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2006年07月05日

【国土交通省】屋上・壁面の緑化進む

国土交通省が4日発表した全国の屋上・壁面緑化施工面積調査によると、2000年から2005年までの累計施工面積はあわせて128.3㌶だった。
都心の気温が周辺に比べて高くなるヒートアイランド現象の緩和や景観対策を目的にマンションや商業施設などに普及しており、2004年までの累計施工面積に比べて25.9㌶増えた。


累計施工面積約128㌶のうち、屋上緑化は123.7㌶。
2005年単年で見ると約24㌶で、2000年単年の施工面積の約2倍になった。
建物の用途別では、トップは住宅・共同住宅(4.4㌶)で、次いで商業施設(3.7㌶)だった。
「環境対策を売り物にする所有者が増えている」(国土交通省)という。

今回から初めて調べた壁面緑化の施工面積は、2000年から2005年までの累計で4.6㌶。
2005年単年の施工面積は1.8㌶で2000年単年の施工面積の10倍以上になった。
「屋上緑化に比べて施工が難しいと見られているが、散水方法など技術開発が進んでいる」(同)としている。

調査は2005年末から2006年1月末にかけて全国の造園建設会社、総合建設会社(ゼネコン)など303社を対象にアンケート形式で実施。50.2%にあたる152社から回答を得た。

日経産業新聞より

投稿者 Melody : 2006年07月05日 11:59