« 蛍光灯の再生ガラス使う | メイン | 児童や住民ら、校庭に植え付け »

2009年07月11日

芝生化で運動量増えストレス減

小学校の運動場芝生化で、児童の運動量が増加したことが和歌山県教委の調査で分かった。

ストレス軽減や大人数で遊ぶ児童が増える効果もあった。

県教委健康体育課は「体力向上や人間関係形成に好影響を与える可能性がある」と期待している。


調査は2008年度に運動場を芝生化した8校の児童1094人を対象に実施。
ストレスや遊び、運動量など芝生化の前後で変化を調べた。
項目は学校によって異なる。

運動量測定は27人が対象。
低学年と高学年に分け、計測機器でカロリー消費量、歩数を芝生化前、2学期、3学期に調査した。

高学年の消費量は芝生化前に1,730㌔㌍だったのが、3学期には1,849㌔㌍に増加。
歩数も7,113歩から8,994歩に増えた。
2学期は歩数がやや減少したものの、消費量は増えており、思い切り走り回るなど活発な運動が増えているとみられる。

心理面にも大きな変化があった。
「イライラ」「抑うつ感」など芝生化前にストレスが高かった児童は、いずれの項目もストレスが軽減した。

運動場で、大人数で遊ぶ児童が増え、遊びを通して、人間関係が多様になり、友人関係の不安なども軽減した。

調査委託を受けた同志社大学心理学部の鈴木直人教授は「活発な運動が増えたことで、よく眠れるなど生活リズムも良くなり、心理面に好影響が出ている。全国では登校拒否がなくなった例もあり、今後もさまざまな角度から環境変化の影響を調査したい」と話している。

県教委は本年度も5校で芝生化を実施。課題となっている維持管理についても、国の事業を生かし、支援していきたいという。


紀伊民報より

投稿者 trim : 2009年07月11日 18:16