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2008年04月24日

バイオ燃料施設を視察(沖縄インダストリアルツアー)

東京に在任している南米や欧州各国の外交官ら14人が23日、沖縄県内の環境関連施設や中小企業を訪問する「沖縄インダストリアルツアー」(財団法人貿易研修センター主催)で宮古島に訪れ、バイオエタノール実証実験の関連施設などを視察した。

同ツアーは、日本駐在の各国の外交官らに日本の経済産業活動への理解を深めてもらうことを目的に実施しており、沖縄への訪問は二度目。
大使7人を含むアルゼンチンやオーストリア、ドイツなど計15カ国の外交官らが参加する。

一行は、同日、宮古島市下地の沖縄製糖宮古工場内や同市平良にあるバイオエタノールをガソリンに3%混合した燃料「E3」の製造施設を視察した。

バイオエタノール5%混合の「E5」を導入しているというポーランドのマルチン・リビッキ特命全権大使は「地元で作る農産物のサトウキビでバイオエタノールを製造し素晴らしい。原油高騰の中で石油に替わる燃料を議論しないといけない」と語った。

24日は、同市内の太陽光発電研究設備や地下ダム資料館などを視察後、沖縄本島へ移動し、中小企業を視察。
25日は県庁に仲井眞弘多知事を訪問するほか、糸満市の県平和祈念公園も視察する。

琉球新報より

投稿者 trim : 2008年04月24日 10:28