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2008年01月31日

再生紙偽装 環境対策費に10億円負担

再生紙偽装問題で、業界団体の日本製紙連合会(会長、鈴木正一郎・王子製紙会長)と製紙大手5社が31日、そろって会見し、消費者の混乱を招いた責任を果たすため、環境保全活動に今後数年間で総額10億円を負担すると発表した。

偽装問題で製紙業界は環境対策を軽視しているとの批判が強まったことから、古紙回収活動の支援などで信頼回復を図る考えだが、具体的な内容や各社の負担割合は決まっておらず、今後の検討課題とした。

活動費の負担を表明したのは、王子製紙、日本製紙、大王製紙、三菱製紙、北越製紙の5社。
製紙連と連名で「多大の混乱とご迷惑をかけた」との共同声明を発表し、改めて謝罪した。
鈴木会長は「(今回の対応が)市場の混乱を緩和するのに役立つならありがたい」と述べ、事態の収束に期待を示した。

再生紙偽装は大手5社を含む製紙連加盟の17社で行われており、鈴木会長は「残りの会社も社会貢献に参加するよう努力する」と述べ、参加を働き掛けていく考えを明らかにした。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2008年01月31日 23:26