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2006年04月16日

エコガラスで産廃減(小黒硝子店装)

四日市市大井手のリフォーム会社「小黒硝子(がらす)店装」は、住宅用窓ガラスを再利用した「エコガラス」の販売を始めた。
縮小傾向にあるガラスの再利用に一石を投じたい考えだ。
同社は、取り換えなどで使わなくなった住宅用窓ガラスを30㌢四方当たり20円で買い取り、板状のまま洗った後、エコガラスとして売り出している。


商品の信頼性を保つため、製造時期や同社の買い取り時期などをQRコードで表して商品に張り、カメラ付き携帯電話で読み取れば、利用履歴が分かるようにした。
買い取る窓ガラスは、住宅の新築年などから製造時期が類推できるものに限定している。
再利用の際には洗浄などのコストがかかるが、新品と同じ価格で販売するといい、経年劣化にも配慮して10年間の無料交換保証も付ける。
小黒正博社長は「高純度のガラスが要求される今、ガラスメーカーがリサイクルを避けており、結果として山のような産廃が出ている。エコガラスの取り組みを通じて業界内に意識改革を起こし、環境負荷を減らしたい」と話している。

中日新聞より

投稿者 Melody : 2006年04月16日 11:03