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2009年04月01日

滋賀県初の大型野外フェス

T.M.Revolutionの西川貴教が、2009年9月19日(土)、20日(日)の2日間、故郷の滋賀県で県内初となる大型野外音楽フェスティバルを開催することが決定。

3月30日(月)正午から、滋賀県公館で行なわれた嘉田由紀子県知事との会見で明らかになった。

西川は2008年に「滋賀ふるさと観光大使」に就任し、「音楽を通じて地元にお返しがしたい」と話しており、その夢が早くも実現することになる。

この滋賀県初の野外フェス開催に際して西川は、「僕がイベントを立ち上げるなら、滋賀県民の皆様と一緒に協力して創っていきたい」と以前から語っていたことから、イベント・タイトルは一般公募で決定する。

そして、滋賀県民はもちろんのこと、県民以外も参加できる大型野外フェス実現を目指し、収益の一部は琵琶湖保全の活動資金として寄付されるという。


フェスの会場は、琵琶湖畔の草津市・鳥丸半島芝生広場。

ここは西川が小さい頃「母方の祖父とよく釣りにでかけた」という場所。
そうした思い出の場所でもある琵琶湖の生態系が変わりつつあることに危機感をおぼえ「もとの琵琶湖を取り戻したい」という想いも、今回のフェス開催のきっかけのひとつであったそうだ。

滋賀県は、昔から琵琶湖を通じていち早く環境保全を考えている地域。
その「エコ」のポリシーも取り入れたイベントとなる。
嘉田県知事も「エコに暗いイメージを抱いている人も、西川さんを通じて変わっていってくれれば…。一緒に盛り上げていきましょう」と西川の姿勢に協力的だ。

西川は以前から「滋賀で音楽イベントができれば」と願っていただけに、このフェスの開催に感慨もひとしお。西川自身が滋賀に住んでいた頃「地元で(生の)音楽に触れる機会がなかったので、今回のイベントで初めてライヴに来る人に新しい世界を見せてあげられると思う」と早くもやる気十分。

全国的にもレアケースである県の全面バックアップ体制のもと、2日間で合計3万人の動員を計画して行われるこの野外音楽フェスティバル。
西川は「琵琶湖を一望できる会場なので、まず、滋賀に来ていただきたい」「ゆくゆくは滋賀の名物になればと思う。地元に根付くことが目的なので、滋賀のみなさんにも協力していただきたい。滋賀県民ひとりひとりが“ふるさと大使”だと思うので、一緒に創っていきたいと思います」と意気込みを語っている。

出演アーティストは、滋賀にゆかりのあるアーティストや西川と交流の深いアーティストが登場する予定。
現在発表されているのは、西川がヴォーカルとして参加するバンド/abingdon boys schoolが19日に、T.M.Revolutionは20日に出演することが決定している。


BARKSより

【関連HP】広報誌 滋賀プラスワン1月号
2008新春対談「滋賀に元気の風を吹かせよう」
アーティスト 西川貴教さん × 滋賀県知事 嘉田由紀子


投稿者 trim : 2009年04月01日 10:28