エコ畜産物事業

 

三重県鈴鹿市東玉垣町の養豚業ヤマザキファーム(山﨑俊美社長)はこのほど、市内唯一の酒蔵「清水清三郎商店」の酒造工程で生産される酒粕を飼料として与えた豚肉の新商品「作豚(ざくぶた)」を完成した。

 

12月1日午前10時から、同ファーム直販所で販売を始める。

 

 

新商品の開発は、県が平成29年度から取り組む食糧資源を循環利用したエコ畜産物事業の一環。

酒粕の効果に着目し、県畜産研究所で日本酒「作」の酒粕を通常の飼料に加えて飼育する給与実証試験を実施。

肉質に与える影響や与える量などを調べた結果、通常飼育の豚肉より飽和脂肪酸割合が高くなる傾向が確認された。

脂肪の質が変わることで、かんだときの歯触りの良さと深い味わいが特徴の豚肉に仕上がった。

 

同ファームは同町の養豚場で三元豚約2,000~2,500頭を飼育し、ブランド豚「さくらポーク」を生産する県内12軒の養豚場のうちの一つ。

その中でも、天然温泉を飲ませて育てる独自の「幻泉山﨑豚」を飼育している。

 

両社は鈴鹿商議所女性部会を通じて以前から親交があり、今回の新商品開発につながった。

 

試験結果をもとに、現在はそのうち約50頭に生後6カ月の出荷までの約2カ月間、1日500グラムの酒粕を2回に分けて手作業で与えているという。

 

28日夜、同市南江島町の結婚式場ミエルクローチェで作豚披露会があり、鈴木英敬知事や末松則子市長ら関係者約90人が出席し、一足早く試食した。

鈴木知事は「県を代表するブランド豚『さくらポーク』と世界を代表する『作』の究極の異業種コラボレーション事業として世の中に発信していく」、末松市長は「鈴鹿ブランドとして全国に発信したい」とそれぞれあいさつした。

 

1日から販売するのは、お試しセットメニューで、肩ロースやひれなど4種類計約1・5キロの詰め合わせ。

価格は5千円(税込)。

 

 

 

伊勢新聞より

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