ごとに入れていた「more trees」の焼き印を今は省略しているが、材の出所は確かだ。その証拠に木の産地を箸袋に記している。

割り箸の相場は、中国産が1膳1円、日本産が同5~10円程度。
同社で最も安価な「箸袋なし5,000膳」なら同2.5円で、国産品としては高くない。
同社の販売サイトでは、箸袋の有無を選び、それぞれ1,000膳まで100膳単位で注文できる。
2,500膳、5,000膳の大口注文にも応じる。
代引き手数料はかかるが、送料は無料だ(沖縄のみ有料)。

同社広報の松本剛氏は「遠方や小口の問い合わせに、これまでは対応しきれなかった。より多くの方にワリバシを届けるための窓口として、ネット販売を開始した」と語る。

販売先は、個人をはじめ、学生・社員食堂、居酒屋やレストランなど。
飲食店チェーンからの万単位の注文にも対応できるように、秋からは大量生産ラインを本格稼働する予定だ。
【瀬戸内千代】


オルタナより

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2011年08月07日

「おさかなポスト」パンク寸前

震災の影響で、飼い主と暮らせなくなったペットがいるという悲しい現実がある。

そんな中、飼えなくなった魚・カメを預かり、里親に渡す「おさかなポストの会」に、震災以降のひと月で1万匹もの魚やカメが届きパンク寸前になったという。

神奈川県川崎市で2005年に発足した同会は、行政による公的なものではない。

実は、こんな誕生秘話を持つ、個人の善意に頼った取り組みなのだ…。

「多摩川の土手で、金魚の入った袋を手に泣いている少年を見かけまして。トイレに流すか、川に捨てるか。母親に迫られた選択のどちらもできず、途方に暮れていたんですね。そこで言った『よし、おっちゃんが面倒みる』の一言がすべての始まりなんです」(おさかなポストの会代表・山崎さん)

いい話だ…。ここは里親になることで協力してみたいかも。

「里親になるには、まず会員登録をしていただきます。その資格は自然環境、外来魚問題への関心があること。また会費も必要になります」

個人の正会員になるには、入会金1万円、年会費6,000円が必要。
正直このハードルは高いなあ。

「会の維持費という目的以外に、実はこの金額の設定には理由があります。無料での引き渡しには転売されるケースがありましたし、誤解を恐れず言うなら、この額を出せる経済力がない方には、飼育にお金のかかる熱帯魚を安心して渡せないという面もあります」(同)

さらに川崎の事務所まで直接、魚を見に来ることも条件。
厳しいが命を大事にするゆえの結論だ。

7月現在、保護魚は減ったものの、維持費で抱えた借金が800万。

苦労が絶えない中こんな話も…。

「飼っていたカメを津波に流されてしまった被災地の方が『せっかくだから同じ被災地から避難しているカメの里親になりたい』と申し込まれ“カメの里帰り”が実現したのはうれしかったですね」

web R25より

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2011年07月31日

うち水っ娘大集合!

地球温暖化対策などのために東京・秋葉原で働くメイドらが「打ち水」を行うイベント「うち水っ娘大集合!2011」が31日、JR秋葉原駅西口であり、メイド喫茶など24店舗のコスプレ姿の女性従業員51人や静岡県の“ゆるキャラ”「ハンバーグマのグーグー」などが参加した。

この日は、あいにくの小雨交じりで、開始前の気温は24.3度と涼しかったが、関係者らは「今年は節電もあり、猛暑はこれから」とばかり一斉に水をまいた。

同イベントは、ヒートアイランド現象を抑え、地球温暖化対策を訴える目的で、2004年から毎年夏にNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が実施しており、今年は、8月1日から1カ月間、秋葉原エリアの店舗が開店前に打ち水を行う「開店打ち水、始めました作戦」も展開する。

打ち水には、生活用水などを再利用し、エコに配慮しているのが特徴。

イベントのイメージキャラクター「2℃ちゃん三姉妹」も登場。
長女・木村ゆめこさん、次女・星由華さん、三女・沖田桃果さんらの「涼しくなあれ」という掛け声とともに参加者が一斉に水をまき、参加者は「風呂の残り水をもってきました」「洗い物に使った水を使います」などとそれぞれが用意した水で打ち水を行った。
猛暑が続く8月も、打ち水で秋葉原を涼しくしていく。

まんたんウェブより

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2011年07月26日

「エコ」「メタボ」新語2,000例

東日本大震災を機に首相官邸の記者会見で手話通訳がつくなど、「手話」に改めて注目が集まる中、全日本ろうあ連盟が14年ぶりに改訂、発行した手話辞典が「使いやすい」と関係者の間で話題だ。

「インターネット」や「メタボリック症候群」など、新しい手話約2,000例を追加収録。

イラストが豊富で初心者でも学びやすいとして、学校関係者や自治体から問い合わせが相次いでいる。

改訂されたのは「新日本語-手話辞典」。
平成9年の発刊当時は、例文と手話のイラストが対応した画期的な辞典として評判を呼び、優れた言語学・日本語学の研究に贈られる新村出(しんむらいずる)賞を受賞。
これまでに4万部を売り上げた。

今回の改訂で約2,000例を追加し約1万の会話例を収録。
特に「インターネット」「エコ」「メタボリック症候群」など、近年使われるようになった外来語や医療用語、スポーツ用語などを充実させた。

「インターネット」は、「イ」を示す手の動きを回転させてネットワークを表現。
「メタボリック症候群」は、「代謝」と「症候群」という動作を組み合わせ、「シンクロナイズドスイミング」は、逆立ちして足を開いたり閉じたりする動きを手で表現している。

編集委員で監修も担当した梅花女子大の米川明彦教授(56)は「同じ『切れる』という言葉でも、『期限が切れる』と、『かっとなって切れる』では全く表現が異なる。手話は単語だけ知っていても使えないが、この辞典は例文が豊富なのでこれから学ぶ人にも役立つ」と話す。

発売元の中央法規出版(東京都)によると、「情報バリアフリー」に関心を寄せる自治体や、福祉の授業に活用したいとする学校関係者から問い合わせが相次いでいるという。

米川教授は「役所や病院などいろんな所で、手話を使う人が少しでも増えてくれれば」と話している。

産経新聞より

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2011年06月18日

気分は南極

砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の氷が、総社市の市立阿曽小学校にプレゼントされた。

南極の氷は、2代目「しらせ」が平成21~22年の南極観測で採取した一辺20㌢のサイコロ状の氷塊(重さ約3㌔)。

2万年から4万年前にできたとされ、「地球の自然環境への興味を深めてほしい」という自衛隊岡山地方協力本部が企画した。

南極観測にヘリコプター操縦士として参加した海上自衛隊の橋本直樹3佐(46)が5、6年の児童代表に氷を手渡し、「しらせ」の活動ぶりをビデオで紹介。

6年の歳原花梨さん(11)は「氷を割って進むしらせはすごい。氷は家のと違ってツブツブしていました」と話していた。

産経新聞より

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2011年06月15日

電動バイクに脚光

電気を充電して走る電動バイクが存在感を増している。

“クリーンな足”として日常、利用されるだけでなく、震災などでガソリン不足になった際にも便利な乗り物として注目されている。

電動バイクは、ガソリンで走る50ccバイクと見た目は大差がないが、走ってみると差がはっきりする。
静かなモーター音のほかは、バイク特有の振動もない。
最高時速は約50㌔で電動アシスト自転車のようにペダルをこぐ必要はない。


東日本大震災の後、ガソリンがなくても走れる点が注目され、「関東、東北を中心に注文が急に増えた」(テラモーターズ)という。

細い道を通れる小回りの良さも重宝されているようで、被災地以外でも、環境意識の高まりから、街中の買い物などに「ちょい乗り」用に使う人が増えている。

最近、ガソリン価格は高止まりする傾向が続いているが、そんな中、燃料費も安く済む。
フル充電にかかる電気代は18~30円程度。
バッテリーの性能が上がってきたこともあって、これで35~50㌔程度も走れる。
燃費は一般的な50ccバイクの約5分の1以下になる。

充電は付属のプラグを家庭用の100ボルトコンセントに差す方式が多い。
フル充電には種類によって2~9時間程度かかる。

給油は不要で、排ガスはゼロ。
「一般的なマンションのエレベーターに載せられる大きさで、部屋に置いておくことも可能」(ヤマハ発動機)など扱いもガソリンのバイクより手軽だ。

ただ、法律上はガソリンで走るバイクと同じ扱いとなり、運転免許が必要だ。
ナンバープレートや自動車損害賠償責任保険への加入、ヘルメットの着用も欠かせない。
1人乗りのタイプは、子どもを乗せて保育園に送迎するような使い方はできない。

電動バイクは、ヤマハ発動機が昨年9月に新型車種を発売したほか、新興のテラモーターズ(東京都渋谷区)が昨年4月、中国製の低価格品を売り出し、家電量販店やホームセンターなどに販路を広げている。

今年5月には大手商社系の伊藤忠エネクス(東京都港区)が、バッテリーの着脱ができるタイプの台湾製電動バイクを系列のガソリンスタンドで売り出した

オートバイの国内市場は、若者のバイク離れが進み右肩下がりが続いている。
しかし、静かでクリーンな電動バイクは、市場拡大が見込まれ、ホンダも昨年12月から事業者向けにリース販売している。
【富塚正弥】

読売新聞より

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2011年06月13日

小さな藻からコンブまで

小さな藻や海藻からエネルギーを取り出す研究で、日本が相次いで成果を上げている。

しかし、いずれも実用化には、こぎつけていない。

食料と競合しない代替エネルギーには、国内外から熱い期待が寄せられている。


電力中央研究所の神田英輝主任研究員は、アオコから「緑の原油」を常温で効率よく取り出す方法を開発し、2010年3月に発表した。

アオコは、富栄養化した湖や池に大量発生する藍藻類で、細胞内に油を含む。
その抽出に環境負荷の少ない「DME」という溶剤を使って、従来の乾燥、細胞壁の破壊、有毒な溶剤の除去といった複雑な工程を不要にし、省エネと低コスト化を実現した。


筑波大学大学院の渡邉信教授は、石油の主成分である炭化水素を多く生産する藻を沖縄の海で発見し、2010年12月の「第1回アジア・オセアニア藻類イノベーションサミット」で発表した。

このオーランチオキトリウムという微細藻類は、それまで研究されてきたボトリオコッカスという藻の10倍以上の効率で炭化水素を生産する。


京都大学の村田幸作教授は2011年4月に、アルギン酸からエタノールをつくる技術を世界で初めて確立した。

コンブやホンダワラなど褐藻類の主成分であるアルギン酸を、細菌のはたらきを利用してエタノールに転換する。
このバイオテクノロジーは、各種バイオマス(生物資源)からエタノールやブタノール、プロパノールなどアルコール燃料をつくりだす研究に応用できるという。

海外でも研究成果が上がっており、それぞれの実用化に向けて研究者や企業がしのぎを削っている。
震災後の2011年4月の衆議院予算委員会では、新党日本の田中康夫代表が「国策として展開すべき」クリーンエネルギーとして、オーランチオキトリウムに言及した。


2011年7月には、藻類にテーマをしぼったバイオマス燃料の国際会議「Algal Biomass, Biofuels and Bioproducts」の第1回が米国で開催される。

日本からは、オーランチオキトリウムを発見した渡邊教授が登壇予定だ。
【瀬戸内千代】

オルタナより

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2011年06月05日

大阪 「還付金詐欺」被害多い

県民性から犯罪の傾向は読み取れるのだろうか。

犯罪社会学の第一人者である小宮信夫・立正大学教授は「大阪の詐欺犯罪には“大阪人”らしさが垣間見える」と指摘する。

「大阪では『オレオレ詐欺』の被害は非常に少ないのに『還付金詐欺』は多く発生したというので話題になりました。他人にお金を振り込むことには、“ほんまかいな”とツッコミを入れて被害を回避できても、他人からお金を貰えるという話には“すんまへんなァ、おおきに”と、つい油断してしまうのかもしれませんね」

また、優れた統率力を持つ偉人を輩出した都道府県には犯罪が少ないという説もある。

「民心を第一として禁欲的な生活を貫いた上杉謙信の新潟、金銭欲の卑しさや武士道の大切さを説く『獄中教育』を受けた西郷隆盛や大久保利通の鹿児島などが当てはまります。これは未熟な仮説ですが、彼らの時代から脈々と続く文化や、彼らのようになりたいという畏敬の念が、地域の結束力や青少年の向上心といった犯罪防止の要素をもたらしているのかもしれません」

ただし、殺人や強盗などの凶悪犯については、犯罪者の性格や感情、家族環境など「犯罪原因論」の面が大きく影響し、地域性が反映されにくいとされる。

「“A県には殺人が多い”“B県には放火が多い”とはいえません。凶悪犯罪者は確率論的にどこにでも存在します。ただし、『犯罪機会論』に基づく“犯罪が起こりにくい街づくり”は、今後、さらに重要性を増していくと思います」

NEWS ポストセブンより

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2011年05月31日

がまんやムリは禁物

こまめに灯りを消したり、使っていない時はコンセントを抜く――節電意識は高まっているが、意外な落とし穴もある。

コンセントを抜いて待機電力を抑えるというのは、基本のように思われるが、最近の薄型TVなどは待機電力が小さく、コンセントを抜くと再度接続する際に番組情報の再取得などで、余計な電力消費に繋がることも。

またエアコンなどはこまめに切るより、設定温度を控えて「省エネモード」で使用する方が、より節電効果があるという。

生活の中で消費電力を抑える方法はさまざま。
今回の「節電ムード」のなかでは、エアコンと冷蔵庫に注目が集まっているが、電気を使うのは洗濯機も同様。

しかも、洗濯には節電だけでなく、節水も節電に繋がるポイントがある。
節約アドバイザーの和田由貴さんに洗濯の節約ポイントを聞いた。

「水も送水や下水処理などに大きな電力を必要としていますので、節水をすることは間接的にも節電につながっています。節水効果が大きいことは節電への大きな貢献です」

花王から2009年8月に発売された『アタックNeo』は、「すすぎ1回」をキャッチフレーズに、家事の時短や節電・節水のエコ洗剤として人気の商品だ。

こうした洗剤の使用ですすぎ回数を減らすと、節水効果のほか全自動洗濯機の場合1回で、タテ型なら9~20kWh、ドラム式で15~30kWhの節電になる。

毎日どころか1日に2度も3度も洗濯機を回す家庭はもちろん、こうした積み重ねは大きい。
東京電力管内の全世帯が「すすぎ1回」洗濯を実践すると、1か月で約42万kWhの節電になるという試算もあるほど。

「省エネ家電に買い替えるような、ハード面の対応も重要ですが、使用する洗剤といったソフト部分でも、大きな節電効果が得られます。これからの季節、エアコンを使わずにがまんするというような節電は、精神的にも、身体的にも負担が大きいのでおすすめできません。節電は継続が重要です。無理をするとストレスがかかり、長続きしません」(前出・和田さん)

ムリながまんでスイッチを切る前に、それぞれの家電特性に合わせた“仕分け節電”を実践することが、効果的で、賢い、快適な節電スタイルなのだ。

NEWS ポストセブンより

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2011年05月29日

仮設住宅の環境改善サイト

住みこなせるコツ伝えたい――岩佐明彦さん(41)
東日本大震災で仮設住宅の建設が進められている中、研究室の学生と協力し、仮設の住環境を改善する方法をまとめたウェブサイト「仮設のトリセツ」を開設した。

柱が鉄製であることや壁が薄いことから、夏は暑く冬は寒い上、音も響きやすいという難点をもつ仮設。「住みこなせるコツを伝えられないか考えた」とその意義を語る。

サイトでは、すだれや植物で室温の上昇を防いだり、段ボールを壁に張り付けて音が響くのを防止する工夫などを紹介。
波板やビニールハウスの骨組みで風除室や物置を作ったり、屋外の空き地を利用して休憩所や家庭菜園を設ける方法も盛り込んだ。

「もし自分が住むことになったらどんな情報がほしいか」を念頭に置いた。

こうした知恵は、2004年の中越地震で実際に仮設へ入居した被災者から聞いたもの。

研究と支援を兼ね、2005年から2年間、研究室の学生らとともに、仮設住宅を回って「オープンカフェ」を実施。

仮設の駐車場にテントを張り、入居者から仮設の改善で工夫した話を聞いたり、他の仮設の改善事例を伝えたりした際にまとめた資料を活用した。

ウェブサイトにしたのは、新潟から距離のある東北の被災地でも被災者が情報を得られるようにとの狙いからで、現在のアクセス数は35,000件に上っている。

サイトからカード状に印刷できるような仕組みにし、他地域にいる家族やボランティアが被災地入りする際に持っていきやすいように工夫した。
一連の作業は、学生が中心となって進めてくれたという。

1995年の阪神大震災で被災した兵庫県明石市出身。
住んでいたのは幼少期だけだが、発生時には建築を専攻する大学院生として住宅の損壊度を調査するボランティアに駆けつけており、今日の活動の礎にもなっている。
「落ち着いた段階で被災地入りし、サイトの情報がどう生かされたか検証したい」と話す。
【畠山哲郎】

毎日新聞より

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2011年05月13日

「節電ファッション」

プランタン銀座(中央区銀座3)に、「クールビズ」に対応するレディス向けファッションアイテム80ブランドが出そろった。

福島原発の事故を受け、電力不足が予想される今夏。

政府は5月13日、東京電力管内の企業や家庭に一律15%の節電目標を定める対策を決定し、環境省でもアロハシャツ、(破れていない)ジーンズなどの着用を認める例年より踏み込んだ「スーパークールビス」の実施が発表された。


ビジネス向けファッションアイテムに冷却効果のあるハイテク素材を使用したシリーズは昨年も取り扱ったが、「女性用にはシンプルなものが多かった」とプランタン銀座広報の丸山菜穂子さん。

店頭では、接触冷感素材「アイスフィット」を使用した「アリスバーリー」のカットソー(11,550円)や、吸水速乾性と通気性の高い「クールマックス」を使用した「ラ・エフ」のカットソー(5,145円)などの高機能衣類を例年通り取り扱うが、今年はフリルのついたものや、一枚でも下着が透けない構造になっているものなど「ファッション性が高くなっている」のが特徴という。

そのほか、取り外し可能な汗吸収パッドが付いた「ケティ リュール ギンザ」のジャケット(25,200円)、汗ジミを抑制する「ストラ」のパンツ(12,600円)、ストールの首部分に保冷剤を入れるポケットが付いた「ファッションスパイス」の「冷感ストール」(6,300円)など、新たな機能を備えたアイテムも。

館内で扱う関連商品は80ブランド約800アイテムに上る。

高機能カットソーを販売するアリスバーリーでは「例年以上の売り上げで追加生産している最中」だという。

「ファッション業界でも女性の観点からのクールビズが注目され始めている」と丸山さん。

営業時間は11時~20時30分(日曜は19時30分まで)。

銀座経済新聞より

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2011年05月09日

海藻「アルギン酸」から

日本でよく採れる海藻類に多く含まれる「アルギン酸」という成分から、特殊な細菌を使ってエタノールを生産する方法を、京都大大学院の村田幸作教授(応用微生物学)らの研究グループが確立した。

地球環境にやさしい新たなバイオ燃料の開発につながる成果で、今後、企業と実用化の方向という。

アルギン酸からのエタノールの生産技術確立は世界初。

近く、英国王立協会の化学専門誌に論文が掲載される。

日本で採取される海藻類の95%はコンブ科やホンダワラ科など褐色の「褐藻類」といわれる種類。
村田教授らは、褐藻類は他の種類と比べてアルギン酸の含有量が多いことに着目し、褐藻類のうち日本で生産量が最大というマコンブと、アカモクを使ってエタノールを生産する研究に取り組んだ。

カギを握ることになったのが、水田から分離した「スフィンゴモナス属細菌」。

この細菌にマコンブなどから採取したアルギン酸を取り込ませた。

この細菌はアルギン酸の分解能力を持つが、それだけではエタノールは作れない。
そこに、エタノール生産を促す遺伝子2種類を入れ、生産を阻害する別の遺伝子1種類を抑制する操作を加えたところ、培養水1㍑当たり13㌘のエタノールが生産できたという。
アルギン酸1㌔㌘から約250㌘のエタノールができる計算になる。

産経新聞より

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2011年05月08日

手作り「発電所」

東日本大震災の発生により、首都圏でも電力不足の不安を抱える中、電力の“地産地消”を目指した取り組みが相模原市緑区で行われている。

旧津久井郡の豊かな自然環境の中で、地元住民の有志が自然エネルギーを生かした手作りの「発電所」を開設。

生み出した電気は農作業用機器の動力などに活用している。

住民たちは「地域でつくった電気を、地域のために生かしたい」と意気込んでいる。

取り組んでいるのは、大手電機メーカーの元エンジニア奈良義郎さん(57)を中心に集まった同区長竹地区の住民有志による「串川発電倶楽部(くらぶ)」。

市が2008年度に同地区で行った小水力発電の実地調査を機に関心を高めたメンバー約20人が「自然エネルギー発電の担い手として、自分たちができることを始めたい」と立ち上がった。

調査に携わった大学教授を訪ねたり、他地域の事例を視察するなど独学で勉強を重ねた。
水力発電は時間的な問題などもあってひとまず断念。
風力、人力、太陽光を活用した発電システムの確立に挑戦した。

直径約60㌢の米国製風車と太陽光パネル3枚を商社から購入。
太陽光パネルは農作業小屋の屋根に設置し、風車は小屋脇に建てた高さ約3.5㍍の鉄柱に取り付けた。

改造した自転車に軽自動車用のダイナモ(発電機)をつなぎ、ペダルをこいで電気を生み出す人力発電機も開発。

自動車整備工場や鉄工所などに勤めるメンバーが自分たちの特技を生かし、「試行錯誤を楽しみながら」半年弱かけてトタン造りの小屋を改築。

2010年3月、茶畑などが広がる農地に「長竹自然力発電所」を開設した。
総工費は約80万円で、一部は市の交付金を充てた。

発電した電気は、最大1.3㌔㍗蓄電できるバッテリーにためる。
畑仕事で使う草刈り機などの動力として活用するほか、畑に発光ダイオード(LED)電球を設置し、夜間の農地を彩るイルミネーションを行っている。

条件が整えば最大850㍗発電できる仕組み。
今後は、水力発電への挑戦のほか「暗くて危ない通学路に防犯灯を設置し、つくった電気で地域を明るくしたい」と夢を膨らませる。

奈良さんは、原子力発電所などの大規模施設に電力供給を頼る現状から、将来的には分散型の供給体制に移行すると予測。
「倶楽部の活動が、電力の“地産地消”への理解や促進に向けた第一歩になれば」と話している。

カナロコより

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2011年04月12日

ビタミンB補給

東日本大震災から1カ月が過ぎ、被災地ではいまだに不自由な食生活が続いている。

そうした中で懸念されるのがビタミンやミネラルの不足だ。
脳や神経システムを狂わすなど、心や体に深刻な影響を与える。
しかし、非常時ではバランス良く栄養をとることは難しい。

医療関係者は「十分な食事がとれない環境下では、持ち運びしやすく保存性も高いサプリメント(栄養補助食品)も必要」と話す。


「避難所生活を強いられている被災者は精神的なストレスは相当だと思う。栄養も偏っているので、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントは有効です」。
こう話すのは、稲毛病院(千葉市稲毛区)の健康支援科部長、佐藤務(つとむ)さん(47)だ。
佐藤さんは整形外科医として多くの患者に接し、栄養指導の重要性を痛感。
平成7年に同病院にビタミン外来を新設し、薬で治すのではなく予防や体質改善という視点からアドバイスを行っている。

被災者にとって今、どんな栄養が必要なのか。
佐藤さんは、ビタミンB群の積極的な摂取を強調する。
「ビタミンB群は貯蔵ができず排泄(はいせつ)も早いため、こまめに補給しなければならない」

ビタミンB群は8種類あり、脳や神経、皮膚などの健康を保つビタミンとされる。
発芽米や豚肉などに含まれ、欠乏すると疲労感をもたらすB1▽魚介類やレバーなどに含まれ、不足すると神経過敏になりイライラが募り、集中力が低下するB12―などだ。
中でも、日常生活のエネルギー代謝で真っ先に消費されるのがビタミンB1で、注意を払う必要があるという。


プライバシーが保ちにくい避難所生活が長期化するとストレスもたまる。
佐藤さんは「強いストレスに長期間さらされているとミネラルの吸収率が低下し、ストレスと闘うためのビタミンの必要量が高まる。そのため、心に関わるビタミンB群を積極的にとることで、ストレスに負けない心身をつくることができる」と指摘する。

また、避難所に送られる物資は、おにぎりやインスタント食品が多い。
こうした食事が長く続くと栄養が偏り、ビタミンB群も不足がちになる。
「本来はバランスの良い食事を3食とることが理想。しかし、避難所ではそれもなかなか難しい。サプリメントで栄養素を補給するのもいい」(佐藤さん)

非常時だからこそサプリメントの栄養補給も必要なのかもしれない。


東日本大震災による避難所生活が長引くと運動能力が低下するため、高齢者が転倒し骨折することも危惧される。
こうした危険を少しでも防ごうと、早稲田大学スポーツ科学学術院の広瀬統一(のりかず)准教授(36)=トレーニング科学=は、スポーツ科学の側面から避難所でも簡単にできる運動を提案している。

「まず歩くこと。屋内を5分でいいから歩きましょう」と歩行を勧める。

多くの人が同じ室内で生活する避難所では、動くことも不自由なことから筋力が衰えがちになるからだ。

広瀬准教授は「高齢者の場合、筋力が低下すると倒れやすい。骨粗鬆(こつそしょう)症などで骨がもろくなった高齢者が倒れれば、骨折にもつながる。骨折をきっかけに身体の具合が悪くなるという負の連鎖も起きたりする」と説明する。

歩くことで身体が動くようになったらラジオ体操を取り入れるのがいいという。
「グループでやれば楽しいし、気分転換にもなります」

さらに、室内でできるストレッチもリラクセーション効果がある運動だという。
「柔軟体操でこわばった筋肉をほぐすことで血行を良くし、緊張やストレスも取り除くことができる」

元気になれば有酸素運動が健康にいいそうだ。
「ウオーキングは生活習慣病の予防にも役立ちます。ただ、自分の体調を考えながら身体を動かすように」と、広瀬准教授はできる範囲で無理のない運動を勧めている。


東日本大震災の被災者の健康維持にと、サプリメントを販売する企業の支援の輪が広がっている。

健康食品メーカーのファンケル(横浜市中区)は、震災直後から被災地の避難所向けにサプリメントを寄付。
発芽玄米おかゆ、野菜スープカレーなどとともに、ビタミンを中心としたサプリメント約3,000点を支援物資として提供した。

大塚製薬(東京都千代田区)は3月、被災地にサプリメントを提供。
サントリー(大阪市北区)も既にミネラルウオーターを届けているが、サプリメントについても準備を進めている。
【渋沢和彦】

産経新聞より

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2011年04月07日

被災自治体に施設提供

中小企業基盤整備機構(中小機構)は、東日本大震災で被災した自治体に向けて、保有施設の一時貸し出しを始めた。

対象施設は、北海道と東北5県、栃木、千葉県にある産業用地や産業育成施設など27カ所で、オフィスアルカディア・北上(岩手県北上市)や宇都宮西中核工業団地(栃木県西方町)、クリエイション・コアかずさ(千葉県木更津市)など。

被災した地方自治体から建設資材の置き場や仮設住宅など、震災対策用として利用の要請があった場合には、一時的に提供する。

すでに、福島県相馬市から相馬中核工業団地、宮城県石巻市から石巻トゥモロービジネスタウン、岩手県奥州市から同市の江刺中核工業団地の未分譲用地について、一時使用の要請を受けて対応している。

今後も、施設の安全状況を確認しながら要請に応じる。
復旧次第では、提供できる施設が増える可能性がある。


フジサンケイ ビジネスアイより

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2011年04月04日

ヒント集

東日本大震災では各地からボランティアが集まっているが、被災地は降雪に燃料不足が重なり、厳しい環境となっている。

2007年に寒冷地でのボランティア活動に関するヒント集を作った内閣府は、「ボランティアが被災者のための診療所を混雑させることのないように」と活用を呼び掛けている。

ヒント集は、寒冷地での活動について「筋肉の動きが悪くなるほか、寒さで排尿回数が増え、気付かないうちに脱水が進行する」と指摘。
心臓の不調や気管支の炎症も起きやすくなると注意を促している。


事前対策として、ボランティア保険や生命保険への加入、健康保険証のコピー携帯などを奨励。
普段は生活に支障がない病気やけがでも、悪化する恐れがあるため、持病のある人や内服薬を常時携帯している人は医師に相談するよう求めている。

服装については、体温調節がしやすいように薄手の衣類を重ね着するようアドバイス。
水分補給は薄めたスポーツドリンクを少量ずつ多数回飲むようにし、濃いお茶やコーヒー、ビールなどは利尿作用があるため、寒冷地では適さないと説明している。

