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2008年01月04日

【京都府木津川市】使用済みの蛍光灯、リサイクルに

京都府の木津川市は4月から1年間、使用済みの蛍光灯をリサイクルに回す「蛍光灯の拠点収集」を、社会実験として市役所など市内4カ所で始める。

現在は「燃やさないごみ」扱いで、破砕して大阪湾で埋め立て処理しているが、蛍光灯には再利用できるガラスやプラスチックが含まれる一方、割れる際に有害物質の水銀も発生するため、分別処理に乗り出すことにした。

市は4月1日から、市役所本庁、加茂支所、山城支所の各旧町役場3カ所と、リサイクル研修ステーション(木津川市神田)の計4カ所の拠点に専用の「蛍光灯回収ボックス」を置き、市民がいつでも持ち込めるようにする。

持ち込みは、買い替え時の包装袋などに包んだ蛍光灯に限る。
市内の収集業者を通じて、蛍光灯リサイクル専門業者の工場(大阪市)で処理をする。

来年3月まで1年間続け、拠点回収でどの程度の量が回収できるかなどを把握した上で、収集方法や継続するかどうかを検討する。

市民は従来通り、月2回の「燃やさないごみ」に出したり、電器店に持ち込んでもよい。

蛍光灯の分別収集は、府中北部の9市3町で行っている。
山城地域では木津川市が初で、精華町も導入を検討している。

一昨年10月に分別を始めた京都市は、市内の約200の電器店や8カ所の市まち美化事務所に市民が持ち込めるようにしており、これまでに約30㌧が集まっているが、およそ95%までが電器店への持ち込みという。

京都新聞より

投稿者 trim : 2008年01月04日 16:02