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2006年01月20日

ワインの空き瓶に焼酎

球磨焼酎の産地、熊本で西洋のワインと日本の焼酎をつなぐ新たな試みが始まる。
熊本市で活動するソムリエの米野真理子さんが、特製焼酎をワインの空き瓶に詰め、近く販売を開始する。家庭ごみとして捨てられるワインの瓶をリサイクルしようという狙いがある。


ラベルにはお勧めの飲み方や合わせる料理などを記載。これまでにない新しい焼酎の楽しみ方を提案している。
銘柄名は「こめの」。
輸入ワインの使用済みボトルに新しくデザインしたラベルを張り、球磨焼酎を詰めた。
「ワインの仕事に携わっていて、空き瓶がリサイクルされずに廃棄されることがずっと気になっていた」と米野さんはきっかけを話す。
「世界に自信をもって誇れる米焼酎を追究したい」と地元の三蔵元に話を持ち掛け、開発をスタート。地元産の米を使うなどソムリエらしいこだわりを込め、 4種類の本格焼酎を作り出した。
米野さんは「将来的にはフランスなどワインの産地に送り返して飲んでもらいたい」と夢を語る。
課題は空き瓶の調達だ。現在は米野さん自ら飲食店などを回って集めているが「この試みが広がって、リサイクルのシステムが出来上がってくれれば」と期待する。

FrontLineより

投稿者 Melody : 2006年01月20日 18:36