また、寒冷地での作業はエネルギーを多く必要とするとして、食事の重要性を指摘。
受け入れ先に負担を掛けないように、食料を余分に持って行くのが望ましいとした。

時事通信より

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2011年04月01日

「花の切手」

花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で4月1日、特別展「『花の切手』と描かれている植物たち」が始まった。

1枚の切手から見える各国の自然、風景、環境、思想などを楽しんでもらおうと企画された同展。

世界219の国や地域の花・植物をモチーフにした切手約6,000枚を展示している。


世界最大の花「ラフレシア」を描いたもの(インドネシア)や、青いケシ(ブータン)、パラグアイオオオニバス(パラグアイ)などの珍しい品種が描かれたものや、立体的に見えるよう加工された切手、シート全体で一つのデザインとなっているものなど趣向を凝らした切手をそろえる。

花・植物以外にも、日本の建造物が描かれているショラレオネ共和国の切手や、長野オリンピックを祝ったアラブ首長国連邦の切手、さらには1990年に大阪で開催された「花博」を祝ったセイシェル共和国の切手など、日本に関連したモチーフを取り入れた切手も併せて展示している。

久山敦館長は「発展途上国の切手は先進国と比べてコレクターからの外貨を稼ぐ狙いもあるため凝っているものが多い」と話す。

「展示している切手の中に当館でも育てている植物もあるので実物と併せて植物を楽しんでほしい」とも。

 開館時間は10時~17時。
月曜休館。
入館料は大人500円(中学生以下無料、証明書提示で大阪市内の65歳以上も無料)。
5月8日まで。

京橋経済新聞より

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2011年03月18日

秋葉原で救援物資受け付け

「MOTTAINAIキャンペーン」と東京リサイクル運動市民の会は秋葉原UDX(千代田区外神田4)と連携し3月18日、秋葉原で東日本大地震被災者への物資を受け付ける。

秋葉原UDXなどでフリーマーケットを開催している「MOTTAINAIキャンペーン」と東京リサイクル運動市民の会。

宮城県名取市の救援物資要請を受け今回、同取り組みを展開。


秋葉原では秋葉原UDX1階屋外に東日本大地震災害支援物資受け取り所を開設。
「災害支援物資協力は、物資の買い占めを助長するものではありません。家や会社などに余っているものがあればご支援いただけば」(同キャンペーンサイト)とコメントし、家庭内で余っている物資を受け付ける。

物資は1つからでも持ち込み可。


現地で必要とされている物資は以下(優先順)。

医療関係品=
包帯、絆創膏、消毒液、常備薬など救急箱に入っているようなもの。

日用品=
懐中電灯、使い捨てカイロ、ハブラシ、おむつ(介護用おむつ含む)、生理用品、石鹸(液体、固形とも可)、シャンプー(水が必要ないもの)、下着(特に女性用下着が不足中)、ポリタンク、サランラップ。

食料=
カップ麺、米(無洗米が望ましい)、菓子、水(ペットボトル)。


受け付けた支援物資は、みちのくフリーマーケット協会を通じて宮城県名取市災害対策本部へ届ける。

秋葉原での受け付けは18日10時~15時。
東京リサイクル運動市民の会(中野区)、MOTTAINAI STATION&Shop(千代田区)でも受け付ける。


アキバ経済新聞より

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2011年03月17日

「復旧支援チャリティー試合」


日本ハムのドラフト1位・斎藤(早大)が21日の阪神戦(札幌ドーム)でプロ初先発する。

13日の横浜戦(横浜)、15日のロッテ戦(QVCマリン)先発はともに東日本大震災の余波で消滅したが、球団は20、21日の阪神戦を「復旧支援チャリティー試合」として実施することを発表。

梨田監督はその2戦目の先発に斎藤を指名した。


当日は選手が募金箱を持ってファンに寄付を呼びかけ、試合収益を合わせて全額を日本赤十字社へ寄託する。

斎藤は「野球ができる環境は本当にありがたいし、そうなってくれたらうれしい。今できることを精いっぱいやりたい」と話した。

この日は鎌ケ谷の室内練習場で行われた練習前に球団関係者全員で黙とう。

「何かをやらなくては、と誰もが思っている」と梨田監督。
チームは17日、関東遠征残り試合がキャンセルとなったことで予定を繰り上げて札幌へ戻り、シーズンに備える。

スポニチアネックスより

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2011年03月11日

「かわいいだけではない」

上野動物園(台東区上野公園、TEL 03-3828-5171)は2月16日より、ジャイアントパンダの公開に先立ちウェブサイト「UENO-PANDA.JP」を開設した。

同サイトは、同園でこれまでに飼育してきたジャイアントパンダの動画やその飼育の記録、パンダの生態や中国における保全への取り組みなど、上野動物園のパンダに関するさまざまなコンテンツを盛り込んでいる。

開設の目的について、同園の井内さんは「パンダのかわいらしさばかりに注目が集まってしまいがちだが、あまりマスコミには取り上げられにくいパンダの情報を発信するためにサイトを立ち上げた」と話す。

「かわいいというだけではない、生物としてのパンダの情報を発信することで、多くの人にジャイアントパンダへの正しい知識を持ってほしい」とも。

「SAVE the PANDA」をキャッチフレーズに、ジャイアントパンダ保護への理解を深め、東京都と中国との間の共同で行われる繁殖研究プロジェクトの支援を目的とする「ジャイアントパンダ保護サポート基金」についてもサイト上に掲載。

集められた支援金はジャイアントパンダ保護活動や、普及啓発活動、同園での飼育環境の向上などに使われるという。

上野経済新聞より

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2011年03月08日

「エコ温泉」目指し

熱海市の熱海温泉で、ホテルや旅館から出る不要になった紙類を回収し、独自のデザインのトイレットロールを作ろうとの「エコ温泉」化を目指した取り組みが本格的に始まった。

最終製品への仕上げを福祉作業所で行うなど環境、観光、福祉が協力する「心の循環」も目指す。

事業は「熱海温泉紙資源ごみ循環プロジェクト実行委員会」(委員長・森田金清市観光協会長)が主体に行う。


2日は各旅館から1.3㌧が集まり、契約した製紙会社に搬送した。
今後、毎月1回約3㌧の回収を目指す。

熱海温泉では、使用済みの割りばしを回収し再資源化に取り組んでいるが、これまでは紙パックやはし袋などの紙類は焼却処分されてきた。

これをトイレットロールとして資源化し、回収量に応じて製紙会社から再生ロール紙を無包装で受け取る仕組みを作る。

また、このロールに、市内の福祉作業所のメンバーが熱海温泉独自の包装紙を巻きつける準備を進めている。
これを福祉作業所の新たな仕事にし、障害者の自立支援にも役立てたい考えだという。

森田実行委員長は「紙質や色、香りなど熱海温泉ならではのロールをつくる。包装紙も全国から募集する。紙回収を街全体の取り組みに拡大できるといい」と話している。
【鈴木道弘】


毎日新聞より

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2011年02月28日

「着地型エコツアー」


旅の目的地(到着地)に所在するエコツアー会社が企画する「着地型商品」を拡大する動きが活発化している。">

長野県軽井沢町を活動拠点とする企業が4月から女性顧客層の開拓に乗り出すほか、滋賀県の観光資源を生かしたツアー開発会社は着地型商品情報サイトを3月以降に開設する。

自然保護意識を高める動きを地域から巻き起こしたい考えだ。

「自然を心から愛するガイド役の姿勢に感動した」

2010年8月。
出版関連の仕事に就く40代男性会社員が横浜市から家族3人で、生き物の営みに触れる着地型エコツアーに参加した際の感想だ。

訪れたのは、日本有数の野鳥生息地「軽井沢野鳥の森」。
その会社員は、オタマジャクシやトンボなどを観察し熱く語る案内人に引き寄せられた。

ツアーを企画したのは軽井沢町で自然ガイド事業を行う「ピッキオ」だ。
同社の楠部真也取締役は「顧客満足度を上げられる着地型ツアーを追求しリピーターを増やしたい」と話す。

同社が4月下旬から展開するのが、東南アジアから渡来する青い羽のオオルリなどを軽井沢で探す企画「幸せの青い鳥ウォッチング」だ。
若い女性を意識して開発したという。

同社がこの5年間に企画したエコツアーの数は約100種。
隠れた軽井沢の魅力を発掘し続けた結果で、種類の多さが着地型の特徴だ。
大都市の旅行会社などが出発地で仕込む「発地型」パック旅行とはひと味違うのが特徴だ。

滋賀県の「地域観光プロデュースセンター」(大津市)は、3月にも着地型ツアー情報を発信するウエブサイト「ディスカバー滋賀」(仮称)を立ち上げる。
サイトでは着地型商品の募集情報を提供。
発地型旅行会社や独自プランにこだわる一般消費者などのニーズを集める受け皿もつくる。

例えば、着地型エコツアーのモデルプランをサイト上に複数提示。
それを閲覧し興味を示した東京などの旅行会社が同センターに商品企画を依頼する形を想定している。

同センターは、JTBを55歳で退職した吉見精二氏が「地域と一緒に地元の宝(観光資源)を生かした着地型商品をつくりたい」との思いを強めて2004年に設立した。
吉見代表は「着地型は地域の自然だけでなく、そこに暮らす人々や文化に触れることも大切にしたツアーだ」と力説する。
これを全国の観光客に伝え、地域活性化と環境保全の両立につなげたいと願う。


両社がエコツアーの提案で知恵を絞る背景には、ツアーの認知度の低さがある。
日本エコツーリズム協会が首都圏在住の約500人を対象に消費者調査を行ったところ、「エコツアーに参加したい」と答えた人の割合は2005年調査で21.8%。
これが2009年には14.6%まで落ち込んだ。
エコツアーが認知されていないことやPR不足が要因だ。

2008年施行のエコツーリズム推進法は、「自然観光資源の保護に配慮しながら資源に触れ合い学び知る活動」を“エコツーリズム”と定義する。
しかし、この考えに沿って着地型エコツアーを企画しても、単なるごみ拾いやエコカー巡りと同一に見られがちなのが現状だ。

こうした中、エコツーリズム推進方策のあり方を探る環境省主催の有識者検討会が今月14日にスタートした。
政府の事業仕分けで推進予算の計上見送りとなったことを受けた。
これを機に同省は「質の高いエコツーリズムの推進に向けた課題を整理し国の役割を示す」(自然ふれあい推進室)考えだ。

同省のエコツアー紹介サイトには700超の関連事業者が登録しているが、地域企業の多くが集客に必要な宣伝費を捻出できずビジネスで苦戦しているのが実情。
“良質”なツアーを地域に眠らせないためにも、国の主導力が求められている。
【臼井慎太郎】

フジサンケイ ビジネスアイより

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2011年02月22日

入れ歯 金など回収

不要となった金歯や銀歯、入れ歯から回収した金属のリサイクルで1億6,600万円が得られ、小児専用の医療機関の開設に役立てられることになった。

プロジェクトを進めてきた日本財団と日本歯科医師会が22日、発表した。

金属価格の高騰も一因となって寄付金が予想以上に増え、財団は「今後も子どもの夢も膨らむように貢献したい」と述べ、活動を続ける。

日本財団は2009年6月から、難病の子どもらを支援しようと「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」というプロジェクトに着手。

日本歯科医師会の協力で、3,000以上の医院が参加。
不要となった金歯などから、
▽金30㌔
▽銀125㌔
▽プラチナ0.27㌔
▽パラジウム37㌔
――が集まった。

寄付金のうち1億4,100万円は、日本で初めて小児がん患者らの緩和ケアを行うホスピス「海のみえる森」(神奈川県大磯町)と、小児がん専門施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(神戸市中央区)の設置に活用され、それぞれ1~2年後に開設の見通し。
残りはミャンマーでの小学校建設に充てた。

小児ホスピスの運営に携わる細谷亮太・聖路加国際病院副院長は「これまで支援の手がさしのべられてこなかった分野だけに、大きな喜びです」と語った。
【河内敏康】

毎日新聞より

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2011年02月13日

西洋芝、黒川高、生産販売

農業経営科を置く黒川高(宮城県大和町)と地元農協、園芸資材関連会社が提携して西洋芝を安価で生産、販売する事業を始めた。

稲作用の育苗箱を活用してマット状の芝を育てるのが特徴で、既に近くの保育所などが敷設している。

生産方法を発案した同校の渡邉博保教諭は「子供たちが思い切り遊べる環境をつくりたい」と普及を目指している。


芝マット(30㌢×60㌢)は育苗箱に種をまき、ハウス内で約2カ月かけて栽培する。
雑草が生えないため除草剤を使わなくて済み、箱から取り出してそのまま張り付けるので根付きも早いという。
マットのサイズから「芝サブロー」と命名、商標登録した。

これまでは農業経営科の生徒らが教育実習として栽培に取り組んできたが、生産設備に限界があり、同科も来年度で廃止されることから、大和町のJAあさひな、仙台市泉区の会社・環境開発と連携して事業を進めることになった。

価格は1平方㍍当たり4,000円前後。
渡邉教諭によると、通常の6割程度という。
場所にもよるが、下地工事と合わせ1平方メートル6,000円程度で芝生化できる。
一方、芝を生産した農家は手数料を得られる。

渡邉教諭は「芝生化することで子供たちの運動能力向上や事故の防止になる。
芝が二酸化炭素(CO2)を吸収するので、CO2削減にもつながる」と話し、県が来年度から始める「みやぎ環境税」の対象事業に校庭の芝生化を加えることを提案している。

受注生産で一般家庭の注文にも応じる。
問い合わせは黒川高(022・345・2171)の渡邉教諭へ。
【三岡昭博】

毎日新聞より

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2011年02月09日

社会貢献活動支援士

防災活動や災害時の対応に貢献できる人を認定する新資格「社会貢献活動支援士」が4月に誕生する。

工学院大(東京都新宿区)、東北福祉大(仙台市)、神戸学院大(神戸市)の3大学が防災教育で連携する中で考案された資格で、災害発生時にリーダーとなり得る人材を認定し支援することで、住民同士が助け合う「共助」の力を高めるのが狙いという。

資格の認定機関として、3大学が中心となって4月に社会貢献学会を設立する予定だが、社会貢献活動支援士とはどのような資格になるのか。


3大学は2009年度から、防災やボランティアなどをテーマとした研究や教育で連携してきた。

共同で防災・減災などについて学ぶカリキュラムを開発したり、災害現場でのボランティア活動や地域の防災訓練を支援する実習などを実施し、社会貢献できる人材の育成を進めてきた。

例えば、工学院大の場合、大学のある新宿区の防災力向上のために町の特性に合った防災マップを作ったり、地域の防災訓練に参加するなどの実習を行った。

他大学の学生と防災について議論する場も設けた。
同大の久田嘉章教授(地震防災)は「工学系の学生の場合、学んでいることがどのような時に役に立つのかということが明確になる。違う分野の学生との議論も刺激になる」と話す。

こうした教育を通じて防災意識を高めた学生たちが、社会人となった後も継続して社会貢献活動に取り組む方法として新資格を活用するという。


資格取得の要件は、防災やボランティア、福祉、環境などの分野で3年以上活動の経験があることが基本となる。
5年以上の経験がある人は所定の講習を受ければ認定。
5年未満の場合は、認定試験に合格すれば認定する。
3大学で専門カリキュラムを履修した学生は、3年以上5年未満の場合と同じに扱う。

社会貢献学会は、防災活動などで実績がある社会人数十人に発起人になってもらって設立。
発起人を第1号の社会貢献活動支援士として認定する。
第1回の認定試験は来年3月の実施を予定している。

資格の有効期限は3年間で、ポイント更新制をとる。
学会が認定する活動(講習会、ワークショップなど)に参加すると所定のポイントを得られ、一定のポイントがたまると3年後に資格を更新できるというシステムで、資格取得後も防災知識の向上などに取り組み続けてもらうことを目指すという。

3大学の連携から生まれた資格だが、学生だけでなく社会人も参加できる仕組みとした理由について、久田教授は「自主防災組織や企業などで防災活動に熱心に取り組む人は多い。資格認定で彼らを応援し、学会を情報交換やネットワーク構築の場とすることで、災害に強い社会づくりを進めていきたい」と話している。
【飯田和樹】

毎日新聞より

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2011年02月07日

「前回あれやったのはいつだっけ」

定期的に繰り返すにもかかわらず、スケジュールに組み込むのは難しいタイプのタスクというのがある。

例えば、布団のカバーを交換したりカーテンを洗うといった生活環境の整備や、散髪や美容院など身だしなみを整える行為がそれだ。

いずれのタスクも前回実施してからの日数によって実施時期が決まるので、タスク管理サービスなどに予定を記入してスケジュール化するのが難しい。

こうしたタスクをまとめて管理し、前回実施してから何日が経過しているかを教えてくれるのが、今回紹介するフリーソフト「あれはいつだっけ?」だ。


それぞれのタスクに対して、実施した日を記入していくことにより、前回実施してから今日でどのくらいの日数が経過しているのか、また前々回と前回の間隔はどのくらいだったかが、ひとめで分かるようになる。
ありそうでなかったタイプのツールだと言えるだろう。

布団カバー交換や散髪といった身の回りのタスクのほか、庭の草刈り、ベランダの掃除、ペットの小屋の清掃など、毎月何日としっかり決まっているわけではないタスクを登録しておけば、毎回「前回あれやったのはいつだっけ」と記憶を辿る必要がなくなる。

もちろん仕事にも使えるので、社内での勉強会や、飲み会の頻度を管理するのにも使える。

ほかにも個人ブログへの投稿や、友人のブログへのコメント投稿、さらには馴染みの店への訪問ペースの管理など、あまり間隔をあけないように心掛けている日常の行動を登録し、自身の実行頻度をチェックするのにも向いている。
どのくらいのペースで繰り返しているかが把握できれば、コストや所要時間の算出にも役立ちそうだ。

シンプルながら使い勝手もよく、汎用性も高いが、ひとつ残念な点があるとすれば、Webサービスではなくインストール型のソフトとして提供されていること。
こうしたスケジュール管理ツールはWebサービスが多く、複数のPCからの書き込みはもちろん、スマートフォンからの閲覧にも対応するケースが増えてきている。
同様のコンセプトを持ったWebサービスが登場すれば、さらに活用しがいがあるだろう。


誠 Biz.IDより

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2011年02月03日

「海の鬼退治」

和歌山県和歌山市の環境団体「紀州灘環境保全の会」(中家勝之会長)と白浜町臨海のダイビングサービス店は節分の3日、同町沖にある四双島周辺でサンゴを食害するオニヒトデを駆除した。

25匹を捕まえ、砂浜でオニヒトデ供養を営んだ。

当日は6人のダイバーが参加。午前10時前、ダイビングサービス店「シーマンズビーチ」の船に乗り込み、約1キロ沖にある四双島を目指した。

その周辺に広がるサンゴ群集で、近年急増してきたオニヒトデを30分ほどかけて捕獲した。

捕獲したオニヒトデは直径15~30センチ。
江津良浜の西側ビーチで、本覚寺の熊本明雄住職によって供養が営まれた。
中家会長は「2年間で延べ200人のダイバーが575匹を駆除し、サンゴはある程度守られた。しかし、オニヒトデも一つの命。今回、供養して新たな気持ちでサンゴ保全に取り組みたい」と話している。

紀伊民報より

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2011年02月01日

「テクニカルショウ ヨコハマ」

パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月2日より3日間、神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウ ヨコハマ2011」が開催される。

同展は、最先端の工業技術・製品を一堂に集め、各業界の枠を超えた情報の発信、収集、交流を通して、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図ることが狙い。

今年は383の企業・団体が出展し、「未来につながる新たな技術」をテーマに、「ビジネスソリューション」「生産」「生活・環境」「異業種交流グループ等/支援機関」「産学公連携」の5つの出展分野を設け、独創性、先進性に富んだ最新の技術、製品、研究成果を公開する。


2日は、政策研究大学院大学の橋本久義教授が「頑張れ日本の中小企業―中韓印泰越尼に負けない経営―」と題した記念講演会を実施。
同時開催イベントとして、新ビジネスに取り組む挑戦者たちのプレゼン「かながわビジネスオーディション2011」(3日)も行われる。

横浜市は集合展示「横浜市ブース」を設置し、中小企業研究開発促進事業(SBIR)など、横浜市が提供するさまざまな支援事業を活用し、積極的に研究開発に取り組む企業・グループの最新のR&D成果を展示。
また、「横浜市中期4か年計画2010~2013」に基づき2011年度に実施が予定されている中小企業支援施策の紹介コーナーを設け、大幅拡充が予定されている研究開発助成など、次年度に向け市内企業が研究開発や設備投資を計画するにあたり関心の高い施策を中心に紹介する。

神奈川産業振興センターの担当者は「会期中は優れた最新の工業技術・製品を展示・実演するほか、専門家による講演会・セミナーや産学連携ワークショップ、出展者によるPRセミナーなど、多彩な併催行事を行います。新技術や新製品発見の場、新規取引先開拓の場、さらには、技術交流や情報収集・交換の場としてご活用いただければ」と話す。

会場はパシフィコ横浜 展示ホールC・D。
開催時間は10時~17時。
入場無料。
詳細はホームページで。


ヨコハマ経済新聞より

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2011年01月31日

「花粉症だと困る職業」

アイシェアは31日、2011年の花粉大量飛散に先立ち、意識調査を実施した結果を公表した。

対象者は20代から40代のネットユーザー男女2,766名で、回答結果より「もしも花粉症だったら大変だと思う職業ランキング」を集計した。

環境省が実施している調査研究報告(第1報)によると、昨年の猛暑の影響で、東海地方や近畿地方の一部では昨シーズンに比べ10倍以上、関東から北の地方と西日本でも昨シーズンの2倍~6倍になる地域が多いと予測されている。

今回の調査では、まず「仕事中に心配される花粉症の悪影響は何だと思うか」と尋ねたところ、「集中力の低下(87.4%)」が2位以下を大きく引き離して1位となった。


そして「もしも花粉症だったら大変だと思う職業」を尋ねたところ、店舗店員、カウンター、アテンダント、教師などの「対面接客業(77.9%)」が1位となった。

2位には調理、加工食品生産などの「食品取扱者(67.8%)」がランクイン。

以下、「アナウンサー・ナレーター・司会者(60.8%)」が3位、タクシー、バス、トラック、パイロット、重機などの「職業運転者(59.8%)」が4位、とび職などの「高所従事者(56.2%)」が5位となった。

これらの職業で大変だと思う理由を自由回答で答えてもらうと、くしゃみや鼻水の症状、薬による眠気が仕事に差し支える、といった回答が多く、「職業運転者」に関しては、本人も他人も命の危険にさらされる可能性を問題視する声が多数みられた。


この結果について、鹿児島大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の黒野祐一教授は、「花粉症対策に内服薬(抗ヒスタミン薬)を用いるのは有効な方法ですが、薬剤によっては眠気が強くなり、自覚がないのに集中力が低下している“インペアード・パフォーマンス”が起こっていることが少なくない。その点で言えば、集中力低下が命に関わる高所従事者や人の命を預かるドライバーなどは要注意。医師が処方する薬のなかには、花粉症に有効で、かつ眠気がほとんどなく、“インペアード・パフォーマンス”が起きる可能性が非常に少ないものがあります。まずはプロである医師に相談してみるのがやはり一番」とのコメントを寄せている。

ちなみに調査が行われた12月時点に、「2011年度の花粉飛散量は2010年より非常に多いことが予想されている」ことを「知っている」としたのは全体の48.6%。
若い年代ほど認知率が低く、20代では36.6%にとどまった。

RBB TODAYより

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2011年01月29日

点字のミス用紙

点訳で視覚障害者へ生活情報を提供する吹田市の市民グループ「あい」(中谷恵子代表、54人)が、打ち間違いなどで廃棄された点字用紙から封筒や紙袋などを再生、販売するリサイクル活動に取り組んでいる。

完成した手作りグッズは、「点字用紙を初めて見た」「突起がおしゃれ」など市民らに好評で、メンバーは新製品の開発を進めている。

同グループは昭和48年に結成。
点訳講習会の手伝いや市の広報紙の点訳などをボランティアで行っている。


点字用紙の再利用を始めたのは数年前から。
当初は「打ち間違えた紙を捨てるのはもったいない」という理由で、封筒や紙袋に作り替え、メンバーが使っていたが、昨年5月のイベントで、他の点訳グループと合同でリサイクルグッズを製作、販売したところ、来場者らの人気を集め話題に。

メンバーは新たな製品化を検討。
5月に開かれる市のボランティアフェスティバルで販売するオリジナルグッズを考案中だ。

薄手の紙は封筒用に、厚手の紙は紙袋用にと、点字用紙の種類ごとに用途を分け、現在、約10種が製品化されている。
イベントでの売り上げはボランティア活動の経費にあてる。

再生紙用に視覚障害者から点字新聞の提供も受けているという。
中谷さんは「点字を打つときのような『愛』に、エコの思いを込めてつくっていきたい」と話している。

産経新聞より

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2011年01月25日

廃止ゲレンデ、雑木林に再生

滋賀県高島市のマキノスキー場で、廃止した一部のゲレンデを雑木林に再生する取り組みが進んでいる。

市内で別の雑木林再生に取り組む写真家今森光彦さん(56)も協力し、コナラなど3種類計1,000本を植樹した。

住民は「多くの人が自然に親しめる場所にしたい」と期待を寄せている。


同スキー場は昭和初期に地元の旅館や地主が出資して開設。
しかし、近年はスキー客が減り、施設も老朽化したため、運営会社のマキノ高原観光が2004年、ゲレンデ4カ所のうち、上中級者向け3カ所を閉鎖、リフトを撤去した。
跡地活用を検討する中で、植林計画が持ち上がった。

出資者の間には、長年整備してきたゲレンデに木を植えることに抵抗感もあったが、同社の青谷章社長(57)は「山を荒廃させず、地域に人を寄せるには四季折々の自然に親しめる魅力も必要」と理解を求めた。

当初は新緑や紅葉が美しいモミジを植える予定だったが、今森さんが「保水力のあるコナラやクヌギ、準絶滅危惧(ぜつめつきぐ)種オオムラサキが好むエノキを植え、雑木林として再生すべき」とアドバイス。

2008、2009年度に県緑化推進会の助成約440万円を活用し、コナラとクヌギ各400本とエノキ200本を約22,000平方㍍に植樹した。
来年はさらに500本を植える計画だ。

今森さんは「5年で食物連鎖など雑木林の機能が動き始め、獣害防止にもつながる。こうした取り組みは珍しく、植生の変化も記録したい」と期待する。

青谷社長も「価値ある雑木林をつくり、昆虫採集や自然観察など多様な楽しみ方ができる場所になれば」と意欲を示している。

京都新聞より

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2011年01月14日

タイガーマスク現象

漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」などを名乗った匿名の寄付は、13日も東北各地で相次いだ。

一時的な動きと冷静に受け止める向きも多いが、児童福祉に取り組む団体の関係者は「匿名の善意」の広がりを歓迎し、識者は「善意を持続的に生かせる仕組みをつくるべきだ」と問題提起している。


「見過ごされがちな児童養護施設の子どもたちに注目し、行動してもらえるのはありがたい」。

子どもの福祉・医療・教育の在り方を考える市民グループ「岩手ふつうの会」(盛岡市)の藤沢昇代表(63)は「善意の輪」を評価する。

電話で子どもの悩み相談に応じるNPO法人「チャイルドラインみやぎ」(仙台市)の小林純子代表理事(60)も「児童支援の民間団体の多くは限られた助成金を取り合っているのが現状。人々の善意がつながればいい」と期待を寄せる。

一気に全国各地に飛び火した寄付に「実態は個々の散発的な動きで、一過性のブームに終わる可能性が高い」とみるのは東北大大学院の佐藤嘉倫教授(行動科学)。
「タイガーマスクを媒介に、役に立ちたいという潜在意識が行動に表れているのではないか。実名は出さず、行為自体は注目を集めたいという『劇場型の善意』という見方もできる」と分析する。


最初の寄付がランドセルだったことから、施設などに物品が届けられるケースは東北でも多い。
継続的に路上生活者の自立を支援するNPO法人「ワンファミリー仙台」(仙台市)の関係者は「受け取る側からすれば、用途の広い現金が一番」と打ち明け、「貧困家庭の子どもの環境は表面化しにくく施設の子ども以上に深刻だ」と指摘する。

福島大の丹波史紀准教授(社会福祉・公的扶助)は「施設を出た後、生活の自立で困難に直面する子どもが少なくない。各地の善意を生かす『タイガーマスク基金』のような制度を設け、社会全体で子どもを支えられればいい」と提案する。

「伊達直人」などを名乗った寄付は東北6県で13日夕までに、60件に上ったことが河北新報社の集計で分かった。

9日に花巻市の商業施設で10万円が見つかったのを皮切りに、善意の主や贈り物は多様化している。
受け取った側はおおむね喜んでいるが、匿名の寄付に戸惑いものぞかせる。

県別の寄付は宮城の17件が最多で青森12件、福島11件、岩手8件、山形8件、秋田4件と続く。
差出人は「伊達直人」や「タイガーマスク」「ウルトラマン」など多岐にわたる。
贈り物はランドセルや文具、商品券などのほか、1,000~100万円の現金もあった。
一部には手紙が添えられ、「一生懸命、生きていきましょう」などと記されていた。

