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2006年11月12日

リサイクル率、鎌倉市全国一 環境省16年度調査

神奈川県鎌倉市が平成16年度ごみリサイクル部門の人口10万人以上50万人未満の全国市町村(事務組合も含む)の中で、全国トップだったことが環境省の調べで分かった。

環境省が6月、公表した16年度一般廃棄物の排出と処理状況調査によると、鎌倉市のリサイクル率は45.6%で、221団体(平均16.8%)の中で1位。
2位は東京都調布市42.9%、3位は横須賀市38.9%だった。
10万人未満は長野県坂井村90・5%、50万人以上は東京都八王子市24.3%がそれぞれトップ。
リデュース部門(1日1人当たりのごみ排出量)の50万人以上で、相模原市が967㌘で全国2位となっている。

鎌倉市は、分別収集したチラシ、カタログ、ノートなど混合紙でトイレットペーパー、樹木を剪定(せんてい)した葉や枝で堆(たい)肥(ひ)を作り市民に無料配布。
さらに一般廃棄物の焼却灰を溶融固化させて舗装タイルや石にしている。
最近までペットボトルの再生繊維を使用した事務・作業服を作るなど、再生製品を生産・普及して大きな成果を上げている。
このほか、小学生への環境教育や小中生のごみ減量化リポート提出、ごみ半減ニュースの発行など、ごみの発生抑制、減量化・資源化に向けた啓発活動に取り組んでいる。

産経新聞より

投稿者 Melody : 2006年11月12日 20:00