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2008年11月08日

CO2削減No.1は地産ポテチ

地球温暖化防止の取り組み内容を競う「CO2ダイエットコンテスト」の最終審査が7日、滋賀県長浜市の長浜ドームで行われ、グランプリに製菓会社「カルビー湖南」(湖南市)の「滋賀県にポテトチップス用の馬鈴薯産地をつくろう!」が選ばれた。

来年2月に東京で開かれるストップ温暖化一村一品大作戦全国大会(環境省主催)に、滋賀県代表として出場する。

コンテストは、同市で開かれていたびわ湖環境ビジネスメッセ2008の一環で、県地球温暖化防止活動推進センターが主催。

2回目の今年は、県内から19件の応募があった。
この日は選考に残った6件に取り組む企業や団体が、活動内容をプレゼンテーションし、審査を受けた。

カルビー湖南の活動は、同社の工場に入荷するジャガイモが北海道産から九州産に移行する6月は品薄状態になることから、この時期に収穫できるよう地元での生産を開始。
その結果、原料の輸送距離を大幅に短縮して、二酸化炭素の排出量を約15㌧削減することに成功したと発表した。


審査委員長の井手慎司・県立大教授は「CO2の削減だけでなく、地産地消を確立させるビジネスモデルとしても先進性がある」と講評した。

準グランプリには、草津市「小」エネルギー推進市民フォーラムの「ゴーヤカーテン事業」と県立大グリーンコンシューマーサークルの「エコ商品の普及・拡大活動」が選ばれた。


産経新聞より

投稿者 trim : 2008年11月08日 16:18