贈り先は児童養護施設や児童相談所などが目立ち、青森、南陽両市や伊達署にも寄せられた。
受け取る側の実情を考慮したとみられるケースも多く、施設側は歓迎する。

盛岡市と秋田市の児童養護施設には、新小学1年生の数と同じ数のランドセルが届いた。
盛岡市の施設は「子どもたちは早速、ランドセルを背負い大喜びしている」と感謝する。

「文具はあればあるほど役立つ。子どもたちのために活用したい」とノートや鉛筆が寄せられた宮城県北部児童相談所(大崎市)。

いわき市の施設にはおもちゃなどと交換できる「こども商品券」20万円分が届き、「子どもの希望を聞いて使い道を考える」と話した。

青森県には70代女性から「児童養護施設にランドセルを寄贈したい」と電話があった。
県が「ランドセルは企業から寄贈される」と説明すると、女性は「青森市と弘前市の施設に各10万円を贈る」と申し出たという。

一方、宅配便でランドセル5個が届いた仙台市児童相談所は「ありがたいが、匿名や偽名ではお礼ができず、困っている。子どもにもうまく説明できない」と困惑もうかがわせる。


河北新報より

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2011年01月12日

犬と私の5つの約束

茨城県古河市は11日、飼い犬の“住民票”となる写真入りの愛犬カード「WANCA(ワンカ)」の交付を開始した。

1月11日の「ワンワンワン」にちなんだ初日は約60件の申し込みがあり、「思ったより好評なスタート」と同市生活環境課。

ペットブームで犬を飼う人は増えているが、それに伴い道路や庭先、公園などに放置されるフン公害の苦情も年々増加しており、同市は改めて飼い主のマナー向上を狙っている。


カードは申請書類の「愛犬へのお約束宣言」に署名した飼い主に対して発行される。
5項目の約束事は、犬の登録や狂犬病予防接種の実行、散歩中のフンの処理などで、最終項目は「愛犬の旅立ちまで一緒」。
途中で飼育を放棄することがないよう生涯のパートナーとしての自覚を促している。

カード裏面には登録番号や犬種、性別、飼い主の氏名、電話番号などを記入。
専用ケースを使えば、愛犬が首輪に常時携帯でき、万が一、迷い犬となった場合でも飼い主との速やかな連絡がつけられる仕組みだ。

同課によると、東京都板橋区の「犬の住民票」をモデルにした取り組みで、「愛犬カードの発行は全国的にみても珍しい試み」という。

同課は「これまできちんとマナーを守ってきた愛犬家のためにもより多くの飼い主に“愛犬の約束”に参加してほしい」と呼びかけている。
発行費用は無料。
【田中千裕】


産経新聞より

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2011年01月07日

「デザインのリサイクル」

金沢21世紀美術館(金沢市広坂)のデザインギャラリーで開催中のプロジェクト「D&DEPARTMENT PROJECT Only honest design can be recyclable.本当のデザインだけがリサイクルできる」が最終クールの第3期を迎え、リサイクル品の販売を行っている。

同プロジェクトは、物と同じように消費されていくデザインの中でもロングライフなデザインを選びリサイクルを提案・実践、デザインが社会における課題や問題に対して一つの解を与えることのできる「技術」であることを呈示するもの。

同プロジェクトを手がける「D&DEPARTMENT PROJECT」は、デザイナーのナガオカケンメイさんが2000年から展開するデザインとリサイクルを融合した新事業。


「デザインをリサイクルする」という一連の活動を、3つの期間に分けて展示する同プロジェクトの第1期では、まだ使えるにもかかわらず廃棄されてしまったものをそのままの状態で展覧し、現代の消費サイクルの問題点を提起した。

第2期では、ロングライフデザインとして保持すべき物をセレクトし手を加えないまま陳列することで、来場者に「もう一度使うか」と問いかけた。

現在、開催中の第3期では「こうやったらまだ使える」「よく見るとゴミなんかじゃない」というものを拾い上げ(=救出し)、楽しく工夫しながら、なるべくきれいな状態に戻して再販売している。

会場には、これらのゴミ(=商品)となったテーブルウエアや家具など約300アイテムが値札を付けた状態で並ぶ。

アンティークや骨董(こっとう)的に希少価値を付けることはせず、あくまで現代生活に普通に取り入れられる生活用品として値付けを行った。

開場時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。
月曜休館。
1月30日まで。


金沢経済新聞より

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2011年01月06日

婚活ツアーで地産地消

横浜市は2月5日に地産地消をテーマにした「婚活ツアー」を初めて実施する。

男女が一緒にイチゴを同市都築区の農園で収穫したり、地元産の野菜「はま菜ちゃん」を使った料理を食べたりする。

婚活を通じて、市内で取れる野菜の知名度向上につなげる。


地産地消de愛ツアー」と名付けた。

参加者を20~30歳に限定し、男女それぞれ16人募集する。

ツアーでは男女が4人1組に分かれて、イチゴ狩を1時間ほど体験。
収穫したイチゴを使うスイーツ作りにも挑戦してもらう。
夕食では地元の野菜を使った料理や地ビールなどを提供する。

地産地消のツアーを実施することで、20~30歳代に対し地元で取れる野菜や果物に愛着を持ってもらう。

市は今後、農園などを観光資源として活用して市内農産物などをアピールする考えだ。

ツアーの参加料は9,000円。
参加者は21日まで受け付け、応募者が多数の場合は抽選とする。
問い合わせはJTB横浜支店。

日本経済新聞より

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2010年12月30日

「クリーンエネルギー展」

つくばエキスポセンター前の中央公園レストハウス(つくば市吾妻2)で1月5日から、「知る・学ぶ・触れるクリーンエネルギー展」が開催される。

同展では、クリーンエネルギーの今すぐ使える技術・製品から、未来型のエネルギーまでを紹介する。

会場は、太陽光発電と水素を利用した未来型エネルギーシステムを実証する展示コーナー、藻類エネルギーや手作りソーラーカーなど、今すぐ使える技術・製品を紹介するコーナー、市民一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量50%削減を目指して活動する「つくば環境スタイル」の取り組みを紹介するコーナー、クリーンエネルギーから作られた電気を体験できるコーナーで構成する。


体験コーナーでは、クリーンエネルギーを利用したセグウェイや電動アシスト自転車に試乗できるほか、燃料電池の熱を利用した足湯も体験できる。

つくば市環境都市推進室の石川玄壱さんは「地球温暖化対策に大きく貢献できるクリーンエネルギーの活用とあり方などを楽しく学び、将来のエネルギーを考えていただく機会になれば。是非お越しください」と話す。


つくば経済新聞より

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2010年12月29日

ディープ近江八幡

歴史や風景など近江八幡市の魅力を再発見する「おうみはちまん・あづち環文化コミュニティロードマップ」の製作に、市民団体・三方よしの環境まちづくりを考える会が取り組んでいる。

メンバーが7年かけて市内を歩いて調べた。

散策して良し、サイクリングして良しの地図にする予定で、来年の印刷・配布を目指す。


マップでは市内を縦横に巡るコースを設定する。
江戸時代に一時、同市域に居住した陽明学者・熊沢蕃山(ばんざん)の石碑(中小森町)、ヴォーリズ建築を 巡るコースなどを設ける。

琵琶湖岸の夕日(沖島町)や西の湖のヨシ群落など美しい景色が見られるビューポイント30カ所のほか、田園を彩る桜並木やコスモ ス畑の位置も詳しく記す。

マップ作りは2004年に始めた。
市民に参加してもらう史跡・自然散策イベントをほぼ毎年開き、市内全地域を調査した。

桐原小校区では明治期に煙害が深刻化した別子銅山の自然回復に尽力した実業家・伊庭貞剛の屋敷跡(西宿町)などを訪ね、業績を学んだ。

今後は調査結果をマップに反映させる作業をする。
マップは観光客や市民に配る予定で、有料にするかどうや配布場所はこれから検討する。
考える会の川端悦子会長(78)は「エコツーリズムに使ってほしい。八幡堀だけではない近江八幡の歴史や自然の奥深さに親しんでもらえれば」と話している。


京都新聞より

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2010年12月27日

「ツール・ド・三重」

自転車ロードレース「ツール・ド・三重(TOUR DE MIE)」が来春早々からスタートする。

通年でレースを開催し、年間獲得ポイント数によって総合チャンピオンを決定する。

第1戦会場は「合歓の郷(ねむのさと)」(志摩市浜島町)で、現在参加者・観戦者を12月31日まで募集している。

地域振興、サイクルスポーツの普及促進を目指し「三重県をサイクリング王国にしよう」と同実行委員会が主催。

実行委員会会長には三重県を元気にしたいと活動する「三重を元気にしよう会」(阿児町)理事長の山崎豊成さん、実行委員長には県内でサイクルイベントなどを開催する「サイクリングクラブ三重」(志摩町)代表の大山毅さんが就いた。

大山さんは「三重は自然豊かで、景色や食べ物など魅力あふれる県。真冬でも雪がほとんど降らない地域があるため、1年中サイクリングが楽しめる。『ツール・ド・三重』は来春合歓の郷を皮切りに全6戦を予定。各レースは多種多様なコースを設定しているため絶好の腕試しになるはず。家族や友人など仲間と参加し楽しんでもらえるよう、音楽あり食ありの楽しいイベントも予定している。世界的に有名な自転車レースイベント『ツール・ド・フランス』を目指したい」と話す。


自転車競技には、街中などに設定した周回コースを走る「クリテリウム」、通常では走ることができない競輪場を走る「バンク」、峠や山を登る「ヒルクライム」、150~200キロの長距離を走る「グランフォンド」があり、個人戦と団体戦などで競い合う。

レース会場は、

第1戦=「合歓の郷」(1月16日)、
第2戦=「蓮(はちす)ダム」(3月13日)、
第3戦=「松阪競輪場」(5月)、
第4戦=「三重県営サンアリーナ」(7月17日・18日)、
第5戦=「四日市競輪場(予定)」(9月)、
第6戦=「大台町」(11月)

を計画している。

クリテリウムになる第1戦は個人戦が、36.3キロ「エリート」、17.4キロ「スポーツ」、8.7キロ「ビギナー」、1時間にどれだけ走れるかを競う「エンデューロ」(各参加費6,000円)と、2時間にどれだけ走れるかを競う「エンデューロ」の団体戦、2人チーム(参加費=1万円)、3人チーム(同=1万2,000円)、4人チーム(同=1万4,000円)の参加種目を用意した。

観戦チケット(2,000円)もある。
各「ご当地グルメ弁当」付き。
前日の1月15日には、地元を走るサイクリングイベント「志摩市を満喫しよう!」も開く(同=2,000円)。

「この地域ではこれまでも『サイクルトレイン』や『サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)』などの自転車イベントが開催されてきた実績がある。レースの開催を通して、自転車を身近に感じて『サイクリング』としてもっと楽しんでもらえるような環境整備をしていきたい。まずは参加していただければ」と大山さん。

伊勢志摩経済新聞より

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2010年12月21日

「アクア・ツリー」

新江ノ島水族館に現在、ペットボトルを再利用したオーナメントを飾った「アクア・ツリー」が展示されている。

クリスマスツリーの設置は、昨年を除き開館当初から毎年実施している。

高さ7メートルのツリーは、海の中を思わせるブルーとホワイトでライトアップされている。

水族館の入場口前に設置しており、誰でも見ることができる。


再利用されたペットボトルは約500本。
毎月第3日曜日に開催している「えのすいECOデー」と、夏に実施していた「えのすいビーチクリーン&ビーチコーミング」で市民らと一緒に集めたもの。

リサイクルアートを制作しているアーティスト・本間ますみさんが、「ミズクラゲ」「クマノミ」「ミノカサゴ」などの海の生き物の「オーナメント」に作り変えた。

これらはアクア・ツリーの周りに設置され、ブルー、ホワイト、イエロー、オレンジ、グリーンなどのLEDライトで照らしている。

「みんなで集めたペットボトルを再利用し、すてきなオーナメントができた。館内では、ミズクラゲのグラスツリー、デンキウナギのクリスマスツリー点灯など、水族館ならではのツリーも展示中。本館ならではのクリスマスを楽しんでほしい」と同館の井上さん。

ライトアップ時間は10時~20時(最終日は17時まで)。
12月25日まで。


湘南経済新聞より

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2010年12月19日

クニマス

約70年前に田沢湖に玉川の酸性水を導き入れたことで絶滅したとみられていた同湖固有種の淡水魚「クニマス」が山梨県富士河口湖町の西湖で生息していることが確認され、地元の仙北市では担当課や観光協会がクニマスの「帰郷」に向けて動き出した。

ただ田沢湖の水は依然として酸性が強く現在クニマスが生存できる環境にない。
帰郷への道は険しいままだ。

思いもしなかった吉報を受け、秋田県は仙北市や田沢湖観光協会などとクニマス帰郷の共同プロジェクトを始めることになった。


21日に県と仙北市の担当課長らが初会合を開き、今後の方針について意見交換する。

また仙北市は門脇光浩市長らが25日から富士河口湖町や西湖漁協などを訪問することを決定。市企画振興課は「何とかして田沢湖にクニマスが戻れるようにしたい」と力を込める。

田沢湖畔で茶屋を営む三浦久さん(61)は、クニマス漁に使われた丸木舟の復元活動に取り組んできた。
2006年に85歳で亡くなった父久兵衛さんはかつてクニマス漁をしており、湖の再生運動に尽力。
西湖や本栖湖でクニマスを捜索したこともあった。

三浦さんは「世紀の発見。ほとんどあきらめていた。発見してくれた(京都大の)中坊徹次教授らに会って感謝したい」と喜びをかみしめる。

一方で、田沢湖の水は酸性のままだ。中和作業は続いているが、現在も酸性に強いウグイが湖畔で繁殖できるのみ。
三浦さんは「以前に放流したイワナやコイは、湖水に耐えられず生きていないと思う」といい、クニマスを戻すのは容易ではない。

県地域活力創造課は「まずは養殖のような形で県内でクニマスを増やせないか検討したい」と説明。
県と市などの会議や山梨県による生息地域調査の結果を受けて、今後の対応を決める方針だ。

三浦さんは「国策で湖をこんな環境にしてしまったのだから、国策で湖の再生をしてほしい」と強調。
こうつけ加えた。
「私が生きているうちに、クニマスが田沢湖に戻る日が来ればいいのですが」
【野原寛史】

毎日新聞より

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2010年12月16日

「大変なお宝」

環境省のレッドリストで「絶滅」種に指定されている日本固有の淡水魚「クニマス」(サケ科)が富士河口湖町の西湖で生息していることが15日明らかになり、地元の西湖漁協は報道陣からの問い合わせに追われた。

三浦保明組合長(61)は「昔から黒っぽいヒメマスがいて、クロマスと呼んでいた。まさかクニマスとは、誰一人思っていなかった。大変なお宝をいただいた」と満面の笑みを浮かべていた。

京都大の中坊徹次教授(魚類学)らが今春、調査に訪れ、同漁協が網にかかった黒っぽいマスを渡した。


中坊教授らは、えらや消化器官の構造などを分析し、クニマスと確認した。
三浦組合長によると、西湖北岸数カ所に生息し、1回の刺し網の漁獲量の3分の1を占めることもあるという。

クニマスの成魚は約30㌢。
秋田県の田沢湖にだけ生息する固有種。
1940年ごろ、田沢湖に強酸性の水が入り、死滅したとされていた。
同漁協には1935年、田沢湖からクニマスの卵が10万粒送られた記録が残っている。


三浦組合長は「クニマスが綿々と生きていたとは知らなかった。西湖を誇りに思う。今後は乱獲対策などをきちんとしたい」と話した。
今月末まで解禁のヒメマス釣りは予定通り行う。
【福沢光一】

毎日新聞より

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2010年12月11日

「今年の漢字」

熱中症、野菜価格の高騰、餌不足によるクマの人里への出没――。

16回目を迎えた「今年の漢字」に10日、これらの原因となった今夏の猛暑を端的に表す「暑」が選ばれた。

発表会場の清水寺(京都市東山区)に集まった関係者や参拝者は、感慨を込めてこの1年を振り返った。

清水の舞台(本堂)を見渡せる奥の院舞台は、日中なのに厳しい冷え込みだった。
森清範(せいはん)・貫主(かんす)は縦150㌢、横130㌢の巨大な越前和紙に向き合い「暑」と一筆で書いた。

揮毫(きごう)後、森貫主は「『地球環境はこれでいいのか』とみんな思ったのでは。政治・経済では、なかなか理想に到達しないジレンマが人々を『熱く』させた」と振り返った。和紙の奉納法要では、熱中症で死亡した人もいたことを観音様に報告したという。
 主催者である日本漢字能力検定協会の池坊保子理事長も「(猛暑で)精神的につらい思いの数カ月だった」と話した。

実は、森貫主の予想は「地」。
尖閣諸島を巡る領地の問題や、証拠改ざんで揺れた大阪地検、地上デジタル放送などが理由だ。

しかし20位までにランクインしなかった。
「いろいろな出来事があり、1字にまとめるのは至難の業。それを超えるのが『暑』だった」と話した。

「来年の漢字」を問われ、森貫主は「地球に育まれている私たちが、みんな結ばれているとの思いから『結』が選ばれ、世界中が平和であってほしい」と結んだ。

友人と参拝に来た神戸市西区の高校生、小林正明さん(18)は「中国との摩擦や、政権内部での小沢一郎氏を巡る政治抗争があり、『争』だと予想していた。ただ、確かに暑かった」と話した。

漢検を巡っては2009年4月、不透明な運営が問題視され、元理事長親子が辞任。
「新生漢検」の下で2回目となるセレモニーの会場に親子の姿はなかった。
【熊谷豪】

毎日新聞より

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2010年12月10日

仙台ミツバチプロジェクト

ミツバチをビルの屋上で飼育し、自然環境と共生する街作りを目指す「仙台ミツバチプロジェクト」が今月1日から仙台市中心部で始まった。

巣箱はまだ1カ所だが、将来的に多くの屋上でミツバチを飼い、ハチミツなどを商品化して商店街を活性化させようという狙いだ。

同プロジェクトの阿部高大理事長(75)は「街中で採取したハチミツでお菓子や飲み物が作れるようにしたい」と夢を膨らませる。

別グループの試みは生育環境が整わず断念しただけに、今後のミツバチの働きぶりが注目される。


巣箱を設置したのは、同市青葉区一番町のアーケード街に面した「一番町中央ビル」(6階建て)の屋上。

今月1日からニホンミツバチ8,000匹とセイヨウミツバチ1万匹の飼育を始めた。

巣箱近くの壁には、画像を識別するといわれるミツバチが、巣箱を見つける目印になるよう太陽と星の絵を描いた。

このビルのオーナーの阿部さんは2009年11月、「銀座ミツバチプロジェクト」を成功させた盛岡市の養蜂家、藤原誠太さんと出会い、ビル屋上でのミツバチ飼育に興味を持った。

今年4月には都内のビル屋上で飼育しているミツバチに触れてみた。
瞬く間に無数のミツバチで覆われた手の感触は「温かいのでびっくりした」。


ミツバチの魅力を知った阿部さんは妻と養蜂の本場であるイタリア・トリノまで足を運び、養蜂場を見学。
その後も仙台でのプロジェクト開始に向けて勉強を続けてきた。

環境に敏感なミツバチは「居心地が悪いと思うとすぐいなくなる」(阿部さん)。
巣箱は南向きの強い日差しを避け、風通しの良い所に設置。
さらに清潔な場所を好むため清掃も欠かせない。
夏になると、ミツバチが羽をぬらさない水飲み場の確保も重要だ。
手間はかかるが阿部さんは「手探りでやっていく楽しみがある」と笑顔を見せる。

一番町では今春、別のグループが屋上での養蜂に挑戦。
しかし、水飲み場がうまく確保できず一部のミツバチが逃げてしまったことなどから断念した。
阿部さんはそのグループの経験を無駄にしないように助言を得ながら取り組んでいる。

気温が11度以下になると、ミツバチは巣箱の中で身を寄せ合って寒さをしのぐ。
ハチミツの初採取はミツバチが活発に動き出す来春になる見通しだ。
阿部さんは「とにかく冬を越して、春になるまで見守ってあげたい」と優しい目で巣箱を見つめた。
【須藤唯哉】


毎日新聞より

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2010年12月08日

2010年の「感字」

品川グランドセントラルタワー(港区港南2)「THE GRAND HALL」で12月7日、「Word of the Year 2010~あなたが選ぶ、2010年の“感字”~」の発表会が行われた。

主催はニフティ(品川区)。
2008年から実施しており、今年で3回目に当たる。

特設サイトを設け、「自分自身を振り返って感じた1文字の漢字=感字」と「エピソード」を募集。
投稿数と共感数を基に決定した。
応募総数は2,661件。


2010年の「感字」に輝いたのは「暑」。
30代以上の各年代で1位となり、「人生77年、記憶の中では1番の暑さ!(香川県・60代以上の男性)」など、特に年長者に、これまでの夏と比較して暑かったという声が多かったという。

2位は「2010年は坂本龍馬と中日ドラゴンズ優勝の1年だった!(愛知県・20代女性)」という「龍」。
3位=「恋」、
4位=「麺」、
5位=「変」
が続き、
「ラーメン屋が急に増えた気がする(東京都・20代男性)」、
「今年は転居、家族の卒業、入学などいろいろと変化がありました(千葉県・30代女性)」などのエピソードが寄せられた。

ゲストとして、タレントの優木まおみさんと精神科医の名越康文さんが登場。
自身の「感字」について「体」(優木さん)、「重」(名越さん)を挙げた。

「今年30歳を迎え、初めて自分の体を意識した1年だった。これまで何も考えなくても大丈夫だったが、最近はそうもいかなくなった。トレーニングを始めたら思った以上に成果があり、自分に自信を持てるようになった」と優木さん。
名越さんは「調子に乗って走り過ぎると倒れて重なり合う。しかし、倒れることで周りの表情が見えて人とのつながりが実感できる。2つの面がある『重』を実感した1年だった」と振り返る。

来年の「感字」については、優木さんが「熟」、名越さんは「光」を発表。
優木さんは「仕事も女性としても、成熟していきたい」と意気込み、名越さんは「明るい光景を思い浮かべるだけでも人は元気になれる。来年はそういう光があってほしい」と願いを込めた。

同社コーポレートコミュニケーション室の八重樫芳美さんは「インターネットのサービスを提供する中で、大切にしたいのは人々のコミュニケーションを助けること。それぞれの『感字』の裏側にはエピソードがあり人生がある。その一つひとつを大事にしながら盛り上げていきたい」と話す。


品川経済新聞より

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2010年12月04日

“ロケット”に興味津々

宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターと倉敷市教委の協定による連携授業が3日、市立乙島東小学校(正清省三校長、児童数182人)で始まった。

この日はJAXA宇宙科学研究所のロケット打ち上げ担当の助教、竹前俊昭さん(41)が、体育館で子供らにロケットの飛ぶ仕組みなどを説明。

今後、ペットボトルを利用した水ロケット作りと打ち上げや、高さ1㍍程度のモデルロケット組み立てと発射などに取り組む。


6年生の総合的学習「わたしたちのロケットを高く打ち上げよう」の一環で、「宇宙や地球環境といった広い視野を持ってもらう」のが目的。

最初に全児童対象に竹前さんが「最新の宇宙科学」の題で金星探査計画などを説明。
続いて6年生31人だけを対象に「ロケットはなぜ飛ぶか」を解説した。

竹前さんが、密封したフィルムケースの中で入浴剤を水に溶かし泡だって圧力が増す原理で飛ばす実験を実演すると、子供たちから「わあっ」と驚きの声が上がった。

竹前さんは「下に地面がなくても飛びます」と反動や反作用という言葉の意味を分かりやすく説明した。

6年生の小川瑞貴さん(11)は「実験が面白かった。自分で水ロケットなどを飛ばすのが楽しみ」と話していた。
【小林一彦】


毎日新聞より

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2010年11月30日

2010年の仕事観を表す漢字は?

今年も残り1カ月ほどになったが、ビジネスパーソンにとってはどのような1年だったのだろうか。

22~39歳のビジネスパーソンに「2010年の仕事観を表す漢字」を聞いたところ、昨年と同じ「楽」がトップであることが、DODA(デューダ)の調査で分かった

「楽」を選んだ理由を見ると、昨年は「今の仕事が楽しい」と答えた人が5割以上だったが、今年は「仕事を楽しみたい」という願望を表す人が最も多かった。


2位以下は「忍」「苦」「耐」「生」と厳しさを感じさせる漢字が並んだ。
「2010年は景気低迷が続き耐え忍ぶ状況の中でも、『仕事を楽しみたい』という前向きな想いをもって仕事と向き合った1年だったようだ」(DODA)


2010年の仕事観を表す漢字を職種別に見ると、モノづくりエンジニアと販売サービス職では、昨年の「耐」「忍」に代わり、「楽」が1位に。

投票理由には「仕事を楽しみたい」という前向きな意見が目立った。

その背景として「エコカー補助金、エコポイント制度等の政策効果により、自動車や家電製品の生産・消費活動が活発になるなど、明るい兆しが見え始めた。昨年の『不況に耐え忍ぶ』ばかりの状況から、『仕事を楽しむ』ことに意識が向けられるようになったのでは」(DODA)と見ている。

営業職と企画事務職の1位は、昨年の「楽」ではなく「忍」「耐」が選ばれた。

選んだ理由を見ると「とにかく今は耐え忍ぶ時期」といった不況の影響を感じさせる意見が多かった。

また、案件受注の減少が続くITエンジニアは、2年連続で「忍」がトップに。

1年以内に転職した人は、どのような仕事観を持っているのだろうか。

漢字に例えると「楽」が最も多かった。
その理由として「転職して仕事を楽しんでいるから」といったコメントが目立った。
一方、転職をしていない人は「忍」が1位で、「今は耐え忍ぶ時期なので」という意見が多かった。

次いで「新」「無」「充」「安」と続いた。
「転職市場は依然、楽観視できない状況ではあるものの、思いきって転身を試み、満足のいく仕事や職場環境を手にした人も多いようだ」


インターネットによる調査で、22~39歳のビジネスパーソン1,000人が回答した。
調査期間は9月16日から9月18日まで。
【土肥義則】


Business Media 誠より

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2010年11月27日

キミは閉める派?閉めない派?

実家にいた時、親から「トイレのフタは閉めろ!」とうるさく言われ続けました。
でも本当に閉めないといけないの?

サイト「nJOY」内の情報によると、閉める派が49.3%、ほとんど閉めない派が50.7%。

うーん、拮抗してます。
ルールがあるのか解決したい!
そこで衛生陶器の国内最大手、TOTO・レストルーム開発第一部の寺本美絵子さんに聞いてみました。


「トイレのフタを閉めるかどうかにルールはありません。公衆トイレではフタに触りたくないという方も多いですし。ただ、自宅や友人宅では閉めておくと次の方への配慮にはなると思います。フタが閉まっていれば、トイレに物を落とすこともないですし、見た目もすっきりして美しい。ただ、そうした感性は必ずしも世界共通ではなく、出したものはきちんとしまうべきという、日本的な感性によるのかもしれません」

もうひとつ気になるのは、このフタがそもそも何のために付いているかという点。
洋式トイレが西洋から輸入された明治の初頭の時点ですでに付いていたという。

「西洋では、トイレやバスが一つになった部屋で化粧や着替えをする習慣があり、昔はフタをイスや足かけの代わりとしても利用していました。日本は個室のためその習慣がなく、座るための強度もありません」

フタを閉めずに出てきたら、女性から嫌な顔をされたことがあります。
女性はフタを閉めてほしいと思っているのですか?

