再生球で打撃磨いて

 

障害者の就労を支援している事業所「ゆめボール工房氷見」(氷見市朝日丘)は、高校球児たちが破れるまで使い込んだ硬球を安価で修繕する「エコボール事業」に取り組んでいる。

 

20日には施設管理者の魚津克美さんと利用者らが高岡工芸高校を訪れ、直したボール50個を野球部の生徒たちに手渡した。

 

 

 

「エコボール事業」は、全国の障害者就労支援事業所などで行われている取り組み。

6月時点で、全国24事業所が129校で実施している。

 

ゆめボール工房氷見は今年5月にオープンし、氷見、高岡両市の20~60代の男女4人が、エコボールをはじめ、枕カバーや小物づくりに取り組んでいる。

 

魚津さんは「糸の縫い目がきれいになるように、1球1球丁寧に縫い合わせた。トス打撃で使ってもらいたい」とあいさつ。

野球部の坂林遥太さんは「当たり前のことだと思わずに、部員全員で大切に使っていきたい」と感謝した。

 

同事業所は今後、高岡、高岡龍谷、高岡第一の3校にもエコボールを手渡す予定。

 

 

 

北日本新聞より

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社トリムはガラスをリサイクルする特許技術でガラスから人工軽石スーパーソルを製造しています。
世の中のリサイクルやエコに関する最新情報をお届けして参ります。

目次
閉じる