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2008年01月27日

【岡山市】ESDフェス「二酸化炭素、出すのは人間」

環境省の「持続可能な開発のための教育(ESD)」推進事業のモデル地域に指定されている岡山市京山地区の市立京山公民館で26日、取り組み報告やリサイクル活動を紹介する「第3回岡山市京山地区EESDフェスティバル」があり、地域の子どもから大人まで、幅広い世代が集まった。

今後の課題を考える「京山ESDサミット」には、約150人が参加。
岡山市立津島小(同市津島本町)5年生は、地球温暖化対策として、二酸化炭素排出量を減らすため、マイバッグの使用や、電車を使った旅行などの実践報告をした。

児童からは「二酸化炭素排出量を減らすことで本当に温暖化は進まないのか」と率直な疑問も出され、環境省中国四国地方環境事務所の職員が「目に見える効果はすぐにはないが、取り組みを長く楽しく続けることが大事。二酸化炭素を出す生活をしているのは人間だということを忘れてはならない」と答える場面もあった。
発表した同小の木村紫玲君(11)は「いろいろな人の意見が聞けた。身近なところから二酸化炭素を減らしていきたい」と話していた。

また、会場では、家庭で不要になった食器類を持ち寄って交換するコーナーが設置されたほか、自衛隊による炊き出し体験もあり、「マイはし」と「マイ汁わん」を持参した参加者がおにぎりと豚汁を味わった。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2008年01月27日 15:58