「同じ女性として、個人的にはそう思いますね。こまやかな気配りのできる、ジェントルマンっていう印象を抱くかも。男性にとってはプラスポイントになると思います」

ちなみに寺本さんによると、便座を温める温水洗浄便座の最新機種では、フタ自体が断熱構造になっているという。使用後にフタを閉めることで熱が逃げず、消費電力が年間約30%カットできるそうだ。地球環境への配慮につながるなら、僕もジェントルマンを目指して、フタを閉めることにします!
【藤原央登/清談社】

web R25より

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2010年11月26日

近江兄弟社小が移転

学校法人近江兄弟社学園は、近江兄弟社小(滋賀県近江八幡市市井町)を1.6㌔東の県立八幡養護学校跡地(同市浅小井町)に移転させる方針を固めた。

跡地を滋賀県から2億9,600万円で購入し、自然豊かな新天地で環境教育に力を注ぐ。

12月の説明会で保護者の賛同を得た上で数年後をめどに移転する。


八幡養護学校は敷地面積2万8,714平方メートル。
学校再編で野洲養護学校となって移転し、2008年3月に閉校したままになっている。

新小学校は、養護学校の旧の校舎、体育館、寄宿舎、運動場を改修して活用する。
テニスコートなど体育施設は新設する。

近江兄弟社小は現在児童数175人。
同じ敷地内の中学、高校とグラウンドを共有し、手狭になっていた。
移転は2022年の創立100周年に向けた学園改革の中核事業。
土地購入は、9月に県と仮契約を結び、今月の理事会で承認した。

新しい敷地の周辺には、蛇砂川が近くを流れ、キツネや貴重な野鳥も生息する。
校舎は平屋でトイレなどほぼ全施設がバリアフリー化されている。

池田健夫理事長は「恵まれた環境と旧施設を生かし、環境教育や感性を伸ばす授業、歴史・人権・福祉の学習などに力を入れたい」としている。


京都新聞より

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2010年11月22日

「エコ疲れに関する意識調査」

アイシェアは19日、「エコ疲れに関する意識調査」の結果を発表した。

対象者は20~50代で、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・神戸在住の男女1,509名。

まず79.0%と約8割の回答者が、日々の生活で環境に「配慮している」(「常に配慮している」+「たまに配慮している」)と回答した。

具体的内容としては、「ペットボトルなどをリサイクルに出す」(74.7%)がトップだった。


また環境に「配慮している」と回答し、車を所有している543名のうち65.4%が、自動車に関して配慮していることが「ある」と回答。

内容としては、「アクセルをあまり吹かさないように注意する」(74.4%)、「近所に行くのには車を使わない」(50.4%)、「エアコンを強くしない」(47.0%)となった(複数回答)。


さらに全回答者の62.2%がエコ(環境や節約)を奨励するメッセージに疲れや飽きを「感じる」と回答。

さらに環境に「配慮している」と答えた79.0%の回答者に、日々のエコ活動に疲れや飽きを感じることがあるかと質問したところ、55.6%が「ある」(「よくある」+「たまにある」)と回答した。

疲れや飽きを感じるエコ活動としては、「ゴミの分別を徹底する」(52.3%)が最も多かった(複数回答)。

さらに「日々の生活で何かしらの刺激が欲しいと感じることがあるか」という質問に対して、73.6%が「ある」(「よくある」+「たまにある」)と回答。

また日々のエコ活動に疲れや飽きを感じることが「ある」と答えた人に限っては、85.4%だった。

これらの人々に、日々の生活で刺激を得ようと思ったときにすることを複数回答で聞くと「旅行に行く」(40.1%)「買い物」(32.2%)「仕事以外の友人・知人と会う」(29.8%)などがあげられた。

このような結果からアイシェアは、「エコ」でありながら派手な刺激を求める「エコハデ」な気分が広がっているのではとしている。


RBB TODAYより

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2010年11月20日

クラゲで砂漠緑化

クラゲで砂漠を緑にしたい――。

大分県立海洋科学高(臼杵市)の海洋生産科がそんな珍しい研究に取り組んでいる。

校舎屋上に設けた「模擬砂漠」には今夏、ツタがしっかり根付いた。

研究を主導する3年の吉田綾汰さん(18)は「クラゲが将来の地球を救う存在になってほしい」と願う。


学校近くの海辺には、夏場になると大量のミズクラゲが押し寄せる。
発電所の冷却水取水口を詰まらせたり、漁業の支障になるなど、厄介者扱いされるクラゲだが、浜に打ち上げられても乾燥することなく、長期間ブヨブヨのままだ。

姿を見た吉田さんと川野太郎さん、丸山晃司さん(いずれも3年)は「この保水力の高さを生かせるのではないか」と砂漠緑化への活用を思い立った。

クラゲをつぶして粘液状にし、砂漠に見立てたプランター内で砂と混ぜ合わせた。
クラゲ粘液と砂の割合を変えながら試したところ、粘液を砂の3割にし1週間たった砂が植物の生育に最適の土壌湿度になることが分かった。
屋上の日照りの下でも2週間程度は維持できた。

土壌の酸性化を防ぐため、消石灰を混ぜたため、ツタは枯れることなく、現在も青々としている。
3人は「クラゲの肥料としての効果も生育状況から突き止めたい」と意欲満々で語る。

クラゲ研究を指導した佐藤誠教諭は「生徒の豊かな発想で始まった。粘液には塩分も含まれているが、ガジュマル、アロエ、ソテツなど塩害に強い植物を選べば、自然に優しく、有効な保水材や肥料としてめどが立つ。後輩も研究を引き継いでほしい」と話す。

吉田さんらは12月3日に東京である「全国水産・海洋系高校生徒研究発表大会」で九州代表として成果を披露する。
【梅山崇】


毎日新聞より

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クラゲで砂漠緑化

クラゲで砂漠を緑にしたい――。

大分県立海洋科学高(臼杵市)の海洋生産科がそんな珍しい研究に取り組んでいる。

校舎屋上に設けた「模擬砂漠」には今夏、ツタがしっかり根付いた。

研究を主導する3年の吉田綾汰さん(18)は「クラゲが将来の地球を救う存在になってほしい」と願う。


学校近くの海辺には、夏場になると大量のミズクラゲが押し寄せる。
発電所の冷却水取水口を詰まらせたり、漁業の支障になるなど、厄介者扱いされるクラゲだが、浜に打ち上げられても乾燥することなく、長期間ブヨブヨのままだ。

姿を見た吉田さんと川野太郎さん、丸山晃司さん(いずれも3年)は「この保水力の高さを生かせるのではないか」と砂漠緑化への活用を思い立った。

クラゲをつぶして粘液状にし、砂漠に見立てたプランター内で砂と混ぜ合わせた。
クラゲ粘液と砂の割合を変えながら試したところ、粘液を砂の3割にし1週間たった砂が植物の生育に最適の土壌湿度になることが分かった。
屋上の日照りの下でも2週間程度は維持できた。

土壌の酸性化を防ぐため、消石灰を混ぜたため、ツタは枯れることなく、現在も青々としている。
3人は「クラゲの肥料としての効果も生育状況から突き止めたい」と意欲満々で語る。

クラゲ研究を指導した佐藤誠教諭は「生徒の豊かな発想で始まった。粘液には塩分も含まれているが、ガジュマル、アロエ、ソテツなど塩害に強い植物を選べば、自然に優しく、有効な保水材や肥料としてめどが立つ。後輩も研究を引き継いでほしい」と話す。

吉田さんらは12月3日に東京である「全国水産・海洋系高校生徒研究発表大会」で九州代表として成果を披露する。
【梅山崇】


毎日新聞より

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2010年11月19日

「デザインのリサイクル」

金沢21世紀美術館(金沢市広坂)のデザインギャラリーで現在、「D&DEPARTMENT PROJECT Only honest design can be recyclable.本当のデザインだけがリサイクルできる」が開催されている。

時代の変遷とともに次々と生み出されながらも、物同様に消費されていくデザインについて考え、既に生み出されたデザインや商品の中でも長寿命のものがあることに注目し、ロングライフなデザインのリサイクルを提案し実践する同プロジェクト。

デザインとは、機能や性能がよく美しく独創的な「物」を指すだけではなく、社会における課題や問題に対して一つの解を与えることのできる「技術」であることを呈示する。

同プロジェクトを手がけるのは、「D&DEPARTMENT PROJECT」。

デザイナーのナガオカケンメイさんが、デザインとリサイクルを融合した新事業として2000年、東京(世田谷)で活動を始めた。

2002年には大阪に2号店をオープン、日本のものづくりの原点となる商品や企業が集まる異業種合同プロジェクト「60VISION」も立ち上げた。

地場の若い作り手とともに、日本のデザインを正しく購入できるストアインフラをイメージした「NIPPON PROJECT」も全国で展開するなど、精力的に活動を続けている。


「デザインをリサイクルする」という一連の活動を、3つの期間に分けて展示する同プロジェクト。

11月14日まで行われた第1期では、まだ使えるにも関わらず廃棄されてしまったものをそのままの状態で展覧し、現代の消費サイクルの問題点を提起。

第2期では、ロングライフデザインとして保持すべき物をセレクト、手を加えないままに陳列し来場者に「もう一度使うか」と問いかける。

第3期では、手を加え「もう一度欲しいと思うものに戻す」ことでロングライフデザインを選択するマーケット層を開拓し、現状の消費サイクルでは瞬時に流行遅れとなってしまう商品をしっかりと売り続ける仕組みそのものを展覧し総括する。


期間中、ナガオカケンメイさんと同館の秋元雄史館長によるトークイベント「ニッポンのロングライフデザイン」(12月11日、15時~16時30分)を開くほか、同館のミュージアムショップで期間限定のスペシャルショップ「D&DEPARTMENT PROJECT KANAZAWA」も開く(1月30日まで)。

開催期間は、第2期=11月16日~12月12日、第3期=12月14日~1月30日。
開場時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。
月曜休館。

金沢経済新聞

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2010年11月16日

はやぶさ 人類初の快挙

7年間に及ぶ探査機「はやぶさ」の旅は、通信途絶やエンジン故障など数々のトラブルの連続だった。

そのたびに研究者や技術者が知恵を絞って打開策を編み出した。

今回の成果は、月より遠い天体を往復する技術に加え、さらなる人類初の快挙となった。


はやぶさの分析チームは今年6月、特設の密閉実験室でカプセルを慎重に開封したが、中の試料容器には光学顕微鏡で見えるものがほとんどなく、見える粒子の大半は容器から出たアルミ片と判明。
関係者には一時「何も入っていなかったか」と失望が広がった。

チームは特注のヘラで容器の内壁をこすり、ヘラごと電子顕微鏡で観察する新手法を開発。
極めて小さい微粒子が多数あることを確認できた。

今回入手した試料は、地球環境の影響を受けておらず、米アポロ計画の「月の石」に匹敵する貴重なものだ。
詳しい分析によって、太陽系の歴史を塗り替える科学上の発見が期待される。
微粒子の一部は国内外の研究者に公募で提供される予定で、日本の成果が世界の科学研究に貢献するかたちとなる。

文部科学省とJAXAは後継機「はやぶさ2」を計画中だ。
生命の存在を示す有機物があると予想される小惑星に向け、2014年度の打ち上げを目指す。
今回実証された技術をどう「次」に生かすか。
政治の判断が試される。
【山田大輔】


毎日新聞より

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2010年11月15日

「鉄道×萌え×地域活性」

「NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ(以下リコリタ)」は11月16日、UDXマルチスペース(秋葉原UDX4階)で「グリーンドリンクスアキバ October 鉄道×萌え×地域活性」を開催する。

「グリーンドリンクスアキバ」は今年4月から毎月第3火曜日、オープンキッチン型レストランスペース「UDXマルチスペース」で行っているエコと「アキバ」を掛け合わせたパーティー。

これまで、「怪獣作品と環境問題」、「森を守るアキバ」、「ゲームと生物多様性」などを主題に開催してきた。


今回は鉄道を活用した地域活性化が注目を集めていることと「秋葉原的なものと地域活性を考えたときに、はずせないテーマは鉄道」との考えから「鉄道×萌え×地域活性」をテーマに実施。

「鉄道居酒屋 LittleTGV」(外神田3)スタッフなどをゲストに迎え、鉄道の「萌え」を活用した地域活性の取り組みを紹介する。

開催時間は19時30分~21時30分。
入場無料。


アキバ経済新聞より

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2010年11月08日

救え若草山の芝

奈良市の若草山山頂にある国史跡「鶯(うぐいす)塚古墳」の芝の復元に、桂高農業専門科(京都市西京区)の生徒たちが挑んでいる。

人が踏んだり雨で土壌が流れて傷んだ古墳を、独自開発の芝の栽培技術で救う試みだ。

若草山を含む一帯は天然記念物のシカが増え過ぎて世界遺産の春日山原始林の存続を脅かしており、生徒たちは「芝の研究は森を救う鍵にもなる」と夢を描いている。


2、3年生でつくる「地球を守る新技術の開発研究班」。
3年前から授業で芝を研究し、本年度は1年生6人を加えた計21人が活動している。

屋上緑化を研究する過程で若草山に出合った。
日本固有の芝「ノシバ」が近畿で唯一自生する若草山から種子を採取、課題だった種子の発芽率向上に取り組んだところ、竹の繊維などで編んだ特殊なマット上で効率の良い栽培に成功した。

昨年初めて、この芝マットを古墳に移植
。若草山を管理する奈良公園管理事務所などの協力も得て、今年も10月中旬に100枚を植え付けた。3年青谷早希さん(17)は「種からしっかり芝が育ってくれてうれしい」と話し、定着状況の観察を続けている。

若草山の南東、御蓋(みかさ)山を含む春日山原始林(300万平方メートル)ではシカが入り込んで樹皮はぎや角研ぎを行い、深刻な被害が出ている。

大阪産業大の前迫ゆり教授(植物生態学)は「平成以降はシカが千頭を超え、エサの芝地面積から考えると多すぎる状態。

シカは昔から休むために森に入っていたが、今はエサ場となり、森の許容を超えてしまった」と関係の崩壊を指摘。

奈良県もシカの適正頭数や新たな共存を考える協議を始めた。


生徒を指導する片山一平教諭は「シカと森林の問題は全国で起きている。芝、特に地域固有のノシバを増やす技術は、シカが本来のエサの芝地で生きることを可能にし、シカと森林の共生にもつながるのではないか」と話している。


京都新聞より

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2010年11月06日

エコ大学ランキング

NGO団体「全国青年環境連盟」が実施した第2回エコ大学ランキングで、三重大(津市)が総合第1位に選ばれ、同大で5日、受賞の報告会が行われた。

学生が中心となった3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動や、環境教育の推進などの取り組みが評価されたという。

調査は6~7月に実施された。
全国の国公立・私立大計744校のうち、回答があった151校の中で、「二酸化炭素(CO2)排出量・エネルギー使用量・廃棄物」「実施している温暖化対策」「学生への教育」「学生との活動連携・協働」の四つの視点で採点した。


その結果、三重大が「カーボンフリー大学」を目指し、2020年までに1990年比でCO2排出量を30.7%削減する目標を掲げたことや、構内でのエコバッグ配布や古紙を回収しトイレットペーパーに再利用したこと、全学生の4割が環境に関する講座を受講したなどの取り組みが評価され、国公立大、中規模大の両部門で1位となり、総合第1位を獲得した。

内田淳正学長は「学生と教職員が一体となって取り組んだことが評価され、非常にうれしい」と述べた。
環境ISO学生委員会委員長の平野穂波さん(19)=生物資源学部2年=は「これからも世界一の『環境先進大学』を目指して積極的に活動していきたい」と話した。
【福泉亮】


毎日新聞より

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2010年10月28日

お土産は「絵入りリンゴ」

27日にあった国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の夕食会で、各国首脳へのお土産に、青森県弘前市のリンゴ袋製造販売会社「佐藤袋店」が作った「絵入りリンゴ」が選ばれた。

同社製の特殊なシールを市内産「むつ」に張って日光で色付きを調整し、英語かフランス語で「2010 国際生物多様性年」の文字と会議のロゴを表面に浮かび上がらせた。
計500個を用意した。


夏の猛暑で赤い色付けに苦労したという同社の佐藤義博社長は「リンゴは自然の恵みそのもの。首脳たちに地球環境についてさらに考えてもらえれば」。
大詰めを迎えた会議を合意に導くか。
【山本佳孝】


毎日新聞より

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2010年10月24日

「江の島シーキャンドル」

藤沢市の江の島にある展望灯台の愛称が「江の島シーキャンドル」に決まった。

今後はすべての表記に愛称を使用するという。

管理・運営する江ノ電が、全線開通100周年と藤沢市制70周年を記念して募集した。

全国から1,000通を超す応募の中から、独特の形状を表し、「環境に優しいコンセプトにぴったり」として決定した。


灯台は2003年に完成し、海抜約100㍍。

昨年1月、アジアで初の高出力LED投光器を導入以来、1,670万通りの色を瞬時に変えられる上、6割のエネルギーがカットできるという。

既にある太陽光パネルで灯台に使われる電力は、ほぼ賄え、余剰電力が生まれる「究極のエコ灯台」と江ノ電はPRしている。
【永尾洋史】


毎日新聞より

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2010年10月23日

川崎支える企業技術や取り組み紹介

工業都市・川崎を支えている企業の独自技術や取り組みを紹介し、地域の未来を探る生涯学習講座が22日、川崎市中原区今井南町の市生涯学習プラザで始まった。

NPO法人かわさき市民アカデミーの主催。

講座は「地域社会に貢献している川崎の会社と人々」と題し、来年1月までの全10回。

市内に拠点を置く大企業や中小企業の関係者らが講師を務め、自社の独自技術などを紹介する。


キヤノンの開発担当者がデジタルカメラの仕組みについて紹介するほか、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター発のベンチャー企業「ナノエッグ」による化粧品開発のエピソードなどが披露される。

東京電力と市が共同計画している川崎臨海部の太陽光発電所の建設現場や、味の素ライフサイエンス研究所(川崎区)での現地見学も行われる。

初回の22日は、市の伊藤和良産業政策部長が「工都100年を支えた基礎技術と先端技術の将来展望」と題して講演。
かつて公害の街といわれた川崎が産業観光や環境技術の分野で国内外から注目を集めるようになった経緯などを紹介した。

同講座は定員72人で、若干の空きがあるという。
受講料は5,000円。
問い合わせ・申し込みは、同アカデミー電話044(733)5590。


神奈川新聞より

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2010年10月20日

廃ガラスからウサギぴょん

愛知県岡崎市高隆寺町のごみ処理施設・市中央クリーンセンター内の岡崎ガラス工房「葵」で、廃瓶からリサイクルした来年のえと、ウサギの置物づくりが進められている。

女性スタッフ4人が同センターに持ち込まれたウイスキーの廃瓶を約1,300度で溶かし、愛くるしい表情のウサギに仕上げている。

ウサギは体長10㌢(1,365円)と6センチ(1,155円)がある。

透明で腹部が炭酸水の気泡で白っぽく、目と口の赤が印象的だ。

約500個を製作する予定で、市美術博物館内のミュージアムショップで販売している。


工房は、家庭から排出される廃棄ガラスをコップやオブジェにリサイクルし、家庭に飾ってもらおうと、廃ガラスが集まるごみ処理施設に95年に設けられた。
【佐野裕】


毎日新聞より

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2010年10月19日

SATOYAMA(里山)

自然の恩恵を受け、人と自然が共生する里山。

日本政府は「生物多様性」を守る手法として19日午後、自然と人が共生できる里山の考え方を世界にアピールする「SATOYAMAイニシアティブ」の国際パートナーシップを立ち上げる。

そのモデル的な里山として、日本政府が“認定”した兵庫県川西市の黒川地区を歩いた。


大阪北部から兵庫県にまたがる能勢妙見山(約660㍍)。

小さな山小屋に、里山再生に取り組む「川西里山クラブ」のメンバー約25人が集まった。
平均年齢65歳だが、作業着姿でチェーンソーを手に、間伐や草刈りなどを黙々とこなす。

日本の原風景といっていい里山だが、高齢化や過疎化の波には抗(あらが)えず、林業が衰退し荒れていった。
高級炭の産地だった黒川地区も人の手がほとんど入らなくなり、活動を始めた5年前は荒れ放題だったという。

案内してくれた事務局長の小寺慶彦さん(76)は「間伐して草を刈れば木漏れ日が差し込む。この光が未来の林を育てます」と話す。
最近はシカの被害も深刻になり、若木などが食べられないようネットを張るのも大切な作業の一つだ。

遊歩道の途中に、県の絶滅危惧(きぐ)種であるエドヒガンの大木があった。
根の周りを草に覆われ枯れかけていたところを、草を取り払って2年前に種を採取。
200本の苗木を育て、来年には山に植える予定だ。

環境省は「回復可能な範囲で自然を利用し、国や自治体、市民らが協力、地域の社会、経済の活性化に貢献する」を理想的な里山として定義、黒川地区は全条件を満たし、専門家が選ぶ「里山」に含まれた。

守るばかりではなく、切った木でシイタケを育てるなどメンバーは楽しむことも忘れない。
小寺さんは「支えたり、支えられたり。それが里山の魅力」と話している。
【杉村奈々子】

産経新聞より

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2010年10月09日

「草屋根」の魅力

屋根を芝生や草花などで覆う「草屋根」。

美しい外観はもとより、夏でもエアコンなしで過ごせる快適さも魅力で、自宅にとりいれる人が増えている。

草屋根をもっと広げていこうと、今月には「草屋根の会」もスタート。
注目がますます高まりそうだ。

先月20日、神戸市灘区の住宅街の一画で、新築住宅の見学会が開かれた。
自然素材を使った木造2階建ての住宅は、屋根の上に一面、芝生を敷き詰めた「草屋根」。

訪れた人は、屋根を見上げて、「わあ」と歓声を上げたり、はしごをのぼって草屋根を間近で見て、「ふさふさやねえ」「めっちゃ、いい」と目を輝か せたり、トンボが屋根の上に飛んでくる姿に驚いたり…。
すっかりその魅力にとりつかれていた。

草屋根住宅を設計したのは、1級建築士事務所「YURI DESIGN」(神戸市東灘区)。
代表の前田由利さんは、これまで30軒以上の草屋根建築を手がけてきた。
きっかけは、12年前、前田さんが自宅を新築したときのこと。
子供部屋がちょうど屋根裏の部分にあたり、相当暑くなりそうだったので、「草屋根」にして熱を逃がそうと考えた。


実際、住んでみると、想像以上に涼しいことに驚いた。
「屋根が熱を持たないと、こんなに快適なのかと思います」と前田さん。
「草屋根」は、口コミなどで広がり、住宅、喫茶店や保育園などにもとりいれられた。

特にこの2、3年、草屋根住宅の注文が続いている。
住宅が完成した際に開く見学会にも、参加者が大勢訪れるようになった。

草屋根熱の高まりに、前田さんたちは、「草屋根の会」の立ちあげを決意。
草屋根の家に住んでいる人、研究者や学生、設計や施行、緑化の関係者など、草屋 根に思いを寄せる人々が集い、年に三回程度、草屋根に関する情報交換や勉強を行う。
第1回「草屋根の研究会」は16日に、西宮市内で開催。
研究者による講演や、尼崎市内で実際に草屋根の家に住む家族による“草屋根レポート”も予定している。


「環境にやさしい草屋根は、これからもっと浸透して、家を建てるときの選択肢のひとつになっていくかもしれませんね」と前田さんは話している。
【岸本佳子】

産経新聞より

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2010年09月24日

地方アイドル活性化


東京の流行を追い掛けるのでなく、地方独自の発信を――と各方面で叫ばれている昨今。

アイドル業界でもそんな気運が高まっている。
北海道から沖縄まで、地元を拠点に活動する地方アイドルたちの活況に大きな注目が集まる。

大都市圏以外の地域でアイドルグループが増えてきたのは、2000年代始めから。
先駆けとなったのは、
りんごを始め青森の特産品PRのために結成された「りんご娘」、
山形県酒田市で商店街の活性化に向けて活動した「SHIP」、
新潟名産のやわ肌ねぎPRキャンペーンから生まれた「Negicco(ねぎっこ)」など。

どのグループも地元産業の宣伝や町おこしといったビジネスと直結する側面を持っていた。


Negiccoをマネジメントする越後屋本舗クリエーターズの熊倉維仁氏は「商店街のイベントに出演すれば、かなりの集客がありますし、新潟市の中心街である“古町”にかけて「星の“降る町”」というフレーズを入れた曲がメディアに取り上げられたこともありました」と、地域活性化に寄与した成果を挙げる。

シーンに転機を生んだのは、広島の地方アイドルだった「ぱふゅ~む」。
2003年にPerfumeとして東京に進出し、後に大ブレイクする彼女たちは、単なるローカルタレントでなく純粋なアイドル予備軍としての地方アイドルのポテンシャルを証明した。

最近の例で言えば、今年の8月に、東京・品川で「TOKYO IDOL FESTIVAL2010」が開催。
メジャーグループから地方を拠点に活動するグループまで、30組以上が出演したことで注目された。
従来型の地域振興のためのアイドルスタイルの活用から、地方発のアイドル活動そのものが、新たな“地域ビジネスモデル”として目を向けられ始めたのだ。


そんなシーンに、いち早く注目したのがテレビ業界だろう。
キー局すら不況のあおりで広告収入が激減し、映画制作やイベント、不動産業に至るまで放送外収入に力を入れているが、ローカル局に至っては、その現状は一層厳しさを帯びている。
そんな中、テレビ新広島では、前出のPerfumeや現在の地方アイドル界で有数の人気を持つ「まなみのりさ」を生んだアクターズスクール広島を全面バックアップし、放送外収入としてのアイドル育成に積極的に取り組んでいる。

このような状況を、まなみのりさが所属するポニーキャニオン ミュージック 取締役 河野素彦氏は、以下のように語る。

「地方局が放送外収入を強化するために、地元密着のローカルアイドルを育成していこうという流れはあると思います。はじめから全国展開させるには、ある程度の資本が必要ですし、関係者の範囲も広くなる。そうなるとトライアルの数は限られます。でも、地方の活動からスタートすれば身軽に活動できます」


イベントなら100人集客できれば、物販などと合わせてビジネスとして成立できてしまうという地方アイドルの活動。
その点で「シンガー・ソングライターなどより、アイドルの方が成功させやすい」(河野氏)とも。
加えて、熊倉氏は「地方だと広告宣伝費が東京より安く済む」とメリットも挙げる。

ネット環境のインフラが広く普及したことも、地方アイドルの活動に多くの恩恵をもたらした。
「楽曲の発注からアートワークに至るまで、パソコンでデータをやり取りして進めるので、東京でも地方でも同じクオリティの作品ができます」と河野氏が言うように、変わらない環境で制作をすすめることができる。


またネット環境の普及は、プロモーションにおいても効果を発揮。
Perfumeも独特のダンスが動画サイトに大量投稿されたのがブレイクの一因となったが、地方アイドルも地元にいながら、ネットから他エリアにファンを広げることが可能に。
実際、まなみのりさのイベントには福岡などから駆け付けるファンもおり、2009年9月発売のシングル「Possibility」は広島での発売にも関わらず、オリコン週間インディーズランキングで8位を記録している(09/10/5 付)。

AKB48などをはじめとする女性アイドルの人気に加え、「地方文化」への注目で、一躍盛り上がる地方アイドルシーン。地方局を救う新たなビジネスモデルとしての役割にかかる期待は大きく、今後もさらなる拡大を見せるに違いない。

ORICON BiZより

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2010年09月23日

「横浜カーフリーデー」


横浜市中区・日本大通りを中心に9月23日、車のない都市空間を体験するイベント「横浜カーフリーデー2010&モビリティウィーク」が開催される。

カーフリーデーは1997年にフランスで始まった、車に頼らない日常生活を体験する社会実験。

地球温暖化や都市交通問題などの改善のきっかけをつくるイベントとして、毎年2,000を超える都市で行われている。


横浜カーフリーデー」は2004年にスタート。
日本大通りと横浜公園で日本初のマイカー乗り入れ禁止実験を開始し、「歩けば街が見えてくる。クルマをおいて街に出よう。」を毎年のテーマに都市交通から環境問題を見つめ直し、文化や伝統を大切にする社会をつくろうと取り組んでいる。
主催は横浜カーフリーデー実行委員会。


7回目を迎える今年のテーマは「バス再発見!」。
日本大通りに横浜を走る路線バス10台が集合し、バスの魅力を再発見できるさまざまなイベントを実施する。
会場は日本大通り(10時より車両通行止め)、みなとみらい線の日本大通り駅・三塔広場。


バス展示事業者は江ノ島電鉄、小田急バス、神奈川中央交通、川崎鶴見臨港バス、京浜急行バス、相鉄ホールディングス、大新東、東急バス、フジエクスプレス、横浜市交通局。

当日は13時から歩行者によるパレードを行うほか、展示バスや出展ブースを回るスタンプラリー、バス車内で制服着用による写真撮影(一部の車両のみ)、「みらいのバス」の絵画コンテストなどを実施。

また、ミュージックライブ(ハマこい踊り、アラメヤ音頭、大道芸ほか)やフリーマーケット、世界の路面電車・LRT(新交通システム)のパネル展示、参加団体による展示・販売など多彩な催しを行う。
日枝神社(横浜市南区山王町5)を出発し、横浜の開港前・開港時の歴史をたどるまち歩き「お三の宮・関内・関外歴史ウォーク」も。

開催時間は11時~16時。
大雨中止。
会場の様子は横浜市民放送局が生中継する。


1903年9月20日に日本で最初のバスが京都市で運行されたことを記念し、日本バス協会は1987年、9月20日を「バスの日」に制定。
10月3日には、バスの安全な普及を目的にしたイベント「バスフェスタ2010」がパシフィコ横浜(西区みなとみらい1)で開催される。

ヨコハマ経済新聞

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2010年09月11日

『シブすぎ技術に男泣き!』

東京の下町などで高い技術を持って日本のものづくりを支える技術者を描いた異色のコミックエッセー。

今年1月に発売され、9月1日現在で13万7千部を売り上げた。

日本のものづくりを支える町工場といっても、実際どんなことをやっているのかは、関(かか)わっている人でないとほとんどわからない。
本著は中小企業や町工場で働くエンジニアや職人の理想や意地が描かれている。


