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2006年05月28日

島サミット子どもたちも活躍

第四回太平洋・島サミットの一環で、参加国の首脳夫妻と県内の児童が親睦を深める県民交流プログラムが27日、那覇市内で開かれた。
サミットを終えた首脳らは終始、リラックスした表情で児童たちの奏でる音楽を満喫した。
那覇市内で開かれた太平洋・島こども環境サミット(主催・環境省、内閣府)は27日午後も島の環境保全策などを議論。
県内と太平洋の島々16カ国・地域の子どもたち計44人は、小泉純一郎首相ら各国首脳の前で「地球と社会の環境をよりよくするために自らが率先して行動を起こすことを誓います」と共同宣言を発表、若い世代の活動への支援を訴えた。


子どもたちは4テーマに分かれ、各自が住む島の環境問題を取り上げ、自分たちができる活動を検討した。
「漂着ごみと廃棄物」の班では、ごみを減らす方法を検討。買い物に袋を持参する「マイバッグ運動」や、入れ物を持参しないと袋代を徴収される仕組みなどを紹介し合った。小池百合子環境相は「島々の環境問題を解決するのは皆さんです。(問題を)認識し、学び、行動に移してほしい」と激励した。
ナウル共和国から参加したヴィッキーローズ・スコッティさん(14)は「各島が抱える問題だけでなく、文化の違いも学べた。島に帰ったら、さらに友達と考えたい」と話した。久高中三年の糸数陽一君(15)は「久高島は、観光客とともに、ごみも増えたが、どの島も同じ悩みを抱えていることを知った。友達や地域の人に声を掛けてごみを少なくしたい」と決意を語った。

沖縄タイムスより


投稿者 Melody : 2006年05月28日 10:33