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2010年03月29日

バイオマス施設に3千万円出資

沖縄振興開発金融公庫、(那覇市、金井輝久理事長)は3月2日、新事業創出促進出資業務の一環として、バイオマス再資源化センター(うるま市、前堂正志代表)に3,000万円出資したと発表した。

経営基板の安定化を図ることで、県内のバイオマス資源の活用、環境やCO2排出量削減への寄与、新たな地域産業の創出などを支援する。

バイオマス再資源化センターは、木質系産業廃棄物の燃料ペレット化事業を展開。
年間2万㌧を生産できる国内最大規模の製造ラインを持つ。

燃料ペレットは沖縄電力の具志川発電所などで石炭と混ぜ、発電燃料として利用されている。

出資後の資本金は7,800万円となり、今後は汚泥などのビジネス活用についても研究を進めていく方針だ。

公庫の新事業創出促進出資の実績は2002年度からの累計で40件、9億8,180万円となった。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2010年03月29日 11:22