「六角レンチの回し方でそいつが何年目かわかる」
「設計はおもいやりだ」
「掃除や片付けができねぇ奴は必ずケガをする」

その分野のプロが発する言葉がなんとも味がある。

著者は約10年間、エンジニアとして半導体製造装置やゲーム機などの設計開発に携わってきた。
平成12年に漫画家としてデビューしたものの、売れなかったため、関東近県の町工場でアルバイトや派遣として働いた経験も持つ。
その体験が漫画に生かされたわけだ。


日の目をみないで倉庫行きになってしまう機械。
それでも情熱をもって働く職人たち。
著者は「技術者の仕事とは見えないトコロにあり、男たちの魂…私はそれを伝えたいのです」と、自己紹介で語っている。

編集を担当した中経出版編集部の大田原恵美さん(32)は、予想外の売れ行きに驚きを隠せない。
「売れ行きには正直びっくりしています。渋くないくらいの数字になってしまいました」と笑う。

購読者の6、7割は男性というが、編集部には「中小企業で働く人のことがよくわかった」などと、女性からのメールも数多く届いているという。
おもしろいことに、町工場が多い川崎市内の書店で断トツに売れているそうだ。
近々続編も発売するという。


産経新聞より

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2010年09月02日

政投銀 給食PFIに融資

日本政策投資銀行は1日、静岡県御殿場市で同日開業した新しい給食センターの建設や運営管理を手がけるPFI事業に、数億円規模の融資を行う方針を明らかにした。

時期は10月。
同じく数億円を負担する静岡銀行と共同融資となる。
政投銀は今後も地方企業への融資を強化し、地域の発展に貢献する。

政投銀と静岡銀が融資するのは、老朽化した給食センター2施設を統合して1日に開業した「御殿場市立南学校給食センター」のPFI事業。


同市の発注でPFI事業を担うSPC(特定目的会社)が建設業者に支払う工事代金約10億円の大半を、返済期間16年で融資する。

融資契約は8月31日に締結。
政投銀と静岡銀が同額を負担する。

新しい給食センターは、御殿場市内の小中学校8校に対し、1日に約5,000食を配食する。
太陽光発電や高効率熱源機のヒートポンプ給湯器を導入して温暖化対策をとるほか、廃油を給食配送車のバイオ燃料に活用してリサイクル体制を確立。
国際的な衛生管理規格HACCP(ハサップ)にも対応している。

経済低迷に苦しむ地方の現状について、政投銀は、「人口減少などの課題に直面しており、強みや優位性をいかした発展が求められている」と課題を指摘。
今後も地方企業に対する資金面や情報面での後押しを進める考えだ。

実際、今年5月には、地域金融機関との協調で低利融資などを行う枠組み「地域元気プログラム」を設定。
リサイクル技術を活用した食品トレーなどを販売する広島県の業界大手企業に融資を実施したほか、兵庫県で有料道路を運営する地域企業の株式を西日本高速道路会社と共同で買い取り、経営改革に乗り出している。
【山口暢彦】


フジサンケイ ビジネスアイより

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2010年09月01日

メダカのすむ水田作り

メダカがすめる安全な水田で作った米を消費者に―

福知山市岩間で、地元営農組合長の吉良さんが「メダカと共生する米作り」を実践している。
まず自身で取り組み、成果を紹介しながら「地域全体に広げていきたい」と意欲を燃やす。

自宅の水槽でメダカを飼育していた営農組合員が、昨年7月に近くの水田へメダカを放したところ、秋には大量に増えていた。

「これはおもしろい」とひらめいた、吉良さん。
自身でも自宅で飼育して今年6月に水田へ放した。


田んぼは20㌃と30㌃の2枚。
農道を挟んで並んでいて、コンクリート製の農業用水路とは別に、田の周囲に溝を切って水路を作った。
山からきれいな水が流れてくることもあって、メダカは今年も大量に増え、何匹いるかは見当も付かない。
田に人が近づくと、驚いたメダカの群れの動きで水路が波打つほどになっている。

ほかにタニシやイモリ、タガメなどいろんな水生生物がいて、豊かな土壌ときれいな水、安心できる栽培方法が多様な生き物のゆりかごになっていることを示している。

農業指導機関に問い合わせたところ、府内ではまだメダカ米に取り組んでいる地域は無く、吉良さんは「岩間をメダカ米の里にできたら」と夢を膨らませている。

あと4、5日で田の水を落として稲刈りをするが、周囲の水路は残してメダカたちの生育環境を維持。
10月にはメダカをすくってもらうイベントも考えている。


両丹日日新聞より

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2010年08月25日

えっちゃん飛来

福井県 西川一誠知事が県内でのコウノトリ放鳥に意欲を示したことについて、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園から飛来したコウノトリ「えっちゃん」が107日滞在した実績のある越前市では、歓迎の声が上がった。

コウノトリが生息できる豊かな生態系づくりが前提となるため、実現には住民を巻き込んだ幅広い取り組みが必要となりそうだ。

コウノトリは特別天然記念物で、豊岡市から幼鳥などを運んできて育てて放鳥するにも、文化庁への現状変更許可申請が必要だ。

文化庁記念物課は「豊岡市の例をみても、コウノトリが生息できる環境整備には相当な年月がかかる。予算措置など福井県から具体的に聞いてみたい」としている。

豊岡市で集中して飼育している現状については、「危険を避けるためにも、飼育場所は分散させた方がいい」という考えという。

越前市農政課の担当者は「生態系の頂点にいるコウノトリが空を舞うのは、自然豊かな環境の象徴で、それは人間にとっても良い環境のはず。昔ながらの生き物がいる地域であることを喜び合えるよう、環境整備を進めたい」と話した。

同市で環境問題の啓発活動をしている市エコビレッジ交流センター指導員、野村みゆきさん(51)は「豊岡市のようにコウノトリを育てて放鳥できたらいいねという声は、以前からあった」と、声を弾ませた。

多くの生物が暮らし、コウノトリが舞い降りてこられる水田作りの重要性を子どもたちに伝えてきただけに、「ドジョウ、カエルなど生き物が暮らせる環境を取り戻したい」と話した。
【安藤大介、高橋隆輔】


毎日新聞より

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2010年08月22日

吉川小で庭園造り

農芸高(京都府南丹市園部町)で造園技術を学ぶ環境緑地科の3年生6人が、亀岡市の吉川小に緑の庭園「ふれあいのこみち」を整備している。

児童の意見も取り入れた庭園は今秋にも完成する予定で、夏休み中も汗だくになって作業を進めている。

庭園整備は、コンビニエンスストアチェーン・ローソンの「緑の募金」を活用した学校環境緑化モデル事業の一環。

事業の実施校に決まった吉川小が、校庭を実習の場にしてもらおうと農芸高生に作業を依頼した。


依頼を受けた場所は、校舎正面にある長さ30㍍、幅5㍍のスペースで、児童が登下校時の通路に利用している。

雨が降ると足元がぬかるんでいたことを児童から聞いた6人は、花壇の花を楽しみながら快適に利用できよう、石敷きの遊歩道を備えた庭園を造ることにした。

5月から始めた工事では、遊歩道の整備がほぼ終わり、2学期からは地元の保津川をイメージして舟形の花壇づくりに取りかかる予定。

測量を担当した有村勇哉さん(18)は「大きなけがを防ぐために大きな石は使わないなど、小学生が使いやすい庭園を考えた。地域の人たちにずっと愛してもらえる広場にしたい」と話している。


京都新聞より

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2010年08月21日

閉園施設を植物工場で再利用へ

農作物の安定供給などの観点から、野菜などを計画的に生産できる「植物工場」が注目を浴びる中、京都府立大と府立医科大を運営する京都府公立大学法人が、経営難で昨年閉園した植物公園「花空間けいはんな」(同府精華町)を再利用し、研究用の植物工場を造るプロジェクトに乗り出す。

府の土地と建物を生かし、企業を招致してプラントを整備する産官学連携の取り組み。

自然栽培の作物よりも豊富に栄養素を含む作物の栽培システムなどを研究する予定で、来春のオープンを目指す。


「花空間けいはんな」は平成17年に開園したが、入園者の減少などで昨年3月、約5,400万円の赤字を抱えて閉園。

約7万平方㍍の敷地のうち、広場や展望台などは今も公開されているが、建物などは使われないままになっている。

京都府立大は、同園の隣接地に農場を持っており、その縁もあって再利用に名乗りをあげた。


計画によると、植物工場には鉄筋コンクリート建ての旧イベント会場(約1,200平方㍍)を利用。

空調設備会社や電子機器会社などと協力し、自動で空気中の酸素や一酸化炭素の比率を調節する機器や発光ダイオード(LED)ライト、栄養素を豊富に含んだ培養溶液などの設備を整える。

京都、大阪、奈良にまたがる関西文化学術研究都市にあることから、3府県の企業を対象に招致する予定で、すでに数社と調整中。

企業側にも、より高性能な機器の研究・開発ができるメリットがある。

予算は約3億円で、国や京都府の補助金などで賄う予定。
府立大農学生命科学科などの職員と企業側の研究者が共同で使う研究室なども整備する。
今年秋ごろに着工し、来年4月のオープンを目指す。

府立大は、低コストで栄養価の高い野菜の栽培システムの確立を図る方針で、具体的にどんな野菜を作るかは今後検討する。
竹葉剛学長は「産官学が一致団結して研究し、さまざまな問題点の改善を目指す。
2~3年をめどに研究結果をあげ、けいはんなの企業や農家の人々に利益を還元したい」と話している。

【植物工場】
人工的に光や温度、空気中の酸素濃度などを調節し、計画的に作物を育てる施設。
太陽光を利用する「太陽光利用型」と利用しない「完全人工光型」に大別される。
複数のLEDライトを組み合わせて光を当てることで、通常よりも栄養価の高い野菜の栽培例も報告されている一方、採算性などに課題も残る。
大阪府立大学(堺市)や食品メーカー「カゴメ」(名古屋市)が運営する工場など、国内に数十カ所あるという。

産経新聞より

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2010年08月15日

メダカが泳ぎ、スイカも栽培


名古屋市内のビルや工場で、屋上緑化の取り組みが広がっている。

メダカが泳ぐ小川を再現したり、ジャガイモなどが収穫できる菜園が登場するなど、ユニークな試みも目立つ。

10月に希少生物の保護をテーマにした国際会議「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が名古屋で開催されることもあり、企業イメージの向上にも一役買っている。


今年2月、中区錦2丁目に完成した名古屋丸紅ビル。地上80メートルの屋上スペース(約650平方メートル)に、里山をイメージしたビオトープ(生物生息空間)がある。

雨水を循環させた小川の周囲にはヤマモミジなどの高木、サツキやツツジといった30種以上の低木、野草が生い茂る。

小川に約30匹をメダカを放流し、5月には産卵が確認されたという。
また、どこから飛来したのかは分からないが、テントウムシやアカトンボなどの昆虫が徐々に集まっている。

「循環水の殺菌以外はなるべく人の手をかけず、できるだけ自然の力で生物の空間を再現させたい」と屋上のビオトープを管理する丸紅名古屋支社住宅開発第2部の西出智部長代理は話す。


キヤノンのショールームなどが入る興和不動産の高層ビル「名古屋インターシティ」(中区錦1丁目)の最上階18階にも屋上庭園がある。

シマトネリコなど6本の高木は高さ11㍍のガラスに囲われており、夜間にはライトアップされる。

地上から見上げると、上空に常緑樹が浮かんでいるように見える。

このほか、4月に完成した名鉄不動産の「メイフィス名駅ビル」(中村区名駅4丁目)も屋上には芝生を張るなど、ここ1、2年に完成したオフィスビルには屋上緑化を施したものが多い。


一方、屋上緑化にとどまらず、屋上菜園として、野菜づくりに励むケースも増えている。
ブラザー工業の瑞穂工場(瑞穂区河岸1丁目)の屋上では今春からジャガイモやサツマイモ、イチゴ、スイカの栽培を始めている。

6年前から屋上緑化に取り組んできたが、「せっかくなら社員みんなで楽しめるものを」(広報・総務部)と考えた。

6月上旬には昼休みの時間を利用して、十数人の社員が屋上で芋掘り。
収穫量は約50㌔で、7月に行われた社内イベントで、このジャガイモがパイなどに調理され、参加者に振る舞われた。

屋上菜園を管理するブラザー工業の子会社ブラザーリビングサービスの北島佳樹・環境部課長代行は「周囲に高層マンションなどがあり、安全上、背の高い植物は植えられない。また農薬の散布もできない」と屋上菜園ならではの管理の難しさを話す。

それでも「最上階は空調の設定温度を1度上げることができるようになり、二酸化炭素の排出量を年間400㌔減らせる削減効果が出ている」という。

このほか、NTT都市開発のアーバンネット上名古屋ビル(西区上名古屋3丁目)の屋上でも、5月下旬に入居企業の従業員らがサツマイモとカボチャの苗を植えた。

名鉄百貨店本店(中村区名駅1丁目)の本館屋上にある屋上庭園「マイフェアガーデン」でもミニトマトやナスなどが無農薬で栽培されている。

なぜ、名古屋で屋上緑化ブームなのか。

中部経済に詳しい共立総合研究所の江口忍主任研究員は「東京と比べ、名古屋には中心部に大規模な緑地が少ないこと、そして名古屋駅前をのぞけば超高層ビルもなく、オフィス街でも日当たりが良い」と指摘する。
その上で「大阪や広島など、一定規模の都市なら、屋上緑化ブームとなる可能性が高い」と話している。

産経新聞より

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2010年08月14日

田んぼアート

近江八幡市内の農家や住民らでつくる「水茎夢(すいけいゆめ)の郷委員会」が、通常の稲とは穂の色が違う古代米の稲を使って絵や文字を描く“エコ広告”の実用化を目指している。

収穫時期を迎えるまでの期間限定広告で、二酸化炭素を排出しない環境配慮型の広告として注目を集めそうだ。

委員会は、地域おこしの一環として平成19年から毎年、近江八幡市内で古代米を使って絵などを描く「田んぼアート」を実施。

これまでに、干支にちなんだネズミやウシの絵などを制作した。

アートは6月から10月ごろまでが見ごろで、委員会が近くに設置した高さ約3.6㍍の展望台からの光景が、周辺住民らに好評という。

委員会によると、アートは、穂の色の違う3種類の古代米を使用。
地域住民らが春に古代米を田植えし、苗が成長すると絵や文字が浮かび上がる。
アートを始めた当初は、実際に見た絵がイメージよりも間延びする課題もあったが、遠近法を取り入れることで、緻密(ちみつ)な絵を描けるようになった

この技法を応用し、委員会は田んぼアートを使ったエコ広告を考案。
実用化に向け、特許を申請するとともに、企業や農業者団体などに説明を重ねている。
委員会によると、県内外の複数の企業が関心を示しているという。


委員会の山西治作事務局長は「田んぼアートで収穫したコメは食べることもでき、究極のエコ広告だ。
全国に広めていきたい」と意気込んでいる。


産経新聞より

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2010年08月13日

「みなしご」から「みつばち」へ

タツノコプロの代表作「昆虫物語みなしごハッチ」(昭和45年)が、映画「昆虫物語みつばちハッチ~勇気のメロディ」(アミノテツロ監督)に生まれ変わり、現在公開されている。

主要設定はオリジナルの精神を生かして引き継ぎつつ、キャラクターデザインなどは時代に合わせて一新。

「紆余(うよ)曲折もあった」という新生ハッチ誕生の舞台裏をスタッフが語った。

フジテレビ系で放送されたオリジナルのハッチは、タツノコプロが「マッハGoGoGo」「ハクション大魔王」などのヒーロー・ギャグ路線に続き、メルヘン路線の新分野を開拓した作品だった。

人気に押されて全91話が制作され、昭和49年には続編も登場。
平成元年には日本テレビ系でリメークもされた。


主人公のハッチが生き別れた女王バチの母親を捜して旅し、その道中で成長していく姿を描く基本コンセプトは映画版も同じだ。

これを縦軸にして、横軸には旧作になかった人間の少女、アミィとの交流などのエピソードを配置した。

環境問題が重要テーマとされているのも旧作との違いで、ミツバチが世界的に減少していることが映画化の理由の一つだったという。

映画版ではタイトルの「みなしご」が「みつばち」に変わった。
この件についてプロデューサーの栃平(とちひら)吉和さんは「最後までかなりもめた」と明かす。

「まず、『みなしご』(両親や保護者がいない子供)は死語になった。
それに旧作は親がいないハッチがいじめられたり、陰湿な描写も多かった。
今回は希望や夢、友情をテーマに、家族で映画を楽しんでほしいという思いがあった」

ハッチのパッチリとした目にも、その思いが表れた。
旧作は「けろっこデメタン」「樫(かし)の木モック」といった当時のタツノコ作品とも共通する、涙目のようなとろんとした目。
今の子供たちに受け入れられる明るく元気なハッチにしようと、当初は体の色を本物のハチと同じにしたり、体形まで変える案があった。

「私が守らないと、ハッチじゃなくなってしまう怖さがあった」と語るのは、キャラクターデザインを手がけた河井ノアさん。
美術学校卒業後の昭和47年に竜の子プロ(当時)に入社し、ハッチの生みの親でもある創業者、故吉田竜夫社長に師事。
その実績を買われ、映画版のメーンスタッフに選ばれた。

河井さんは「吉田さんと心の中で“どこまで変えていい?”と会話しながら、色やフォルムといった乗り越えてはいけない幾つかの垣根を作った」という。

完成した映画を見て、「私のルーツはやっぱりタツノコだとしみじみと思った」という河井さん。
「ハッチは小さくてか弱いハチの子だけど、大きな勇気や 愛、友情で周囲を巻き込んでいくヒーロー。いじめに対しても一人で『ダメだ!』といえるヒーローが現れてほしいという願いは、旧作にも、この映画にも込められている」と語った。

映画版では、人間の女の子、アミィが主要キャラクターとして初登場する。
昆虫との“共演”では大きさが違い過ぎるため、ハッチの体長を3㌢と大きめに設定。
手前にハッチを置いて遠近法で対等に見せたり、逆に小さくて見えないさまをギャグにしたりと苦心したという。

産経新聞より

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2010年08月11日

友情のマーチ

学校統合で廃校になった茨城県利根町の小学校に眠ったままになっていた楽器を、元取手市議が仲介して北海道の小さな小学校に贈り、児童たちに喜ばれている。

少子化で県内でも学校の統廃合が進む中、余ってしまう教材も多いはず。

今回のケースは余った教材の再利用に一石を投じる形になった。


楽器が残されていたのは旧利根町立布川小の校舎。
平成20年、町立太子堂小と統合した新しい布川小は旧太子堂小校舎を使用し、旧校舎は使われていない。

昨年夏、元取手市議、城之内景子さん(64)が役員を務める「取手アートプロジェクト」が、旧布川小の校舎跡で作品展を開くことになり、城之内さんらが会場の清掃をしたとき、教室内に余った楽器が置いてあるのを発見。
城之内さんは「もったいないと思った」という。

今年5月、嫁ぎ先の北海道東川町で、児童数わずか23人の同町立東川三小のPTA役員をしている長女の神林泰子さん(36)が里帰り。

楽器が余っていることを話したところ、神林さんは「うちの学校には音楽の先生はいるが、楽器がない。譲ってもらえないか」と、城之内さんに要望したという。


城之内さんはさっそく、利根町議を介して同町教育委員会に伝えたところ、同教委は快諾した。
城之内さんらが、教室内にある楽器を引っ張り出して、使える楽器を探すとともに、同教委も楽器のリストを東川三小に送り、希望の楽器を確認。
トランペットやテナーサックス、マラカスなど二十数点の楽器を選び、北海道に送った。

楽器が到着すると、東川三小の菅原敏光校長から「本校の子供たちに、人のつながりや心の温かさを届けていただきました。今回いただいた温かい真心を大切に伝えてまいります」という礼状が届いた。

城之内さんは「ほんとうによかった」と喜ぶとともに、「統合で、ほかにも教材が余っている学校があると思う。そういう教材を学校の片隅に置かないで有効に活用してほしい」と話している。
【石田努】


産経新聞より

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2010年08月10日

「ソーラーラジコンカー」コンテスト

工業系学科で学ぶ高校生が技能を競う「全国ソーラーラジコンカーコンテスト2010 in 白山」が8月6日・7日、白山の白山一里野RCコースで行われ、福井県立春江工業高校の「不死鳥SRC」が優勝した。</span>

コンテストは、太陽エネルギーの利用を通じて、高校生らに地球環境問題や資源エネルギー問題への関心を持ってもらうことが狙い。

白山市や石川県などで構成する実行委員会が主催し、毎年開催している。

今年は16府県41校107チームが出場。

出場者はすべて高校生で、クラスや部活動の仲間同士でチームを組み、試行錯誤を繰り返して完成させた自信作をエントリーした。


ソーラーラジコンカーは、大きさと、あらかじめ指定されたソーラーパネル3枚を使い、太陽光エネルギーを動力とすることなどが決められているが、車体の材質や形などは自由。

フェラーリの「テスタロッサ」をモデルにしたスタイリッシュな車もあれば、軽量化のため厚さ1㍉の木で作った枠組みにフィルムを張っただけのものも登場した。

競技は、制限時間内に1周約300㍍のコースを何周できるかを競う。

スタート位置についた車は合図とともに一斉に走り出し、カーブを曲がり、坂道を上り下りして周回した。
敗者復活戦と、3回戦から決勝戦までが行われた7日は雲が広がったため、十分な太陽光を得られずに途中でスピードダウンする様子も見られた。

石川県内からは6校15チームが出場したが、金沢市立工業高校の「Athlete2010」のベスト8入りが最高だった。

3回戦で敗退した石川県立工業高校3年、丸谷匠君は「この後、県工から出場した3チームが反省点を生かし、力を合わせてソーラーラジコンカーをもう1台作ることになっている。後輩たちに来年の参考にしてもらいたい」と話した。

「テスタロッサ」を制作した新潟県立柏崎工業高校2年、佐藤裕太君は「曇ってきたので、スピードが落ちてだめだった。来年はさらに工夫して、もっと速さを追及しながら、デザインも斬新な車で出場したい」と次回に意欲をみなぎらせた。

会場では、元ラジコン世界チャンピオンの広坂正美さんのデモンストレーションも行われ、出場者が時速100㌔㍍での高速走行や、足を使ったリモコン操縦の技などに見入った。


金沢経済新聞より

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2010年08月02日

マラソン大会「定員の壁」


首都圏を中心にランニングブームが過熱している。

参加の申し込みが殺到し、数時間で募集を締め切るというマラソン大会が続出。

「ランナーの聖地」と言われる皇居では真夏でも多くの人が走り込んでいる。

ブームの火付け役となった東京マラソンは1日、来年2月27日の大会の募集をスタートさせたが、さて今回は何万人がエントリーするか。

定員12,000人(フル)のつくばマラソン(11月28日)は、参加者の募集を開始から13時間で締め切った。

昨年の3日間から大幅な短縮だ。
人気の高い長野マラソン(4月18日)は昨年同様、8,000人の定員がわずか5時間半でいっぱいになった。

ハーフの手賀沼エコマラソン(10月31日)は8時間20分で定員7,000人が埋まった。
こちらも昨年の2日間から大幅な短縮だ。

ほかの大会も募集の締め切りが軒並み早まる傾向にあり、受け付け開始と同時に申し込みが殺到し、インターネットがつながりにくくなるといったトラブルも起きている。

月刊誌「ランナーズ」を出版するアールビーズの大信正紀さんは「5年前までこんなことはなかった」と話す。
以前は定員を設定せず、申し込みをした全員が参加できる大会がほとんどだったという。
ところが数年前から、少しずつ参加者が増え、飲料や仮設トイレが不足する大会が出てきて、定員を設けた。
2007年に東京マラソンがスタートすると、各大会で参加者が急増、短期間で定員が埋まるようになった。
今後は、東京マラソンのように抽選で参加者を決める大会が増えるのではないかという。

大信さんは「東京マラソンがメディアで大きく取り上げられ、それまで走っていなかった人が走り始めた。ある大会でいったん締め切りが早まると、ランナーの方も危機感が高まり、去年より今年と、どんどんエスカレートしてしまう」と分析する。

ランナーズの調査によると、全国でフルマラソンを年に1回以上走った人は、2004年が78,776人。
それが2009年には166,794人と実に2倍以上になっている。
ただし、同じ年の東京マラソンには、それをはるかに上回る226,378人が申し込んでいる。

東京マラソン財団によると、今年のフルマラソンの部は8.5倍の高倍率になったが、応募した人の約4割がマラソン未経験者だったという。
東京マラソンが、いかにマラソンランナーの層を広げ、ブームの牽引(けんいん)役になっているか分かる。

来年の大会の募集は1日から31日まで、インターネットなどで行われる。
応募者は過去4回順調に伸びており、今回は倍率が10倍を超えるかどうか注目される。
【小石川弘幸】


読売新聞より

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2010年08月01日

秋葉原でメイドが打ち水

イベント「うち水っ娘大集合!2010」(主催・秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ)が1日、東京・JR秋葉原駅西口であり、秋葉原のメイド店員や映画「スター・ウォーズ」の帝国兵コスプレ軍団ら計100人が「涼しくなあれ!」と掛け声をかけながら一斉に「打ち水」をした。


同イベントはヒートアイランドを抑え、地球温暖化対策を訴えようと2004年から毎年夏に開催しており、今年はメイド喫茶「ぴなふぉあ」や「喫茶全力」など秋葉原で営業する21店舗のメイド店員が集まった。

風呂の残り水や雨水などの再利用水を使い、エコに配慮したのがポイント。

メイド店員のほかに帝国軍のコ スプレ軍団も飛び入り参加し、水鉄砲を使ってメイド店員とともに「打ち水」をするシーンもあり、多くの人たちがカメラを向けていた。


1日の秋葉原はイベント開始前に気温が33度に達し、「打ち水」をした後には会場が涼しげになったが、あまりの人の多さに用意された温度計は36度に上昇するハプニングも。
メイド店員としてイベントに参加した「ぴなふぉあ」のクララさんは「今年は、再利用水をまくのが新鮮でした」と振り返っていた。


まんたんウェブより

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2010年07月26日

海藻がバイオ燃料の原料に

東北大学と東北電力は共同で海藻から効率よくエタノールを生産する技術を開発した。

化石燃料の代替として開発されたが、食糧由来のバイオマス燃料化「バイオエタノール」とは基本的な考えが違う。

バイオ燃料は当初、米国でトウモロコシや大豆など農業資源が利用され食料価格が急激に高まり、途上国の食糧高騰を生じさせた。

アフリカなどで食糧が入手困難になり国際問題にもなった。

海藻(褐藻)は世界の沿岸海域に生息し、その生産量は熱帯雨林の生産量に匹敵するといわれる。

食糧と競合する可能性が低いバイオマスだ。

海藻からのバイオエタノール生産は、構成成分が陸上植物と大きく異なり、これまでも研究も実用化もされていなかった。


海洋でもっとも生産量の多い大型海藻を利用してバイオ燃料化することができ、発電所に流入する海藻類なども有効利用ができるようになった。

しかも海藻全般を対象にしたことから、日本国だけでなく海に面したさまざまな国のエネルギー問題に貢献する可能性を持つ。

まさに「海藻」の価値を高め「ごみを宝」にした技術だ。


循環経済新聞より

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2010年07月22日

熱中症相次ぐ

本格的な夏の到来で厳しい暑さが続き、熱中症とみられる症状を訴える人が相次ぎ、各地で死者も出ている。

熱中症は炎天下での激しい運動時だけでなく、屋内でも発症することがある。

特に暑さに対する感覚が鈍いお年寄りは注意が必要だ。

暑さへの認識を高める工夫をしたり、こまめに水分補給するなど普段からの予防が求められている。

総務省消防庁の熱中症による救急搬送状況(合計速報値)によると、今年5月31日から7月11日までに3,764人が熱中症のために救急搬送された。
このうち7人が死亡し、108人が重症と診断された。


週ごとの推移を見ると、
▽5月31日~6月6日が256人
▽6月7~13日が363人
▽6月14~20日が552人
▽6月21~27日が568人
―と徐々に増え、6月28日~7月4日の週には1,185人と急増。
翌週は840人と微減したものの、暑さが本格化するにつれ、搬送人数が増えている。

熱中症に詳しい研究者でつくる「熱中症予防研究会」も暑い日は特に注意するよう呼びかけている。
熱中症というと炎天下で激しい運動をして起こると考えがちだが、室内でもなることがあるため、暑い日は無理をしないようにするのが大事だという。

予防するためには服装や水分補給に気を配りたい。
汗をよく吸収したり、通気性の良い素材を使った衣服を着用するほか、屋外では帽子を着用する。
脱水状態にならないためには、スポーツドリンクや0.1~0.2%の食塩を含む飲料が望ましいとされる。

熱中症は二日酔いや睡眠不足、風邪気味など体調の悪いときになりやすい。

特に注意を心がけたいのが、お年寄りだ。
その理由として、同研究会のメンバーの一人、京都女子大学家政学部の中井誠一教授(運動生理学)は「のどが渇いた感覚など、暑さに対する感覚が鈍いから」と説明する。

お年寄りが気をつけるポイントについて、中井教授は「身近に温度計を設置して暑さに対する認識を高めたり、暑さに慣れるために散歩など1日の生活パターンを決めたりしておくのがよい」と、日常生活での工夫を提案する。

また、お年寄りは水分摂取量が少ないため、飲んだ量が一目で分かるよう、ペットボトルなどを個人専用にすることを薦める。
お年寄り自身だけでなく、家族がお年寄りの着衣に気を配るなど周囲のサポートも必要という。

軽症と思っても急変して重症につながりかねない熱中症。
高体温(40度以上)と、名前を呼んでも答えない、言動がおかしいなど意識障害が見られる際には病院に行くのが望ましい。
東京消防庁では、救急車を呼んだほうがよいのかなどに迷った際の相談窓口「東京消防庁救急相談センター」(♯7119)を設けている。
こうした公的相談機関を使うのも一つの手だ。


【用語解説】熱中症

気温や湿度の高い環境で体温の調節がうまくできずに起こる暑熱(しょねつ)障害の総称。
熱けいれん、熱疲労、熱失神、熱射病などに分かれ、症状が重いと命にかかわることもある。

気温が高い日や湿度の高い日に起きやすいとされているが、熱中症を起こしやすい目安の一つとして、気温や湿度、輻射(ふくしゃ)熱の3つを取り入れた指標「暑さ指数(WBGT)」がある。
環境省の「熱中症予防情報サイト」では全国各地の当日と翌日の暑さ指数などを紹介している。
【森本昌彦、道丸摩耶】


産経新聞より

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2010年07月20日

都市部で熱中症患者が増加中

夏は夏バテ・熱中症が懸念される季節。

近年、多くの都市で、熱中症患者が増加傾向にあるようで、特に働き盛りの男性に多いという。
その理由とは?

