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2008年03月04日

【青森県】G8機に関連産業PR

7月の北海道洞爺湖サミットを前に、6月にはG8エネルギー相会合が青森市で開かれる。

世界中の環境・エネルギー分野関係者が集まる機会だけに、青森県は「関連産業をPRする絶好の機会」ととらえ、「環境・エネルギー産業情報発信事業」(2120万円)を実施し地場産業の振興を狙う。
県は「成功事例を紹介してビジネスチャンスを生かしたい」と意気込んでいる。

会合前には、県内で進められている風力、バイオマス発電などの再生可能エネルギーの導入事例や、先端技術を紹介する記念国際フォーラムを青森市で実施する。
会場では外国語の展示パネルやパンフレットを用いて、県内の関連事業を世界に売り込むという。

エネルギー関連産業は現在、八戸市など県南地方が中心だ。
県はG8エネルギー相会合が成功すれば、県内全域で関連産業への注目が高まるとみている。
関心が高まったとしても一過性で終わらせないよう、会合後は津軽地方の地元商工団体などに働きかけてビジネスセミナーを実施し、新たな事業を発掘したい考えだ。

また、こうした県の取り組みを新聞紙上で情報発信し、県内企業や県民の間でエネルギー・環境分野に関心を高めてもらう。
県は「政府関係者や世界中の報道陣が集まるG8エネルギー相会合を成功させ、国内外の企業参入や県内への投資を促進したい」と話している。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2008年03月04日 14:30