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2007年09月26日

相模原市名誉観光親善大使、片山右京さん冒険学校開設へ

元F1レーサーで相模原市の名誉観光親善大使を務める片山右京さん(43)が、子供たちの山登りや自然体験をサポートする「冒険学校」の開設を企画している。

障害児らを連れて丹沢山系や陣馬高原のハイキングを続けてきたボランティア経験から、自然や地球環境の大切さを学び、チャレンジ精神を培ってもらおうという狙いだ。

片山さんは、F1レースに6年連続して参戦し日本人最多出場を記録。
1999年のル・マン24時間耐久レースでは日本人初の総合2位に輝いた。
アルピニストとしても活躍し、ヒマラヤのマナスル(8,163㍍)など世界の高峰に挑んできた。

環境問題にも熱心で、2007年1月のユーロミルホー・ダカールラリーに出場して、世界で初めて天ぷら油のバイオディーゼル車で完走。
排ガスによる大気汚染問題など地球環境の大切さを訴えてきた。

同市に住んでいた小学3年から丹沢山系などの山登りをした体験から、毎年ボランティアで子供たちを連れて丹沢山系のハイキングをしてきた。
今年8月19日には同市藤野町の有志の協力も得て、3~16歳の親のない子や障害児と一緒に陣馬山へトレッキング。
2時間半をかけて山頂に到達し、達成感に喜ぶ子供たちを祝福した。

冒険学校はこれまでのトレッキングや環境問題への取り組みを生かして開設する。
都会の子供たちが森や川で遊びながら自然環境の大切さを学び、トレッキングを通じて自らの力で生き、難関に挑む気持ちを持ってもらう。
早ければ、来年夏に開設予定。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2007年09月26日 17:04