2000年以降のデータを調べたところ、毎年、熱中症患者は増加傾向にあり、特に都市部で働く男性が危険にさらされていることが明らかに。

暑い夏と涼しい夏とで増減があるものの、同データの救急搬送記録を見てみると、熱中症患者数の推移は徐々に上昇しており、2007年夏には、東京都及び17政令指定都市で5,000名を超える熱中症患者が搬送されていたことが分かった。

特に、東京のような都市部で多く搬送されており、また、全患者の3分の2以上は男性との記録が。
その原因としては、働き盛りの男性は屋外で過ごす時間が多く、同じ温度下でも女性よりキツイ仕事や激しい作業が多いから、ということが考えられている(参考:国立環境研究所HP)。
さらに、外出の多い営業マンなどは、汗をかいて水分不足に陥りがちなので、注意しなくてはならない。

仕事の効率を上げるため、熱中症を予防するために必要なのは、やはり“こまめな水分補給”。
医師によると、水分補給が十分でないと、全身の血液循環が悪くなり、脳の働きが悪くなるばかりか、疲労やダルさが慢性的になることもあるという。
「のどが渇いた」と感じた時点で、すでに身体は脱水症状を訴えている状態で、その時点で水分補給したとしても失った水分は補えないのだとか。
そこから身体は慢性的な水分不足状態に突入してしまうそう。

予防対策としては、
外出の1~2時間前には、できれば身体に必要な“ミネラル入り”の水を補給しておくこと、
胃腸に優しい常温の水を飲むこと、
ゆっくりこまめに水分補給し、
乾燥したオフィス内でも2時間おきくらいに摂取して、体内の水分を一定に保つこと
が重要なのだ。

この季節、炎天下や冷房の効いたオフィスでのハードワークは大変だが、意識してこまめに水分補給することで“夏のダルさ”や熱中症を防いで、仕事の効率をアップさせることができる。

のどが渇く前に上述の対策を行うことで、体をいたわりながら、暑い夏を乗り切りたいものだ。


東京ウォーカーより

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2010年07月15日

「真珠貝の殻」入り有機肥料


NPO法人志摩ネットサポート(志摩市志摩町片田)が取り組む環境リサイクル事業「海から産する廃棄物の堆肥化」が軌道に乗り出した。

主な原材料は、伊勢志摩の地場産業でもある真珠養殖業から出るアコヤ貝の殻、魚の加工工場から出る魚のアラ、台風や高波で浜辺に打ち寄せる海藻。

これまで廃棄・焼却処分されていた志摩の海であがったゴミや「やっかいもの」扱いされていたものばかりを利用し、肥料「海の彩(いろどり)」が製品として完成した。

2007年の秋から試作を繰り返し、2008年4月から製品として販売に乗り出した。


アコヤ貝の貝殻は高温で焼き焼成カルシウムにし粉末化、魚のアラは細かく砕いた後22時間乾燥、海藻も天日で干し乾燥させたものを粉砕する。

それぞれを攪拌(かくはん)しEM(有用微生物群)ぼかしを混ぜ約2カ月熟成させてからパッケージングする。

肥料成分は窒素3.25%、リン3.87%、カリ1.14%、カルシウム10.20%、マグネシウム1.03%、水分3.11%、塩分0.51%。
月産80袋。

同NPOの山本さんは「当初、魚のにおいがきついのでどうにかしてほしい――猫やカラスが肥料の袋を開けて食べてしまう――などの意見があったが改良を重ね、臭いをなくした。ここまでたどり着くまでにいろいろと苦労もあったが、みんなで試行錯誤を繰り返して納得のいく製品になった」と自信をみせる。

「製品にするまでに約2カ月かけ、どの材料もゴミとは思わず丁寧に加工している。特に魚のアラや海藻が発酵しアミノ酸化していることが野菜の味をおいしくしていると思う。肥料成分のバランスがいいのでほかの肥料を使わなくてもこの肥料だけで十分。野菜作りの初心者にも簡単」(山本さん)とPRする。

価格は5キロ袋1,000円。
同NPOで直接注文を受け付けるほか、インターネットでも販売する。


伊勢志摩経済新聞より

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2010年07月08日

環境破壊の元凶風刺

カートゥーン(ひとこま漫画)を通して地球環境問題を表現した「第9回京都国際マンガ展」(京都精華大、京都国際マンガ家会議、コンパスデイリー、京都新聞社主催)の入賞作品が8日、発表された。

今回のテーマは「地球にやさしい開発法」。共同開催のインドネシアなど56カ国からプロ267人の応募があり、95人の計187点が入選した。

金賞には、朽ちて緑に覆われた戦車と兵士に鳥が巣を作り、ひなを育てる様子を描いたインドネシアのジテット・コエスタナさんの作品が選ばれた。


銀賞は、ひび割れた大地の上で、指揮者が環境問題解決へのタクトを振るポーランドのパウェル・クチンスキーさんの作品。

選考委員のチョン・インキョン京都国際マンガ家会議事務局長は「環境破壊の元凶である人間を強烈に風刺した作品が多かった」と話していた。

入選作品は、7月20~25日に京都市左京区の市美術館で展示される。
入場料一般800円。


京都新聞より

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2010年07月05日

100㌧達成まであとわずか

調布市の割りばしリサイクルグループ「くるりん」が集める割りばしリサイクルの本数が、7月1日に98㌧になり、100㌧の達成まであとわずかとなった。

同団体は1999年、市民が市内飲食店に協力を依頼しリサイクル活動を開始。

年々回収量も増え、現在では市内の祭りやイベント、同市の市民活動支援センター(調布市国領2)や地域福祉センター(8カ所)などの公共施設でも回収を行っている。

昨年2月にはフランスのテレビ局からの取材で海外に紹介された。

同団体は月1回、市内の菊野台地域福祉センター(調布市菊野台1)で段ボール箱に約4,000本の割りばしを封入し、50箱前後を小名浜合板(福島県いわき市)に発送している。

7月1日の発送で53箱(約21万本相当)の800㌔㌘を発送し、100㌧(2,700万本相当)までわずかになったことから、関係者はさらなる回収へと意気込んでいる。

設立当初からのメンバーである馬部美佐夫さんは「11年間続けてきて100㌧という量は感慨深い。
これからも『回収すれば資源。捨てればただのゴミ。』を合言葉に活動を続けていきたい」と話す。

回収対象は割りばしのほか、竹ばしも可能。
軽く水で流すだけで回収可能。
回収や箱詰めのボランティアも随時募集している。


調布経済新聞より

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2010年07月03日

「タナバタナイト」

伊勢佐木町商店街4丁目路上(横浜市中区伊勢佐木町4)で7月4日、七夕イベント「ISEZAKI bright lights IV ~タナバタナイト~」が開催される。

タナバタナイトは、環境NGOらによるキャンドルナイト実行委員会の「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉に全国的に展開される環境イベント「100万人のキャンドルナイト」の一環。

ABY(伊勢佐木・若葉地区連合若葉会)と中区地球温暖化対策推進協議会が主催で行う。


当日は、イセザキ・モール4丁目周辺の道の街路灯を消灯し、約1,300個のキャンドルで七夕の 「天の川」を演出。
来場者は、天の川に見立てたキャンドルイルミネーションの間を通り、願い事をしたためた短冊を笹の葉に飾り付けることが出来る。

キャンドルのうち100個は、来場者参加型の、廃油をリサイクルしたエコキャンドルを使用。
廃油を用いたエコキャンドルの作成を通して、資源の再利用に対する理解を深めるのが狙いだという。
エコキャンドル作成は先着100個(無料)。

会場は、キャンドル設置=伊勢佐木町4丁目「横濱文明堂」前ブロック。
エコキャンドル作成/短冊ブース=伊勢佐木町4丁目「伊勢佐木町ブルース歌碑」横。

伊勢佐木町商店街事務局の永井実さんは「キャンドルナイトには、近隣の幼稚園児に作成してもらったものやエコキャンドルなどを使用します。『天の川』に見立てたキャンドルロードを通り、皆さんの願いを込めた短冊を笹に飾り付けてください」と話す。

点灯時間は18時~21時。
エコキャンドル作成=14時~、短冊に願い事=16時~。
雨天中止。
問い合わせは協同組合伊勢佐木町商店街事務局(TEL 045-261-2835)まで。


ヨコハマ経済新聞より

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2010年06月01日

「ナナちゃん」エコをテーマに衣替え

名古屋市中村区名駅の名鉄百貨店ヤング館前の待ち合わせスポットになっている巨大マネキン「ナナちゃん」(高さ6.1㍍)が5~17日まで「エコ」をテーマに衣替えする。

10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けて名古屋鉄道グループが企画した。

緑の帽子とベルトには、バナナの葉から作った天然素材を活用。
ミニスカートは、2008年春に着用したワンピースをリサイクルした。

愛知県や名古屋市はCOP10を盛り上げようとPRに躍起だが、市民の関心はいま一つ。

地元のために一肌脱いだナナちゃん効果はさていかに?


毎日新聞より

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2010年05月21日

「名古屋駅新ビル」概要発表

JR東海は5月19日、JRセントラルタワーズの隣接地に計画している「名古屋駅新ビル」(名古屋市中村区名駅1)の概要を発表した。

新ビルは地上46階、地下6階で、延べ床面積は約26万平方メートル、高さ約220メートル。

1階~14階は商業施設で、ジェイアール名古屋タカシマヤが増床するほか、大型家電量販店などを誘致する計画。

大型家電量販店については「交渉にも入っていない」(同社広報担当)状況だという。
「駅という可能性を考える中で集客力、専門性の高いものを考えた結果、家電量販店に決定した。
家族連れや若者にも多く来店してもらいたい」と同社担当者。

JRセントラルタワーズのレストラン街「タワーズプラザ」よりカジュアルで専門性・話題性のある飲食店も配置する。
15階にはホテルのエントランスとレストランを配置し、客室は19階~25階で約350室。
29階~44階はオフィス(エントランスは15階)になる。
1階レベルにバスターミナルを置くほか、保育施設や医療施設、金融機関が入る。
JRセントラルタワーズ15階のスカイストリートをはじめ複数階でJRセントラルタワーズと新ビルと接続する予定。

また、中庭(15階)やドライミストを設けるほか、ビル周辺の歩道を緑化しヒートアイランド現象の抑制を図る。

今年12月初めに名古屋ターミナルビル解体に着手し、仮設バス停の供用を開始。
2012年夏ごろに新ビル建設に着手する。
竣工は2016年度を予定し、2017年度にかけて順次開業していく。


名駅経済新聞より

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2010年05月18日

エコびいきマップ

割りばしを使わず、地産地消を心がけるなど、環境に良い取り組みをしている盛岡市の店を紹介する「エコびいきマップ」を盛岡市の有志団体「BONBON カーボンオフ?!」が作った。

「マイはし」を持っていくと割引が受けられるなどの特典もあり、無料で5,000部を市内の掲載店などで配布している。

マップはパスポート大の14ページの小冊子。
飲食店8店と自転車店の計9店を掲載した。

冒頭に各店の位置を示す地図を載せ、後ろのページでそれぞれの取り組み、割引サービスなどを紹介している。

盛岡市で有機野菜の通信販売を手がける渡辺里沙さん(31)が発案した。
東京都で配布されている同様の冊子「カーボンオフパスポート」を見習い「岩手版を作ろう」と友人らに呼び掛け、30代~50代の約10人で取り組んだ。

今まで環境に関心がなかった人にも広めようと「エコして得」をコンセプトに、1店ずつ直接訪問して割引サービスの提供を依頼した。

店側も「広告になる」と快諾してくれたという。
今後も掲載店を県内全域に拡大するなど改良していく。
渡辺さんは「身近にできるエコ活動に気づくきっかけになればいい」と話している。
【山中章子】


毎日新聞より

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2010年05月06日

緑のまちづくり事例を募集

財団法人都市緑化基金は5月6日、緑あふれる施設づくりやまちづくりに向けて、成果をあげている市民団体や企業、公共団体による取り組みを表彰する「緑の都市賞」の募集を開始した。

都市の緑化推進や緑の保全による快適で地球環境に優しい生活環境創出の推進が目的。

6月30日まで募集し、10月に審査結果を発表する。


問い合わせや応募は、財団法人都市緑化基金「緑の都市賞」事務局、電話03(3235)8065まで。
また、同財団ホームページ上で応募要項などを公開している。


住宅新報より

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2010年04月30日

「100万人のゴミ拾い」

札幌に拠点を置く環境ボランティア団体「嬉楽(きらく)」は「ゴミの日」の5月3日、札幌市内でゴミ拾いイベント「mi-go×100万人のゴミ拾い」を実施する。

同イベントは、2005年に札幌・大通で開催したのをきっかけに全国に規模を拡大。

6回目を迎える今年は全国版「100万人のゴミ拾い」と連動し、北海道全土で1万人の参加を目指す。

従来のゴミ拾いイベントとは異なり、
「道内各地にあるゴミ拾い会場に参加する」
「自らがゴミ拾い会場を立ち上げる」
「自分の近所でゴミを拾う」
という3通りの自由参加で、場所も時間も問わない。


「北海道をきれいにすることはもちろん、初めの一歩を踏み出すことの大切さを知ってもらい、一緒にゴミを拾うことで家族や友人、同僚とのきずなを深めてもらうこと」を目的に実施する。

「最近は自分に自信がない人が多い。1つのゴミを拾えば、1つ街がきれいになる。『ゴミ拾い』という活動を通じて、参加者に『自分にもできることがある』と思ってもらえれば、この企画は成功」と同団体代表の石田さん。

札幌のゴミ拾い会場は大通公園3丁目から中島公園までで、イベント後には参加者同士のランチ交流会も予定する。

開催時間は10時~11時45分。
ランチ交流会は12時30分~13時45分。
集合場所は大通公園3丁目。


札幌経済新聞より

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2010年04月28日

「農業は刺激的」

農業を習いたい。
そう考える都会暮らしの若い人が増えつつある。

近郊の農家や畑で土づくりや植え付け方を習うことが非日常的な体験として楽しまれている。

ベランダで花や野菜を育てる「ベランダー」が増え、より深く農業を知りたいというニーズもあるようだ。
ひと昔前の家庭菜園から趣を変え、「農」の楽しみが進化している。

ベビーリーフ、春菊、ルッコラ、トマト…。
タレントの英玲奈(えれな)さん(27)はベランダのプランターで約15種類の野菜などを育てる「ベランダー」だ。

料理好きで、いつでも使えるようにハーブを育て始めたのがきっかけ。
毎日水をやり、虫が付けば割りばしで取り除く。
「手間をかければ、それに応えてくれるのがうれしい」。
もっと野菜づくりを知りたいと、昨年9月には「ファームマエストロ協会」(東京都渋谷区)の講座を受けた。

同協会は昨年8月、料理研究家の鈴木あさみさんが設立。
埼玉県の農園で月1回、土おこしや種のまき方、苗の植え付けなど体験学習ができる講座を開く。
1日講座で料金は63,000円だが、これまでに若い女性や親子を中心に約85人が受講した。

「不況や環境問題に関心が集まり、お金の使い道が物欲を満たすより、将来の自分や健康へと変わった。土や農村の空気に触れ、都会の疲れを癒やしたいという人もいるようだ」と鈴木さんは話す。

近年、「グリーンツーリズム」など自然とふれあうレジャーが人気を集め、農業体験の機会も増えた。
マンションで手軽に野菜を育(はぐく)む「ベランダー」も目立ち、サントリーフラワーズ(千代田区)は今年、野菜苗の販売計画を2年前の3倍に増やした。
そんななか、より深く野菜づくりを学びたいと、自主的に農業を学ぼうとする動きも出てきた。

社会貢献活動を支援するNPO法人「ソーシャルコンシェルジュ」(港区)は月に1度、八ケ岳山麓の休耕地を借り、農作業をしながら専門家に四季折々の作物の育て方や環境負荷の少ない暮らし方などを学ぶ教室を今月開講。

開講前の今月中旬に東京・南青山で開かれた説明会にはドレッドヘアの若い男性やファッション誌の編集者、クリエーターなど10人近くが集まった。

「アスファルトに囲まれて暮らす中、休日に庭のエンドウ豆の苗に触ると大地とつながっていると感じる」と東京都東久留米市の鈴木雄次さん(27)。
「草むしりもメディテーション(瞑想)になるかも」と、説明終了後も話を弾ませた。


なぜ都会の若者らが「農」に引きつけられるのか。

ソーシャルコンシェルジュ主宰の林民子さんは「百姓は百のことができると言われるように、想像力を要するとてもクリエーティブな仕事。感度の高い人やルーティーンの仕事に追われる都会暮らしの人にとって、農業は刺激的な魅力がある」と指摘する。
【津川綾子】


ベランダ野菜の成功の秘訣(ひけつ)は?
恵泉女学園大学の藤田智教授(野菜園芸学)に聞いた。


――プランターに苗は何株?

「大型で横長のプランターならトマト、キュウリは40~50㌢間隔で2株、ナスは丸型プランターで1株が理想。ホウレンソウなどは1㌢間隔で種をまき、間引いて3㌢間隔程度」


――日当たりが悪い場合は?

「半日でも当たるなら小松菜、ホウレンソウ、春菊、サトイモ。あまり日が当たらない場所でも三ツ葉やミョウガなら育つ」


――水やりのタイミングは?

「できれば午前中。夜も土が乾いたら水を」


――初心者向けの作物は?

「レタスとサンチュは簡単。ワケギもおすすめ」


産経新聞より

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2010年04月22日

「みどりのカーテン」技を競おう


地球温暖化防止を目指して、京都府福知山市内の学校や家庭、商店につる状の植物を育てる「みどりのカーテン」運動を進めている福知山環境会議が、栽培した植物のユニークな形状や事例を表彰するコンテストを初開催する。

楽しみながら街並みに緑を増やす試みで、参加者を募っている。

カーテン運動はゴーヤーやヘチマなどつる状の植物を窓際に植えてカーテン状に育て、日差し防止や蒸散作用による夏場の室温低下を目指す。

行政や事業所、市民らでつくる環境会議が2007年から普及を進めている。


今回の「みどりのカーテン自慢コンテスト」と題した試みは、参加者が植物のカーテンを育てて写真を撮影し、環境会議に応募する。

店舗一面に張り巡らせたり、トンネル状に育てたりと、自由な発想の「作品」を募る。優秀作には記念品が贈られ、広報用の写真として活用される。

参加者は氏名、住所、電話番号、栽培の工夫やエピソードを記入し、9月11日までに郵送は福知山市牧神谷285、福知山環境会議事務局、電子メールはinfo@fukuchiyama-kankyokaigi.jpへ。問い合わせは同会議事務局TEL0773(22)1827。


京都新聞より

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2010年04月20日

ペットボトルキャップ収集

環境保護や途上国の子どもたちの支援を目的に、作新学院(宇都宮市一の沢1)が進めているペットボトルキャップの収集運動の目標達成報告会が16日、同学院で行われた。

作新学院の創立125周年を記念した情操教育事業、「作新力」プロジェクトの第1弾として2008年5月からスタート。

創立年数にちなみ、キャップ125万個の収集を目標に、同学院の幼稚園~高等部の生徒や教職員、保護者らが地道に運動を続けてきた。

同学院によると、キャップ800個をごみとして焼却すると、約6.3㌔㌘の二酸化炭素が発生するが同数のキャップをリサイクル業者に売却した場合、20円で引き取ってもらえるという。

同学院では二酸化炭素の発生抑制と同時に売却益をポリオワクチン(1本20円)の購入費に充て、発展途上国の子どもたちの命を救うことを目指している。

目標の125万個は8日に達成。
16日現在、集めたキャップの数は計約135万個になり、10,618㌔㌘の二酸化炭素の削減につながり、ポリオワクチンも1,685人に届けることが可能になった。

報告会で運動発案者の船田恵院長代理は「ここまで達成できたという自信を大切にしてほしい」と話した。
中等部生徒会長の中野友寛さん(14)は「1㌢ほどのキャップに大きな力を発揮してもらえるよう力を合わせたい」と今後に意欲を見せた。
【岩壁峻】


毎日新聞より

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2010年04月17日

「芝生踏み元気な子に」

福岡県糸島市南風(みなかぜ)台の南風小(谷口慎二校長)の5、6年生25人が15日、JA糸島や校区老人会などの協力で校庭に芝生を植えた。

踏んでも再生が早く雑草に強い品種で、苗を育てたJA糸島の古藤俊二・アグリ店長は「子供たちも強い芝生を踏んで元気に育ってほしい」と話している。

校庭の芝生化は鳥取県などでの取り組みが知られるが、福岡県での広がりは少ないといわれる。

同校の芝生化は遊具エリア800平方㍍。
昨年秋から、谷口校長と古藤さんらが「転んでも痛くない、けがも少ない、砂ぼこりも飛ばない」芝生化の検討を始めたという。

植えた芝生は今年2月、古藤さんがアグリ店のハウスで種から育てた苗や、甲子園球場で使われている品種など約3,000株。

シートにした芝生だと経費がかかるため、ポット苗を47㌢四方に1個ずつ植えた。

肥料は糸島でとれたカキ殻石灰、JA糸島で考案した生ごみ肥料、米ぬか、竹チップなどのリサイクル肥料を使う。

来月30日は校区挙げての運動会があり、谷口校長は「ぜひ地域の人たちに見てほしい。将来、運動場全部が芝生になるのが夢」と話し、6年の仲西練君は「みんなのために芝生が植えられてうれしい」と喜んだ。

古藤さんは「今回は試験としての取り組みだが、今後データなどを記録し、将来、子供たちが思いっ切り裸足で走り回る環境作りが目標です」と話している。
【竹田定倫】


毎日新聞より

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2010年04月11日

会議で出るCO2


10月に日本で初めて開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、国や開催地の愛知県などは、会議で排出される二酸化炭素(CO2)を「排出権」の購入で相殺し、実質的にCO2の排出ゼロを目指す方針を決めた。

約190カ国から約8,000人が会議のために利用する飛行機の排出量など関係するすべてのCO2が対象。

生物多様性をアピールするため、佐渡島のトキの生息域保護をうたう排出権も活用する。


CO2排出削減事業などで生じた排出権を購入し、排出分を相殺する「カーボンオフセット」と呼ばれる手法。
会議は半年後に迫り、国などが総排出量を急ピッチで算定中だ。

国は、参加者の使う飛行機や会議の主会場となる名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で消費される電力などを担当。
県と名古屋市は、関連イベントや参加者が中部地域を視察する際の車の排出分などをカバーする。

外務省COP10日本準備事務局によると、国が扱う大部分は飛行機のCO2

参加者の来日ルートや人数を基に排出量を計算する「膨大な作業」になる。
同事務局は「会議開催で環境に負荷をかけるが、単にお金で排出権を買うのでは意味がない。会議でのCO2排出を徹底的に削減した上で、残った分を国内外の排出権でまかなう」としている。


県と名古屋市などでつくるCOP10支援実行委員会が受け持つCO2は約70㌧。

住民が家庭用太陽光発電で生み出した電力を購入し、CO2換算で県と市が10㌧ずつを確保。
残る50㌧は国内の排出権で確保する方針だ。

その一つとして検討されているのが新潟県農林公社の「トキの森クレジット」。
トキ生息地の佐渡島の森林を間伐して活性化し、CO2吸収量が増えた分を排出権として1㌧当たり2万~3万円で販売しており、この排出権を購入する。

カーボンオフセットは、2006年のサッカーワールドカップ・ドイツ大会や2008年の北海道洞爺湖サミットなどでも実施された。【丸山進】

◇ことば・COP10◇

生物多様性条約締約国による10回目の会議
名古屋市で今年10月11~29日に開催される。
2002年の第6回会議で「10年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」とした「2010年目標」を設定。
目標年となる今回は、その達成度を検証し、新たな目標を設定するのが最大の目的。
生物多様性を測る具体的な指標はなく、客観的な指標が確立できるか注目される。


毎日新聞より

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2010年04月08日

Fヨコがエコ情報WEBサイト

FMヨコハマ(横浜市西区みなとみらい2)は、県内のエコ関連情報や音声コンテンツなどを公開するウェブサイト「Keep Green & Blue Web」をオープンした。

「Keep Green & Blue」は、今年12月に開局25周年を迎えるFMヨコハマが昨年10月から展開しているエコロジープランの名称。

エコメッセージを載せたジングルやエコライフをテーマとしたコーナー番組のオンエア、リスナーを招待する自然教室の開催など、環境問題について考えてもらうきっかけ作りに取り組んでいる。

新しく立ち上げたウェブサイトでは、神奈川県内のエコ関連ニュースや特集記事、県内のエコ関連イベント情報などを毎日更新。

また、FMヨコハマでオンエアしているエコ情報番組の音声コンテンツも公開されており、iPodでのポッドキャスティングにも対応している。

さらに、Twitterやブログのコメント機能を拡張するソーシャル・メディア・ツールを導入し、読者参加の仕組みも取り入れている。

今後は写真レポーターなどの読者参加制度の充実や、県内外で環境に関する活動を行っている団体のデータベース構築なども図り、「県内エコ情報の総合ポータルサイト」を目指すという。

FMヨコハマ営業本部副本部長の中村馨さんは「FMヨコハマでは、これまでも番組やイベントなどを通じて環境問題を取り上げてきましたが、25周年を迎えるにあたり、今まで支えられた皆様への恩返しという思いも込め、改めて環境問題に積極的に取り組んでいます。このウェブサイトもその一環で、今後もさまざまな要素を追加して充実したコンテンツをお届けしていく予定です。ぜひご購読ください」と話す。


ヨコハマ経済新聞より

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2010年04月07日

農商工連携 成功例を紹介

農林水産、経済産業両省は農商工連携を地域活性化に結びつけるための事例集をまとめた

地域の農林水産業と食品メーカー・卸・小売り、飲食店などが結びつき、成果を上げている30の成功例を紹介。

課題が発生した点や解決方法などを披露し、他の事業者や生産者、地方自治体などに”参考書”として使ってもらい、販路拡大や輸出促進、地域の雇用拡大につなげる。

事例集「農商工連携で地域を活性化するポイント」は、
「連携基盤の整備」
「商品・サービス開発」
「販路開拓」
「情報発信(プロモーション)」
の4点に焦点を当てて編集した。

成果がでるまでの課題と克服方法を各事業者の事例を通じて分かりやすく紹介した。


例えば、ジュースやジャムなどの加工品を製造販売する生産者連合デコポン(千葉県)は、
課題は「販売」にあると判断。

千葉県内11市町村にまたがる生産者のネットワークを作り、販売協力や農機の共同利用などの協力体制を構築。
旅行会社やホテルなどと連携し、体験農業できる「農業の観光事業化」を推進。

香港やシンガポール在住の邦人世帯への野菜詰め合わせパックを宅配する事業なども展開し、売上高は4年間で1.5倍の9億5千万円になった。

農水、経産両省は2007年から農商工連携を進めており、2008年7月には農商工連携促進法も施行した。


日経流通新聞より

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2010年04月01日

医療観光の推進

観光庁は、3月30日に開かれた「観光連携コンソーシアム」(座長=辻元清美国土交通副大臣)で、厚生労働省や経済産業省と連絡会を設け、連携して医療観光の施策を推進していく考えを示した。

