トップページスタッフブログ知っておきたい事 > 【命がけ】

2011年04月06日

【命がけ】

東日本大地震によって被災された皆様に

対して、日本はもとより世界各地から、

あらゆる形で支援が届いています。

ソフトバンクの孫社長が個人で100億

出せば、ジャッキーチェンは全財産にあ

たる250億を出すと表明。

金額の問題ではありませんが、凄い事だ

と思います。

でもそれよりも凄い内容の記事を目にし

ましたので、是非ともご紹介させて頂き

たいと思います。 

地震が発生した直後の話・・・。

宮城県岩沼市の会社員、鈴木和美さん(

26)は地震発生後、岩沼市内の保育園

に長男を迎えに行こうと、海沿いの県道

を走っていました。

地震の事や津波が来ることも知ってはい

ましたが、『津波を甘くみていたので、

そのままいつも通りの道を帰っていまし

たそうです。

すると道路の交差点で仙台南警察署の渡

邉警部が一生懸命声を張って、みんなを

誘導してくれていました。
c_hu_ect001.jpg
若林区荒浜の海に近い道路を、鈴木さん

の車は岩沼方向へと直進しようとしてい

ました。しかし、交差点で渡邉警部から

の誘導を受け、海から遠ざかるために右

折しました。

鈴木さんは車を降り、仙台東部道路の路

上へと駆け上がりました。

振り返ると津波は目前まで押し寄せてい

たということです。その後、鈴木さんの

長男の無事も確認されましたのでした。

しかし、残念な事に渡邉警部は津波にの

み込まれ、6日後、遺体で見つかりまし

た。

県警のホームページで渡邉警部の殉職を

知った鈴木さんは、3日、渡邉警部が勤

めていた荒井交番に花を届けました。

警察官の渡邉さんがいたお陰で、今の私

がいると実感していますと・・・。

仙台南警察署の渡邉武彦警部は地震発生

直後、一人でも多くの人を救おうと津波

が迫ってくる中で、必死に伝えていたの

です。

東電の幹部や政府に見て貰いたい記事で

す。

自らの命をかけて国民を守る事が出来ま

すか? 

冒頭にもある様に色々な支援の形はある

と思います。

でもこれ以上の人助けは、どこを探して

も無いと思います。

自らの命を犠牲にしてまで多くの人々を

救った、仙台南警察署の渡邉武彦警部に

対して、心からご冥福をお祈り致します。


TBS系(JNN)の記事を転用しております。