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2005年08月05日

芝の緑化システム軽量化(清水建設)

清水建設はビル屋上向けの緑化システムを大幅に軽量化した。
芝を植える専用資材(ユニット)ポリエステル繊維を混ぜた特殊な土を使用。従来の芝を植えるシステムでは一平方㍍当たりの重量が100㌔㌘に達することもあるのに対し、同40㌔㌘に抑えた。
既存のビルに導入する際の荷重対策が不要になるという。

清水建設によると、自身が発生した場合、屋上や床に物を置ける最大重量は一平方㍍当たり60㌔㌘と建築基準法で定められているという。
一般的な芝の緑化システムを既存ビルに導入する場合は建物を補強する荷重対策が必要。代替策として土を使わず軽石などにコケや植物のセダムを植えて建物への荷重を軽減していた。
コケやセダムは芝に比べ気化する水分量が少なく、真夏時の屋上の表面温度は50℃にもなり抑制効果がとぼしい。芝を使う新システムは30℃前後を維持できる。

日経産業新聞より

投稿者 Melody : 2005年08月05日 17:34