この日示した「医療観光・医療の国際化に関する関係省庁連携について」と題する資料の中に連携案を盛り込んでいる。

資料では、今後の日本の医療の国際化の進展などから、治療や健診などを受けるために訪日する外国人が増えていくと予想。

医療観光への需要が高まることが期待されるとしている。
このため、関係省庁が緊密に連携・協力し、施策を総合的かつ戦略的に推進するとした。

資料の中で示された連携案では、観光庁が海外プロモーションや外国人患者等の渡航・受入環境などの業務を、経産省が翻訳や通訳を行う「医療言語人材」の育成などの業務を、厚労省が患者を受け入れる医療機関の質向上などの業務を分担し、関係省庁による連絡会で調整するイメージを描いている。

またこのほか、「健診」「治療」「美容・健康増進」の分野ごとの将来の医療観光のイメージと、その実現を目指す上での課題を盛り込んでいる。

健診に関しては、日本独自のホスピタリティや観光ノウハウの活用により高付加価値化し、新たな観光需要の喚起などから地域活性化を目指す。

一方、治療に関しては、海外からの患者の呼び込みによる医療の振興と、国際競争力のさらなる向上を掲げる一方、医療事故などのリスク分担や治療費の支払いの方法の明確化を課題に挙げている。


医療介護CBニュースより

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2010年03月23日

市民環境フォーラム「生物多様性の保全とは」

毎日新聞社の植樹キャンペーンを指導する宮脇昭・横浜国大名誉教授が代表を務める地球環境戦略研究機関国際生態学センターの市民環境フォーラム(毎日新聞社共催)が22日、横浜市のパシフィコ横浜で「生物多様性の保全とは」をテーマに開かれた。

青森県弘前市で、無農薬無肥料の自然栽培に取り組むリンゴ農家の木村秋則さん(60)が約500人の聴衆を前に講演し、草が密生した自身のリンゴ畑の写真や日本の農薬使用量のグラフなどをスライドで紹介し「木を植えることで水がきれいになり、農家が農薬を少なくすることで、食べ物も安全になっていく」と強調。

宮脇氏も「子供の未来のために、いのちの森をつくりましょう」と呼びかけた。

両氏らパネリスト5人による討論も行われた。【山本悟、写真も】


毎日新聞より

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2010年03月16日

菜の花エコプロジェクト


あわじ菜の花エコプロジェクト推進会議などは16日、資源循環型社会の構築を目指して島内で取り組む「菜の花エコプロジェクト」を子どもたちに知ってもらおうと、南あわじ市立北阿万小(亀井良子校長)で同プロジェクトフェアを開いた。

プロジェクトは、休耕田などで菜の花を栽培し菜種油を製造。

家庭で料理に使用した廃食用油を回収してBDF(バイオディーゼル燃料)に精製し、自動車用燃料として再利用する。

同推進会議は環境に優しい取り組みを学んでもらおうとフェアを開催している。

この日の学習会では、同推進会議の岡田清隆会長が3年生33人にプロジェクトの仕組みなどを説明し、学校近くの畑で菜の花の摘み取りを体験。

児童たちはBDFで走るカートに試乗し、パンに菜種油をつけて試食。
「あっさりとしておいしい」と笑顔を見せた。
同小3年、椿坂菜月さん(9)は「料理に使用した廃食用油が自動車燃料に再利用されることを初めて知った。

自然や環境に優しい取り組みがよく分かった」と感心した様子だった。【登口修】


毎日新聞より

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2010年03月15日

「ガラスのまち、かわさき」プロジェクト


「ガラスのまち かわさき」へ―。
横浜国立大学の学生と川崎市内の工房が連携し、ガラスを活用したまちづくりを考える「ガラスシティ・プロジェクト」が、発足から2年を迎える。

ワークショップなどを通じ、廃品を再利用するなどの「かわさきガラス」のコンセプトやデザインを提案。

多くの工房と工業地帯、住宅地を抱える川崎で、音楽や映像に続く文化による魅力発信を目指す。

川崎とガラス工芸との接点は1981年、市内に日本初となる総合教育機関「東京ガラス工芸研究所」が設立されたことにさかのぼる。

研究所は以後約千人の卒業生を輩出。
市内を中心に工房を営んでいる。
市内には、臨海部を中心に加工業の工場も多い。
この地域資源を魅力発信につなげようと、市と工房が連携を開始。
2004年から市内外の作品を集めた展示を行ってきた。

さまざまな専門を持つ学生の視点を生かそうと、「プロジェクト」が発足したのは2008年。
横浜国立大講師の志村真紀さん(デザイン学)と学生が、作家らとのワークショップや工房見学などを通じ、「川崎らしいガラスとは」「どのようにアピールするか」といったテーマで議論を重ねた。

浮かび上がったのは、工業都市でありベッドタウンでもある川崎の姿。
「市内の工場や家庭から出た廃品を活用できないか」というアイデアから、リサイクルを重視したコンセプトを提案。
都会的で洗練されたデザインを目指し、空き瓶の破片と板ガラスを重ねて溶かしたマーブル模様のものや、破片を利用したフットランプなどを工房間の連携で試作した。
トンネルを明るく安全にしようと、内部にステンドグラスを用いる提案もした。

地元の工場で作られ、家庭で使われたものを川崎らしいデザインで再利用するからこそ、愛着を持って使ってもらえるものになるのでは―。
志村さんはそれを「大事なのは、街のコンテクスト(文脈)を凝縮したものへの愛着。ガラスは工業と文化をつなぐ」と表現する。

長年、同研究所での教育に携わってきた松尾敬子所長。
学生との連携に「トンネルに活用するアイデアなど、作家たちと違う立場での学生の提案には目を開かされた思い。この試みは、パズルで言えばまだ2ピース目」と今後の展望に期待する。

「来年もプロジェクトに参加したい」と話す同大学3年の北村泰さん(21)は「工房などと連携し、できることを一歩ずつやっていきたい。『川崎っ子はガラスに詳しい』と言われるほど、身近になればいい」と目を輝かせた。


神奈川新聞より

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2010年03月10日

400円均一「エコ弁」

日本橋高島屋は3月10日(水)より、岩手県の美味を集めた「大いわて展」を8階催会場で開催する。

40回目となる同展には、三陸海宝漬、サケの寒風干し、寒締めほうれん草、五穀納豆、前沢牛、焼き豚(館ヶ森アーク牧場)、チーズケーキ(小岩井農場)などの農産品や畜産品、海産品に加え、伝統菓子、乳製品、ワイン、調味料など77店舗(そのうち食品は約50店舗)が出展する。

同展に合わせ特別企画品を用意するほか、「エコロジー」をテーマにした初の弁当企画や県内の高校生たちを応援する企画も特集。

イートインでは「わんこそばの食べ放題」を実施するなど、岩手県観光PRと県産品の販路拡大を狙う。


目玉は、岩手の名品を作る際にできてしまうブランド食材や高品質の食材の切れ端や規格外の素材など、通常では破棄処分してしまう部分を使った初企画「エコ弁当」。

岩手ならではの特産品を使った高品質な弁当を、40回を記念し「400円均一」の「お買得価格」で提供する。


ラインアップは、
◆余ったブランド牛「短角牛」の細切れ肉を特製タレで仕上げた「まかないめし 短角牛丼」(肉のふがね)をはじめ、
◆規格外の三陸沖毛ガニのほぐし身を使った「まかないめし かにチャーハン」(中村家)、
◆秋に捕れ過ぎたため新鮮なまま保存したサンマを使い漁師のまかない飯風に仕上げた「まかないめし 秋刀魚弁当」(ピーコック トレテール)、
◆サイズが大きく骨が気になる三陸のアナゴ(=ハモと呼ぶ)を細かく刻んだ「まかないめし ハモ丼」(すし・割烹 若大将)、
◆余ったイカゲソを使った「まかないめし げそビビンバ」(磯料理 喜利屋)
の5種類。


岩手県内の高校生たちが地元の食材を使って開発し、校内の工場で製造した商品を生徒自身が販売する「高校生ブランド」にも注目。
消費者の声や反応を実際に感じ取ることで販売や商品開発に役立て、次世代の生産者として学んでもらおうと同店が企画したもの。
登場するのはいずれも地元でのコンテストや発表会で最優秀賞や入賞したもの。
期間・数量限定販売する。

10日・11日=宮古水産高校食品家政科3年生の3人が、春に採れる海藻「スジメ」を細かく刻み、冷凍パックして食べやすくした「三陸宮古のシャキシャ キすじめ」の試食品を宮古の新名物として用意する(商品販売はなし)。

13日・14日=高田高校水産技術科食品コースの3年生6人が開発した、サバの頭を使った「サバあたまっこ入りさんまつみれ缶詰」(1缶210円)を販売。
花巻農業高校は、ブランド豚「白金豚」を原料に開発した安心・安全な手作りソー セージ「華の白金とんとんソーセージ」(420円)のほか、手作りハム・ベーコン、ブルーベリーやリンゴのジャム、みそを販売する。

40回を記念した特別企画品では、開催初回から変わらず展開する味や特別価格の商品が期間・数量限定で登場。
「道奥・金婚亭」は、岩手・花巻の伝統的な漬物であめ色をしたウリの中にニンジンや昆布巻きを詰めた「金婚漬(つといり)」(200グラム=525円、限定50点)を、昔ながらのイグサで包んだパッケージに入れて40年前の価格で特別販売する。
造り酒屋「あさ開」は「現代の名工」に選ばれた杜氏(とうじ)が育てた岩手を代表する名酒「阿佐開 復刻無濾過純米原酒」(720ミリリットル=1,050円、同16日まで)を、発売当時の復刻ラベルで用意する。

会期は同22日(月・振)まで(同16日と最終日は18時閉場)。


デパチカドットコムより

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2010年03月01日

「四万十川新聞バッグ」

よみうり文化センター自由が丘は3月5日、特別講座「楽しくエコ実践!四万十川新聞バッグを作りませんか?」を開講する。

四万十川新聞バッグ
は、古新聞だけで作るリサイクルバッグ。

地元特産品の販売などを手がける高知県の第三セクター「四万十ドラマ」が2003年、今まで古新聞で包んでいた商品包装を地元主婦考案の同バッグに変えたところ評判となり、デザイン性の高いリサイクルバッグとして海外の美術館やファンションブランドから注目を集めるまでになった。


材料は新聞紙4~5枚、はさみを使わずに新聞を折ってのりで留めるだけのシンプルな作り方が特徴。
同講座では、公認の四万十川バッグインストラクター常徳すみさんの指導で、底マチがついたタイプのバッグ「小サイズ」(高さ16×幅19×マチ7㌢)、「中サイズ」(19×23×7㌢)の2種類を作る。

高知出身の常徳さんは、以前は故郷を離れていたが四万十川流域の自然保護の取り組みを学ぶために帰郷。
公認インストラクター取得後は、各地のエコイベントやワークショップで同バッグの普及活動に取り組んでいる。

「常徳さんほどの上級者になると、ものの数分でさまざまなデザインやサイズの新聞バッグが出来上がる。楽しいバックづくりを通して、『手わざ×もったいない』の四万十川新聞バッグの精神に触れ、環境を考えるきっかけにしてもらえたら」と同センター講座担当の松井尚美さん。

開講時間は13時~15時。
受講料は2,415円(施設維持費157円は別)。
受講予約は電話で受け付ける。
今月30日にも講座を予定。


自由が丘経済新聞より

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2010年02月28日

松が枝公園芝生化へ


サッカーJFLのV・ファーレン長崎のサポーターが、欧米で普及している公園や校庭の芝生化を目指す市民団体「グリーンスマイル」を設立した。

27日には長崎市の事業で市内にある松が枝公園に住民らと芝を植えた

サポーター団体「ウルトラナガサキ」代表の会社員、植木修平さん(33)が昨夏から市の事業で芝生化の手法を学んだ。

鳥取県から普及した「鳥取方式」と呼ばれる手法で、丈夫な芝の苗を点在させるように植え、費用的にも安価に緑化できるという。

松が枝公園の芝生化は市や自治会に働き掛けて実現。
地元住民や子供たちにV・ファーレンの選手3人も加わり、約70人が180平方㍍に約800株を植えた。

市みどりの課によると数十万円で済み、夏には生えそろう。

大浦小4年の白浜凛さん(10)は「転がって遊べるので楽しみ」。
V・ファーレンの有光亮太選手(28)は「きれいだし、けがもしにくい。芝生のグラウンドが当たり前になれば」。
植木さんは「住民が気軽に集える場所を増やしたい」と話し、今後も普及活動に取り組む。
【錦織祐一】


毎日新聞より

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2010年02月27日

「鉄炭団子」で海水浄化

愛媛県宇和島市の遊子漁協(廣瀬佐代治組合長)は、使用済みの使い捨てカイロの中身を使って、海水の浄化作用があるとされる「鉄炭団子」をつくる作業を、地元の遊子小学校で児童らとともに行った。

団子は乾燥させた後、同小前の海に投入し水質改善に役立てる。

鉄炭団子は、使い捨てカイロの鉄粉などにクエン酸を加えノリで固める。

海水に入れると、海水に反応して発生した鉄イオンが海藻の生育を促進し、魚介類も生息できる環境に戻す効果があるという。


児童らは、同市水産課や公民館が集めた総量約150㌔の使用済みカイロから鉄粉などを取り出し、1時間ほどで野球ボール大の団子を約400個つくった。


同市は真珠やハマチ、タイなどを養殖する全国有数の産地として知られ、廣瀬組合長は「50年間の養殖で海水の成分バランスが崩れ海の森がなくなっている。鉄炭団子の効果でかつての資源豊かな海に戻したい」と話した。


産経新聞より

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2010年02月26日

「ノギャル」と開発

ジーンズメーカーのエドウィン(東京・荒川)は実用性とデザイン性を兼ね備えた農業用のオーバーオール「イケてる作業着」(13,650円)を発売した。

若い女性が農業に取り組む「ノギャルプロジェクト」を進めている藤田志穂さんと共同開発した。

全国のジーンズ専門店など約150点で販売する。

藤田さんらのギャルメンバーから意見を集め、オーバーオールを改良。

伸縮性のあるデニムを組み合わせて動作性を良くしたり、小物が外に飛び出しにくいポケットを付けたりした。
動きやすさはもちろん、「作業中に携帯電話を田んぼに落とした」といった現代女性の悩みにも対応した。

一方、女性物は古着風に加工したうえで、左モモ部分の生地は星型にデニムの色を落として模様にするなどファッション性向上にも気を配った。

大手ジーンズメーカーが農業向け商品開発を手掛けるのは非常に珍しい。


日経産業新聞より

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2010年02月24日

【エコシティー】 宇都宮市

宇都宮大は太陽光発電やヒートポンプを使い、野菜や果物などの栽培技術を研究・実証できる農業教育拠点「サステーナブルビレッジ」を開設した。

自然エネルギーや省エネ設備を実習室やビニールハウスなどに導入。

学生の教育だけでなく、地域の企業や生産者、住民らとの交流拠点としても活用する方針だ。

環境への負荷が少なく、無理なく食料生産を続けられるモデル作りを目指す。

新拠点は宇都宮市の峰キャンパス内に位置し、広さは約800平方㍍。

敷地内には太陽電池パネル(発電能力10㌔㍗)を備え、農業に不可欠な気象観測やデータ収集などもできる実習棟が完成。

実習棟の太陽光発電でできた電力を使う植物工場棟、ヒートポンプで冷暖房や除湿するイチゴ栽培の実験ハウスも設けた。

設計施工は藤田エンジニアリングが手掛けた。

植物工場では発光ダイオード(LED)照明を導入し、照射する光の色の変化で栽培植物の成分がどう変わるかなどを研究できる。

農村を意識した木造の実習棟では発電量などを随時把握でき、余剰電力は学内の他の施設に回す。
広場や実験農場などを今後整え、電気トラクターなども導入したい考えだ。


日経産業新聞より

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2010年02月13日

史上最多82カ国・地域が参加

カナダで22年ぶりとなる雪と氷の祭典、第21回冬季五輪バンクーバー大会は12日(日本時間13日)、バンクーバー市内のドーム競技場、BCプレースで史上初となる屋内での開会式を行い、開幕。

大会には史上最多の82カ国・地域から選手約2,600人が参加し、7競技、史上最多の86種目で熱戦が繰り広げられる。

他民族国家カナダでの五輪は1976年モントリオール夏季大会、88年カルガリー冬季大会に続いて3度目。


開会式では、4つの先住民グループの代表が登 場し、舞踏など独自の文化を紹介、多様性をアピールする。
入場行進は五輪発祥国のギリシャを先頭に、日本はアルファベット順で43番目。
5度目の五輪出場となるスピードスケート女子の38歳、岡崎朋美(富士急)が旗手を務め、先導。
韓国、北朝鮮による合同行進は2年前の北京五輪に続き実現しなかった。
最後に登場するカナダは、自国開催で初となる悲願の金メダル獲得に挑む。

大会組織委員会のジョン・ファーロング最高経営責任者(CEO)、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長がスピーチし、カナダのミカエル・ジャン総督が開会宣言。
「環境に配慮した五輪」を掲げ、五輪開催で排出される約30万トンの温室効果ガスを相殺して「カーボンニュートラル(排出量実質ゼロ)」を目指す。

12日午前には開会式に先立ってノルディックスキー・ジャンプのノーマルヒル予選を行い、日本勢は伊東大貴、栃本翔平(以上雪印)、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)の4人全員が13日の本戦に進んだ。【バンクーバー 金子昌世】


産経新聞より

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バンクーバー五輪、肥大化

バンクーバー五輪は「環境」を主要テーマに掲げ、12日(日本時間13日)に開幕する。

だが4年に1度の雪と氷の祭典は、地球温暖化の影響にあえぎ、省エネ大会という目標に逆行するかのように肥大化の一途をたどる。

今回で21回目を迎える冬季五輪は、大きな曲がり角を迎えている。


山肌にそこだけ張り付けたように雪の斜面が伸びる。
フリースタイルスキー・モーグルなどの会場となるバンクーバー市近郊のサイプレスマウンテンだ。
開幕を控え、人工的に造られたコースで練習に励む選手たち。
その上空を、ヘリコプターが飛び、大型ダンプカーが行き交う。
記録的な暖冬の影響で、不足する雪を運んでいるのだ。

「環境に配慮した五輪」―。
バンクーバー大会が掲げる主要テーマからみれば、皮肉とも言える光景は、曲がり角に立つ冬季五輪の現状を象徴している。
五輪に限らず、今季も雪不足などで国際大会が数試合、中止された。
地球温暖化の影響は、冬季競技に襲いかかっている。
一方で、競技のため、集まってくる人々のための施設づくりは環境への影響が避けられない。
とりわけ冬季競技は自然の中に入り込んでいく。

振り返れば、この対立する構図を緩和しようと初めて臨んだのが1994年のリレハンメル大会だった。
自然との共生をテーマに掲げた大会。
以来、環境は五輪の大きな柱となり、今大会にも受け継がれている。

さらにリレハンメルは、それまで同一年に開催されていた夏と冬の五輪が初めて分かれて実施された大会にもなった。
夏と冬の分離で冬の注目度は上昇。
スポンサーメリットが生まれ、五輪マーケティングに活用された。
ただ肥大化という副作用も内包されていた。

リレハンメルの6競技61種目から、バンクーバーは7競技、史上最多の86種目に増大。
参加国・地域も67から82になった。
そして肥大化した大会に見合うように開催都市も膨らむ。
リレハンメルは人口約2万3千人(当時)の北欧の谷あいの町だった。
それが1998年の長野で約38万人、前回開催都市のトリノは人口約90万人、バンクーバーは約58万人で、周辺都市を含めれば約213万人にものぼる。
東京が立候補した2016年夏季五輪招致活動の際にも「もはや大都市でしか五輪は開催できない」との声が聞かれたが、冬もまた同じ傾向にあるようにみえる。

冬季五輪が見舞われている雪不足について、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は「すでに開催地決定に際しては気候、雪の状態のデータ提出を求めている」と語り、開催地選定に影響があるとの見解を示した。
だが、根本的な解決策は見えない。
分岐点となった大会から16年。
バンクーバーでは次へとつながるメッセージが見いだせるだろうか―。【バンクーバー 金子昌世】


産経新聞より

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2010年02月10日

初代「しらせ」

老朽化のため退役した南極観測船「しらせ」が10日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地で、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」に引き渡された。

「宗谷」「ふじ」に続く3代目の観測船として、1983年から観測隊の活動を支えてきたが、2008年7月に退役。

くず鉄相場の暴落で解体処分もままならなかったが、再度の引受先募集で同社に決まった。

今後は、千葉県船橋市の船橋港に係留され、気象観測や地球環境の情報発信などを行う「SHIRASE」として「第二の人生」を送る。


読売新聞より

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2010年02月07日

石岡の里山や棚田でアート

茨城県石岡市上青柳の里山や棚田を舞台に、「しなやかな竹の空間」をテーマにした野外美術展「アートサイト八郷2010」が6日始まった。

展示21作品は、武 蔵野美術大(東京都小平市)の学生が竹と間伐材で制作。

終了後は解体して焼却し、土に返す「環境型アート」を目指している。

里おこしの活動を通じ、同市観光協会の鈴木俊勝理事と同大の長尾重武教授が知り合い、実現。
強風で作品が飛ばされるアクシデントもあったが、固定作業を行い、無事開幕にこぎつけたという。

最も大規模な作品は建築学科4年生2人が制作の「視転」。
高さ6メートルのドーム状のオブジェを竹だけで築きドームから見渡した周囲の山の稜線(りょうせん)に合わせ、間伐材の柱を18本立てた。
他にも風に揺れた竹同士がぶつかって音を出す「風鈴」などユニークな作品が並ぶ。

指導した長尾教授は「今回、素材として竹を初めて使用したが、伸びやかな造形となった。成長の早い竹は里山を侵食する厄介者のように言われているが、地 元の竹を使って土に戻せば、環境にも役立つのでは」と笑顔で語った。
展示は14日午後2時まで。
7日正午と午後3時には尺八や篠笛(しのぶえ)などによる演奏も行う。【橋口正】


毎日新聞より

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2010年01月31日

ゾウの糞肥料に

大阪市天王寺区の天王寺動物園内で30日、なにわの伝統野菜「天王寺蕪(かぶら)」の収穫祭があった。

同園のアジアゾウの糞(ふん)を使った有機堆肥(たいひ)で育てた「根っからの地元産」。

地元のイメージ向上を狙い、近鉄グループなどが主催。
天王寺蕪を校章にする市立天王寺小学校の児童13人が参加し、約50本を「うんとこしょ」と力いっぱい笑顔で収穫した。


蕪は、近くの商業施設「Hoop」で31日開かれるイベントで試食され、葉の部分は同動物園のアジアゾウの餌に。

関係者は「子どもらはリサイクルも学べた」と鼻高々。【土本匡孝】


毎日新聞より

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2010年01月20日

ネプコン開幕

インターネプコンジャパン」が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。

同展はエレクトロニクス製造に関する展示会で、39回目の今回は1,450社が出展。
アジア最大規模を誇る。

会場には実装技術や検査技術、プリント基板、電子部品、半導体後工程技術、産業用レーザーなど、技術者が抱える課題解決のために必要な最新技術や製品が数多く並んでいる。
文字通り、エレクトロニクス専門家のための展示会といえる。


また、同展の大きな特徴は“商談展”でもあること。
「出展者にとってはビジネスチャンスをつかむ場、来場者にとっては製品を導入する場という認識をいただいている」(事務局)という。
そのため、ブース内では来場者と出展者が熱心に商談する光景も見られた。

技術者でないと、説明員の話を聞いても理解しづらい面もあるが、見ているだけでも日本のモノづくりの強さが感じられる展示会といえる。
ビジネスで壁にぶつかっている人はのぞいてみるだけでもいいかもしれない。
何か打開のヒントを得られる可能性が高い。

同展は22日まで開催され、主催はリード エグジビジョン ジャパン。
8万8,000人の来場者を見込んでいる。【山田清志】


レスポンスより

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2010年01月16日

江戸時代のリサイクルは?

江戸時代から現代まで、時代と共に変化してきたごみの種類と対応から循環型社会を考える企画展「ごみ今昔物語」が、京都市伏見区の京エコロジーセンターで開かれている。

家財の修理やリサイクルが当たり前だった江戸時代の様子や京のごみ収集の移り変わり、処理の歴史などを多彩な資料で紹介している。

江戸時代のさまざまな職業を描いた「月次風俗諸職図屏風(つきなみふうぞくしょしょくずびょうぶ)」(堺市博物館蔵)のパネルには、おけを直す「箍(たが)屋」や鋳物を修繕する「鋳掛(いかけ)屋」の様子が描かれ、ものを大切に使い続けた様子をしのばせる。

また古傘の骨や溶け流れたろうそくを買い集める職商人も紹介。
京都の7カ所に存在した「塵捨場(ちりすてば)」も地図で示した。
近代の家庭ごみについても、収集法の変遷や市の焼却・処分場の歴史を解説。

また明治時代、数年間だけ祇園にあった分別・リサイクル場「化芥所(かがいしょ)」の展示もある。現在減少傾向にある市内家庭ごみの量や、内容物の変化もまとめている。

午前9時~午後5時。無料。2月20日まで。


京都新聞より

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2010年01月08日

「植物工場」で“未来型野菜”

農業ブームの中、「植物工場」生まれの野菜に熱い視線が注がれている。

自然環境に関係なく、通年にわたって食卓に並ぶ。

食料自給率(約41%)の低い日本向き“未来型野菜”と期待する声もあり、「土や虫がつかない」植物工場が野菜の概念を変えるかもしれない。


「1つの品種を作るのにほぼ10年。野菜のシェアは品種の力で決まる」

種苗メーカー「サカタのタネ」君津育種場(千葉県袖ケ浦市)の宮崎省次場長は、寒さや病気に強く、おいしい野菜の開発に汗を流してきた。
あらゆる環境に一品種でまかなえるタネの開発は研究者にとって壮大な夢。
だが、現実には季節や寒暖の差、土壌の種類によってまかれるタネは千差万別で、露地野菜はまさに生産者泣かせだ。

東京・四谷のレストラン。
首都圏のシェフや食通ら8人が集まった。
まるで「植物工場vs露地栽培の野菜対決」だ。
参加者はレタスやバジル、ルッコラなど4種類の野菜を試食。
「言われないと分からない」「シャキシャキ感がある」「香りが適度。葉も柔らかい」。
植物工場産を抵抗なく受け入れたシェフも多く、ルッコラについては正しく識別できた参加者は2人だけだった。

主催したのは日本最大のグルメサイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)。
「食材」を中心としたネットワークを模索し、植物工場は新事業の一つという。
同社のシニアプロモーションマネジャー、京極政宏さんは近い将来、客がオーダーメードで野菜を注文する飲食店の登場を予測する。

「植物工場の野菜は洗わずに済む。飲食店にとっては手間が省け、品質が均一という点でもシェフの選択肢の一つになりやすい。店内に冷蔵庫大の植物工場を置けば、客の注文に応じて野菜を提供できる」


太陽光がなくても栄養面で引けを取らない。
植物工場の製造・販売を手がける「エスペックミック」(愛知県大口町)の調査では、カロテンやビタミンCは露地栽培より上回った。
同社事業部の鐘ケ江修司さんは「植物工場の野菜は形がそろい、苦みやアクが少ないので料理人だけでなく、野菜嫌いの消費者にも抵抗が少ない。食糧難の時代の切り札になるのでは」。


LEDによる植物生育装置は国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」でも搭載された。
将来、宇宙での滞在が長くなれば、地球から食料を持ち込むよりも宇宙空間で植物を栽培・収穫したほうが効率的だ。


矢野経済研究所によると、2020年度における植物工場の市場規模は現在のほぼ3倍に当たる129億円。
商社、ゼネコン、医療メーカーなどの新規参入が相次ぐとみられる。


東京農大の高辻正基(まさもと)客員教授は「植物工場の野菜を露地野菜と価格競争させるのでなく、まったく新しい食材として取り扱う発想が大切」と指摘。
そのうえで、「米国ではニューヨークの摩天楼で農業ができるかどうか実験が始まろうとしている。地球を癒(い)やしながら利用する点で、土を使わず、水をリサイクルする植物工場は未来型のエコ農業」と占う。(日出間和貴)


産経新聞より

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2010年01月06日

エコ小鉢

滋賀県甲賀市信楽町の知的障害児支援施設「県立信楽学園」の園生たちが、真宗大谷派本山・東本願寺(京都市)で来年営まれる宗祖親鸞の750回御遠忌(ごえんき)で参拝者に振る舞われる弁当の小鉢作りに取り組んでいる。

「焼き物作りを通じた社会貢献」という学園の理念に共感した寺側が生産を依頼。

御影堂の修復工事で出た瓦のふき土を再利用したエコ仕様で、1年がかりで7万個の生産を目指す。


同学園は15~18歳を対象に3年間、職業訓練などを実施。
信楽焼が有名な町だけに活動の中心は焼き物作りで、生産品の販売を通じて社会との交流を図っている。
2008年秋からは、かつて駅弁と一緒に売られていたお茶の陶製容器「汽車土瓶」の復刻販売を始め、人気を呼んでいる。

