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2006年12月07日

【京都市】菜の花育て、ごみ減量を

住民や企業、行政などでつくる京都市ごみ減量推進会議が、市民らに菜の花を育ててもらうプロジェクトを進めている。

来春に開花した菜の花を集めるイベントを開き、使用済み天ぷら油の市民回収などをPRする。

京都市は廃食用油のバイオディーゼル燃料化を進めており、市内約80カ所の地域ごみ減量推進会議が使用済み天ぷら油を回収し、協力している。プロジェクトは廃食用油リサイクルの輪を広げようと、NPO法人(特定非営利活動法人)資源循環型社会推進機構が企画した。

菜の花は同会議メンバーをはじめ、市民や小学校、企業などの「菜の花里親」に届ける。
里親は用意されたプランターに4株の苗を植え、環境保全に向けた言葉を記したステッカーをはり、人目に付く場所で育てる。
11月から苗を順次配布しており、21日には上京区の室町小の5年生ら7人が10個のプランターに苗を植え、ステッカーに「植物は大切に!」などと書いて正門の近くに置いた。
プランター約300個分を配る予定で、来年4月に集めて菜の花畑を再現する。

同会議の山内寛会長代行は「食用油となる菜の花を楽しみ、廃食用油のリサイクルが広がる活動にしたい」という。

京都新聞より

投稿者 trim : 2006年12月07日 11:21