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2006年03月03日

熱電併給も地産地消(苫小牧ガス)

北海道苫小牧市で勇払産の天然ガスを活用したコージェネレーション(熱電併給)システムを導入する動きが広がっている。
環境対策や原油高対策として天然ガスの「地産地消」が脚光を浴びている。
天然ガスは石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素、窒素酸化物などの排出量が少ない。
コージェネは発電時に発生する熱を冷暖房や給湯に利用するため、エネルギー効率が70~80%と高いのが特徴。


アイシン精機は苫東地区で2007年4月に稼働させる自動車部品工場のコージェネに5億7,000万円程度を投じる。燃料は天然ガスが有力だ。トヨタ自動車北海道も2007年をめどに天然ガスの大規模コージェネ(出力6,000㍗級2基)を導入する計画。
苫小牧ガスは勇払で天然ガスを生産する石油資源開発と長期供給契約を締結しており、2005年度から大口向けの天然ガス販売に乗り出している。
コージェネを導入する予定で建設中の苫小牧市立病院に供給するほか、すでにイオン苫小牧ショッピングセンターや市内のホテルなど、ビル3棟にもコージェネ用として販売している。

日経産業新聞より

投稿者 Melody : 2006年03月03日 11:08