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2008年01月20日

センター試験 地球温暖化など 環境テーマの出題が相次ぐ

20日まで行われた大学入試センター試験で、地球環境問題への世界的な関心の高まりを反映し、環境に関する出題が相次いだ。

地球温暖化や1997年の地球温暖化防止京都会議(COP3)のほか、バイオエタノールなど最近の話題からも出題された。

20日に行われた「理科総合B」は、第4問が「人間の生活と地球環境の変化」がテーマ。
地球温暖化による島しょ国の水没や台風や高潮被害の増加などほか、環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)による「生物のオス化」も題材となった。
また、「理科総合A」では、自動車燃料として需要が高まっているバイオエタノールや、ハイブリッドカーなどについて出題された。

初日の19日に行われた「地理A」の第4問は「地球的課題と国際協力」がテーマで、シベリアの森林伐採や中国の酸性雨、内陸の砂漠化などが題材になった。
小問で「持続可能な社会をめざす取組み」として、原子力発電ではなくリサイクルを正答とした。
同日の「世界史A」でも、チェルノブイリ原発事故(1986年)について出題された。
また、「倫理」では、「未来世代に対する責任の自覚と取組」についての選択肢で、COP3(出題では京都会議)や地球サミットが登場した。

京都新聞より

投稿者 trim : 2008年01月20日 23:24