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2009年02月06日

牛ケ淵を6年ぶりに大掃除

環境省は6日、皇居外苑濠(ぼり=お濠)の牛ケ淵(平均水深1.5メートル)の水を6年ぶりに抜き、「掻(か)い掘り」と呼ばれる大掃除を始めた。

お濠は合計12あるが、閉鎖水域のためハスが茂って水がよどみ、アオコの発生や悪臭が問題になっている。

牛ケ淵は上流にあるため唯一、水を抜いての大掃除が可能だ。
今月3日に水門を開放。
貯水量の9割近い2万立方㍍を下流に流した。


午前9時、同省の皇居外苑管理事務所職員ら10人が作業を始めた。
水深20~40㌢まで水が抜かれた濠に入り、底にいるフナやコイ、アメリカザリガニなどを網で捕まえた。
在来種だけは他の濠に放流する。

来月3日までに、ハスの根茎やゴミを除去し、6年前に駆除した外来種がどれぐらい生息しているか確かめる。
わき水の状況も調べ、他の濠の水質改善策に役立てる。


毎日新聞より

投稿者 trim : 2009年02月06日 13:08