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2007年11月26日

包装材に植物樹脂(ヤマハ発動機)

ヤマハ発動機は二輪車の取扱説明書や小物部品の包装材として植物を原料とする樹脂を使った生分解性の袋の採用を始めた。

製品本体はリサイクル化能率95%以上を自主目標と設定しており、製品に付属する包装材でも環境に配慮する姿勢を示し、製品イメージ向上につなげる。

まず競技用二輪車用の取扱説明書と小物部品の袋から切り替える。
使用枚数は年約50万枚を見込む。
競技用車両は公道を走る一般車両のように取扱説明書を携行せず、開封した袋はすぐに廃棄する場合が多いため、採用を決めた。

新たに導入した袋は成分の約3割がトウモロコシ。
地中に埋めておくと約1年で分解される。
植物が成長過程で温暖化ガスの二酸化炭素を吸収するため処分しても大気中の二酸化炭素を増やさないとみなされ、従来の原料である化石資源の使用も抑制できる。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2007年11月26日 14:54