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2009年04月22日

第18回地球環境大賞

埼玉県南東部に位置する人口約32万の越谷市に誕生した「越谷レイクタウン」。

第18回地球環境大賞を受賞した大和ハウス工業が手掛ける「自然と調和した街づくり」の取り組みを現地に見た。

都心から電車で約40分。
昨年3月に開業したJR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」(埼玉県越谷市)の周辺には豊かな自然が息づく。

大和ハウス工業が開発を進める分譲マンション(500戸)と戸建て住宅街(132戸)は、同駅から徒歩3分の場所にある。

そこでは二酸化炭素(CO2)の削減に向け、太陽や風など自然の力を最大限に利用している。
マンション屋上に1,000平方メートルの太陽熱パネルを敷設するなど、給湯・暖房用に最先端の省エネシステムを導入した。

同社が今回の開発で特に力を入れたのは、「風」の利用だ。
最新のシミュレーション技術で街全体の風の流れを解析し、それをもとに道路形状や住宅の窓の位置なども調整した。

また、街中に高垣と呼ばれる木の壁を巡らせ、冬の北風から室温が下がるのを防いでいる。
住む人がエコライフを意識しなくても自然と共生しながらCO2削減につなげている。


産経新聞より

投稿者 trim : 2009年04月22日 12:02