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2009年07月31日

CO2を46%削減へ

トラック運送の沖縄日通エアカーゴサービス(毛塚修社長)とオーエーエス航空運輸(OAS航空、知念義仁社長)は29日、環境に優しい物流に取り組む企業を国が認定する「流通業務総合効率化計画」に県内で初めて認定された。

物流拠点の統合やトラックの大型化により、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)排出量を約46%削減する計画。

毛塚社長は「運送業にとってCO2削減は必要だ。企業イメージの向上になる。環境保護に貢献しつつビジネスにつなげていきたい」と述べた。

2社は那覇空港の新貨物ターミナル建設に伴い手狭になる流通拠点の整備のため、豊見城市与根に敷地約1万平方㍍、延床面積約4千平方㍍の新物流センターを建設中で、10月の完成以降、4物流拠点を統合する。

拠点の集約で輸送網も効率化される。

現在の4㌧トラックを順次積載能力の高い10㌧トラックに買い換え、ハイブリッド車などの環境対策車も導入し、CO2排出を抑える。

目標として2010年10月までに現在のCO2年間排出量215.1㌧を117.03㌧まで低減させる。

同計画は2005年施行の物流総合効率化法により、物流業務の効率化で国際競争力を強化したり、環境配慮型物流体系を構築したりする企業を認定する制度。

全国で127件が認定されているが、県内では認定企業がなかった。


琉球新報より

投稿者 trim : 2009年07月31日 10:44