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2007年07月15日

【三重県四日市市】地域環境リーダー養成講座

環境活動の人材を育成する四日市市の「地域環境リーダー養成講座」(7月~2008年1月)が14日、同市の市環境学習センターで始まった。

14年目になる同講座は、四日市の環境問題を考える基礎として必ず「四日市公害」を盛り込んでおり、この日は受講生17人が学んだ。

市民団体「四日市再生・公害市民塾」の会員2人が、四日市公害の経緯や、土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄問題を説明。「公害は終わっていない」と力説した。
講師の一人、伊藤三男さん(61)は、ホタルとコンビナートの夜景を合わせたポスター作成や、職員の名刺に「過去には公害問題もありましたが――」と記す市の“イメージチェンジ大作戦”を取り上げ「公害の印象をぬぐうなら、フェロシルトや大矢知の産廃不法投棄で企業に厳しい姿勢を示すべきだった」と批判した。

受講した同市の女性会社員(50)は「こういう講座もしているのに、市の姿勢に矛盾を感じる」と話した。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2007年07月15日 14:00