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2006年04月27日

【京都府】温暖化対策条例の内容など盛り込む 2005年度版環境白書

京都府は27日、2005年度版「府環境白書」を発行した。
4月1日に施行された府地球温暖化対策条例の内容や、リサイクル率の現状など環境保全に関する施策の課題が盛り込まれた。
地球温暖化対策について、同条例は温室効果ガスを2010年度までに10%削減(1990年度比)する数値目標を掲げている。


ビルが集まり、観光客用の自動車が多いという京都の特徴から、ヒートアイランド現象を防ぐ屋上緑化やアイドリング・ストップを義務化。公用車にハイブリッド車などの低公害車を約800台導入したデータを紹介しながら、官民一体となった取り組みの徹底を課題に挙げている。
ごみ処理では9割近くが焼却され、リサイクル率が8.7%(2004年度)にとどまっていることを明記。
特に府内のごみ排出量の6割以上を占める京都市のリサイクル率は最低の3.7%で「市街化の進展による施設の立地は困難で、生産・流通・消費の各段階で減量化が求められる」としている。
アスベスト(石綿)対策や新エネルギー普及に関する施策の説明や各種環境調査データも掲載した。
A4判236ページで1,000部作製。1冊500円。

京都新聞より

投稿者 Melody : 2006年04月27日 12:55