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2010年03月05日

恐竜絶滅論争

約6500万年前の白亜紀末に恐竜

などの生物が大量に絶滅したと言う

事を過去に勉強したと思います。

6500万年前にどの様な世界が広

がっていたのか?など想像もつきま

せんが、今の時代は科学的に解明

するんですよね~! 凄いです。。。

恐竜の絶滅説には諸説あるのです

が、その中でも小惑星(巨大隕石)

の衝突説が有力でした。

【隕石衝突説】のほかにも、【火山噴

火説】・【伝染病説】や、何じゃこりゃ?

【便秘説】というのもある様です。

これは素人的にもありえないような気

がしますが、こうした謎を解くために一

生懸命に調べてる学者がいるのです。

この諸説あり論争が繰り広げられてい

た【恐竜絶滅論】に終止符がうたれる

かも知れないという記事が沖縄タイム

スに紹介されていました。
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やはり有力説であった小惑星の衝突

に数多くの証拠があるそうです。

東北大などが参加する国際研究チー

ムがまとめ米科学誌サイエンスに発表

したそうです。

その内容とは?

実はメキシコには直径約10㌔の小惑

星が衝突したとみられる大クレーター

が存在し、衝突で飛び散った鉱物を含

む地層が世界中に分布しているという

事を約350箇所のデータを取得し、

鉱物を含む地層は生物絶滅を残す地

層と殆ど一致したそうです。
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一方次に有利だった【火山噴火説】

ですが、恐竜絶滅の50万年前から

継続している事などから、影響は少な

いと判明したのです。

では、小惑星の衝突によって何故そう

なったのか?ということについては、

衝突によって大量に放出された粉じん

などによって、太陽光が減少し、食物

連鎖の基盤である海洋プランクトンの

8割が死滅。やがて恐竜などの大型

生物を含む6割以上の生物が絶滅した

とみているそうであります。

はるか昔に起こった出来事を、こうして

紐解く科学の力は本当にすごいと思い

ます。勿論、分析等は機械などを用い

て行うと思うのですが、調べるために

一つ一つ、細かい作業を繰り返し証拠

やデータを積み重ねていく、この忍耐は

とんでもないエネルギーだと思います。

目的の為に真直ぐコツコツと進んでいく

姿勢は学ぶところではないでしょうか?
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