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2007年08月02日

【沖縄県大宜味村】高校生自然環境サミット開幕

第8回「全国高校生自然環境サミット」が1日、大宜味村の辺土名高校(金城孝忠校長)で開幕した。

沖縄開催は初。
北海道や神奈川、高知など、環境科や環境コースを持つ全国の高校15校から約70人、2001年に環境科を設置した辺土名高校からも約30人が参加。
3日までの日程で自然と人間のかかわりについて考える。

開会式で実行委員会の神谷厚樹委員長(辺土名高3年)は「やんばるの自然を学び、各高校の周辺の自然環境について情報交換して互いに意識を高めたい」とあいさつ。

その後、一行は磯の生物採集と海岸植物の2班に分かれ、実習を開始した。
生物採集の班は辺土名高校前の海岸で岩を動かして生物を探し、ウニやヒトデを見つけると「見たことがない」と興味深げに名前を確かめた。
東京女学館高1年(東京)の岡部かすみさん(15)は「海の透明度で変わる生き物を理科の授業で勉強したが、本当だと実感した。生態系が東京と全然違う」と驚いた様子で話した。

参加者は期間中、マングローブ観察やカヌー体験などの実習、希少種の保護に取り組む関係者の講義を受ける。
最終日の3日は、体験を通して地元の環境学習に役立てる「環境宣言」を各学校でまとめ、発表する。

琉球新報より

投稿者 trim : 2007年08月02日 17:13