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2008年03月13日

太陽光発電システム工場屋上で本格運用(イビデン)

イビデンの大垣中央事業場の太陽光発電システムが完成し、本格運用を始めた。

本社屋上に続く2番目の施設で年間発電量は64万7,000㌔㍗時。
研究等で使う電気をまかなう
二酸化炭素を年203㌧削減できると試算しており、環境対応を加速する。

大垣中央事業場はICパッケージ基板の主力工場。
その屋上に5億1千万円投じて太陽光発電施設を取り付けた。
使用した太陽電池パネルは3,234枚で、発電出力は600㌔㍗。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2007年度に採択した「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」のなかでは、トヨタ自動車の堤工場、Jパワー(電源開発)の若松総合事業所に次ぐ3番目の出力規模となる。

発電量自体は同事業場全体の使用量の1%に過ぎず、電気代の節減効果も年800万円ほど。
竹中裕紀社長は「環境に優しい工場づくりを目指し、今後もクリーンエネルギー導入を積極的に進めていく」と話している。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2008年03月13日 14:29