沖縄県の中部に位置する【宮森小学校】
この学校の創立は1945年と言う事でとても歴史
のある学校です。
今から約62年前の1959年(昭和34年)の6
月30日 アメリカ空軍の第44戦闘機中隊所属の
F-100ジェット戦闘機が沖縄県石川市立(現うるま
市)宮森小学校に墜落・炎上し17名死亡(うち児
童11名)負傷者212名(児童156名・職員2
名・地域住民54名)もの多くの犠牲者を出し更に
小学校の3教室・公民館1棟・民家17棟が全焼、
2教室・民家8棟が半焼した悲惨な事後があったの
です。
戦後間もなく起こった悲劇でした・・・・・。
この時に校舎の裏にあった【フクギの木】がクッシ
ョンとなったそうで、この木が無ければもっと多く
の犠牲者が出たのでは?と言う事でした。
その後も2004年8月13日には沖縄国際大学の
本館(1号館)ビルに米海兵隊のCHー53D型のヘ
リが墜落・炎上した事故も発生しております。
幸いな事に怪我人はいませんでしたが、宮森小学校
の事故が頭をよぎります。
平和な世の中は多くのご先祖の犠牲の上で成り立っ
ていることを理解しつつ、こうした事故がない事を
心から祈っております。