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2011年04月15日

大福ふくフク パートⅠ

震災から1カ月以上が経過しましたが

福島第一原発の事故はレベル7と言う

事で1986年4月26日にウクライナ(旧

ソ連)で起きた【チェルノブイリ】の

レベル(最も深刻のレベル)まで引き

上げられ、まだまだ状況は予断を許さ

ない状況になっています。

ニュースでは次第に現地の明るい話題

や復興に向けたニュースもありますが

特に被災地や被災者の皆様にとっては

まだまだ不安だらけの状況だと思いま

す。

そんな中で福島県に住む女子高校生(

大福ふくフクさん)のブログが話題に

なっているようです。

私も読んでみたのですが、言葉が出ま

せんでした。

皆様も是非、目を通して見て下さい!

これは震災から約1週間後にアップさ

れた内容です。
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『私の周りでは、原発を恐れて救援物

 資が来ずせっかく、助かった命が

 亡くなっていきました…

 福島を通りこし、他の地域に行って

 しまいます。

 でも、私達には

 ただ、みんなで励ましあうことしか

 出来ません  毛布も一人一枚も

 ありません

 また、放射能で立入禁止になってい

 るため、海に遺体が浮いてても助け

 にいけません

 遺族は出来るだけ早く

 火葬してあげたいって

 言うけど、当分無理そうです。

 一人が泣くとみんな

 泣きます

 一人が励ますとみんな
 
 励ましあいます

 一人が喜ぶとみんな

 喜びます

 テレビで頑張れ!

 って言われても

 私達はこれ以上何も
 
 頑張れません…


 祈ります、

 生きてる人には安全を

 祈ります、

 行方不明者には命があることを

 祈ります、

 亡くなった方にはご冥福を
 
 祈ります、

 絶望している人には希望を
 
 祈ります、
 
 寒い所には温かい飲み物を

 これ以上誰も亡くならないでほしい

 これ以上悲しむ人が増えないで


 生きてることがこんなに幸せで温かい

 ことなんて、知らなかった


 笑うことがこんなに難しいなんて知ら

 なかった


 涙がこんなに止まらなくなることも知

 らなかった

 一日がこんなにこんなに長く辛いなん

 て知らなかった

 誰かのために、役に立ちたいなんてこ

 んなに強く思ったことはなかった

 生きるって大変なことだって知らなか

 った

 亡くなった一人ひとりが

 思い描く未来はどんなだったんだろう

 考えるだけで胸が痛い

 生き残った一人としてこの事実を伝え

 なくちゃいけないと思います

 たくさんの人が流した涙はきっと無駄

 ではないでしょう

 この涙の一粒、一粒に

 意味があり

 希望の一歩だと思います

 長々と日記を

 読んでくれて

 ありがとうございます


 日本人で良かった・・・・・。』

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私達は今何気なく過ごしていて凄く大切

な何かを忘れている事を気づかせてくれ

ている気がします。

極端に言えば、生まれた時から日本人と

言う事は『当たり前』の事ですが、日本

という国に生まれ、日本人として生れ育

って来た事に対しても感謝する必要があ

ると思います。

明日も『大福ふくフク パートⅡ』と言

う事で、今回の記事を見て多くの方から

応援のコメントを頂いた【大福ふくフク】

さんのブログをご紹介したいと思います。