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2009年12月04日

「エコメニュー」

デンマークで開催される気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)に合わせて、横浜市中区のホテルニューグランドは7日から18日まで「エコメニュー」を提供する。

スカンディナビア政府観光局の要請で、老舗ホテルにふさわしく、かつ二酸化炭素(CO2)排出量の少ない料理を考案した。

「地場野菜の菜園風仕立て」「本日入荷の魚のココット(厚手のふた付き両手鍋)蒸し」「豚料理のバリエーション」「小田原ミカンのムース」の4品から成るランチ・コース。

タワー棟5階のフレンチレストラン「ル・ノルマンディ」で提供する。5千円。

フードマイレージ(食料の輸送距離)の短い横浜産や県内産の食材を主体にすることで、CO2排出量を削減。

火を入れる場合でも、ココットなどを用いエネルギー消費量を抑えた。
食品残さを減らすため、皮付きの野菜、豚の皮やのど肉なども使った。

八巻和弘シェフは「ニューグランドの伝統料理と“エコの要素”との両立に苦労した。CO2削減は時代の要請でもあるので、これを機に環境に優しい料理を継続的に追求していきたい」と話している。


神奈川新聞より

投稿者 trim : 2009年12月04日 11:29