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2005年09月15日

地滑り研究で学会賞 琉大農学部の宜保教授

琉球大学農学部の宜保清一教授=土地環境保全学=がこのほど、地滑り解析に必要な土質強度に関する一連の研究で、農業土木学会賞を受賞した。


「地道な研究だが、学問の発展に寄与したと評価されてうれしい」と喜びを語った。
宜保教授は、長年の研究で、安全で効率的な地滑り対策のための解析手法を確立。
普遍性が高く有効として、広く活用されている。
さらに地滑り・斜面崩壊の計算に必要な残留強度を測定する装置を開発し、特許を取得した。
同学会は一連の研究業績に対し、「将来の地滑り研究への貴重な問題提起と実践を含んでいる。学術的に高く評価できる」と評している。
宜保教授は1944年生まれ。
1972年九州大学大学院農業研究科博士課程単位取得。
1998年日本地すべり学界論文賞受賞。
今年4月から学部長。

沖縄タイムスより

投稿者 Melody : 2005年09月15日 18:06