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2011年10月06日

MOTTAINAI

MOTTAINAI(もったいない)と言う日本の言葉や

文化に触れ、大変感銘を受け、それを世界中に

広げた女性、ワンガリーマータイさんはご存じの

方はいるでしょう。

1940年生まれ。ケニア中部ニエリ周辺の農村

で生まれ育ち、生物学者を志し渡米、アメリカの

大学で学士号、ピッツバーグ大で修士号を取得。

1971年にナイロビ大(ケニア)で東アフリカ

の女性で初めてとなる博士号(獣医学)取得しま

した。 その後祖国の貧困や環境破壊を目の当た

りにしたマータイさんはグリーンベルト運動を通

して貧しい女性たちと供に植林運動を進め3,000万

本以上の苗木を植えました。2002年に国会議

員に初当選し、その翌年には環境副大臣に任命さ

れ環境保護と民主化への取り組みの功績が認めら

れ、2004年に環境分野で初めてアフリカ人女

性としても初のノーベル平和賞受賞者となった。
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その翌年に毎日新聞社により日本に招かれた際に

日本の独自の文化【MOTTAINAI】(もっ

たいない)と言う事に感銘を受け、【MOTTA

INAIキャンペーン】を展開した日本でもなじ

み深い方なのです。

残念な事に25日ナイロビの病院で、がんの為に

お亡くなりになったという事でした。

どうしても環境の話をする時には欠かせない人物

の一人という事で、このブログでも何度かご紹介

をさせて頂いておりました。。。

71歳という若さだったので本当に残念です。

こういう素晴らしい方のお蔭で、どれだけ多くの

方が救われたのか? その影響力は計り知れませ

ん。

それこそ【MOTTAINAI】存在を亡くして

しまいましたが、その意志は後世に繋いで行きた

いものです。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。