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2009年06月22日

廃びんをケイ砂代替へ

東京都板橋区が独自に取り組む「その他の色のびん」のリサイクルについて、現在進めている土木資材への材料利用以外に、清掃工場でケイ砂代替として活用する検討を始めている。

再生材として需要が高い青や緑のびん以外の色もすべて利用できるしくみを模索し、資源の利用比率を高める考え。

また、材料利用についても、同区のガラスリサイクルシステムを他の自治体に導入してもらい、利用拡大によるコストダウンを図ることでリサイクルの高付加価値化をねらう。

清掃工場で発生する焼却灰をスラグ化する際に塩基度調整材として使用するケイ砂の代替として、廃ガラスを検討する。

粒度の検証などを行い、実際に利用が可能か検証していく。


同区のガラスリサイクルの事業スキームは、区が収集して分別したガラスびんをカレット化する業者に引き渡し、一次処理した後、「もみすり加工」によって角を落とし安全な素材として仕上げる。

それを資材メーカーに引渡し、アスファルトやブロックなどに製品化。
区の公共工事に製品指定で発注し、資源循環が完結する流れだ。
公共工事を行う際は、発注自治体の廃ガラスであることを証明するため、マニュフェストを発行する。

ガラスびんを加工する過程で発生する1㍉以下のガラスくずは、原料として塗料に混ぜて再生するゼロエミッション型のシステムを構築している。

現在では車道・歩道の整備など、大型公共事業にも実績を重ね、国の公共事業に使用されている製品もある。

その他ガラスの価値を高め、最終的には有価物にすることを目標としている。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2009年06月22日 17:29