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2006年03月22日

緑化断熱材で特許 スーパーソルを使用

緑化断熱材で特許
株式会社伊是名ブロック 人工軽石を使用


コンクリート二次加工品製造の株式会社伊是名ブロック(糸満市、伊是名久社長)は今年二月、廃ガラスを再利用した人工軽石を使って開発した人工軽石を使って開発した緑化断熱ブロック「スーパーソルサンガード」で特許を取得した。

伊是名社長は特許取得について「申請から六年かけて夢が実現した。このブロックを屋上に敷き詰めれば直射日光から建物を守り、空調などで省エネ効果を発揮する」と話した。

緑化断熱ブロックは、トリム(那覇市、新城博社長)が開発した人工軽石「スーパーソル」を骨材にしており、再利用ができ、軽量化も実現。建物の屋上に設置すると、床面との間に空気の層ができるため大きな断熱効果が得られ、空調などの経費を節約できる。土を敷設することで屋上緑化も可能。

伊是名社長は「都市部の気温が下がりにくくなるヒートアイランド現象の解決に最適だ。環境にやさしい商品として全国にアピールしていきたい」と強調した。

琉球新報 3月16日木曜日朝刊 経済面より

投稿者 Melody : 2006年03月22日 11:27