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2008年10月26日

第32回沖縄の産業まつり

「第32回沖縄の産業まつり」(主催・同実行委員会)の2日目の25日、会場の奥武山公園、県立武道館には71,000人が訪れた。
2日間の来場者は計112,000人だった。26日まで。

自社商品の認知度を高めようと積極的にPRする出展者。
来場者は、年々品質やデザインが向上する品物を手に取り吟味していた。
泡盛ブースも例年通りの人気で、食の安心安全やエコ関連展示も関心を集めた。

奥武山公園の多目的広場では、泡盛メーカー10社が出展。
泡盛の出荷量が伸び悩む中、展示方法に趣向をこらして自社商品をアピールした。


県酒造組合連合会によると、泡盛出荷量は2005年から3年連続で前年を下回っており、新たな顧客層、県外市場の開拓が課題となっている。

各社とも新商品をはじめ豊富な種類の商品を一堂に展示。
若者を意識したカクテル風の飲み方も提案するなど積極的にPRした。

忠孝酒造の宮里耕司営業部長は「違いを打ち出せる商品を開発し、差別化できるかがかぎだ」と話した。
久米島の久米仙の上原洋之営業課長は「スーパーに陳列する販売方法から、今後は飲食店などで取り扱ってもらうことが販路拡大につながる」と、県外量販店、飲食店向け営業にも意欲を示した。

リサイクル製品関連事業展では「県リサイクル資材評価認定制度」の認証を受けた業者らが出展。
家庭菜園人気もあり、トリム社が開発した、廃ガラスを利用した人工軽石「スーパーソル」に注目が集まった。
担当者は「環境を意識する人が増え、買い求める人が多い」と説明した。

JAおきなわのブースでは、本島各地のファーマーズマーケットなどから旬の農産物や農産加工品が集まった。
「食の安全・安心」への関心から、産地名を尋ねる来場者も多いという。
JA関係者は「地産地消を全面に出し、生産者の顔が見えるファーマーズをアピールしたい」と述べた。


沖縄タイムスより

投稿者 trim : 2008年10月26日 17:31