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2006年05月07日

【環境省】環境と金融に関する懇談会

4月19日、環境省第1会議室で第2回環境と金融に関する懇談会が行われた。
会議後半には療養のため入院していた小池環境大臣も国会閉会中の合間を縫って駆けつけた。
懇談会では、現在、企業の環境への取り組みが投資の側面から重要な要素とされていない現状が語られた。


その対策として、政策側が企業により情報開示を求めることで、企業側を刺激する。
企業側、投資側双方が環境への取り組みに対してより成熟した眼を持ち、企業が開示したCSR報告書やアニュアルレポートに書かれた環境への取り組みを投資市場で評価する。
企業は環境対策の成果を個人投資家だけに示すのではなく、より一般に向けて広めていく。
そのためには、商品によるアピールや地域貢献を投資商品とすること、ネームバリューとしてのCSR、ISO、SRIといった評価ではなく、独自の価値基準を作ることが必要。
先進国でも優れたエコ国家である日本が、環境と投資を結びつけ、より進んだ社会形成を行うための話し合いが行われた。

循環経済新聞より

投稿者 Melody : 2006年05月07日 12:08