« 【北海道】温暖化ガス減 官民競う | メイン | 産業クラスター計画、広域連携などで地域経済を活性化(関東経産局) »

2008年03月26日

CO2吸収能力高く 「サンパチェンス」拡販(サカタのタネ)

サカタのタネは25日、園芸植物の「サンパチェンス」を環境汚染物質の吸収能力が高い植物として拡販すると発表した。

二酸化炭素(CO2)や二酸化窒素(NO2)の吸収能力がほかの植物を大きく上回ることが分かったため。
2008年度は内外で前年度の2倍強の925万株を販売する計画だ。

サンパチェンスは2005年に販売を始めた園芸用の一年草。
暑さに強く、一株で最大1㍍近くまで大型化する。
一株あたりの価格は500円前後。
環境を前面に打ち出して、園芸用としてだけでなく、公園の植栽などとしての利用価値も訴える。

葉表面の気孔が大きいことから、光合成によるCO2吸収量が一株あたり770㌘とほかの園芸植物の4~6倍もある。
NO2は5~8倍、アレルギー物質のホルムアルデヒドも3~4倍吸収する。
葉からの水分の蒸散量も多く、夏場に気温を下げる効果が期待できるという。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2008年03月26日 11:50