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2006年08月16日

【沖縄県】県産品 新分野で開拓使用を

7月に行われた「2006年県産品奨励月間」の実行委員会が15日、那覇市内のホテルであり、県工業連合会(島袋周仁会長)など関係団体が、本年度の事業内容を報告。

国、県、市町村など145カ所の関係機関に、県産品の優先使用や公共工事の県内企業への優先発注を要請したことや、優良県産品122品の展示会を実施したことなどが確認された。島袋会長は「県産品の普及促進のため、新しい取り組みが不可欠だ」と強調した。


参加者からは「全国的な男性用日傘ブームに合わせて、沖縄独自の日傘や帽子を開発し、かりゆしウエアに次ぐ産業として育成するのはどうか」などの提案があった。

県統計課の発表によると、2000年の県産品の自給率は前回調査(1995年)に比べ0.8%上昇し、33.4%。
民間調査機関の試算では自給率が0.8%伸びたことで、131億4,600万円の産業誘発があり、558人の雇用効果があったとされている。
県工業連合会の担当者は「食品関連の自給率が約70%で全体を高めている。

今後は建設資材やリサイクル品の分野で県産品の利用を拡大することが課題だ」と話している。

沖縄タイムスより


投稿者 Melody : 2006年08月16日 11:23