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2008年12月15日

関本“エココラボ”

阪神・関本賢太郎内野手(30)が、12月5日から公開されているディズニー映画「WALL・E(ウォーリー)」の公開記念企画に出演することが14日、分かった。

23日に大阪市内の劇場で行われるイベントなどに出演し、環境保全を呼び掛ける。

シーズン中にお立ち台から甲子園球場の美化を呼び掛ける関本に、世界のディズニーが白羽の矢を立てた。


人に優しく、地球に優しく――。
そんな思いが甲子園の枠を超え、地球規模へと広がった。
関本が世界のディズニーと強力タッグを組み、地球の美化活動に乗り出すことになった。

12月5日から公開されている映画「WALL・E(ウォーリー)」の公開記念イベントの出演者として、ディズニー社は、プロ野球界で精力的にエコ活動を行う関本に白羽の矢を立てた。
23日に行われる大阪市内の劇場でのクリスマス・イベント出演などで、地球の環境美化を訴える。

関本は、満塁弾を含む3安打5打点を叩き出した7月25日の中日戦(甲子園)でお立ち台へ。
その壇上から「ゴミを自分で持ち帰って下さい」とファンに球場美化を訴えた。

また、自身の似顔絵入りのゴミ袋作成を決めるなど、精力的にエコ活動を行っている
12日に行われた契約更改交渉では、沼沢球団本部長が、こうした活動に対する特別査定が加味される可能性を示唆するなど、その取り組みは球団内でも高い評価を受けている。

「ウォーリー」は、ゴミの大量放出により人間が住めなくなった地球を700年にわたって掃除し続けるロボットの話で、人間が住みよい環境を作り出すことの重要性を訴えている。
ウォルト・ディズニースタジオモーションピクチャーズジャパン・マーケティングマネジャーの市場友子さんは「こうしたことが現実に起こらないとも限らない。関本選手の子どもへ呼び掛けるコンセプトはディズニーが訴えたいこととまったく同じだった」と関本にラブコールを送った経緯を明かした。

関本はこの日、渡辺とともに滋賀県大津市の「琵琶湖グランドホテル・京近江」で行われた阪神航空主催のトークイベントに出演。
軽妙なトークで約40人のファンを喜ばせた。

また、来季に向けては安打量産を見据えてスピード強化に取り組むことを宣言するなど、さらなる進化に向けた秘策を明かした。

イベントの開催場所、時間などの詳細は、近日中に関本、ウォーリーの公式サイトで発表される。
「話をいただいた時にはびっくりした。僕が話すことで少しでも地球がキレイになるならうれしいです」。
聖地から大地へ、そして世界へ――。
“猛虎のエコ伝道師”が、ゴミにまみれた地球救済に立ち上がる。


デイリースポーツより

投稿者 trim : 2008年12月15日 16:16