ダム工事に水平展開する新技術

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清水建設はダム工事で、生産性向上につながる実用化した新しい機具や技術を他のダム工事に水平展開する。

 

工事中の平瀬ダム(山口県岩国市)で初めて導入した、コンクリート打設に関連する機具や技術が対象。

清水建設が施工する八ッ場ダム(群馬県長野原町)や簗川ダム(盛岡市)などに、2017年度中にも導入する。

 

新技術の水平展開により、ダム工事における省人化や作業時間の短縮を目指す。

 

 

 

清水建設は平瀬ダムに、生産性向上につながる新しい機具や技術を導入した。

その一つがコンクリートを運ぶ軽量バケット。

高強度高摩耗鋼板を採用して部材を薄肉化し、2.75トンのバケットの重さを2トンに軽量化。

1回当たりに運べる量が増え、打設能力は10%以上向上した。

5月に八ッ場ダムに投入する。

 

コンクリートの締固めでは、バイブレーター装備の重機に、3次元(3D)スキャナーと油量センサーを組み合わせ、締固めの完了を判定するシステムを導入。

オペレーターの熟練度に左右される締固めの違いを定量的に把握でき、作業効率化と品質向上を実現した。今夏に簗川ダムで、今冬に八ッ場ダムで活用する。

 

このほか、平瀬ダムでは重機に装備し、ダム本体のコンクリートが接する岩盤面を清掃するブラシを活用。

従来人手をかけていた岩盤の清掃作業を約10分の1の人員で可能にした。

適用可能なダム工事があれば展開する。

 

清水建設はダム工事で使える新しい機具や技術の水平展開により、省人化や作業効率化を進めたい考え。

建設業は将来の人手不足が懸念されており、生産性をより高める必要性がある。

 

 

 

ニュースイッチより

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土木写真部

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「NO DOBOKU,NO LIFE」

 

(土木なくして人生なし)と銘打った写真展が宮崎市の県企業局1階で開催中。

 

迫力の作品と専門性の高い解説文が話題を呼んでいる。21日まで。

 

 

 

県職員や建設会社社員らでつくる土木写真部が、2年ぶりに企画し、ダムや道路といった土木構造物の写真30点を展示。

「土木が暮らしを支えている」という自負を伝えようとシャッターを切った。

 

15日午前10時からギャラリートークも行う。

土木業界の人手不足は深刻で「写真で魅力を伝えたい」と同部部長で県都市計画課の岡部章主幹。

技術伝承のための“基礎”固めにも余念がないようだ。

 

 

 

宮崎日日新聞より

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「土木好き女子」

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土木関連グッズを買い集めたり、各地の施設を巡ったりする「土木好き女子」が増殖中だ。

 

ジュンク堂書店池袋本店(東京・豊島)には消波ブロックをぬいぐるみにした「テトぐるみ」やダムの絵柄のTシャツなどを並べる売り場がある。

 

導入した4年前は小さなコーナーだったが、売り上げ好調で現在は棚6本分の広さに。

「マニアの男性に交じり、20~30代の女性がかわいいと買っていく」という。

 

 

 

グッズをつくるのは都内の会社員、マニアパレルさん。

「見られることを意識しない、機能一辺倒の美しさに引かれた」

 

棚にはダム部に所属する女子高生が主人公の「ダムマンガ」(少年画報社)も並ぶ。

作者の井上よしひささんは、2007年から国土交通省かが音頭をとって発行する「ダムカード」を知ってダム好きに。

「干害や洪水対策、給水、発電と人知れず社会の役に立っている姿を褒めてやりたくなった」と話す。

 

全国に約1万2,000種ものデザインがある下水道のマンホールも人気だ。

下水道関連企業などで作る下水道広報プラットホーム(東京・千代田)は4月と8月に「マンホールカード」を発行した。

カードは現在全国64都市の74種類。

ご当地カードを市役所などで無料配布している。

 

企画運営委員の山田秀人さんは「マンホールは世界に誇る文化財」と熱い。

カード目当てに人が地方に動くきっかけになればと期待する。

実際、旅先のマンホールを撮影してSNS(交流サイト)にアップする「マンホール女子」も増加中だ。

 

国が土木系のイメージアップに乗り出し、観光名所に飽き足らず街歩きや旅行の新たな魅力を探していた女性たちが注目した。

さらに、自然災害のニュースなどを通し、日々の生活を支える「土木」を知る機会が増加。

自分たちの暮らしの成り立ちをいま一度振り返ってみようという機運もあるようだ。

【佐藤敏郎】

 

 

 

日本経済新聞(夕刊)より

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