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2008年09月25日

屋上で育てたハツカダイコン

立命館大の学生たちが新しい農業ビジネスを目指して、京都市内の学校などの屋上で野菜を栽培している。

10月には、収穫したハツカダイコンをレストランで提供する。

びわこ・くさつキャンパス(草津市)を拠点に活動している学生団体「PNCI屋上農業事業部」。
屋上農業で新しいビジネスをつくろうと、大学から起業家支援奨励金を受け今春に事業を始めた。

京都市の協力で、中京区の市中央図書館の屋上を借りてプランターで賀茂なすなどを栽培している。
ハツカダイコンは出荷のめどが立ち、10月13日から1週間、立命館朱雀キャンパス(中京区)内の「Tawawa二条店」で、魚のグリルのソースなどにして提供する。

下京区の下京中では、授業の一環として特別学級の生徒と一緒に水菜を栽培しており、10月に一緒に収穫して調理実習で食べる。

今後も、品質の安定や栽培のための屋上を探し、野菜作りを楽しむなど新しいコミュニティービジネスとしての可能性を探る。
代表で政策科学部3年の森崎巨樹さんは「都市の屋上農業は環境にもいい。農業への関心も広げていきたい」と話している。


京都新聞より

投稿者 trim : 2008年09月25日 23:14