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2010年01月07日

【エコシティー】栃木県

栃木県は1月から県庁で、午後6時以降に事務室などを一斉に消灯する「県庁ライトダウン・デー」を月1回のペースで実施し始めた。

全県民が地球環境問題に取り組むことを目指す「とちぎ環境立県戦略」の一環。

県庁が一斉消灯によって自ら電力を節約し、温暖化ガスの排出抑制につなげる姿勢を示す。

6日が始めての実施日となった。


一斉消灯を実施するのは毎月の第一水曜日と、環境省の呼びかけで全国一斉消灯が行なわれる夏至の日とクールアース・デー(7月7日)。
祝日が重なった場合は実施しない。

県の各部署に配置した「率先実行計画推進員」が職員全員の退庁を確認した後、午後6時に消灯する。

一斉消灯を年間14日実施したとすると、県庁新庁舎だけで消費電力量を16,954㌔㍗時、電気料金では187,681円を節約できて、二酸化炭素(CO2)の排出量を7.2㌧削減できると試算している。

県が排出する温暖化ガスは要因の約6割を電気の使用が占めているという。
県はライトダウン・デーの実施を「とちぎ環境立県戦略」のリーディングプロジェクトの一つに位置づけている。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2010年01月07日 15:14