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2009年04月25日

4代目「しらせ」エコ満載

舞鶴市のユニバーサル造船舞鶴事業所で建造が進む4代目の南極観測船「しらせ」が25日、報道関係者に公開された。

5月に防衛省に引き渡され、11月に出発する第51次南極観測隊から運用を始める。

新しらせは2007年3月に着工。
昨年退役した先代しらせから南極観測支援の任務を引き継ぐ。
先代より一回り大きく、長さ138㍍、幅28㍍。
定員は255人。


環境に配慮したエコシップで、船内に廃棄物処理室を設け、汚水処理も行う。
また、氷海を効率良く進むため、船体には氷との摩擦を減らす新素材や、氷上の雪を湿らせる散水装置などを採用。
省エネ航行で厚さ1.5㍍の氷を砕きながら3ノットの速さで進める。

昨年12月から試験航海を重ね、現在は内装を急ピッチで進めている。
同造船のプロジェクト責任者、佃洋孝さん(53)は「嫁にだす娘に化粧を施しているような段階。自信を持って送り出したい」と話した。


京都新聞より

投稿者 trim : 2009年04月25日 20:33