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2006年07月10日

カレット利用率91%(ガラスびんリサイクル促進協議会)

ガラスびんリサイクル促進協議会は、ガラスびんメーカーでの2005年度のカレット利用率が91.3%に達したことを発表した。
これは資源有効利用促進法の2010年度目標となっている91%を上回り、過去最高となった。

2005年のガラスびん生産量は150万1,000㌧と、対前年比で3.4%減少。1997年と比べると重量ベースで30%の大幅な減少となっている。
カレット利用料は、137万㌧と同2.3%減少。
生産量の減少幅がカレット利用量の減少幅より大きかったため、カレット利用率が上昇した。


一方ガラスびんのリサイクルは、びんtoびんへのリサイクルが約9割で、グラスウール断熱材、タイル・ブロック、道路用舗装材など他用途利用が約1割となっている。
びんtoびんでは、透明、茶色以外のその他色については、びん原料には使いにくかったが、その他色カレットを90%以上、再利用して生産される「エコロジーボトル」が2000年頃から増加しており、2005年には約1億380万本が出荷された。
1999年に比べ本数で約3倍に増えているという。
ドリンクびんが最も多く4,000万本を超え、他に焼酎や調味料、ウィスキーが多い。

リターナブルびんのうち、日本ガラスびん協会が認定した「Rマークびん」は、主に清酒業界とびん再使用ネットワーク(生活クラブなど生協6団体)を中心に成果を上げてきている。
2005年のRマークびん出荷実績は2,300万本となっている。
このうち、清酒用中小びんが最も多く、次いで食料、調味料が続いており、2005年の使用量は2,313万7,000本に達している。

循環経済新聞より

投稿者 Melody : 2006年07月10日 10:49