今回生産している小鉢は、同寺で2011年3~5月に営まれる御遠忌に全国から訪れる参拝者への特製弁当で使われる。

同寺は2008年まで御影堂の修復工事を行い、瓦の下にしかれていた土1,100㌧をリサイクルできないかと学園側に相談。

学園は信楽の粘土に混ぜて焼くことにし、先月上旬から生産を始めた。

40人いる園生のうち約15人で取り組み、成型▽素焼き▽釉薬(ゆうやく)塗り▽窯詰め――などの作業を丁寧に行っている。

指導員の古谷吉伸さん(53)は「作業中にミスがあれば、なぜ起きたのかを子どもたちに考えさせている。1個に対するこだわりを持って作っている」と話す。

壮大なプロジェクトに、園生の沖末祐樹さん(16)は「数が多くて大変だけど、やりがいがある。自分たちが作った器が使われるのはうれしい」と張り切っている。【金志尚】


毎日新聞より

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2009年12月29日

3つの「R」で賢く倹約

景気後退で一段と消費が冷え込んだ2009年。

リペア(Repair=修理)、
リユース(Reuse=再利用)、
レンタル(Rental)、

の3つの「R」を駆使して上手に節約する消費者が目立った。

調子の悪くなった携帯電話は買い換えずにきっちり修理に出す。
長く使わない家具は借りれば十分。
賢くなる一方の消費者への対応に来年も企業は頭を悩ませそうだ。


今月、東京・品川のクリーニング店「白洋舎」を訪れた近所の30代の女性会社員。
目的はクリーニングではなく、ブーツの汚れ落としとすり減ったかかとの張り替えだ。
「長く使いたかったので頼みました。ブーツは高いですから」

白洋舎は靴のリフォームや、衣類のサイズ直し、ファスナーの取り替えなどのサービスが好調だ。
11月の利用は19,000件と前年同月比1割増。

中堅の喜久屋(東京・足立)でも5~10月の衣類の修理点数が前年と比べて5%増えた。


携帯電話も今年は修理に出す人が多かった。
NTTドコモは7月から「ドコモショップ」全店で携帯の点検サービスを始めたところ、4カ月間で利用は138万件に。
無料で携帯電話の汚れを落としてくれるうえ、問題点があればすぐに修理に回せる点が加入者に人気だ。
2年前に販売方式が変わり、「端末代が高くなったため、長く使う人が増えている」。


意外な人気を集めたのは、ボールペンの再利用。
三菱鉛筆の「ジェットストリーム」の替え芯の11月の売り上げは前年比3倍も伸びた。
不況で職場の備品購入費が減り、会社員が文房具店で替え芯を購入する需要が売上高を押し上げたという。


シャンプーは詰め替えが主流に。
シャンプー・リンスの販売額に占める詰め替え商品の割合は9~11月に65%となり、前年に比べて6ポイント上昇。
横浜市内に住む会社員の男性(28)は「今までいろんなヘアケアの本体を試し買いしていた」が、最近は詰め替え用だけを購入するという。


長期使わないようならレンタルで済ませよう――。
家具・インテリア用品販売のフォー・ディー・コーポレーション(東京・新宿)では、新品家具のレンタルサービスが順調だ。
結婚などで家具をそろえるときに費用を抑えたい夫婦らが利用している。
ソファは月々3,000円程度から。
3年4カ月以内なら購入するより安くなるよう価格設定してある。


11月にオープンした高級ブランド品レンタルの銀蔵新宿西口店(東京・新宿)。
ブランド品レンタルはネットで申し込むなど手続きに時間がかかる例が多いが、同店は申し込んだその場で借りられる利便性が売り。
約12万円のシャネルのバッグは1泊2日で5,000円。
「結婚式前に立ち寄る若い女性が多い」。

ブランド品のレンタルの大手のCariru(東京・港)は、12月までの4カ月間で会員数が3,100人と倍増した。
1カ月間借りて通勤に使うOLも目立つという。


日本経済新聞より

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2009年12月25日

秋田大が「環境」新産業創出へ

秋田大は2010年度、秋田市の手形キャンパスに、県や県立大、県商工会議所連合会などと共同で取り組む拠点施設を整備し、環境分野を中心とした新産業の創出を目指す事業に乗り出す。

施設は、2010年3月完成予定の研究施設「ベンチャーインキュベーションセンター」のフロアを活用する。
独立行政法人「科学技術振興機構」(JST)の事業の一環で、施設の工事費と実験機器の設備費は計7億7,000万円。

事業の狙いは
(1)資源、環境、リサイクル技術の研究
(2)企業の技術者の育成
(3)情報交換を密にできる産学官のネットワークづくり
―の3点。
これまでに、秋田大の研究者らから10件以上の事業提案が寄せられている。

当初、国の事業として3階建ての研究施設を造る予定だったが、政権交代で計画がストップ。
再度計画を練り直し、JSTの事業として12月4日付で採択された。

秋田大の吉村昇学長は「県内企業は環境や電子、自動車部品といった分野が強い。
企業の体質や技術力を強化し、世界に打って出られる企業を育てたい」と話した。


河北新報より

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2009年12月19日

「スカベンジ大作戦」

「ヨコハマにクリスマスプレゼントを」をコンセプトに、サンタクロースやトナカイの衣装でごみを拾う「ヨコハマ☆スカベンジ大作戦」が19日、横浜市西区の横浜駅周辺で行われた。

関東学院大学環境サークル「HEP」とG30学生ネットの主催で、計約26㌔のごみを集めた。

「スカベンジ」は英語で「ごみ拾い」の意味。
市内在住・在勤・在学の学生や社会人が通勤や通学で利用する「横浜」に感謝の意を表そうと2003年に始めたもので、今年で7回目になる。

サンタやトナカイの衣装に身を包んだ小学生や大学生、社会人など計119人が参加。
5チームに分かれ、駅周辺の繁華街や川沿いの歩道のごみなどを拾って歩いた。


「HEP」代表(21)は「過去最高の人数になった。知らない人と一緒にごみを拾うことで新しいつながりが生まれればうれしい」と満足した様子で、同大学2年の学生(19)は「植え込みやフェンスの奥などにもごみが多く捨てられていた。もっともっと活動の輪を広げていきたい」と話していた。


神奈川新聞より

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2009年12月15日

「地球へのクリスマスプレゼント」

松山市の大街道商店街で12月19日、エコイベント「地球へのクリスマスプレゼント」が開催される。

同イベントは、各家庭で不要になった衣類を回収し、リユース・リサイクルをして衣類を燃やさないことでCO2の発生を防ぐことを目的に活動をしている「衣サイクル研究会」(辰巳町)が中心となり、「地球環境防止月間」である12月に合わせて行うもの。

「古着」「本」「ペットボトルのふた」「紙袋・レジ袋」の4つに大別し、家庭に眠る資源を回収し、CO2の発生を防ぐことで「地球へのクリスマスプレゼント」にしようというもの。
当日は商店街内にブースを設け回収を呼びかける。


「大掃除など、12月は家庭の整理整頓を行う時期。
不要になったものとして家庭から排出されるごみの中には資源として活用できるものも多く含まれている。
このタイミングに合わせ、回収の機会を設けることで、多くの人に知ってもらうことができ、効果的にCO2削減につなげることができると考えている。
気軽に持ち込んでもらえれば」と同団体代表の小池あゆみさん。

「今まで当団体としては衣類の回収をメーンに行ってきたが、ほかにも家庭に眠る資源があり、その可能性にアプローチする最初の取り組みでもある。今後の事業の広がりに期待している」とも。

回収された
「古着」は業者を通じて再利用へ回し、
「本」は漫画・雑誌以外を対象に「ブッククロッシング新居浜」を通じてカフェなどで本を無料提供する取り組みへつなげ、
「ペットボトルのふた」はNPO法人「Muse」を通じてポリオワクチンに還元する取り組みへ、
「紙袋・レジ袋」は同団体が1月に参加する環境イベント「メッセまつやま」でのバザーで使うなど、それぞれ環境に役立てられる予定。


当日は、活動に参加した人に葉っぱの形をしたオーナメントを渡し、メッセージを書いてもらったうえで「エコなクリスマスツリー」を完成させる。

開催時間は12時~16時。
翌20日から25日までは「アートステーションおいでんか」(松山市大街道1)へ場所を移し、回収を継続する。


松山経済新聞より

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2009年11月29日

伐採木であずまや

都宮市桑島町の鬼怒川河川敷にある「きよはら水辺の楽校」で28日、真岡工業高校の生徒12人が、河川敷の伐採木を使ったあずまや造りに取り組んだ

29日には4~6人が座れるベンチを備えたあずまやが完成する予定だ。

あずまやは、鬼怒川を管理する国土交通省下館河川事務所が設置。
伐採木はあずまやの柱とはりに利用。
屋根には河川敷から伐採した竹を使う。

この日は、真岡工の建築科と建設科の生徒12人が実習教育で参加し、専門家の指導を受けながら作業にあたった。

河川敷の樹木は、増水時に水の流れを妨げるほか、ゴミの不法投棄の温床になることから、同事務所が定期的に伐採。
これまでは業者に委託して処分していたが、環境への配慮や処分費用を軽減するため、昨年度から活用を始めた。

昨年度はベンチを作り、堤防に設置したところ、住民から「日よけがほしい」との要望があがっていたという。


産経新聞より

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2009年11月26日

「花ずきんちゃん」も復活

国際花と緑の博覧会記念協会(大阪市鶴見区)は11月25日、リーガロイヤルホテル大阪(北区中之島)で「花の万博20周年記念事業」の概要を発表した。

「国際花と緑の博覧会(略称=花の万博、EXPO’90)」は、大阪・鶴見緑地(鶴見区)で、1990年4月1日から9月30日まで183日間にわたり開催された東洋初の大国際園芸博覧会。

「自然と人間との共生」をテーマに開催され、83カ国・55の国際機関が参加。
総入場者数は2,300万人を超えた。

同協会ではこれまでも節目には周年事業を展開してきたが、地球温暖化防止など環境問題への関心が高まる中、「花博を知らない世代」へもテーマ「自然と人間との共生」を継承したいとの思いから、市民や企業・団体との連携をより深めた多彩な事業を展開する。

来年20周年を迎えるにあたり新たにシンボルマークを制定したほか、開催当時に制作されたマスコット「花ずきんちゃん」の着ぐるみ5体のうち、唯一残る1体の傷やほころびなどを修復し復活させ、今後各事業の場で活用していく。

来年4月29日から開催される「花・緑フェスタ」(鶴見緑地内)では、33万本のチューリップの花びらを使い地上に花絵を描く「フラワーカーペッ ト」(長さ=約130㍍、幅=約5㍍)を実施。
花絵のデザイン(10種類)や制作ボランティア(約600人)は一般から募集する。

そのほか「花の万博日本画展」(4月14日~26日、大丸心斎橋ギャラリー)や、当時の会場風景や花の写真、コンパニオンのユニホームなどを展示する「花の万博20周年メモリアル展示&写真展」(4月29日~5月5日、花博記念公園内)、若い世代へ環境メッセージを伝えることを目的にしたFM802との共催のロックコンサート(開催時期未定、大阪城ホール)などを予定している。

フラワーカーペットのデザイン画募集は12月1日~来年1月20日。

梅田経済新聞より

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2009年11月21日

カキ殻リサイクル


冬の味覚として人気の「焼きカキ」を販売する小屋から出るカキ殻を、農地の土壌改良に役立つ有機石灰として再利用する取り組みが、福岡県のJA糸島を中心に糸島地域で始まった。

各カキ小屋から、石灰製造業者が回収して製品化、それをJA糸島が販売する仕組み。

糸島のカキ殻はこれまで大半が、ごみ焼却場などで処分されていたが、有効利用のシステムが完成した。


糸島1市2町には、約20店のカキ小屋が出店し年間約120㌧のカキが消費されている。
殻の一部は魚礁の資材として利用されているが、大半は処理業者が有料で、ごみ焼却場に運搬していた。

こうした中、JA糸島が経営する農園芸資材販売店「アグリ店」(志摩町)の古藤俊二店長が、広島県から仕入れているカキ殻の有機石灰に注目。

地元糸島のカキ殻でも作れないかと検討、3年前から実際にカキ小屋から殻の提供を受けて有機石灰を手作りし、畑で品質を確かめてきた。

古藤店長の取り組みを知った県水産海洋技術センター(西区)の職員が協力を申し出て、石灰製造販売会社の「シタマ石灰」(宮若市)を紹介。
同社が今シーズンから製品化に乗り出すことになった。

各カキ小屋は今月から、カキ殻に割りばしなどが混じらないように分別。
同社が1㌧当たり3,000円で買い取って回収し製品化する。

販売はJA糸島が担当し、来年1月中旬からアグリ店で売り出す予定。
名称は「シーライム」(海の石灰)。
糸島ブランドのマークを付け、価格は20㌔で500円前後。
カキ殻の有機石灰はカルシウムやミネラルが豊富で、畑の土をやわらかくするという。

志摩町船越でカキ小屋を経営する仲西常雄さん(56)は「お客さんに再利用のことを話すと、みなさん分別に協力してくれます」と話す。
古藤店長は「カキは川から海に流れ込んだ山の養分で成長する。殻を畑のために使うことで、山の恵みを大地に戻し循環できる」と語っている。


西日本新聞より

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2009年11月18日

トンボ、バッタ戻る

国土交通省高山国道事務所が中部縦貫自動車道の高山西インターチェンジ(IC)=岐阜県高山市清見町=で進めている「飛騨の森再生」と名づけたビオトープ実験が5年を経過し、自動車道建設で一時は姿を消した在来種の生物や植物などが定着していることが分かった。

高山西ICは2004年11月に完成した。
通常は工事のために切り開いた場所は植栽するが、道路の建設によって動植物・昆虫類の生息環境が分断され、従来の自然環境が大きく変化する可能性があった。

そこで、IC内を「飛騨の森再生実験場所」と位置づけ、工事のために出た土砂や巨石などで約4,000平方㍍の排水調整のための調整池(水域)と、陸域を設置。

動植物や昆虫類がどれだけ再生できるか、2005年から毎年、モニタリング調査を実施してきた。


この結果、5年を経過して調整池では湿地性と池沼性の植物が繁殖し、環境省のレッドリストなどで絶滅が心配されているミズオオバコや、イヌタヌキモが定着。水生昆虫はトンボ類など26種が確認され、2005年度調査の17種から着実に増加した。

陸上昆虫類もチョウやバッタが年々増加しており、2005年度の98種類から120種に増えていた。

同国道事務所は「移植した根株・貴重植物とも生育状況は良好で、周辺からの侵入植物も多く見られる」と話している。【奈良正臣】


毎日新聞より

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2009年11月17日

COP15で京都の決意発信

来月にデンマークで開かれる気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)を前に、京都の学生や企業、研究者でつくる「びっくり!エコ実行委員会」が募集したエコ標語の入選作100点が16日、発表された。

ごみの減量や省エネなどをテーマにした2,200件を超える全応募作品はCOP15の会場で展示され、京都の決意を世界に発信する。

同実行委が8月に京都市内で催したイベント「びっくり!エコ100選」の会場やホームページなどを通じて、今年6月から10月末まで全国から募集した。
幼児からお年寄りまで全国から計2,213件の応募があった。


実行委のメンバーらが審査した結果、
京都府賞には「未来(あす)のため エエ古都京都 積み重ね」、
京都市賞には「京野菜 地産地消で 京美人」
が選ばれた。

全体では、マイバッグの持参など身近な取り組みを表現した作品が多く、ほかに入選作には
「マイバッグ すすめるお店を エコひいき」や
「エコエコと 言ってるわりには できてない」
「九十の 母に見習う エコの術」
などがあった。

入選作を含む全作品はCOP15の市民展示スペースに張り出すほか、デンマーク大使に届ける。
入選作は実行委のホームページで公開する。


京都新聞より

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2009年11月16日

3Rでも事業仕分け

政府の行政刷新会議が11月11日から実施している2020年度概算要求事業仕分けの対象に、廃棄物・3R関連で7事業が入った。

遅くとも27日までに廃止、統合、民営化の方向が決まるとみられる。

省別では、
環境省が
循環型社会形成推進交付金(浄化槽含む)、
廃棄物処理施設の温暖化対策事業、
エコ燃料利用促進補助事業、
エコ燃料実用化地域システム実証事業
の4事業。

国土交通省が
土壌汚染環境保全対策事業、

農林水産省が
エコフィード緊急増産対策事業、
地域資源活用型エコフィード増産推進事業
の2事業。


このうち最大規模となっているのが循環型社会形成推進交付金。
廃棄物関連で約348億円(公共)。
地方自治体ではすでに慢性的な財政難や、より高度で高性能な処理施設の建設が高コスト化、新規が難しくなっている事情もある。

事業仕分けの仕方によって民営化の流れが打ち出される可能性も有ると見られる。


循環経済新聞より

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2009年11月13日

使用済みケータイの回収キャンペーン

経済産業省は11月11日、使用済み携帯電話の回収・リサイクルに協力した人に、抽選で最高5万円の商品券をプレゼントする「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」キャンペーンを11月21日から実施すると発表した。

同キャンペーンは、使用済み携帯電話をインセンティブを付けて回収し、その効果を検証する「平成21年度使用済み携帯電話の回収促進実証事業」として行われるもの。

多機能化・高機能化にともなって減少傾向にある使用済み携帯電話の回収台数を増やし、携帯電話に含まれる貴金属やレアメタルといった有用金属の有効活用を促進するのが狙いだ。


2,500円以上の携帯電話を購入・機種変更する際にそれまで使っていた携帯電話の回収に協力した人には5万円/5,000円/1,000円の商品券が当たる抽選への応募券、2,500円未満の携帯電話を購入・機種変更した人や、購入・機種変更を伴わずに使用済み携帯電話の回収に協力した人には1,000円の商品券が当たる抽選への応募券がそれぞれ贈呈される。

当選者数は、5万円が800人、5,000円が8,000人、1,000円が15万人の15万8,800人。
落選者には「1円を環境保護団体に寄付する権利」が贈られ、賛同した場合は事務局を通じて環境保護団体に寄付される。

回収対象となるのは、携帯電話、PHS、データ通信カードの3種類。
回収実施期間は2009年11月21日~2010年2月28日の100日間で、全国の家電量販店、スーパー、携帯電話専門店の約1,800店舗で回収を受け付ける。
抽選への応募は2010年3月31日まで。【栗田昌宜】


Business Media 誠より

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2009年11月08日

秋芳洞、エコの光LEDに活路

国内最大のカルスト台地「秋吉台」の地下で、幻想的な世界を織りなす大規模な鍾乳洞「秋芳洞」(山口県美祢市)。
学術的価値の高さから国特別天然記念物に指定される一方、中国地方屈指の集客力を誇る観光資源でもある。

しかし、この名勝で深刻な問題になっているのが洞内の“緑化”。

観光用の照明が、本来存在しない植物を育ててしまっているのだという。

「環境」と「観光」という一見、相反する命題に悩んできた地元・美祢市は今年度、洞内の照明を“エコの光”として注目されるLED(発光ダイオード)に全面的に切り替える事業に着手する。


「太陽光が届かず、暗闇が延々と続く秋芳洞の中は、気温は年間を通じて17度前後で一定。このため、植物は育たず、洞内だけに住む固有の生物が50種以上も見つかっている。独特の貴重な生態系が形作られているんですよ」


秋吉台、秋芳洞の自然を見守り続けてきた庫本正・秋吉台科学博物館名誉館長が力説する。

「シコクヨコエビ」「アキヨシシロアヤトビムシ」など洞内固有の生物は、目が退化し、体が透き通っているのが共通した特徴。
これらは洞内だけに生息し、数種類のコウモリだけが洞内外を行き来している。

「数十万年の歳月をかけてできたこの環境を一変させたのが、観光用に設置された照明なんです」。
庫本さんは、心配そうに語った。

古くから「滝穴」としてその存在が知られていた秋芳洞は、明治42年に観光用の鍾乳洞として公開を開始。
現在では、通路を照らす足下灯と、「百枚皿」や「黄金柱」などの見どころを照らすスポット灯を合わせ、計155基の蛍光灯や白熱灯、水銀灯などが取り付けられている。

明かりが照射された鍾乳石や岩肌には、藻類やコケ、シダなどの植物が繁殖して緑色に覆われたり、黒ずんだりした個所が見られる。
本来、洞内に育つはずのない植物が入り込み、電灯の明かりで光合成をし、成長しているというわけだ。

「景観を損ねるだけでなく、植物の根が岩などを傷める恐れも」と庫本さん。
長い期間をかけて育まれてきた秋芳洞固有の環境が、危機にあるのは確かなようだ。


こうした状況に対し、「次世代の光として注目されているLEDを活用できないか」と考えたのが、県産業技術センターの電子応用グループだ。

平成19年度に研究を始めた同グループは、同年10月~20年10月の1年間、洞内に設置された蛍光灯の1つを、試作したLED照明に取り換えて植物の生育状況などを調査。
この結果、LED照明は、付近の蛍光灯に比べて植物の生育を15%抑制したことが分かった。

「さらに、消費電力量は蛍光灯の半分、発熱量は3割低減できた」と、川村宗弘・グループリーダーは説明する。

別の実験では、緑色光が光合成を抑制する効果があることも知られている。
「LEDは波長のコントロールが簡単。今後、緑色を含みながら、人の目にも違和感のない光を作り出したい」と川村さんは意気込む。


こうした取り組みと並行し、秋芳洞を管理する美祢市は、洞内の照明をすべてLED照明に転換する方針を打ち出した。

「現状では、照明が洞内環境に悪影響を及ぼしているのは明らか。さらに既存の機材は老朽化が進み、何らかの変更、改修が必要だった」と市総合観光部。
「緑化の抑制だけでなく、洞内温度の維持や、電力使用量の削減などにつながる上、従来の照明に比べてデザインの自由度が高いというのも魅力的」と期待する。

観光用に公開されて今年で100周年を迎えた秋芳洞。
「自然保護」と「観光振興」の共存に挑む年としても、大きな節目となりそうだ。

「秋芳洞」
もともと海の中でサンゴ礁として誕生し、その後石灰岩が発達したカルスト台地になったという秋吉台。
そこからしみ込んだ地下水の浸食により地下に形作られた450以上もの洞窟の中で、総延長10㌔と東洋屈指の規模を誇る鍾乳洞のこと。
古くから「滝穴」としてその存在が知られていたが、その一部を明治42年に観光用として公開。
大正15年に当時皇太子だった昭和天皇が訪問された際、「秋芳洞」と命名。
平成17年には秋芳洞を含む秋吉台の地下水系がラムサール条約に登録された。

現在、洞内約1キロが観光コースとして開放され、約40分~1時間で見学できるという。【山口支局 小林宏之】


産経新聞より

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2009年11月04日

棚田保全に都市住民が協力

農村の高齢化などで荒廃が懸念される棚田の保全に、農作業体験などを通じて都市住民や企業が協力する取り組みが活発だ。

水がきれいでおいしい米が育つ田で、多様な生き物など自然と触れ合う貴重な機会になっている。

食の安全や環境への関心の高まりが農村活性化に一役買っている。

谷あいに階段のように重なる棚田をコオロギやカエルが跳ねるたび、親子の歓声が響く。
栃木県茂木町の「岩ノ作(いわのさく)棚田」で10月初旬、首都圏の住民らでつくる特定非営利活動法人「棚田ネットワーク」が主催した稲刈り体験ツアー。
3歳の長男と参加した茨城県つくば市の主婦は「ご飯がどうやってできるのか知ってほしい」と話した。


「希少種のトンボやドジョウもいる。都会の人のおかげで棚田の素晴らしさに気付いた」と笑顔を見せるのは地元農家の小林章市さん(59)。
棚田は生産効率が悪く、減反やコメ価格低迷、後継者不足で約5年前までは2㌶のうち4分の3が放置され木が茂っていた。

地元の集落は荒廃を食い止めようと、耕作放棄防止活動を支援する国の中山間地域直接支払制度を活用するとともに、都市住民の自然観察や農作業体験の受け入れを始めた。
農村の原風景に魅せられて茂木町を訪れる人々は年々増加し、栽培面積も1㌶まで回復。
ネットワークの会員らが体験田の米を年間100㌔買い取ることも決まった。


楽しみながら棚田を守ろうという取り組みは各地に広がっている。
農作業の手伝いに行くだけでなく、棚田の“オーナー”として会費を支払い、収穫を受け取る「棚田オーナー制度」は1992年に高知県檮原町で始まって以来、全国約80カ所で実施。
協力自治体などが集まる「棚田サミット」も今年で15回目だ。


棚田保全を社会貢献と位置付け、応援する企業も少なくない。
製薬会社アストラゼネカ(大阪市)は2006年から毎年、社員約3,000人が棚田など中山間地域(2009年は55カ所)で稲刈りなどのボランティアに参加。
都市の企業や団体と農村の提携を促進、農地復旧などに取り組む静岡県の「一社一村運動」でも、4地区で棚田保全事業が進行中だ。

2005年の農林業センサスによると全国の棚田の総面積は14万㌶。
棚田学会の安井一臣理事は「農家が米を作らないと景色も水源も守れない。大規模農家とは違う助成が必要だが、都市に住む棚田の『応援団』の増加は後押しになる」と一連の動きを歓迎している。


フジサンケイ ビジネスアイより

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2009年11月01日

直売所甲子園

全国から103の農産物直売所が参加して行われた「直売所甲子園2009」で、山梨県中央市の「道の駅とよとみ農産物直売所」(飯室隆人駅長)が最高賞の初代グランドチャンピオンに輝いた。

循環型農業への取り組みなどが高く評価された。

全国直売所研究会の主催で開催された直売所甲子園には、県内6カ所を含む全国103直売所が出場。

9月4日の第一次審査で応募書類をもとに「店舗外観」「商品」「サービス」などから22カ所を選考。

9月28日の第二次審査では審査員が現地調査を行い、最終選考に進出する10直売所を決めた。

10月13、14日に都立産業貿易センター台東館で行われた決勝戦では、山梨、山形、千葉、愛知、和歌山、鳥取、福岡、長崎、熊本の9県から10直売所が出場。

スライドを見せながら、12分間にわたって直売所の概要や取り組みをプレゼンテーション。
審査員による質疑応答も行われた。

道の駅とよとみ農産物著直売所は、飯室駅長が
「スイートコーン収穫祭などを通した消費者との交流」
「学校給食への食材提供による地域とのかかわりや地産地消の取り組み」
「収穫体験ツアーなど都市部住民との交流」
「生ごみや汚泥から作った堆肥(たいひ)を利用する環境保全型農業推進」
「豚肉など地元産の素材にした加工品の充実」
などをPR。

みごと初代グランドチャンピオンの座を射止め、優勝旗と賞金の100万円を受け取った。

10月22日には関係者が県庁に優勝報告に訪れた。
中央市の田中久雄市長は「農産物を作るときも堆肥を還元するなど循環型農業でやっているところが評価された」と誇らしげに語った。
直売所に農産物を搬入している生産者の代表者は「最高の栄誉を得ることができた。生産者一同が一丸となり、11年にわたって積み重ねてきた結果」とあいさつした。


横内正明知事はネギ、トウモロコシ、ブロッコリーなど直販所の製品の数々を手に取りながら、「私たち県民にとっても、初代グランドチャンピオンは大きな誇り。県内のほかの直売所もとよとみを追い抜く気持ちでやってほしい」と語った。


その他の各賞は、以下の通り。

▽絶品加工品賞=道の駅竜北氷川町物産館(熊本県)
▽日本一あたたかい直売所賞=ほのぼの芦田農園白井駅直売所(千葉県)
▽最強チームワーク賞=JA鳥取いなばJAグリーン千代水店(鳥取県)
▽日本一笑顔が素敵なスタッフ賞=農事組合法人わくわくふれあい市(長崎県)
▽日本一元気なおかあちゃん賞=産直あぐり(山形県)
▽新開玉子賞=JA福山市松永青空市(広島県)

産経新聞より

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2009年10月29日

東名崩落、同構造の盛り土320カ所

駿河湾を震源とする8月の地震で路肩が崩落した東名高速道路牧之原サービスエリア(SA)付近と同様の盛り土で建設されている地点が、東名や中央自動車道などに計320カ所あることが中日本高速道路の調べで分かった。

同社の地震災害検討委員会と中日本高速によると、路肩崩落は盛り土内部で発生した。

盛り土は建設当時の施行規定にのっとっていたものの、現場は雨水が集まりやすい地形だったうえ、盛り土に使用されていた泥岩が風化しやすかった。

同委は、長年の雨水で盛り土の下半分が風化し、地下水位が上がって強度が低下していたところへ、地震が追い打ちをかけて崩落したと結論づけた。


中日本高速は同SAの崩落を受けて、管轄する高速の盛り土構造を調査。
▽水が集まりやすい地形
▽地下水位の高さ
▽使用されている土砂の岩質が風化しやすい
――の3つを基準に調査した結果、
▽東名80
▽中央道140
▽東名阪道30
▽北陸道20
――など崩落現場と同様の構造が計320地点あった。

320地点について中日本高速は現場点検して安全性を確認するとしている。【石原聖】


毎日新聞より

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